「連理返り」 研究塾 へ 「ようこそ」
   連理返り研究塾へようこそ!
少し「こだわり」編  「連理返り」の知識編ではさらっと流したが、実際に作ってみると苦労するところを少し解説したい。
解説する項目
 知識編では、人形が飛び越しする方法には、「そのまま型」と「回転型」があり、人形同士を糸で結めば「回転型」、糸を外すと「そのまま型」になる、と解説した。
    そのまま型            回転型

   
 
 実際に作ってみると、「回転型」はうまく動
するが「そのまま型」は人形がひっくり返って動作が続かないという場面に遭遇する。
 仰向けにひっくり返る        うつ伏せになる
 

   
 動作に水銀を使っている場合は、水銀の流量を制御して人形がひっくり返るのを防ぎ易いが、鋼球の場合は、特に制御機構がないのでひっくり返るのが顕著になるのかもしれない。 「回転型」に限定して「連理返り」を作ってもいいのだが、200年前の人が「どちらもできる」と言っているので、両方とも安定して動作するような「連理返り」にしたい。  
   ゴムなどのブレーキ機構をつけるのも一方法だが、機構の安定性に欠けるので力学的に対処したい。  
ひっくり返る原因の考察
    結論から言えば慣性力の影響によるものである。

 引合棒の回転により人形には横方向の引張り力が作用する。ある時点でこの引張り力は下方向に変化するが、人形に与えられた横方向の移動する力は、慣性力により継続する。
 これにより、人形は引合棒の取付け部を中心として回転する。

 丁度、行き過ぎた状態で着地をすると「仰向け」にひっくり返り、人形の重心位置や着地時の反動により逆になる場合は、うつ伏せになる。
必要な対策
 人形を動きにくくするためには、重量を増やすことが考えられる。「回転型」の回転モーメントを考えた重量配分を検討するのが良い。結論としては、重心位置を回転中心に近くして、慣性力による人形の回転モーメントを小さくしてやることである。
 人形の構成のうち、重心位置に顕著に効くのは「頭」と「足」と「はかま」である。これらをバランスさせれば、「そのまま型」、「回転型」の両方を満足する「連理返り」が構成できる。
 また、人形を少し前かがみにしておき、慣性力により人形が直立するように考えることもできる。
対策をおこなった人形の例          

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