心に潤いを与える、選りすぐりの「からくり」をあなたに!! 
    からくりを作ろう研究会・からくり研究塾・からくり塾 
 
「からくりを作ろう」  研究会
トピックスのデータ・ベース
H29.9.24 少し前になるが8月23日に夏の恒例行事、読売テレビの「第40回鳥人間コンテスト2017」が放送された。
 今年は第40回という節目の大会であったが、それにふさわしく「バードマンハウス伊賀」というチームの渡邊悠太さんが40Km完全飛行という新記録で優勝された。見るからに精巧そうな機体や風にも恵まれたところがあったかもしれないが、余裕すら感じながら飛行される様子を見て、これからの各チームに大きなインパクトを与えたに違いない。
 鳥人間への挑戦という「映画トリガール」も見てきたが、人間をエンジンとして活用し、パワーと持久力をつけるため、パイロットの方々は死に物狂いで訓練を重ねるのがこれまでのやり方であった。「映画トリガール」も例外ではなかった。勿論、今回優勝された渡邊さんも必死で訓練をされたようだ。しかも機体を作りながらである。このハンディーを抱えながらも、あの涼しげな飛行姿勢はどういうことなのだろうか。
 渡邊さんは大学時代からこのコンテストに参加しようと努力をされたようだが書類審査でパスせず、参加できなかったようだ。それにくらべ多くの大学チームは、新素材と航空力学を駆使しながら航続距離を伸ばそうと努力をしてきた。失礼だが、途中で我々見る側ではコンテストの意義すら見失いかけたこともあったように思う。ところが、各チームの努力によりこの40回大会を経て新しい時代が開けたように思われる。
 40Kmならあんなに苦しくつらい思いをせずに飛ぶ効率的な飛行スタイルを作り出してもらいたい。そして「おしとやかなトリガール」が40Kmを飛行できる、というようなことになればいいなあと思う・・・。
「おしとやかなトリガール」は別としても今後のコンテストが大変楽しみになってきた。各チーム頑張れ・・・。
H29.8.22 夏休みの終わったサラリーマンが本格的に始動を始めたようだ。高速道路も通勤ラッシュが戻ってきた。
 我が家にも夏休みを利用して孫が来てくれたが、今年は遊ぶものを準備していなかったので「つまらん」と大いに怒られた。
 からくりを考えておもちゃを作ってやりたい気持ちもあるが、なかなか面倒だし、かくれんぼ等は隠れる場所によっては大いに喜ばれるが、こちらの体力がもたない事もあり、孫を喜ばせるのも大変である。
 そうはいっても遊びに来てくれるのだから、何か考えなくてはならない。ハード的なものは手間のわりにわりと喜びが長続きしないようなので、ソフト的なもの、つまりコンピュータゲームで面白そうなものを作ってやれないかと考えた。
 しかし、気の利いたコンピュータ言語を知っているわけでもなく、知っているのは、昔、少しやったBASIC位なものである。これを使って考えることにするかと知人に相談すると、今はやりの子供向けプログラムを使ったらどうかと提案してくれた。WEBで調べると5つ6つの方式がすぐに出てきた。そのなかで割と手軽そうな「Scratch(スクラッチ)」という言語の説明を見た。これはマサチューセッツ工科大学MITメディアラボというところが開発したもので、日本語にも対応している。
 操作命令が入っているブロックを積み重ねてプログラムを作成し、それに基づいて動物などのキャラクターを動かすことが簡単にできる。キーボードとのリンクもでき、シューティングゲームなどもできそうだ。プログラムの使い方は、「Scratch」のWEBサイトに行き、名前やパスワードを入力して登録をすれば使えるようになる。
 子供のプログラム教育が盛んに言われているが、この言語を使うことによってボケてきた自分の頭の体操にもなるし、面白そうなゲームができたり、ゲームを一緒に作るなどすれば子供にも喜ばれ大人も楽しめるのではないだろうか・・・。
こういうプログラムはこちらで先に用意しておくのではなく、共に作っていくというのが良いように思える・・・。
H29.7.6 先般行われた、「海上のF1レース」ともいわれる世界最高峰のヨットレースの第35回アメリカズカップにおいて、「足こぎヨット 手動を圧倒」 という記事が載った(朝日新聞6月28日(水)。
 記事を読んでみると、ヨットを操作する力に油圧を使った操作機構を使い、その油圧を発生させるために、ほとんどのチームは手でポンプを回しているが、ニュージーランド(NZ)のチームは足こぎでポンプを回すようにしていて、そのNZのチームが圧倒的な速さでアメリカの防衛艇オラクルを通算8勝1敗で破って優勝した、ということが書いてある。
 前回の大会でヨットが水中翼を使って浮き上がるのを見てびっくりしたが、ヨットがどのような「からくり」になっているのか、WEBで「日本オラクル特集記事」というのを読んでみると、これはすごいハイテク構造になっているようだ。
 ヨットがカーボン製で軽量化されていることは勿論だが、ヨットのセールは初めから飛行機の翼のような断面になっており、揚力を発生しやすくしている。飛行機の場合は、上方向への揚力だが、ヨットでは風にもよるが進行方向に対し斜め横方向の力となる。そして横方向の力を船底から出すボードでキャンセルし、前方向の力を取り出すというものである。帆には必要に応じフラップ等もついているようだ。
 ヨットは風の方向が大切であり、風の動きを読むことが大切になる。また、ヨットの操作そのものも帆の角度、高さ、船のバランス、水中翼など様々な要因がある。これらを総合的に適正化して目的とする走りが出てくることになる。ヨットには1000個にもなるセンサーがあり、これらを支える制御システムが重要になる。このためオラクルは航空機メーカーエアバスをパートナーとしている。
 走っている船だけでなくレースコース全体を含めた総合的なヨットレースとしてさらに進歩していくのだろう。帆に風を受けてスーと走る昔ながらのヨットもまたいいものであるが・・・。
田舎に帰った時、ヨットに載せてもらうことがある。音もなく動くのは気持ちが良く、波がピチャピチャ寄せてくるのも又楽しい。
H29.6.5 急に夏になったような感じである。こういう時は熱中症に注意が必要である。
 今日は久しぶりに囲碁AIの話。朝日新聞H29.5.28(日)の新聞に「囲碁AI、最強棋士に全勝」という記事が載った。
 囲碁の世界最強棋士と人工知能(AI)が戦う三番勝負で、米グーグル傘下の英ディープマインド社が開発したAI「アルファ碁」が中国の柯潔九段を破り、3戦全勝した。着手の多さから囲碁はAIにとって最難関とされていたが、チェス、将棋に続いてAIが完勝し、1対1のボードゲームでの人間対AIの戦いに決着をつけた、という記事である。 
 ディープマインド社は「これを最後に人間との対局を終え、今後はアルファ碁の技術を生かして「汎用AI」の開発を加速させる」とした。囲碁AIを劇的に進化させた「ディープラーニング(深層学習)」の技術は進化のスピードが速く、現地で解説した大橋拓文六段は「アルファ碁の1年は人間の100年に相当する感じ」と言われたそうである(朝日新聞6月1日(木)夕刊)。
 アルファ碁は高段者の棋譜を読み込み、各局面に応じた好手を学習するが、教材が足りず、アルファ碁同士が自己対戦を繰り返して能力を高めたそうだ。この棋譜50局が公開され、棋士の理解を超える着手の連続に碁界は驚いている、と報じられている(朝日新聞6月2日(金))。
 今後、AIはディープマインド社だけでなく、いろいろな企業で実用化が図られるだろう。
 その一つがソフトバンクが発表した「新卒採用 AIが書類採点、合否は人間が判断」(朝日新聞5月30日(火)の記事である。これによれば、AIには日本IBMのAI「ワトソン」を使うそうである。エントリーシートの設問は記述式で、昨年12月以降に人間がつけた高い評価、低い評価約1500人分を学習させ、AIが3段階で評価するらしい。記述式の採点は、採点者により「バラツキ」が発生する恐れがあるので、これが少なくなるという期待もあり、効率化とともに注目したい。
今月は将棋の藤井聡太四段が圧倒的に人気だった。人間の魅力を感じさせてくれる出来事だった。相手の人も強かった。
H29.4.23 桜前線が近畿を通過し、今は東北、北海道付近らしい。季節の移ろいは早いもので、もう街路樹は新緑の装いになっている。
 学生時代のメンバー8人ほどが先日京都に集まった。桜や新緑の時期が多いが、去年は醍醐寺の桜で、小生が企画した。が、見事に雨にやられた。酒を飲まない小生は騒げる酒席を用意していなかったので遠くから来た連中にとっては特に「イマイチ」だったらしく、今年は、酒の好きなメンバーが食事と酒席を2つ用意してくれた。食事はみんなで、酒席は酒を飲みたいものだけ・・・という計らいだった。
 天気は残念ながら今年も雨だったが、時期的に満開とぴたりとあったせいか今回の京都植物園の桜は雨でも本当に素晴らしかった。小生も何回か見ているが、今年は特に良かったように思う。植物園の外、鴨川沿いの「半木の道」の枝垂れ桜もトンネルのようできれいだった。
 植物園の桜をバックに外国から来られた花嫁さんだろうか、ウエディングドレスに着飾った姿で、あるいはまた旦那さんと一緒になど、カメラマンやアシスタントさんが花嫁を守るようにして写していた。京都駅の近くの鴨川の桜の下でもウエディングドレス姿の花嫁がいたが、どちらも雨も気にならないかのような雰囲気であった。
 会合は京都駅集合だったので小生は阪急電車と地下鉄で京都駅をめざしたが、途中で思わぬ出来事が待っていた。
 予定より1台前の電車に座れた。小生の横には外国の若い青年が座っていた。中国の人か、韓国の人か、台湾の人か、わからない。ただ、散髪したてのようにすっきりとした頭であった。
 電車は途中で人が増え、多くの人が立っていた。京都への中間点ぐらいの停車駅でさらに多くの人が乗ってきた。そして電車の戸が閉まるやいなや、その青年は手にしていた「スマホ」をシートに置き立ち上がった。そして反対側の戸の付近に立っていたおじいさん(おじいさんと呼ぶには少し若かったかもしれない)人に向かって「IS OK?」(と言ったように思う)と声をかけた。そして座席を指さした。青年の席の前に立っていた女子学生は、一瞬何が起こったかが分からず、青年が「スマホ」を忘れて席を立ったと思って後を追いかけようとした。その時そのおじいさんが「THANK YOU」、「THANK YOU」と言いながら座席へやってきたので、「スマホ」は無事青年に渡された。
 それから後も電車は何事もなかったかのように走ったが、小生には「勇気のある人だなぁ」という思いが浮かんだ。以前、JRのどこかの駅で外国から来た人が人を助けようとして一命を落とされた事故があったことを思い出した。海外の人はこういうことを躊躇なくするんだろうか、という思いと自分にはなかなか「そういう勇気を持てない」という思いが交錯した。英語がうまくないので彼に話しかけることはできなかったが、多くの人が彼に感謝と勇気を称える気持ちを持ったことだろう、と思う・・・。 
雨でも心洗われる出来事がある。忖度の必要もない自然な出来事である。簡単だがなかなかできない出来事である。
H29.4. 2  最近、「囲碁AI」に関する記事やその「囲碁AI」が強くなったという記事を目にすることが多い。
 3月23日の朝日新聞によれば、3月19日に電気通信大(東京都調布市)で行われた「第10回UEC杯コンピュータ囲碁大会」で中国の世界的IT企業・テンセントが開発した「絶芸」が優勝したことが載っている。大会には、日中韓米仏、台湾の30ソフト が出場したそうだ。日本の「DeepZenGo」(以後「Zen」と書く)という強いソフトは残念ながら準優勝だったらしい。驚くのは優勝した「絶芸」の開発の様子である。開発期間は1年、開発チーム約10人の技術者は囲碁のルールを知らなかったということである。プログラムの構築には今はやりの「ディープラーニング」が使われている。
 3月30日の朝日新聞には、3月21日から23日まで大阪で開催された、囲碁AI 「Zen」が日中韓のランキング上位の囲碁棋士と共に戦う「ワールド碁チャンピオンシップ」(WGC)の様子が載っている。
 結論から言えば、優勝者は韓国ランキング1位の朴廷桓九段で、3戦全勝で優勝した。囲碁AI「Zen」は惜しいところもあったようだが1勝2敗の3位であった。日本の井山裕太六冠は「Zen」に敗れ4位となった。
 その井山六冠と「Zen」との戦いの様子が3月30日のテレビ、BSジャパン(7チャンネル)で放映された。解説は大橋拓文六段、聞き手は下坂美織二段であった。
 解説によれば、人間なら普通こう打つのが多いが、「囲碁AI」はそういうことを気にせず、パターン認識を織り込んだプログラムの影響か盤全体を見た打ち方をすることが多い、などの話が聞けて面白かった。勿論人間もそういう見方をしながらも着手は現在の課題をクリアーする打ち方に傾くということで、「囲碁AI」は自分の勝ちを目指すプログラムを優先するということなのだろう。
 実は強いと言われる「囲碁AI」は「ディープラーニング」という過去の棋譜をどんどんデータ化し資料として取り込み、その中から勝つ為のアルゴリズムを「囲碁AI」自身が生成するということを行っている。以前ならば勝つ為のアルゴリズムはプログラマーによって作られていたので囲碁ソフトの能力はプログラマーの囲碁の実力に影響されていたのである。
 このため新たな課題も出ている。「囲碁AI」がどのような思考のもとに手順を繰り出してくるのかがわからないのである。囲碁ならば強い、強い、と言っていてもいいとは思うが、これがほかの重要なプログラムの世界であったらどうなるか、である。3月23日の新聞には「思考の可視化」の研究も進んでいることが書かれている。今後AIの発展とともに注意しておく視点だと思っている・・・。
 AIに仕事を奪われるのではないか?という話をTVでやっていたが、AIを活用する視点から自分の立ち位置を考え、今から努力することが重要だ・・・という話をコメンテーターが若い人に言っていた。外山滋比古さんが言われるグライダー型人間ではなく飛行機型人間が重要になるということだろう。
H29.3. 6  最近、”にわか「甘酒作り」見習い”になった。 
 小さい頃、田舎で暮らしていて、自家製の甘酒を飲んだり、「ひしお」という味噌なども食べていたせいか米麹に親しみを持って
 いる。2年ほど前に散歩のコースに酒屋があり、「甘酒あります」という看板が目につき気になっていた。ある時その甘酒を買っ
 て飲んだところ、「本当に甘くおいしく」、はまってしまった。
 その後散歩のコースを変更したのでそのお酒屋さんからは遠ざかったが、甘酒は思い出すたびに百貨店等で買い求めていた。
 最近になって近所のスーパーでもおいしい甘酒が販売され便利になっていた。ところが、健康食品として大ブレークしたせいか
 今年になって「売り切れ」が多くなり買うのが難しくなった。小生は、お酒は飲まないが、酒の肴等に好きなものがある。例えば
 「イカの塩辛」である。小生のは「イカの麹付け」でワタの代わりに米麹を使ったもので、思い立つと適当に作っている。
 そのため米麹を買うことも多く、甘酒を自分で作ろうと思い立った。甘酒を作る機器を買えば温度管理など作業は簡単だが、
 また甘酒が販売されるようになったら恐らく作るのはやめてしまうだろう。何か我が家で余っているもので使えそうなものはない
 かと探した。 
 温度保持の状態をテストすると、持っている魔法瓶は案外短時間に温度が下がる。1リットル卓上ポットは案外よさそうでこれを
 使うと決めた。出来上がるまでに8時間前後かかるとすると2〜3回は温めなおす必要がある。入口が直径40mm程度と小さい
 ので甘酒の出し入れは大変である。そこで袋を使うことにした。料理用のジッパーが付いた摂氏100度C程度まで使えそうな袋
 を見つけた。これを筒状にクルクルと巻きポットの中に入れ、口を広げてそこに甘酒を押し込む。袋の縦方向はポットの深さより
 大きいことが必要である。出す時は狭い口で袋の中の甘酒の水位が上昇するので、作れる甘酒の容量は500cc程度になる。 
 甘酒を作るごはん100グラム(200ccの水でおかゆにする)、残りお湯100cc、米麹100グラム、これらを摂氏60度C程度に
 調整したのを袋の中に押し込んだらその周りに摂氏65度Cまでのお湯を注ぐ。そして袋の中の甘酒を棒でかき回す。これを今
 の気温で3時間程度経過したら、ポットからお湯だけを取り出し温めなおす。それを再びポットに入れる作業を3回ほど行い、
 甘さを確かめて終了、甘酒をポットより取り出せば出来上がり。使用した袋は廃棄し、次は新しい袋を使えば、作業が簡単で
 ある。後は冷やして冷蔵庫に入れて保管(と言ってもすぐに無くなる分量であるが・・・)市販に負けない甘さの甘酒ができる。
 不精な小生でもやれる程度の作業であるが、家内に頼んでも作ってくれそうにないので、入手困難が続けば、しばらくは自分
 で作る必要があるかもしれない・・・。
 やはり甘酒の入手は難しくなっている(特に何もしていないが・・・)。自分で作ることにするか・・・?
H29.2. 7 年明けから変な話で恐縮だが、人間の災難はどこに転がっているかわからない。
 昨年、年末27日に風呂で転倒し、顔面を浴槽の淵にしたたか打ちつけた。風呂の温度を43度にして温まって風呂から出た
 とたん失神してしまった。ヤバそうだったのでかがもうとしたところから気を失った。そして歯の前面上下を打ち付けた時に気
 が付いた。
 鏡を見ると歯が折れ、唇の一部が千切れ、口から血が噴き出している。「やった・・・」と思う間もなく、家内がとんできた。大き
 な音で気づいたようだ。「救急車を呼ぶ?」と聞いたが冷たい水で口をゆすいでいたら血も止まってきた。「年末に救急車か・・
 ・?」ということも頭をよぎり結局頼まなかった。 
 夜中は歯茎がうずき、あばら骨・背骨も痛くなってきた。半分夢うつつの中で、顔が浴槽に当たってからの力の伝達を考えて
 いた。あばら骨や背骨の痛みも力の伝達順序である。これからすると「むち打ち症のような状態も出るかもしれん」と頭もでき
 るだけ動かさないように気をつけた。
 翌28日、まだやっているだろうと「かかりつけの歯医者さん」に急いで行ってみると「正月休暇のため年明け5日までお休み」
 という看板がかかっている。「しまった・・・」と思ったがしかたがない。他の歯医者さんにあたってみた。今からでも大学病院へ
 行った方がいいと勧めてくれたが、とにかく応急処置をしてもらった。口の内側に歯が傾き、上下の歯が当たって痛くそのため
 奥歯が全く噛めない。前歯を手前に引っ張って奥歯が何とか当たるようにして、そこで前歯を接着剤で引っ付けたようだ。唇の
 手当はない。これで様子を見ることにして、痛み止めと化膿止めの抗生物質、うがい薬をもらって帰ってきたが、これはありが
 たかった。
 その日から我が家に歯医者さんが開業した。上も下も歯がグラグラしているので歯茎の治療薬を買い、朝昼晩と塗る。歯の中
 を消毒するためうがい薬や涙が出るほど痛いが歯磨きをする。口内炎にならないよう口内炎用の薬をつけビタミンBの薬も
 飲む。こういうことを5日まで続けたら変なしびれや痛みもなく何とか落ち着いてきた。
 歯医者さんに行って、早速脳神経外科の医者を紹介してもらい異常がないことを確認してから治療が始まった。1か月ほどし
 て治療はまだ続くがやっと落ち着いてきた。
 今まで他人事と思っていた浴室暖房機をつけ、風呂の出入りをゆっくりとするため風呂蓋を半分は閉めておくなどの対策を講
 じることにした。顔がはれて自分ではないような顔も元どうりになった。当たる場所次第では大変なことになっていたと反省し、
 いろいろな場面で今後は注意したい。
相変わらず歯医者さん通いは続いているが先日は1時間半という治療時間には参った・・・。
H29.1. 1 明けましておめでとうございます。
 偶然、外山滋比古さんという方の著書「思考の整理学(ちくま文庫)」を知り、読んでみた。
 人間には受動的に知識を得るいわばグライダー能力というものと自分で物事を発明、発見するいわば飛行機能力というものがあり、学校で訓練されるのはグライダー能力であり、引っ張られるままどこへでもついていくことが評価される。これも大切であるが、新しい文化の創造には自分の力でどこへでも飛んでいける飛行機能力が不可欠である。コンピューターという優秀なグライダー能力が現れた現在、自分で飛べない人間はコンピューターに仕事を奪われるのではないか、というようなことが冒頭に書いてある。
 グライダーにエンジンを搭載するにはどうしたらいいのか、学校も社会も考える必要がある、として我々の日常の事例をひきながら考え方が述べられている。
 本が発行されたのは今から30年ほど前であるが、現在の課題が見事に抽出されている。
 前回、このトピックスに掲載した「東ロボくん」を研究されている、国立情報学研究所の新井教授が言われている 「人間こその力を磨け」 にも相通じるものがある・・・。
 AIやロボット、IoTなど今年もいろいろな技術革新の話題が出そうに思います。今年もよろしくお願いいたします。  
早いものでもう1か月が過ぎた。今年もあっという間に12月が来そうだ・・・。
H28.12.4 今、関心のある言葉に人工知能(AI)、機械学習、ディープラーニング(深層学習)等がある。車の自動運転や将棋・囲碁ソフトなどでもおなじみである。
 1か月ほど前、朝日新聞の「AIと生きる 耕論」というページに「東ロボくん」の記事が載った。
 AIプロジェクト「ロボットは東大に入れるか」の「東ロボくん」の研究を行っている国立情報学研究所教授、新井紀子さんへの取材によれば、「東ロボくん」は高校3年生の上位2割ほどの実力があるが、東大合格は無理だとの結論になったようだ。
 理由は、「東ロボくん」が言葉の意味を理解して解答しているわけではなく、過去のデータを蓄積し、目的に合致しそうな法則を得て、その法則(アルゴリズム)により出す内容が答えであるからだそうだ。「暗記もん」と言われる過去のデータが生きる学科は強く、「意味を理解しながら」解答する学科は弱いようだ。
 また、下旬には、「教育」欄に新井教授の「AIの弱点は意味の理解」という寄稿が掲載された。
 これらによると、常識的な内容を活用しながら想像を膨らましていくことでは、コンピューターは人間にはかなわないようだ。だからこれからの人間は、特に、人工知能の強いところを活用しながら、創造的な能力を発揮していくことが求められる。新井教授等の調査によれば、受験生の中には意味を理解しないで解答をしている人もいるようなので、将来、仕事をコンピューターに奪われないためにも「人間こその力」を磨く必要があると言われている。
 11月24日に趙治勲名誉名人と国産の囲碁AI「Deep Zen Go」との囲碁電王戦の記事が載った。結果は趙名誉名人が2勝1敗で勝利した。対局後趙名誉名人は「人間の感覚とは違う打ち方で、それでいて悪くない」と言われたそうである。
 この話にしても、今後いろいろな面で人工知能をうまく活用するということが必要である、ということだろう。
 少しは機械学習やディープラーニングについて理解したいものだと思い「何とか入門」という本を読んでみたが、小生にはよく分からなかった。例えば機械学習であれば、一般論とそれがどのような仕組みであり、それをどう構築するか等が自分の中でうまく整理できていないためだと思われる・・・。
20年程前に「脳の情報システム(啓学出版)」という人工知能を紹介した本を買ったが、それ以来我が頭は「遅脳」のままである。
H28.10.23 車で3時間ほどの田舎に我が家の跡地がある。ただ土地があるだけだが、子供の頃遊んだ思い出の土地でもあり、先祖から受け継いだ土地なので処分せず、業者さんに頼んだり、時々家内と2人で草刈りをしてメンテしている。 
 この7月に行った時は散々な目にあった。軽い熱中症にかかったらしく、しんどくて何もできず、持っていたお茶とポカリスエットで何とか事なきを得た。しかもエンジン式の草刈り機の調子が悪く、調べたら燃料パイプがはずれ、ガゾリンを腰から下にかぶることになった。火の気が無かったからこれも大事にならずに済んだ。 
 そこで電動式の生垣トリマーを使って草刈り機らしきものを作った。市販品もあるようだが小生の機械のメーカーは草刈り機への使用を禁止している。草を噛み込んだ時の処理などが危険であると考えられるからである。小生もその点に注意して安全装置などを無視しないようにして草刈り機を作った。
 ベースは事務用の椅子である。椅子の回転と上下機構を活用し、アルミのパイプを伸縮できるように椅子に取り付け、先端に生垣トリマーをぶら下げた。草を刈りたい場所に平らな板を置き、そこに滑らないよう足の部分にゴムを付けた椅子を置き、椅子に座って高さを調整し、生垣トリマーを遠隔操作でスイッチをいれ、椅子を回転すれば自分は座っているだけで草が刈れる。しかもスライド棒を伸縮させ草刈りの範囲をそのまま広げることが出来るという「からくり」である。暑ければ椅子に日よけ用の傘を取り付けて熱中症を防止するという「からくり」も準備しておいた。
 一応、考えたように作動した。ただ、7月に草を刈らなかったので草が大きく硬くなり、思うような速度での草刈りは無理であった。従来の草刈機も必要であることも分かった。自然に対抗するつもりはないが、たかが草刈りと思っても大変なものである。やはり自然は強い・・・。
家内から自然には勝てないから・・・と言われるが、いろいろ試みることに楽しさがある。ただその体力が弱ってきているのも事実である・・・。
H28.9.23 8月の終わり31日に、恒例の「2016鳥人間コンテスト」が読売TVで放映された。
 それぞれの種目別に、それぞれの人が、チームが、1年間頑張ってきた成果を見せてもらえるのを毎年楽しみにしている。
 滑空機部門では、歴代記録1位の501mという飛距離を持たれているパイロットが歴代記録を抜きたいと挑戦されている。歴代記録を樹立されたとき、「これは限界的な記録です」と言われたと思うが、それが昨日のことのように思い出され、本当にそうだったんだなあと、この頃特に感心する。プロペラ機の飛距離を競う人力飛行機では、飛行機の性能プラス「肉体と精神そして運」との戦いだと思うが、パイロットの頑張りには何時も感心している。 
 9月になって、NHK総合で「超絶凄ワザ!目指せ飛距離新記録紙ヒコーキ頂上決戦」という番組が9月3日(前編)、9月17日(後編)に放映された。参加されたのは東北大学等で飛行機等を研究されている東北大学ドリームチームと模型飛行機等で素晴らしい実績を持たれている飛行機マニア軍団で、紙飛行機の飛距離を競う番組であった。
 紙飛行機の飛距離世界記録は69m強ということらしく、打上時の速度、打上高さを決めて実施された。結果は、マニア軍団が102m強飛行ということで勝利を収められたが、この番組から人力飛行機に応用できると思われる考えもあるようだ。例えば、飛び出してから飛行を継続する翼にプラスして水面近くになって「地面効果」をあげるボディ下面に「地面効果翼」を設けること、飛行機の翼にJAXAの火星飛行機に採用される「大西翼」と言われる翼型を使うこと、尾翼を上下させて機首の制御を可能にすることなどである。
今までにこのような考えで作られた飛行機もあったと思うが、今回の番組でより浸透したのではないだろうか楽しみである。
 来年はどのような「鳥人間コンテスト」になるのか楽しみでもあるし、NHKの「凄ワザ!」もどのようなものがでてくるのか楽しみである。どちらも頑張って欲しい・・・。
昔から数多く折った紙ヒコーキではあるが、極めようとするとなかなか奥深いものだと驚き、各位の努力に感心した・・・。
H28.8.15 最近、TVのドラマを見ることが多くなり、NHKの朝ドラや大河ドラマなども結構見るようになった。
 そんな中で、追加で見るようになったのは、NHKBS日曜日夜10時からの「受験のシンデレラ」というドラマである。あまり勉強に興味のなさそうな女子高生が、カリスマ的な受験指導者によって勉強に目覚め、東大を目指そうとするドラマである。家内が見ていたのを横で眺めていたら、面白そうなので一緒に見ることになった。(ドラマは8月28日放映分で終了しました。女子高生は見事東大に合格し、カリスマ的な受験指導者は亡くなりましたが、指導者の想いを胸に秘め頑張るようです。)
 それぞれの役者さんがうまく演じられており、時々「受験の極意」的なものも出てきて、「そうかそうか」と納得するところもあり、共感を覚えることもある。まあそれなりの結果になるだろうな、という安心感も見る要件の一つになっていて時の流れと恐ろしさを感ずる。
 東大受験ということで高校時代の友人のことを思い出した。彼は、何時も違和感なく我々と遊んでいたのに成績が抜群であった。「ガリベン」という素振りは全くなかったのに東大へ現役で通ってしまった。その後同窓会で会った時に勉強法を聞いたことがある。彼が言うには、特別な勉強はしていない。但し、「授業を一生懸命聞いている」、ということであった。我々は、授業中に「内職」をするのが当たり前のようであった。トータルで見れば先生の話を聞いていない。授業をきちんと受けていない、ということであった。
さらに、彼は今でも先生が誉める「あんな頭のいい奴は学校始まって以来であった」ということであった。授業を一生懸命聞き、抜群の頭で処理をしていく能力がその決め手であった。我々と大きく違っていたが、残念なことに数年前に他界してしまった。
  小生も一生懸命先生の顔を見つめて授業を聞き、先生から「何か俺の顔についているか」と言われることもあったが、ただ聞くだけでノートは先生の板書程度の内容で、ラム仕様の頭は授業が終わるとすべて忘れ去るため成績が良くなることはなかった。久し振りにあの優秀な彼の「勉強の極意」が思い出された。
何時の頃からか「勉強」が嫌いになった。しかし年をとってきたこの頃になって「AI]などが「勉強」したくなるから不思議だ。出来そうにないのが分かっているからだろうか・・・。
H28.7.10  先日、NHKのクローズアップ現代+、「介護離職、こうして切り抜けました〜これは使える!24時間訪問介護〜」という番組に非常に感銘を受けた。番組は大きく分けて2つの内容があったと思う。1つは、題名通り、24時間訪問介護というものがあって、それをうまく利用できれば、月3万円足らずで、自分の留守中も介護サービスが受けられ、介護離職をせずに済むのではないだろうか、というもの。もう一つは、「生活リハビリ」というキーワードで説明があったが、トイレへ行く、食事をする、風呂へ入る・・・等々、生活にかかわる動作をリハビリとして活用しよう、というものである。
 24時間訪問介護は、小生も初めて聞いたが、4年前に制度は出来ているが世間ではあまり知られておらず、事業者も積極的な展開を控えているというような状況らしい。多くの人が希望する制度だと思われるので今後の展開に気を付けたい。
 小生が、今回、感銘を受けたのは、「生活リハビリ」という考え方である。例えば、「トイレへ行く」という作業の場合、一般的には、「トイレのところまでどのようにして連れていき、早くトイレを済ませるか」という考え方になり、「車いすを使ってトイレに連れていく」などの発想になりがちである。
 これをリハビリとして活用する。番組では、89歳のおばあさんが、「今、人生の勝負をしています」ということで机やいすを活用して自分でトイレに行かれていた。「4本足の椅子」を「杖代わり」に使って、自分の行きたい方向へ「椅子」を動かし、それを頼りに「歩を進め」ておられた。椅子は比較的軽く、下が車輪ではないので勝手に動くことがない。この結果、リハビリ効果で体も改善傾向にあり、自分のしたいことが出来るようになってきた、というような内容が紹介されていた。
 人それぞれの状況が違うので、一概にどうこうとは言えないが、いろいろな事例を当てはめて、自分の生活を工夫していくことの必要性を感じた番組であった。  (ご参考:NHKクローズアップ現代+のHPに放送内容のテキスト資料が掲載されています。)
24時間訪問介護を調べてみると小生の周りにも何件かの介護所があった。今後リハビリ施設などにも注意したいと思っている。
H28.6.7 最近、孫から「レゴ」の話が出なくなった。どうやら飽いたようだ。バラせば再組立に苦労しなければならないし、組立てたのを使って、いろいろ遊んでも、どこかで飽きがくる。部品として活用することを考えれば次の展開も開けると思うが、完成品という位置づけでは無理だろう。もう少し大きくなれば次の発想も出るのだろうが、その時はこちらが悲鳴を上げることになるかもしれない。
 我が家にも別のメーカーのブロックがある。帰ってきた時に母親と一緒に遊んでいるが、することがないので仕方なく遊んでいるようにも思える。ブロックは想像力を働かして、いろいろ作れるとは言うものの、「これ」と思いつかなければ、限られた部品数では、なかなか展開もできないようにも思える。
 夏休みになれば孫が帰ってくるので、面白い仕掛けを作って遊んでもらわなければならない。そこで今回はこのブロックを使ったおもちゃを考えることにしようと思う。
 部品をつなげて何か完成した物を作るという発想を変え、部品をバラバラで使うということにする。例えば、三角形のブロックの頂点の右側から小さなボールを落とせば、ボールは右側へと転がる。その下に、四角いブロックを斜めに置けばボールを右側、あるいは左側へとコントロールできる。いろいろな部品を使ってボールを下の方に落としていくというものである。例えば右端に落としたとしよう。
 次に、三角形の頂点の左側からボールを落とすことを考える。これを先ほどと同じ(下の)位置に落とすか、対照的に左側の端に落とすとかを設定して、いろいろブロックの配置を考えてみれば、もう少し遊ぶバラエティが増えるのではないだろうか。さらに、一番上の出発点の位置や一番下の到着点の位置を変化させたり、立体的に構成するなどを加えるとさらに面白くなると思うのだが・・・。
パンチングボードを使えばレイアウトも変更できる。目標を決め、やってみて結果を確かめる自家用プログラム研修にはどうか・・・?
H28.5.5 連休で、多くの人が出掛けている、というニュースが流れている。それぞれ楽しい時間を過ごして頂きたい、と思う。
 小生は、連休前に孫に会いに行ってきた。行きは快晴で、雪をかぶった富士山もよく見えた。
 孫はといえば、最近は「レゴ」に凝っていて、結構高いおもちゃを要求してくる。親の戦略もあると思うが、何時もというわけではないので、つい財布の紐が緩む。
 その孫が遊んでいるのを見てびっくりしたことがある。「レゴ」の製品カタログには、製品の写真がいっぱい張り付けてあるが、その写真にタブレットをかざすと、その製品の3Dの動画が現れるのである。本来、実際の製品でも手動でしか動かないのであるが、自動で動く製品の動画となるのである。
 この仕掛けは、「レゴ」の「とびだすカタログ」のアプリをダウンロードし、製品カタログの「とびだすマーク」のついたページをカメラで撮影することで見ることが出来る。
 勿論、子供達にはインパクトがあると思うが、大人にとってもインパクトがあり、「うまいこと作ってあるなあ・・・」と感心する。しかも、こんな4,5歳の子供達がそれを使っているのを見ると、これからの時代はどうなるのだろうと思う。考える土台が違ってきているのだから・・・。
小学校でプログラミング教育を必修化することが検討されている。ICT(情報通信技術)環境の整備になるのかもしれない。
H28.4.2 桜が満開に近くなったということで、4月1日、京都、醍醐寺に行った。生憎の雨だが人は多かった。当然、傘の行列で、三宝院の「土牛の桜」は写真を写すような雰囲気ではなかった。しかし、霊宝館では立派な「枝垂桜」を見ることが出来た。傘もある程度外すことが出来、「バカチョン」でも絵ハガキ的ではあるがまあまあの写真が写せた。 
 お寺から京都駅まで直行の乗合バスがある。丁度、よさそうな時間のバスがあったので待っていた。後ろに中国人かどうかわからないが、若い女子のグループが来た。きれいな子もいる。そのうちの一人が日本語でこちらの仲間に聞いてきた。「京都駅に行くバスを待っている」ということで、その子らも並んだ。そのうち、いろいろ騒がしくなってきた。我々の前にいたおばさん2人が「バスが来ない」、と騒ぎ出した。停留所の時刻表は4月2日から有効というもので、今日は、4月1日である。新しい時刻表には今の時間帯のバスはない。おばさんが何を頼りに待っているのかはわからないが、もう1時間も待っていると騒いでいる。 
 小生は、古い、つまり4月1日までの時刻表をネットで調べてあるので、時間になったら来るはずだ、と思っている。おばさんが聞いてくるので、「時間になったら来るはずだ」、と答えた。時刻表を見に来る人には、おばさんが「この人が来ると言っているので来るのと違いますか?ということで、なんやら責任がこちらの方に来るような雰囲気になった。
 時間が迫ってくるのにバスは来ない。小生も心配になって、改めて手元のネットの時刻表を見ると、小生が見ていたのは「土、日の時刻表であった。「ガーン」と頭を叩かれたような衝撃を受けた。そうとは知らない外国のお嬢さんたちは待っているし、その後ろには40人以上の人が待っている。これはえらいことになった・・・と思ったが、とりあえず時刻表を見直して「平日用」の欄を見た。するとそこに、「臨時」で間もなく来る時間帯のバスが書かれているではないか。「助かったあ。国際的な信用失墜にならんと済んだ!」という気持ちになった・・・。 
 おばさん2人は、別のバスに乗る!と言って歩き始めた。そこへ「回送」バスがやってきた。これが京都駅直行バスになった。おばさん2人は、さっさとバスに乗り、我々も後に続いた。バスも乗客も何事もなかったように京都駅に向かった。外人観光客が増えていることは知っているが、時と場合で「日本人の信用を失墜させることになる」という時代に突入しているのだなあ、と社会勉強を少ししたことであった・・・。
料理を予約していたので雨でも行ったが、今度は晴れの天気を狙って行こう。枝垂桜は本当にきれいである。
H28.3.1 3月の声を聴くと今までとは違った「ざわつき」を感じる。4月になったら、昔の仲間が何人か集まって、花見をしようと考えているせいかもしれない。  
 花見ぐらいは罪がないと思うが、人生の終焉のために準備をしなさい、と家内から、部屋の整理整頓を指示されて久しい。その中でもビデオテープの処置に頭を悩ませてきた。20〜30年蓄えたテープだから200本以上は残っている。中身は、TVの番組だから希少価値はないが、その時々の「思い入れ」は残っている。デジタルに変わる時、困ったなあ、と思いながら、ビデオテープとデッキ、アナログのテレビは残しておいた。見ることはほとんどないが、いざという時には見れるという安心感があったが、処分をどうするか、は常に頭の隅っこに問題としてはあった。 
 そんな中朗報がもたらされた。息子が「かんたんダビング」というUSB接続のビデオキャプチャー(I・Oデータ製)を持ってきてくれた。パソコンにソフトをインストールし、デッキとパソコンを簡単なメインのケーブルでつなげば、ビデオがパソコンに取り込め、取り込んだ画像も結構きれいだ。
 時間があればせっせとテープをまわし、残すものはハードディスクに取り込んでいく。すでに200本近くは処分した。この作業をしながら感じたことは、一旦残すと考えて残しても、それで満足して、もう廃棄してもいいか、とか、あれも廃棄したからこれも廃棄!と連れション的なものもあって、案外悩まずに処理できた。しかし処理したけれど、NHKの「プロジェクトX」など改めて素晴らしい番組だなあ、と思うのもあって複雑な思いをしたものもあった。一方、活躍されている女性アナウンサーの若い頃の映像もあり、時間の経過を感じることもあった。 
 何時か尽きていく寿命だから、みんなに迷惑をかけるのを少なくするよう、テープの後は本をざっくりやろうかな?と考えている。
取り込んだ画像をこの1か月見ていない。結局、残しても見ないのだが、一応チェックをしたということで満足している・・・。
H28.2.1 早いものでもう1か月が経過した。  
 先日、NHKの「歴史秘話ヒストリア」で「からくり儀右衛門」と呼ばれた「田中久重」の放送があった。幕末から明治初期にかけて活躍した田中久重は、からくり師として江戸時代の和時計の傑作とされる「万年時計(万年自鳴鐘)」や「弓射り童子」を作り、また、、現在の東芝の前身である芝浦製作所の創始者としても有名である。 
 少年の頃から「からくりの腕」に優れていたらしいが、そこでも細川半蔵の「機巧図彙」が役に立ったようだ。久重が生まれたのが1799年であり、「機巧図彙」の初版が出版されたのが1796年だから、参考としたことは十分考えられる。
 平成17年の名古屋万博に「万年時計」のレプリカが出品されることになり、現存する「万年時計」が分解された。当時、この様子はNHKでも放映された。和時計は日の出(明け六つ)、日の入り(暮れ六つ)という基準なので季節によって日の出、日の入りの時間が変わり時間表示の駒を移動させる必要がある。この時間表示が自動で変わるという「からくり」がこの時解明された。時計の歯車から動力を得て時刻表示駒を動かす別歯車には、必要なタイミングで右回り、左回りと自動で回転方向を変える「間欠歯車」が使われていた。小さなカブトムシのような歯車の「からくり」に驚き、話題になった。また、時計を動かす「ゼンマイ」は、久重が京都に開業した「機巧堂」の引札(広告)に「1年に4、5度巻けばよく、オランダ製の時計と同程度である」、と書かれていたが、実物は2枚の大きなバネを使って、徐々に力を得る長期間持続するからくりだったことも判明した。 
 ひらめきも大切だが、知識の吸収と実現に年を重ねても並々ならぬ努力を重ね、銀座に開いた田中製造所の店先には「万般の機械の考案依頼に応ず」の看板があった。この時「田中久重」は75歳だったそうだ。この活力と努力に敬意をはらいたい
万年時計のビデオテープがあったのだけれど、終活としてテープを処分しているので、処分した分に含まれていたようだ。
H28.1.1

あけましておめでとうございます。
昨年末は、孫が帰ってくるということで、何かおもちゃを作らないかんとヤマト便のトラックのおもちゃを作り始めたら、自分の方がおもちゃにはまってしまった。
どうせ作るのなら少しでも実用の気分が味わえるようにと、シャシーは手押しの4輪台車を使い、子供用の座席をセットし木製のハンドルをつけ、ヘッドライトやラジオもSWで点灯したり、聞けるようにした。外側車体はダンボールプラスチックで作った。
アクセルペダルをつけ、速度計も連動して動くようにし、ハンドルにはホーンの代わりにメロディーが鳴る小さな基板とスピーカーをつけた。
これだけでは小さな家では間が持たないだろうとパソコンも動員することにした。エクセル画面に道路の絵を描き、自動でスクロールさせ、画面の前を小さなトラックがハンドル操作と連動して左右に動かせるようにした。小さなトラックにはヤマトさんのマークをつけ、走行とともに揺動するからくりをつけた。
このようにして満を持して孫の帰宅を迎え、使ってもらった。結果は、ハンドルに付けたメロディーが遊園地の自動車のような気分になるのか、それだけが受けた。パソコンの道路は、理解しずらかったのか、もう一つであった。最後に記念写真を撮って大晦日に帰って行った。しんどかったが楽しい年末であった。
今年もよろしくお願い致します。

時計の読み方、操作も、この遊びを通じて教えたいと思ったが、時間が短く、また、母親にしかられたらと思い、断念した・・・。
H27.12.1 自動運転車の同乗レポートなどとうたって自動運転車の記事や動画を見ることが増えた。先日のものは、高速道へ進入したり、追い越し車線を通行する動画であったが、機械屋の端くれなのに機械任せにするのは、正直、怖い気がした。ろくな設計しかしてこなかった後遺症かもしれない。また、昨日も、デーラーで自動ブレーキ装置のプロモーションビデオを見たが、止まると思っていても、ブレーキを踏まないというのは、かなり勇気のいることだ、と思った。
 実際に使いだすと慣れるのかもしれないが、手助けしてくれる「支援機構」と、もろに生命を機械に預ける「お任せ機構」ではかなりギャップがあるように思える。2020年ごろの実物が出てくるまでに、マンーマシンシステムは技術だけでなく、人の意識にもどのような変化を見せているだろうか。
 自動運転車に使うコンピューターは画像の意味を理解しなければならない。同じように、コンピューターが東大入試を突破できるよう問題の意味を理解し、求められる答えを出そうというプロジェクト「東ロボくん」の今年の状況が発表された。
  朝日新聞によれば、今年はベネッセコーポレーションの「進研模試 総合学力マーク模試・6月」を受験し、偏差値は昨年を上回り、全国平均も上回った。結果は、東大の合格レベルには遠いが「優等生」のレベルのようだ。
 意味を理解できないという問題もあったようだ。斜面を転がった球が別の球にぶつかる、というような物理の問題は無理だったらしいし、また、論述の問題も難しかったようだ。しかし、課題が出てくることは進歩につながるわけで、更なる進化を期待したい。
各社が人工知能の研究に注力しているようだ。2020年の実用化はどうなるだろうか。楽しみである。
H27.11.8 自動車が、今、注目されている。VWのディーゼルエンジンの件は残念だが、これからの未来の車、自動運転自動車実現への技術革新が注目されている。 単調な高速自動車道運転時での眠気や長時間運転の疲労からなる事故を防止してくれ、また、時々、新聞に載るが、高齢者の勘違いによる逆走、アクセル・ブレーキの踏み間違え、前進・後進などの操作トラブルも防止してくれるだろう、と期待は高まる。
 その中心的なものは、画像認識による人工知能の技術進展であろうと思うのだが、その内容は判らないので、まあ、画像を認識して運転操作指示を出すのだろう、と漠然と思う程度である。そんな中、10月28日夜10時25分からの、NHK・Eテレ スーパープレゼンテーションでのフェイフェイ・リーさんの「コンピューターに”見る”ことを教える画像認識の最前線」という内容の講演を聞いて感銘を受けた。フェイフェイ・リーさんは、スタンフォード人工知能研究所の所長をやっておられる女性で、その講演はアメリカの非営利団体TEDにより行われたものである。TEDはいろいろな内容を伝えてくれる。
 画像認識技術では、例えば、猫を写せば「猫」と認識する。ところが普通に座っている猫もおれば、走っている猫、椅子で丸くなっている猫もいる。これら、どんな状態でも「猫」と判断するにはそれなりの技術、膨大なデータ処理から生まれた分析が必要になる。それが「犬」だ、「人」だ、等とどんどん増え、動かない「建物」なども対象になる。 
 これらが、認識出来る様になって、自動運転技術に応用しようとすると、必要になるのは、認識したものを総合的に見る技術である。写真を見て「猫」、「人」、「建物」と認識するだけではなく、「猫」が走り、「人」が歩き、「建物」は動かない、という状況を認識する、つまり「景色を見る」こと、端的に言えば、写真を見て、その内容を文章にできる、という能力が必要になる。研究では、4か月ほど前に、3歳児のレベルで写真の状況をお話しすることができるようになった、という。
 話は変わるが、日本でも、「コンピューターが東大入試を突破する」というプロジェクトが行われているが、その時でも、試験問題の意味を理解できるようにするのが大変である、というような話だったように思うが、同じようなことになるのだろう。奇しくも、日本の研究者のリーダーも女性の方であった。どちらの研究も今後の進展を待ちたい。
自動運転車の同乗動画などを見る機会が増えた。正直なところ機械任せにするのが怖い気がする。
H27.10.12 10月になって「マイクロバブル」の放映がNHKで相次いであり、改めてこの種の技術が脚光を浴びてきたのか、と思った。
1つ目は、NHKBSの「経済フロントライン ”ファインバブル”がビジネスを変える!」(10月3日)であり、2つ目は、NHK総合「クローズアップ現代 ”小さな泡”が世界を変える!? 〜日本発・技術革新は成功するか〜」(10月6日)である。
 日本が世界に先駆けて研究開発を進めてきたこの技術が、ここ数年、大学や企業の参入が相次いで、様々な分野での活用が拡がろうとしている。
 例えば、尾道市の養魚場では、バブル水を使うことで、トラフグが通常の半分の14か月で出荷サイズに成長し、ウマズラハギは重さが通常の1.5倍になった。気体を酸素から窒素に変えたバブル水に魚をつけると魚の鮮度を長く保つ効果もあるそうだ。
九州大学では、オゾンを使ったバブル水で感染症の治療の研究に取り組んでいて、糖尿病患者に見られる足の傷の治療に使われている。海外の研究機関と協力してエボラウイルスに対する効果も検証しているそうで、医療分野への応用も拡がるかもしれない。
西日本の高速道路サービスエリアでは、空気を使ったバブル水でトイレの洗浄を行っている。泡がはじけることで汚れが剥がれやすくなると考えられている。
 小生がマイクロバルブとかナノバブルとかを知ったのは、今から4,5年前である。海水魚を飼っている知人が、海水の汚濁を防止するためマイクロバブルを水槽に吹き込んでいるのを見た時であった。当時、図書館には「マイクロバブルの世界〜水と気体の織りなす力〜 上山智嗣、宮本誠著 工業調査会」や「マイクロバブルのすべて 大成博文著 日本実業出版社」などの参考書があった。実例として、広島のカキの養殖場で使ったら、きれいな身のカキが取れ、養殖速度も上がった、などが書いてあった。 
 マイクロバブルの作り方であるが、空気と液体をぶつけることで、泡の発生、切断、粉砕を行い、小さな泡を得る。超高速旋回式などと、当時呼ばれていたが、泡を螺旋水流で細かくする方法や通路に邪魔板を千鳥状に設けて、そこを通過させて行くことで、泡を小さくしていくなどである。いずれにしても、機械的な可動部を設けない機構で小さな泡を得るのが実用的だと思われる。
 泡の名前を見ても、マイクロバブル、ナノバブル、ファインバブル、ウルトラファインバブル等いろいろな呼び方があり、どの大きさの泡を何と呼ぶか、泡の大きさをどのようにして測定するか、泡の効果の理論的解析などといった課題もあり、今後、業界団体は、国際標準化に向けて行動をしていくことで、市場確保を図っていくようである。業界団体によると、2030年には12兆円規模になるそうである。業界関係者によれば、インターネットで「普通の水」を「バブル水」と偽って販売しているものもある、ようなので、注意が必要とのことである。
この技術は、個人的には、参考書などを読んで自分で作ってみて確かめてみることが大切なように思う。その水で魚や野菜を育てるとどうなるか、汚れたハンカチがきれいになるか、などである・・・。
H27.9.1 少し古い話になるが、7月18日のNHK「ニュース7」で、「古文書の「くずし字」を今の文字に変換する技術が開発された」というニュースをやっていた。
 ニュースによれば、くずし字をパソコンに取り込み、文字の切れ目を自動的に検知、古い文書から作った文字データベースと照合し、今の文字に置き換える、というものである。例えば、「あ」という文字は、約300パターンあり、総ての文字では、凡そ1万パターンになるそうだ。課題は、書き手のくせをどう見分けるか、という事のようで、現在の精度は約80%くらいで解読できる。
 国文学研究資料館によれば、くずし字で書かれた文書は、国内に100万以上残存しているようだが、専門家以外読めないので、研究者を対象に近く試験的なサービスを開始する、という内容であった。
 この技術をどこの会社が開発したのか聞き漏らしたので調査すると、凸版印刷が開発したようだ。会社のHPをみると「江戸期以前のくずし字を高精度でテキストデータ化する新方式OCR技術を開発〜江戸期以前のくずし字が80%以上の精度でOCR処理可能に〜」というのがあり、処理の流れなど解説されている。
 小生も「機巧図彙」を読もうとした時、OCRを使って読めないか試みたが、無理なようだと思い、今後の優れた技術を待ちたいと思ったが、それから約10年経って世の中に出てきた。この技術によって多くの古文書が解読され、新しい研究が進むことを願っている。
古文書のくずし字が専門家でなくとも読めるということは、関係者にとって素晴らしいことだろうと思われ、更に進展が望まれる。
H27.7.14  先週、NHK「クローズアップ現代」で、米国で開催された人型ロボット(ヒューマノイド)の災害救助活動世界大会、その決勝大会の様子を放映していた。
 主催の中心は、国防省関連の軍事研究所「DARPA」(ダーパ)という、今迄、インターネットやGPSの技術開発を行った機関のようだ。参加したのは、米国、日本、韓国など合わせて23のチームで、米国は6、日本は4チームが参加した。
 ロボットが挑戦する課題は、原発事故などの災害救助活動を想定し、「自動車の運転」、「部屋への侵入」、「バルブを閉める」、「瓦礫の中を歩く」、「階段を登る」など8つの作業である。自動車の運転は、人による遠隔操作でロボットにハンドルを操作させる。
 また、「バルブを閉める」など部屋の中での操作は、外部からの指令電波が断続的に邪魔されるようになっているので、作業場の機器の認識、自分の立ち位置認識、作業の実施などはロボット本体に任されるので、ロボットには「自律性」が求められる。
 結果は、韓国がトップになり、米国は6位、日本は産総研チーム10位、東大チーム11位といった状況であった。
 米国は人為的なミスで6位に終わったようだが、主催者のしたたかな戦略があったようだ。米国の各チームには、ロボット本体、所謂メカ部分が無償で提供され、各チームはソフト開発に注力するよう助成されている。開発されたソフトの提供を受ければ、メカが同じならば、その後のプログラム移植が容易になり、一挙に成果が吸収できる。これこそ開発支援として素晴らしい戦略であろう。
 日本では、産総研チームの状況を放映していたが、機器の認識のずれが出て人の助けを求めて立ち止まったままになったり、瓦礫の通行では、踏み位置を間違って転倒してしまった、などのトラブルが出た。
 ロボット大国、原発事故の当事国として残念な結果ではあったが、戦略が大切だと思われる内容であった。
工場以外でロボットが活躍するシーンや小、中学生によるプログラム作成などロボット環境がかなり変化しているようだ。
H27.5.20 先週、5月15日のフジテレビ「めざましテレビ」の中で、「電動一輪車」が紹介された、との情報を得た。早速、 「ハイテク一輪車」で検索すると、そのTVの番組内容が動画で出てきた。
 「セグウェイ」の名前で一般的に知られるこの種の乗り物も、いろいろ研究開発されたものが発表されているが、今回紹介されたものは、ジャイロセンサーが搭載されている自立型、体重移動操作ができる機能に加えて、ハンドルやアクセル、ブレーキ等の操作機能がついており、「電動一輪バイク」という仕様になっている。
 主な仕様は、最大時速20km、1充電の走行距離は15〜30kmで、予備のリチュームイオンバッテリーを持って行けば更に走行が可能になる。
 総重量は約25kg、価格は、24万8千円〜29万8千円(税込)程度、発売時期は8月ごろで、今回は、200台限定のようだ。
 このバイクについての詳細は「ワンホイール」という、会社のHPがあり、より詳しい内容を知ることができる。
 このようなジャイロセンサーがついた乗り物が、一般公道での走行が可能になれば、自転車や乗用車とはまた異なる交通手段であり、電車等と組み合わせれば、その利用範囲はさらに拡がると思われる。アメリカにも同じような仕様の電動一輪バイクがあるようだが、楽しみな乗り物が出てきた。
一般公道が走れるようになるにはどのくらいかかるだろうか?
H27.4.15
/5.6
将棋のプロ棋士とコンピュータソフトの対戦「電王戦FINAL」の最終第5局が4月11日に行われた。
 結果は棋士側が勝利し、通算、3勝2敗でプロ棋士が3回目で初の団体勝利を収めた。
 今回は、ソフト側に思わぬ落とし穴があった。一つは反則負けであり、もう一つは、仕掛けにはまった、ことである。ソフトであるから教えてもらっていないことには対応できないし、仕掛けに「はまる」とわかっていても、ソフトの改修を認められていないのだから、そこに誘導されると拙い、という残念な気持ちもよくわかる。その結果が開始からわずか49分、21手での早い投了となった。
 プロ棋士の方は、葛藤もあったようだが、やはり相手の弱点を突くのはプロとして当たり前のことで、勝利されたのは良かったと思う。ソフトの開発者は、「武士の情け」を期待したようだが、自分の強いところで勝負をしてもらおうと考えない方が良い。自分のソフトの弱点を教えてもらったのだから、「ありがたい」と思うべきだろう。投了は権利だから仕方ないが、期待していた多くのファンや、まして挑戦させてもらった相手に対し、「はい、参りました」、と早々に投了するのは、少し早すぎるのでは・・と感じたのは小生だけだっただろうか。

 話を変えると、今回、新たに、ロボットアーム「電王手さん」が開発され、株式会社デンソーさんから提供された。株式会社ドワンゴ、公益社団法人 日本将棋連盟、株式会社デンソーさんの資料を見せてもらうと、前回との大きな違いは、駒の移動や成駒が通常の状態に近づいたことである。その他、2014年度のグッドデザイン大賞を受賞した医薬・医療用のロボットをベースにしたらしくピカピカのボディである。
 駒の移動は、人の指の様に動くロボットのグリッパーで駒を挟んで持ち上げ、必要な位置に移動してグリッパーを開いて駒を置く、ということである。
成駒の場合は、グリッパーで駒を挟んだ後、ロボットの手首の部分を曲げ、グリッパーと直交する回転軸を持つフィンガーで駒を挟み、グリッパーを開いた後、フィンガーを回転させ、駒を裏返しにして、グリッパーで再度駒を挟み、フィンガーを開いた後、手首を元に戻し、グリッパーを開いて盤上に駒を置けば成駒が出来ている。(グリッパーとフィンガーの連動動作はビデオでは確認できなかったので、当研究会の推測である。)

 ソフト、ハードともに研究の賜物である。人工知能や最新のテクノロジーを使って人知と機械が高めあうことは、詳しいことを知らぬ者にとっても興味のある出来事である。勝負という結果を突き付けられながらも、さらに精進されることを願っている。
将棋や囲碁が、若い人、子供達に広まっているが、そういう中から後継者が必ず出てくる、とこれも楽しみの一つである。
H27.3.9 NHKの朝ドラ「マッサン」に関連して、前回は「酒石酸」のことを取り上げた。その時、「クリスタルイヤホン」を確認するために、日本放送出版協会編の霜田光一監修「たのしい実験室1」(昭和47年2月発行)という本を調べた。
 この本は、昭和41年から5年間、NHK教育テレビで「みんなの科学」、「たのしい実験室」というのが放送され、その内容のいくつかをもとにまとめられたものである。
 本にはいろいろな実験が載っており、今でも懐かしい思いで見ることがある。例えば、「1石ラジオ」では、ゲルマニュウムダイオード4個、バケツにエナメル線を巻いたコイル等を使って、「電池なしのスピーカーを鳴らせるラジオ」を作ろう、というのがある。また、「風に向かって走る車の作り方」なども載っている。風が吹くとその風を受けて風下の方に動く車を想像するのが普通だが、この車は風上の方に走る「からくり」になっている。当然、風下に押される力を受けるので、この力に勝る風上への推進力が要求される。風の抵抗を少なくするデザインも有効になる。今では、「ウインドカー」等と呼ばれ、小学生向けの工作教室や「ウインドカーコンテスト」なども開催されているようだ。
 今、放送されているものに、NHK教育テレビ(Eテレ)で「大科学実験」(やってみなくちゃわからない)(土曜19.45〜55)という番組がある。「やってみることで真実がわかる」ということで、簡単だが大げさな「仕掛け」にびっくりすることがある。例えば、「大科学実験」[理科小中高] NHK for School - NHKオンライン というウェブを見ると過去の実験の様子が動画でいくつか紹介されている。
2014年の実験56 進め!ポンポン船 などもびっくりする筈である。色々な実験を通して「ものづくり」に興味を持つ若い力が養成されれば・・・と思う。
NHKの「みんなの科学」「たのしい実験室」の本は2巻目もあったと思うがこれは当時買いそびれてしまった。残念である・・・。
H27.2.26 人気のあるNHKの朝ドラ「マッサン」では、今週、ワインから酒石酸を精製することが話題になっている。海軍から酒石酸の納入を依頼されたということで、何に使うのか、少し調べてみた。「国税庁の研究調査員 鈴木芳行さん」という方の調査資料がある。
 その資料によれば、ブドウにはごく微量の酒石酸が存在し、ワインや絞りかすに酒石酸が含まれるので、脱酸用石灰を添加し酒石酸石灰として採取する方法やワイン中に沈殿する滓、貯蔵する酒樽の周壁に粗酒石という白い小さな結晶体が析出されるので、これを直接採取し加里ソーダと化合させ、ロッシェル塩を精製する方法がある。
 ロッシェル塩には、音波を素早く捉える特性があり、対潜水艦用の水中聴音機に使われた、とある。
 昔、ゲルマニウムを使った鉱石ラジオを作ったことがあるが、音はクリスタルイヤホーンを使って聞いた。電池を使わない鉱石ラジオは出力が小さいので「圧電効果」に優れるロッシェル塩を使ったクリスタルイヤホンが使われていた。ロッシェル塩は、かけた電圧を変化させると機械的な歪みを生じ、逆に機械的歪みを与えると電圧が変化するという「圧電素子」として使われていた。つまり、スピーカーにもマイクにもなりうるものである。しかしロッシェル塩は湿度に弱いので、いつしか他の材料(例えば水晶やセラミックなど)に代わったが、薄い小型スピーカーで活躍している「圧電素子」の先駆けとなった事に驚く。酒石酸は酸味料として食品に添加するほか、下剤や利尿剤、メッキ製造などにも使用されているようだ。
 NHKの朝ドラ「マッサン」のドラマも進行し、会社も軌道に乗り、夢見たウイスキーが出来るのも、もうすぐのようだ・・・。マッサン頑張れ!!
NHK朝ドラ「マッサン」も多くの感動を与えて最終章へと向かっているが、直後の「あさイチ」のスタッフのリアクションも興味深い。
H27.2.18 つい最近、MBS毎日放送のVOICEというニュース番組を見ていたら、京都、臨済宗妙心寺派で「シニアのお坊さんを募集・育成している」という報道があった。
 例えば、77歳の元大手の会社の社長さんや歳は忘れたが元医学部の大学教授などが第二の人生として修業されている様子が放映されていた。
 こういうプログラムが開催されている理由はいくつかあるようだが、一つは全般に、ご住職が足らず空き寺が多い、という状況がある。また、檀家が少ないと住職のお世話をするのも大変なので、食べるのに困らない住職を雇いたい、という想いもある。そして、これこそが大切なのであるが、人生経験豊富な方々に、高齢化社会に向かう人々の良き相談相手、話し相手になって欲しい、そして自分自身の第二の人生を素晴らしいものにしてほしい、ということにある。
 歳がいってから修業をするのは大変なようである。禅寺であるから朝5時前から修業が始まり、夜9時の消灯まで大変らしい。日中には6時間程度の草むしり等の修業もある。
 若い頃、会社研修の合間に禅寺にお邪魔し、座禅の真似事をさせてもらったことがある。警策で肩を2,3発たたかれたが、たたかれた後、「体がすっきりとした」のを思い出した。人生経験の話と共に、こういう事を若い方々に経験させてあげるのも、また意味があることかもしれない。無事、住職になられて素晴らしい第二の人生を送って戴きたいと思った。
 「シニア世代僧侶育成プログラム(社会人僧侶プログラム)」は、妙心寺派正眼寺を経営母体とする正眼短期大学、禅・人間学科で行われている。
第2の人生をどのように送るか。大切なことだが第1の人生もままならぬ状況から、その時になったら考える・・・か?
H27. 2.1 朝日新聞のDIGITAL版を見ていたら「セグウェイより滑らか? 球で動く未来の乗りもの開発」という記事を見つけた。開発されたのは、諏訪東京理科大学の星野祐教授である。有名な「セグウェイ」という乗り物があるが、ザクッと言えば、その車輪を球にしたようなものである。
 表面にゴムを貼った直径31cm程の球の上に、シートとハンドルのついた車体を載せる構造になっていて、車体の底部にはモーター3台がついている。モーターには、「オムニホイール」という全方向に動く特殊な車輪をつけ、球と接触させている。
 体重移動が起こるとその動きをジャイロセンサーで検知し、倒れようとする動きに対し、直立し続けるための必要な動き、「前後、左右、回転」をモーター3台で制御し、人物を球の上でバランスさせるようになっている。「オムニホイール」は必要な方向の力は伝えるが、いらぬ方向へは「空回り」が生じて悪さをしない、という、うまい使い方で利用されている。
 これに似たようなものをTVのコマーシャルで見たことがある。村田製作所の「チアリーディング部」というロボットである。からくりはわからないが、同じようにボールの上でバランスをとっているので、似たようなものであろうと思う。
 最高速度は時速6kmということなので、人の早足ぐらいである。高齢化社会の進展が進む中、こういう乗り物が実際の足として使える時代が早く来てほしい、と思う・・・。
 一方、今回のような「からくり」は「倒立振子制御」と言われるものである。この制御を学べる車輪型の学習キットがロボットの開発などで有名なヴィストン株式会社から1万円程で販売されている。興味のある方は覗かれては如何・・・。
ヴィストン社の製品を眺めていると他にも面白そうなものがあり、時々覗いてみたい・・・。
H27. 1.6  年末に来た息子が、ボケ防止にと言って1冊の本を呉れた。「RaspberryPi(ラズベリーパイ)で学ぶ電子工作 金丸隆志著 講談社ブルーバックス」という本である。ラズベリーパイという約5,000円ほどで購入できる名刺サイズの超小型コンピュータで、電子工作を作り、制御しようという内容の解説書である。
 従来、こういう制御には、マイコンが使われていたが、このコンピュータは、「もっと手軽に電子工作が行えそう」という仕様になっている。コンピュータには、USB端子があるのでキーボードやマウスがつながり、ディスプレイにはHDMI端子やDVI−D端子でつなぐことができる。また、OSはインターネットにつながれたPCによりSDカードにダウンロードし、ラズベリーパイにインストールする。
 OSの言語は、Linux(リナックス)ベースのものが使われている。これはPCのWindows(ウインドウズ)のような役割であるから、当面「あてがいぶち」で済ますことになる。電子工作を制御する制御用プログラミングには、「Python(パイソン)」という言語を使うが、このプログラムは、理解する必要があるが、読みやすいように思われる。
 電源は、USB充電対応のACアダプタとマイクロUSBにより、5V、1A以上の電源をラズベリーパイに供給する。なお、PCのUSB端子は0.5Aの規格のため、容量が不足するので使わないように、とのことである。
 このようにして設定したラズベリーパイで「どんなことができるのか」であるが、LEDの点灯、点滅から初めて、センサを使った明るさや温度の読み取り、DCモーターやサーボモーターの制御、キャタピラ式模型の遠隔制御 他、などが、ハード、ソフト面から解説されており、ソフトは著者のHPからダウンロードできる、とのことである。
 どこかで買って、やってみようと思っている・・・。
最近は女子でも電子工作に興味を持ったり、やったりという人も出てきているようだ。どんどん女子が進出されたら良いと思う
H27.1.2 年末に来た孫が帰った。相手をする「しんどさ」もあったが、十分楽しませてくれて「感謝」である。
機関車トーマスのおもちゃは、喜んでくれた部類であるが、「持って帰る」と言わなかったので60点くらいの出来か?
年賀状は出した人から頂いたもの、空振りのもの、などいろいろあるが、これも歳と共に変わってくるのは仕方がないこと。また、来年、その時の状況に合わせて出すことにしよう。
 一年が速い。歳と共に「せわしなさ」が出てくると、友の年賀に書かれていたが、その通りのようにも思える。まあ、自分のやりたいことを、自分のペースでやれればと思う。今年も宜しくお願い致します。
機関車トーマスのクレーンのカラクリが不調であったので、ばらして修理した。もう少し設計に余裕があった方が良かった。
H26.12.29 年末が近くなった。特にすることもないのだが、やはり、「せわしなさ」は感じる。
 今年も孫が帰って来るので、おもちゃと本を用意しておいた。おもちゃは、「機関車トーマス」の簡単なジオラマ風模型である。自分であちこちのレバーを操作して機関車の走行をコントロールするものである。こういうおもちゃを作ってやりたいなあ、と思っていたから、少し小さいが見つけたので買ってしまった。
 結局、自分が買ってみたいから買うようなところがある。孫は女の子だから、また、こんな男の子用のおもちゃを買って・・・、とおこごとを食うかもしれないが、楽しんで遊んでくれる、と思っている。
 今年も、訪問頂きましてありがとうございました。来年はもう少し更新に力を入れたいと思います。
 良い年をお迎えください。
今年の年末年始は寒く、冬山での事故も起きやすいのではないかと他人事ながら危惧している・・・。
H26.12.14 寒くなってきた。寒さはつらいが、この時期の楽しみもある。散歩で見かける「カワセミ」である。
寒くなると散歩に行く川の上に作られた人工池に「カワセミ」がやって来る。今年も1週間ほど前から見かけるようになった。しかも、そのカワセミを写す大砲のようなレンズを構えるカメラマンも、また、その1週間前からやってきていた・・・。
 その池に、ときどき「サギ」が飛んでくる。今迄はバカチョンを向けると逃げるようなそぶりを見せたのだが、この頃はあまり気にしない。ある時、川で魚釣りをしている人が、獲物の魚を持ってくる場面に出くわした。始めは遠くから餌を取る様子を見ていたが、近づいてみた。サギは始めはじっとして投げられた魚の動きを確かめているが、次の瞬間、さっと「くちばし」を水に突っ込んで電光石火、魚をくわえている。見事なものである。知らぬ間に、釣り人から餌を貰うようになっていた。
 日曜日、サギも来ていた。そこへ5,6人の子供たちがゾロゾロ池にやって来た。ちょっとまずいなあ、と思って歩いていると子供たちもサギに気が付いたようだ。「おい、鳥がいるぞ」と誰かが言ったら、年長らしきのが「鳥をいじめたらアカンぞ!」と言った。その声を聴きながら釣り人の近くを歩いていたら、釣り人の一人が獲物の魚を持ってきた。1匹だけだったが、10cm程度の大きさである。子供たちに近づくと子供たちが取り囲んで「何や、何や・・・」と騒いでいる。「サギにやるのだ」という説明を聞いて、一番小さな子供がそのフナを強引につかんだ。この子で大丈夫かな、うまく投げるかな、と心配したが、その子は、いい場所に鮒を投げ入れた。そしてサギは一瞬の間をおいて見事に鮒を捕獲した。子供たちは「すげえ、初めて見た・・・」などと騒ぎ、その後、他の釣り人の所へ鮒を持っていないか聞いて回っていた。恐らくこの子たちにとっていい思い出になるであろう。
 寒さが増すにつれて、釣り人を見かけない日が増えた。来ても思うように釣れない日もあるようだ。ある寒い風の吹く日、サギは首を縮めて釣り人が魚を呉れるのを待っている。鳥も寒いのだろう、顔の表情からわかる。池の端には1m程の塀があるのだが、その上に登って釣り人から見えるようにして待っている。その日は釣り人は来ていなかったが、サギはじっと待っていたようだ・・・。
こういう場面を何回か見て、心を痛めている間にサギを見なくなった。また、暖かくなったら来るだろうか・・・。
 カワセミは時々見かけるようになった。今日も3,4人の大砲持参、迷彩服姿のカメラマンがおり、彼らから4,5m先に用意された木の枝にとまってポースを取っている。自分も後ろからバカチョンで撮ってみたが、カワセミは小さくてよくわからない写真であった。 
やはりサギは見なくなった。釣り人は来ている。カワセミも、カメラマンも快調のようである。寒いのにようやる、と感心する・・・。
H26.11.23  田舎での草刈り省力化のための2号機を作った。
 前回1号機は、草が倒れていない状態ならそこそこ刈れると思う。草が3か月で90cm伸びるとすれば、平均で毎日1cm伸びる。前々回が7月だったから5月か6月に草刈りに行けばいいと思うのだが、まだ寒い、雨で作業が出来ない、暑くて熱中症になるなどと案外、行けないものである。こういうことから、とりあえず条件的に厳しい今の状態でテストする。
 2号機は、「くわがた」のように台車先端に生垣バリカン(ヘッジトリマー)を取り付け、そのバリカンに回転軸を付けて、左右に円弧運動が出来るようにした。バリカンが真ん中でまっすぐ伸びた状態で台車が前につんのめると刃を曲げてしまうので保護ガードも取り付けた。
 この草刈機は、草が倒れていてもどんどん前に台車を押して行けば、草を刈ってくれる。今度は大丈夫だろうと草に向かって台車を突っ込んでみた。バリカンを左右に円弧回転すると「さっ」と刈ることが出来た。「よし」と思って、台車を押すが、これがなかなか押せない。こういう荒地のためにタイヤ径が太い車輪を使い、車輪の直径も20cm程あるのだが、これでも小さいようだ。
 結局、思うように刈れず、家内に一喝される前に、本体をバラして手で草を刈ることにした。改良点を考えるとこの台車には、荒地を推進できる搬送能力と刈り取った草を本体側に取り込む「からくり」が必要になる。このように考えると農業用コンバインが参考になるかもしれない。でもキャタピラーを作るのは無理である・・・。
今年はもう無理なので、冬の間にどうするか考えて3号機を作り、暖かくなったら再度挑戦しようと思う。
草が伸びてくると小さな車輪を引っ張るのは難しい。やはり動力が必要かな・・・。
H26.11.7 この半年、雑草や竹藪という自然の力の強さを改めて感じさせられることとなった。
 5月、田舎の雑草だらけの荒地が芽吹くシーズンになったので、業者に依頼してブルトーザーをかけて整地した。業者から連絡があったがほっておいて、7月に現地に行った。きれいになっていると思った土地は、もうすでに雑草が人の丈あたりにまで伸びていて、本当に整地したのかどうかわからなくなっていた。(勿論、業者さんは信用できる人で、整地はやって頂いている。)
 また草刈りをしなければならないが、こんな頻度で業者に頼んでいては費用もバカにならないので、自分でやろうと考えた。草刈り機はもともと持っているが、両手がふさがって、自由がきかない草刈機は、倒れた草をどける力が結構かかり、腕や肩が痛くなる。そこで、生垣バリカン(ヘッジトリマー)を活用してはどうかと考えた。充電式を購入し、台車にぶらさげて、その台車を押して走行すれば、電源のオンオフも簡単だし、停車すれば両手も自由に使える、と早速製作にとりかかった。
 10月、1号機を現地に持って行って、テストをやろうとした。ところが「すっく」と立っていた草は倒れてしまっていて、新たな草も生い茂っている。台車の進行方向と直角方向に刃を出しているので、肝心の雑草に刃が届かない。雑草を刈ろうと思ったら、雑草を起こしてやり、それから台車を動かして刈るという、とんでもないことになった。
 近所の知り合いの人が出てきて、「これはダメだ」などと雑談にふけっていたら、何もしないで半日が過ぎた。今迄、田舎に来なかった家内が前回からやってきて、慣れない手つきで草刈りなどをやっていたのだが、亭主が何もしていないので頭にきたらしい。
 「機械がだめなら手で刈りなさい」と一喝された。「それもそうだ」し、「機械も何もしないで帰るのはつらかろう」、と台車を分解し、装置本体を取り出した。自分も今迄この機械で草を刈ったことはなく、切れ味を試す必要もあった。ただ、メーカーはこの機械で草を刈るのは認めていないので、それなりの危険があるという注意も必要だと慎重にやってみた。思った以上に使い勝手はよく、台車に取り付けるなど、自己責任で使えそうだと感じた。このようにして時間は過ぎたが、草刈の省力化は初期段階から進展しなかった。
 このままではダメなので、この経験をもとに、2号機を作ろうと考えた・・・。
自然には勝てないのでせめていいところで折り合いをつけたいと思うのだが自然は待ってくれないから大変である・・・。
H26.8.23 今週の日曜日、MBS毎日放送TV「夢の扉」で放映された無動力歩行支援機「ACSIVE(アクシブ)」は、すごいものだと感心した。開発されたのは、名古屋工業大学の教授佐野明人さんと今仙技術研究所というところである。

 今、盛んに動力式の歩行支援機が開発され、実用に供されているが、価格の問題は大きい。各社とも、機能、軽量小型化、価格に注力されているわけだが、無動力と言うものは、これらに大きなインパクトを与える。但し、機能については、人間の歩行という機能をそのまま活用する「歩行支援機」となっており、世の中にある支援機の「ある分野の機能」を担っている、という位置づけである。

 佐野先生は、30年ほど、歩行について研究された中で、この支援機を着想されたそうである。この発想が素晴らしいと、特に、感心するのは、我々の「からくり」の研究においても「歩行おもちゃ」は欠かせないものであるからである。
 時々紹介させて頂く2冊の本、1冊は、「ほんとに動くおもちゃの工作 加藤 孜著コロナ社」、もう一つは、「おもちゃの科学 酒井 高男著 ブルーバックス」に歩行おもちゃの作り方が載っており、坂道を左右に体をゆすりながら、下って行く無動力の歩行は、そのヒントに十分なるものであるからである。単なるおもちゃというものから実用化への発想が、今後の研究においても大切になる、ということである。これこそ「機巧図彙」の著者「細川半蔵頼直」さんが言いたかったことではないかと思われる・・・。

 今年の9月ごろから発売になるらしい。足が衰えてきたら、こういう支援機を使う手(足?)もあるようだ・・・。
売れゆきはどうなのだろうか。各地で説明会が開催されているようだ・・・。
H26. 7. 5 梅雨ということで天候不順であるが、夏に近いからやっぱり暑い。暑ければ水辺が恋しい。歩いて15分位のところに幅10m位の川があり、その周囲は桜や梅が咲く公園になっている。最近は小生の朝晩の散歩のコースにしている。
 その川自体はあまりきれいではないが、時々思い出したように流れており、30〜40cmの鯉も5匹くらいは泳いでいる。釣り人もいるが、鯉はかからないようで、どちらも何時も同じように見かける。
 この時期の小生の楽しみは、その川の上に作られた人工的な池である。10m*40m位の大きさで、ジオトープということで草も結構生え、水も緑色で、底には泥も溜まっていて、まあ、ほったらかしの状態である。そんな状態がいいのか、冬には「カワセミ」が来るし、何時だったか時にはカモのつがいもやって来て「卵を抱いているから静かにしろ」、などの張り紙も見かけた。今の時期は、小さな魚が群れを成して泳いでいる。逃げ足も速いが、これを見ていると心が休まる・・・。
 当然、土日になれば悪がきが網を持って追いかける。妹を連れた兄貴がいいところを見せようと頑張っているのも見かける。子供は仕方がないが、時々、大供(おおども)が、魚取りをしているのに出くわすと心がさわぐ。まあ仕方がないので知らんぷりをしてその場をやり過ごしているが・・・。しかも、大供は、魚の習性を巧みに利用した取り方をしてずるいのである。魚が橋の下に逃げ込むと網を沈めてそのままじっと待っている。そうしていると、魚が戻ってきて、さっと網ですくわれる、ということになる。残念ながら(?)、結構、取られていた・・・。
 それでも毎日飽きずに見ていると、10cm位の鮒が数匹確認できた。どこにでも頑張っている奴はおるものだ、と感心し、うまく逃げ延びて欲しいと思ったものである・・・。
 子供も大人も水辺が恋しい夏がやって来た・・・。
暑い夏がやって来たと思ったら、もう立秋も過ぎた。気象条件が変わり、蒸し暑さは残り、各地で集中豪雨の被害が出ている。早く安定してほしいと思う。
H26. 6. 1 最近、3Dプリンターが何かと注目されるようになってきた。それ自身は発展のために喜ばしい事であるが、他の物でもそうであるように、陽の当たる部分ばかりではなく、陰の部分もクローズアップされてきたようだ。
 本屋で、CQ出版社発行の「トランジスタ技術」6月号を見つけた。3Dプリンタに関する緊急企画と銘打ってある。釣られて本を手に取ると、ハードばかりではなく、無料で使える開発ソフト、オートデスク社の「123D Design」のインストールの仕方や使い方の記事も載っている。
 調べれば、他にも手引書などがあるだろうが、とりあえず参考のために買ってきた・・・。
材料の特性や実際にやってみた時の注意事項なども簡潔に説明されている入門書である。名前に少しびびると思うが・・・。
H26. 5.18 1カ月ほど前の朝日新聞に、「国会図書館蔵書 アマゾンが販売」という記事が載った。アマゾンが国立国会図書館の蔵書の電子化された画像データを印刷し、紙の本として販売する取り組みを始めた、というものである。さらに、国立国会図書館では著作権が切れているものなどはHPで公開している、なども載っている。
 からくりのバイブルとしての「機巧図彙(からくりずい)」は、1796年に出版されたものであり、国立国会図書館に現物があるのは知られている。ひょっとすると公開されているかもしれないと思い調べてみた。
 国立国会図書館HPの「国立国会図書館サーチ」という検索サービスにアクセスする。簡易検索のキーワード欄に「機巧図彙」といれて検索すると、「機巧図彙」2巻首1巻[1] 細川頼直 須原屋市兵衛 1796 国立国会図書館デジタルコレクション というのが表示される。
 しかし、この本の内容は「時計関係の巻」なので、この下に記載されている(▼関連資料を表示(10件))をクリックする。
 すると、「機巧図彙」2巻首1巻[2]というのが出てくる。これが求める「茶運人形」などの内容のものである。
そして、「機巧図彙」2巻首1巻[2]をクリックすると詳細情報が表示される。出版年月日等に「寛政8」などと書かれているのを見るとうれしくなる。
 画面右側に(見る、借りる)欄があり「国立国会図書館デジタルコレクション」をクリックすると「機巧図彙」の表紙が表示される。後は、ページをめくって求める内容を見ることができる。
(印刷する)をクリックし、好きなページをPDFに落とせば、好きな大きさに印刷することができ、自分用の蔵書が完成する。
 これを活用すれば、他の巻や関連する古文書も研究できる、素晴らしいサービスである。そして、日本語の素晴らしさ、奥深さをより知ることになると思われる・・・。
「機巧図彙」を入手する方法が判ったので、今後、活用される方が増え、技術が伝承されるのを願っている・・・。
H26. 4.21 約1か月かけて続いたプロ棋士とコンピュータソフトによる将棋の対戦、「第3回電王戦」が終了した。結果は、棋士側1勝、コンピュータソフト側4勝となって、コンピュータソフト側が昨年に続いての「勝ち」となった。
 朝日新聞の記事によると、プロ棋士側の1勝を上げられた第3局の豊島七段は、事前に提供された「対戦する将棋ソフト」と1千局ほど戦って準備され、相手の指し手は想定の範囲内でした、という事だったそうである。
 第1局で対戦された菅井五段は、「対戦するソフト」に対する必勝法を編み出しても、明日からの自分につながらない、と言われ、コンピューターの弱点を突こうとする指し方ではなく、あえて厳しい戦いを選ばれたようだ、との報道もあった。
 プロ棋士としていろいろな考え方があり、コンピュータソフトの考え方もさらに進化するであろうし、プロ棋士とコンピューターソフトの対戦は今後どのように進展していくのか、ますます興味深いものになりそうである。
 <お断り>
 HPカウンターが消えてしまいました。新たに簡易的なものをつけておりますが、少しバランスが悪いようです。
人間対ソフトの戦いも続くが、ソフト同士の戦いも続く。ソフトは移植によって似たものが出来るので、追い越され易いようだ・・・。
H26. 3.19 3月15日の朝日新聞夕刊に「将棋電王戦」、即ち、プロの将棋棋士とコンピューター将棋ソフトの対局が開幕された、という記事が載った。今回が第3回で、第2回では人間側が1勝3敗1持将棋(引き分け)と負け越した。
 対局の様子の写真を見ると、コンピューター側は「ロボットアーム」が将棋ソフトの指示に従って駒を操作する。人間とコンピューターの対決色を濃くした演出のようだ。小生は細かいところが気になる性格なので、駒を裏返しにするのはどういう「からくり」を使うのかなあ、などと考えてしまう。
 対局は将棋ソフトが勝ったようだが、将棋ソフト「習甦(しゅうそ)を開発された竹内章さんが、対局された菅井竜也五段についてコメントされている。それによると、「菅井さんはこのソフトに対する必勝法を編み出しても、明日からの自分につながらない、と言われ、コンピューターの弱点を突こうとする指し方ではなく、あえて厳しい戦いを選ばれたと思う。菅井さんの高い志を称えたい」と話されたそうだ。
 プロの棋士としていろいろな考え方のもと、合計5人の将棋棋士の方と五つのコンピューターソフトが対戦するのは興味深い。
結果は、棋士側1勝、コンピューターソフト側4勝となり、総合で「コンピューターソフト側の勝ち」となった。次回が楽しみである・・・。
H26. 2.17 少し前だが朝日新聞に、「卑弥呼の鏡は古代の「魔鏡」 反射光に浮かぶ文様」という記事が載った。
 昔、隠れキリシタンの間で十字架やマリア像などが浮かぶ「魔鏡」が作られた、というようなことを習ったように思うが、古代の青銅鏡「三角縁神獣鏡」にもそのような機能があったらしい。神獣鏡の背面には神仙や霊獣、唐草文などが浮き彫りになっているが、それぞれの断面は異なっていて、肉厚が薄いところ、厚いところがある。鏡面を加工するとき、その肉厚が違う部分で、たわみ具合が異なり、肉眼では見えない凹凸ができ、それが紋様を生み出す仕組みになるそうだ。これを発表されたのは、京都国立博物館、学芸部長の村上隆さんであるが、「魔鏡」の発見もそうだが、青銅鏡の複製にあたって銅やスズを使った3Dプリンターが使われた、というのも興味深い。
 1月中ごろ、BS−TBSで、「” 関口 宏の風に吹かれて ” ものづくり革命の風3Dプリンター」という番組があった。
 そこでは東京の「青山3Dサロン」というところで、自分のフィギュアを作ってくれる、というのがあった。大きさが15cmから25cmで5万円から10万円強だったが、データ取りに3Dスキャナーを使っていたのが興味深かった。勿論、CAD知識も必要だと思われるが、圧倒的に便利であることが実感できる。これは、3Dプリンターが一部の専門家の道具ではない、という証明でもある。
 また、「3Dプリント工房オフィス24スタジオ西新宿」という会社では、安いものから数千万円する3Dプリンターをレンタルで使うことができるようだ。使用材料は樹脂であったが3Dプリンターの実用テストには便利であろう。例として樹脂製のスパナを組立済の状態で作ることができること、を紹介していた。ネジ部など回転を要するところは、10ミクロンの隙間を設けている、と言われていた。精度の問題もあろうが、約4時間で完成するそうだ。費用は1万2千円ということであった。
 オバマ大統領が「アメリカ製造業復活」として3Dプリンターに注力し、安倍内閣も遅れている3Dプリンター機器の開発促進や学校現場への設置も考えているようである。我々にも3D活用のチャンスが拡がってきているようだ。
市が発行する広報誌を見ていると3Dプリンターの使い方やソフトの研修案内が載っており、起業や新分野進出を勧めていた。
H26. 1.30 新年になってカメラが故障した。孫の動画を撮って、手振れ補正が欲しいな、と思った矢先だった。
 7〜8年ほど使ったものだから十分、元は取れているのだけれど、当時6〜7万円はしたが、造りが頑丈なのと機能が気にいっていたので、バカチョンだが愛おしい気持ちになった。メーカーのサービスセンターに電話をしたら、その機種は修理不可能です、と告げられた。
 スライドスイッチの故障だと思うのだが、小生が分解すると壊してしまうのがオチである。何か資料は無いかと調べると、あるカメラ修理会社を見つけた。福井県にある「(株)フクイカメラサービス」というカメラの修理会社である。ダメもとで調べてみたら修理をしてもらえそうだ。インターネットで申し込むと集配から配達まで、そして代引きも含めて7500円+税という納得の価格で修理が出来た。メーカーとも連携ができているようで、たまたまかもしれないが、うまくいった。
 カメラが壊れると普段あまり使わないのだが不安になり、安いデジカメだが、ご褒美として同じメーカーの物を再び買った。値段は安く、持ち運びしやすい小型のものだが手振れ補正もついている。耐久性はどうだろうか。フイルム機と違って、自動化の進んだデジカメは、スイッチがいかれると手出しが出来ない。消耗品になるのか、どの程度持つのか興味深い。
バカチョンだがAUTOとマニュアルがあるので、まあ、満足である。センサーが大きく全体が小さいのが欲しいところである。
H26. 1. 1 あけましておめでとうございます。
 昨年の最後は、人工知能搭載ロボットが東大合格を目指している、という話題を取り上げましたが、今年最初の話題も人工知能に関するものです。
 昨年、11月下旬、TBSテレビ、「夢の扉+」という番組で、「”絶対落ちない飛行機”〜熟練パイロットの”技”を持つ人工知能で、安全な飛行を〜」というのが放送された。ドリームメーカーは東京大学大学院 教授の鈴木真二さんである。
 鈴木さんにとって、日航ジャンボ機の墜落事故が、「落ちない飛行機を作る」ということに挑戦される原点になったようだ。
 ベテランパイロットの操縦テクニックを解析し、人工知能に取り込んで、飛行機に搭載し、何らかの異常・故障が発生した時、それを自動的に検知して操縦を支え、事故を回避しようとするものである。
 実際の飛行機に人工知能を搭載した実験では、異常に対して見事なサポートを行った。例えば、異常を回避するために必要な作業を、短時間に500回以上も行うという、人間では到底できない作業をやってのけた。
 「人工知能が、新しい未来を切り開いてくれる・・・」、と期待したい。 今年もよろしくお願い致します。
今年も始まった。そして、今年も来るぞ、大晦日。1年は早い・・・。
H25. 12. 8 少し前になるが、NHKのニュースで、「人工知能が400大学で合格圏内に入るA判定を獲得する成績を収めた」、というのがあった。東京大学合格を目標に、国立情報学研究所や大手電機メーカーなどが共同で開発を進めている人工知能「東ロボくん」で、9年後の2022年春までに開発するのが目標だそうだ。
 都内の大手予備校で初めて受けたセンター試験の模試では900点満点中387点を獲得した。コンピューターならば高い点が取れそうに思うのだが、そうはならないらしい。理由は、問題の意味が理解できないことにある。日本語の文章を数式に当てはめても、それがどういう事を意味しているのかが判らなくては答えが出せない。数学で2+3=?とやる分には、2と3をプラスするということで答えは簡単に判るが、国語や英語など、質問の文章がより長く、あいまいな表現が多く含まれるものは、正しい答えが出せなくなるということである。このため、質問文の短い数学T・数学Aや記憶した知識を引き出す日本史や世界史は比較的点数が高かった、そうだ。
 今は「頑張って東大に入ってね」ということで済むようだが、これは我々にとっても大きな変化につながるかもしれない。このプロジェクトのリーダーで国立情報学研究所の新井紀子教授は、「人の言葉の意味を理解できる次世代の人工知能が出来れば、人の働き方など社会は大きく変化する。」と言われている。将棋の世界で人工知能が注目されているが、一般の業務に応用出来るようなものが出来て、日本語の問題を出せば、必要な答えを出してくれるということは、「自分の存在意義も問題になってくる」のではないだろうか・・・。
 今年もあと3週間ほどになりました。何時ものことながら早いものだなあ、と思う。
いよいよ明日は大晦日になった。今年一年いろいろお世話になりました。良いお年をお迎えください。
H25. 11.11 今年の夏は本当に大変な暑さだった。その暑さが収まったか、と思う間もなく、今度は急に寒さがこたえる様になった。
 夏の暑い日に、田舎へ行って草刈りをした。近所の人が熱中症を心配してジュースを差し入れてくれた。田舎の人は、暑い時は仕事をやらないが、1泊か2泊の身にはそんな余裕はない。しかも疲れるので効率も悪い。期間を延ばしても、海のそばの宿屋でさぼり、結局、大したことにならないのが常である。年に何回か出かける程度だと草刈りの範囲も少なく、草も大きくなり、あの草が、と驚くような固さになっているものもある。本物の竹も横の竹林からこちらに伸びてきて生えるようになってしまった。話を聞くと山から狸も出てきて住んでいるようだ。2年前にはブルトーザーをかけてもらったが、今はかなり元に戻ってしまって、自然というものは本当にすごいものである。
 何もしなかったわけではない。除草シートを張ってみた。少し貼るにも結構な時間がかかり、自然に対する「おちょくり」程度しかできなかったが、シートを張っていないところが圧倒的に多いので、そこからの草にやられてしまった・・・。
何時もは妹夫婦が手伝ってくれるのだけれど、高齢化の時代、このままという訳にはいかないだろう。田舎でも高齢化が進んでいる。今迄手伝ってくれた人も作業が出来なくなるだろう。そこで、自動化を考えてみた・・・。
 部屋の中では「ルンバ」がお掃除をする時代である。自動運転車の実験も始まっている。しかし、この草刈りプロジェクトがそれらの技術の恩恵に浴する前には次世代にバトンタッチすることになるだろう。せめて、愛用のエンジン式草刈り機を使って乗用式の草刈り機を作り、作業を効率化するのが関の山だ。自動になればもっと楽になる・・・。
 そう考えて久し振りにCADを使い検討にはいった。ホームセンターにも行って使えそうな部品を探した。できるだけある部品で、自作しながら何とか作ってみたい気分になった。久し振りにわくわくする。実は、構想している時が一番楽しく、作り出すと苦しみとなる。どこまで実現できるだろうか。ビフォー・アフターの動画の構想もあるのだが・・・。
 高速道の工事などでの渋滞があり、待っている内に、いい時期での出張が遅れてしまった。寒いと言われる来週に草刈りに行く予定である。構想のチェックも行う必要があり、今年最後の草刈りになる・・・。
田舎へ行って草刈りの前に裏山の雑木を刈っていた。大きな木は本職の職人さんに頼むのだが、細い小さな木や笹などは小生が適当にやっている。終わりかけの頃バランスを崩し、後ろ向けに斜面を落下した。一瞬えらいことになると思ったが、うまい具合に一段下の木の根っこに引っ掛かり、大したこともなく助かった・・・。体力が低下していることが良く判った・・・。
H25. 10.06 オバマ大統領が、アメリカ製造業の復活を宣言し、3Dプリンターが注目を浴びているが、正直、3Dプリンターが、それほどの役目を担っているとは想像し難い。そうした中で、1冊の本を見つけた。クリス・アンダーソン著「メイカーズ」(NHK出版)という本である。
 ビットの世界、即ち、コンピュータの世界は、インターネットと結びついて、生活や産業を大きく変えた。このビットの世界は、基本的に、目に見えないコンピュータの仮想の世界で成り立ち、人とそれらをつなぐインターフェースとして、CRTやプリンターがあり、現実の世界との橋渡しをしてくれる。そして、プリンターでは、ドット・インパクトから、インク・ジェットへの転換が産業や生活に大きく貢献したことは間違いない。
 この本は、製造業、即ち、現実の世界の「ものづくり」の世界でも、ビットの世界が遂げたような発展が起こる、というものである。
即ち、「ものづくり」の過程は、大きく、企画、設計、加工、販売に分けられるが、加工だけが、現実の世界のままで、ビットの世界に属していない。しかし、NC加工機は既に、ビットの世界を使って、現実の世界の加工を行っている。NC加工機は、一部の個人以外は、まだ、企業用として設置されているものがほとんどだが、ここに、3Dプリンターが入ってくると、個人が主体となった「ものづくりをする人々」、即ち「メイカーズ」が、多数、出現するのではないか、ということである。
 企画は、本来、人が主体であるが、インターネットを使って、大きく展開することができる。設計はCADに、加工は3Dプリンターを含むNC機に、販売はインターネットに、ということで、ビットの世界を使った「ものづくりする人々」の世界が、大きく進展することになるだろう。3Dプリンターが、コスト、機能共にますます進展するものと考えれば、東京五輪の時は、どうなっているだろうか。五輪とともに注目したいものである・・・。
オバマ政権では今後3Dプリンターやレーザーカッターなどの工作室を学校に設置するプログラムを立ち上げた。若い時から先進的なモノづくりの世界に触れさせようとしている。日本はどうなるのだろうか・・・。
H25. 9.11 琵琶湖で開催された「人力飛行機大会」の様子が読売TVで放映された。関係者の想いを乗せ、湖上に飛び立つ飛行機は、何時もと同じように着水が近いのもあれば遠いのもあるが、参加できたことに意義を認め、一体感を感じた青春(少し前の青春の方もおられるが・・・)の1ページとして関係者にとってその輝きは永遠のものとなるであろう。
 飛行の様子を見ていると、カミソリで湖面を切り開いていくような「匠の技」の持ち主の方も居られれば、2人乗りの力強い飛行をされた飛行機もあり、努力されている様子を感じることができた。
 でんじろう先生が、ロケット式人力飛行機を監修されたのも興味深かった。従来の推進方式は滑空かプロペラということだが、操縦者が空気入れを漕いでペットボトルに充填したら新しい推進方式にはならないのだろうか。課題はいろいろあるだろうが、2人式などの方式としても面白いと思うのだが・・・。
 宮崎駿監督が「風立ちぬ」を最後の作品として引退されるそうだ。創造的な仕事ができる年代があり、長編アニメの製作は大変なので、そのあたりを考えてのことらしい。
 話は変わるが、先日、NHKの「日曜美術館」で藤城清治さんの影絵の製作の様子が放映されていた。福島の様子を題材とされていたが、生きること、自然とのかかわりなど、心に染みるものが多くあった。創造的な仕事は素晴らしい、と改めて想う・・・。
創造的な仕事をする、ということは、価値の大小はあるにしても、凡人は凡人でそれなりに考えて続けたいものだ・・・。
H25. 8.19 宮崎駿さんの「風立ちぬ」を見た。 堀越二郎さんの飛行機にかける情熱が描かれ、アニメらしく、妻となる女性との出会い、結婚、早い別れ、のストーリーが設定され、小生の隣に座っていた若いカップルの男性が泣いていたのが印象的だった。
 堀越さんの設計者としての考え方に共鳴を覚えた。当時は、エンジンが非力であり、航空機の性能を引き出すには十分ではなかった。その時、堀越さんは、エンジンに無いものねだりをするのではなく、それでもって素晴らしい性能を引き出す機体を設計しようではないか、と仲間を鼓舞する。この結果、沈頭鋲や逆ガルウイング翼の案が出され、素晴らしい飛行性能を生み出すことになる。
 堀越さんは群馬県の藤岡市の出身らしい。栃木県に住んでいた頃、藤岡市は近くであったので、懐かしい感じがした。
 話は変わるが、何時もならばお盆のころに、琵琶湖で開催される「人力飛行機大会」の様子が読売TVで放映される。今年は、9月4日の放送らしい。いつもエンジン役も担う操縦士の必死の頑張りに感動するのだけれど、もうそろそろ、もう一段上の状況が実現しないかな、と思う。勿論、関係者は必死に考え、実現を目指しておられるだろうが、「風立ちぬ」を見た後だけに、もう一段の努力を期待してしまうのである。そう考えれば、琵琶湖で飛ぶことも大切だが、他の課題も見えてくるのではないかと思うのである。そういう期待を込めて9月4日を待ちたいと思う。
 9月2日の新聞で宮崎駿監督が「風立ちぬ」を最後の作品として引退する、という記事が報じられた。9月6日に記者会見があるそうだ・・・。
宮崎駿さんによれば長編アニメを作るという創造的な仕事ができる限界があるとのことで、そのあたりを考えてのことのようだ・・・。
H25. 7.15 今回は久し振りに「歩行玩具」の話題。 
 福井県に「歩行玩具」を研究されている「岸下順一さん」という方がおられる。「岸下順一の仕事場」というHPがあるので、覗いて頂きたいが、本職は、仏像や欄間、仏壇彫刻など木彫を専門とする方である。そして、木や竹を使った「手作り玩具」や「歩行玩具」、その他の研究、製作指導により地元、福井県の地域振興を図っておられる、という方でもある。
 何年か前から、昔懐かしい「伝統玩具」や「歩行玩具」を研究され、資料の整備も図られている。中には上手くいかない物もあるから、むつかしいなあ、と以後の研究課題になる。小生の方も、そういった内容を時々お聞きし、考えてみるのだけれど答えは判らず、そのうち忘れてしまい、また、思い出しては、また忘れてしまう・・・。
 小生が認識している今の課題の1つは、2足歩行の玩具を重りで引くタイプである。足を本体の中に仕込んだものはうまくいくが、本体の外側に取り付けた足の場合は、重りではうまく動かないらしい。坂道を使わず、重りで動かすこと自体、小生は驚異に思っているのだけれど・・・。
 また、課題2は、「4足自然歩行」という動物のように動く「歩行玩具」があるが、「確実に自然歩行と言えるかどうかが怪しい」ということである。何とか、力学的に解析してみたいというのが、小生の想い、課題であるが、今も実現していない・・・。
 うまく解決すれば、連絡をしたいなあと思いながら、いつしか忘れ、また思い出しての月日である。
 岸下さんのHPには「伝統玩具や歩行玩具の作り方」などの説明資料もあるので、子供さんやお孫さんの夏休みの工作に活用できるのでは・・・。  4足自然歩行・・・下欄の3.「歩行おもちゃ」研究塾(4足歩行)、1.知識編をご参照下さい。
多くの方に訪れて頂いた。「からくり」が多くの方に依然人気が高いのに驚くと同時にうれしくなった・・・。
H25. 6.16 NHKスペッシャル「メイド・イン・ジャパン逆襲のシナリオU」の続き・・・。 
 2日目は、3Dプリンターから始まった。昨年8月、オバマ大統領が、製造業復活、製造業を画期的に変えるチャンスが来たと3Dプリンターの研究プロジェクトを立ち上げてから特に騒がしくなってきた3Dプリンターだが、今後、どう展開していくのだろうか。
 米に「ストラタシス」という3Dプリンターの会社がある。日本では、「丸紅情報システムズ」という会社が、装置を販売している。樹脂製の製品用であるが、その装置を見る機会を得た。製品を見ていると面白いものがあった。ゴルフボールより少し大きい樹脂製のボールで、メッシュになっている。メッシュの糸の厚みは1mm程度で、よく見ると、その中に一回り小さなメッシュのボールが入っている。その中にもある。幾つものボールが動く状態で組み込まれている。どういう風に作るのか、担当の人に聞いてみた。設計では、同心円の球を描き、それを輪切りにした3Dの設計データにして、その通り「下」から作っていく。空間部分には支持材をいれ、後で溶かして製品だけにする、ということのようだ。これを作る、というのではなく、こういう考え方で、従来と違う商品が考えられる。例えば、エアーの配管などは、支持材を製品に埋め込み、後で溶かし、空洞化して、配管の代わりをさせることができる。形状は自由に設定できるので、製品の中に組み込み、配管を簡素化することができる。実際にそのような製品もあった。
 番組では米の「3Dシステムズ」という会社が紹介されていた。ここの装置は、金属製もできるようで、国内では、小田原市にある株式会社「コイワイ」という会社が、その装置を導入し、活用しているようだ。鋳物メーカーで、会社のHPを見ると、3Dデータを貰ってから、2〜6日で製品が出来ます、ということで、早そうだ。内容はわからないが、ダイレクトに砂型を作っているようだ。コイワイさんにあるかどうかは判らないが、金属製品用には、金属粉を印刷して、レーザーで溶かす、という方法もある。航空機や自動車の部品作りも進んでいるようなので、どういう作り方をしているのかなどの情報にも注意したい。
 米に任せるまでもなく、「製造業復活」は日本にとって大切なことである。一つの企業が頑張るのも大切だが、やはり国をあげた研究体制が不可欠である。番組でも、独、韓国、中国、台湾などの研究体制を報じていたが、日本も頑張ってもらいたいと思う。
 本日(2013.6.16)付の朝日新聞に「米発 3Dプリンター革命」という記事が載った。取り立てて目新しい内容はないが、注目したいのは、全米の約1千の小学校に3Dプリンターの設置を始める、ということである。若いうちから先端の技術に触れるのは素晴らしいことだ、と思う。また、「ストラタシス」の幹部が、「日本は乗り遅れている」と言っているそうだ。頑張ってもらいたいと思う。
3Dプリンターの活用方法が良く判らない。どういう方面で伸びていくのか、よく注意したいと思う・・・。
H25. 5.15 先日、NHKスペッシャル「メイド・イン・ジャパン逆襲のシナリオU」を二晩続けてやっていた。 結局、大手の電気機器メーカーが海外のメーカーに苦戦したのは、例えば、薄型テレビの例で見れば判り易い。日本のメーカーは、高い設備投資を行って、顧客が望んでいるものというよりは、自分達が作りたい例えばプラズマテレビ等を、高価格、高品質で作っていた。海外のメーカーは安い液晶テレビで顧客の要望を満たし、日本のメーカーはそれに足元をすくわれた、ということのようだ。しかも、そういった海外メーカーは、日本の中小企業の協力を得て商品を作っているようだ。
 「メイド・イン・ジャパン逆襲のシナリオ」の1つは、顧客の望むものを、日本が得意とするこだわりの「ものづくり」で、高い品質と信頼のある製品を、短期間で、安く、世界に送り出すことにある。何のことはない。これはモノづくりの本質で、昔から言われている、「いいものを、安く、早く」ということである。ただ、大きな会社は、ビッグになり過ぎて、本社などは官僚社会のようになって、現場の声が届きにくいという弊害があるので、小さな組織で運営しようということである。「現場の声」が世界のあらゆるところで、めまぐるしく変化しているので、これに素早く対応することが「勝者になる条件」である。昔からあった事業部制だけでなく、カンパニー制やアメーバ組織という10年以上も前に言われた言葉も出てきて、歴史は繰り返すものだなあ、と思う。
 大手も中小企業のような「小回りのきく、風通しの良い」組織に変えていくようだが、逆に独自の優れた技術を持つ中小企業がネットを組んで大手と協力する例も現れている。昔、異業種交流などが盛んに言われたことがあったが、番組ではそれを大きくしたようなものだが、運営がしっかりしていそうな「京都試作ネット」という組織が紹介されていた。このネットには96社が参画しているそうだ。大手から出された課題をわずか三日後には試作品として提示できるスピードと技術があり、「SHISAKU」と言う言葉を世界共通語になるよう目指して活躍するようだ。
 日本の強みは、トップダウンではなく現場主導で製品を高めていけるところにもある。大企業と中小企業が緊密に協力しあえることは日本ならではの強みであり、勢いのある中小企業が大企業を引っ張る例も見られる。水耕栽培の野菜工場の例だが、円形にして効率よく生産できるシステムがある。これは、陸前高田市のベンチャー企業「グランパ」が開発したものだが、これに、日揮、飛島建設、日立が協力してサウジアラビアなどに輸出しようと活動している。海外に設置したプラントの生産管理をITを使って日本から遠隔操作で行おうとしており、素晴らしいシステムだと思う。このように日本の農業技術を含めた「ものづくり」が活躍する日が来てもらいたいと思う。このベンチャーは元銀行員の方が立ち上げたものらしいが、発想が豊かなのに驚く。
 企業の海外進出が続き国内に製造業が残れるのだろうか、と懸念しているが、結局のところ「ものづくり」の原点に立ち戻るということのようだ。
 アベノミクスの目玉となった円安が円高になってきている。製造業の復活が待たれる・・・。
H25. 4.15 朝、7時のNHKニュースを見ていたら、今日は東京ディズニーランドが開かれて30周年で、ゲート前には3千人以上が開場を待っていると報じていた。色々な社会状況から運営も大変であろうと思うが、入場者は順調に伸びているらしい。
 経営幹部の方が言われていたが、こういう施設において大切なのは、リピーター客をいかに確保するかにある。勿論、アトラクションも常に更新する必要があるが、大切なのは「おもてなし」の心を大切にすることにある。キャストと呼ばれる園内の作業者の85%はアルバイトであるが、その人達の教育を充実させ、来園者にハピネス(幸福感)を持ってもらうことに注力している、そうだ。
 教育担当者がマニュアルを説明するだけではなく、2人一組になって、お客様と従業員になって訓練をし、体にその状態を染み込ませる。感心したのは、配属後のフォローである。上司が、その人達の働きぶりを現場で観察し、君のこういうところは良かったよ、と、5つ星のカードを渡していた。それがどういう値打ちのあるものかわからないが、上司とは常に文句を言う存在である、という思いからすると、これは素晴らしいことである。本人は、ほめられたことで、認められたという思いや達成感、やりがいを感じ、さらなるやる気も出てくるだろう。
 業種も組織も体制も違う会社であっても、人を活用するということの本質は変わらないと思う・・・。
人を活用する、ということは、その人の持てる能力をいかにして発揮してもらうかにある、と改めて思う・・・。
H25. 3.16   先日、NHK「クローズアップ現代」で、「”3Dプリンター革命”〜変わるものづくり〜」という内容をやっていた。
 今迄のプリンタは、インクを噴射するヘッドが、前後(Yj軸)、左右(X軸)の2軸で動き、平面の用紙に印刷していくものであるが、3Dプリンタは、もう1軸、上下に動くZ軸が追加され、必要な印刷が終わると、用紙が下がるか、ヘッドの部分が上がるかして次の印刷を行い、立体的な印刷ができるものである。当然、用紙の代わりにベースがあり、インクの代わりに、従来のやり方では、光で硬化する樹脂などを使って、印刷しては光を当てて固め、積層して立体的な成形ができるようにしたものである。つまり、3Dプリンターを使えば、3次元のCAD(設計)情報を使って、直接製品を成形することができる。
 従来は、金型を作って、そこへ樹脂を流し込んで成形していたので、それと比べると、量産するまでは金型を作らなくて済むから、開発段階、試作段階で重宝されるだろう。開発期間の短縮、多品種対応などが図れることになる。
 また、オリジナリティーを尊ぶ個人にとって自分だけの形状を作ることができるから、そういう対象製品にとっては効率的な多品種生産を可能にすることにもなるだろう。
 従来は、個人ユースなどは考えられなかった3Dプリンターだが、価格の低下もあって、これからは更なる発展が期待されている。アメリカのオバマ大統領は、「3Dプリンターはあらゆるものづくりに革命をもたらす。新たな産業がアメリカから生まれるにちがいない」と研究機関やその他の施設を充実させる、としています。
電気自動車のボディをこの3Dプリンターでやっている例も見られるし、金属製の航空機部品を作っている事例もあるようだ・・・。
H25. 2.16 カメラの動画撮影機能は性能が向上し、美しい動画が簡単に撮れるようになった。この動画が最近ビジネスとして脚光を浴びているようだ。 2,3日前のNHK「クローズアップ現代」を見ていたら、動画が「動画投稿ビジネス」として盛んになり、現在の成功例として自分の年収を超える広告収入が入り、本業を転換したというサラリーマン等が紹介されていた。
 例えば、キャラクター弁当の作り方を紹介する動画がある。これは、子供達の弁当用に奥さんが工夫していたものを、たまたま動画サイトに投稿したら、人気が出て、それに広告収入がついた、というものである。これは「知りたい」のジャンルで、計画的に実施できそうなものである。「かまきり」のユーモラスな動きを投稿された高齢者の方もおられる。これは「面白い」ジャンルで、偶然という要素も必要であろう。また、若い女性の自分のメークを紹介する動画がヒットしている例もある。これは「見たい」というジャンルで、計画的に実施できる、と思われる。
 このように、「面白い、見たい、知りたい」動画が出来れば、誰にでも、年齢に関係なく、稼げるチャンスがある。しかし、注意も必要である。たまたま「面白い」場面に出くわして撮影し、それがヒットして、「これは簡単」と思っても、おいしい「2匹目のドジョウ」はなかなかいない、ということもある。継続して投稿できるか、継続して興味をもってもらえるか、ということもビジネスにするには大切なことである。
 「動画投稿ビジネス」は、撮影して、アップロードすれば終わり、という簡単さである。機材の多様化とともに、子供から高齢者まで巻き込んで発展するビジネスになっていくのではないだろうか・・・。
動画を見ると広告がついているものも多い。ビジネスになっているのだろう・・・。
H25. 1.15 最近、「工場見学」や「ものづくり」を取り上げるテレビ番組が増えたようでうれしい。少しジャンルは違うかもしれないが、地道だが長く続くNHK・Eテレの「大科学実験」という番組も興味深い。普段は土曜の夜と火曜の朝に放送される10分程度の番組であるが、今年、1月10日には総合テレビでスペッシャル版(43分)が放送された。
 この番組には「やってみなくちゃわからない」という信条があり、普通、取り上げないようなことをすごく真面目に取り上げて実験する。例えば、1月15日に放送された「ゴムこぷたー」というのは、輪ゴムの力を使って人が飛べるだろうか、という実験だった。
 ヘリコプターのようにプロペラ(ローター)を回転させ、それに連結したフレームに人を載せて飛ばそうというものである。プロペラ(ローター)を回転させるのに市販の輪ゴムを使う。
 プロペラ(ローター)の羽の設計が大切だがここではこれは問題にせず、とにかく人を含めて総重量は120kgとなった。プロペラ(ローター)のシャフトにワイヤーを巻きつけ、このワイヤーを輪ゴムで引っ張って回転させ、浮上させる。輪ゴム1本で500g(0.5kg)引っ張ることができる。使った輪ゴムは全部で26万本、13万本ずつに分けて両側から引っ張る。この輪ゴムづくりには、6,7人の人が30日かかって1列あたり80本つなぎ、全部で3250列作った。輪ゴムの列はフリーの長さから6倍伸長させ、片側600kgの張力を発生させた。
 やってみた結果は、20cm浮上し、実験は成功した。このように、この番組は面白いことをやる番組である。過去には太陽熱で浮上するバルーンで人を持ち上げることができるか、などもあった。1月10日のスペッシャル版では高さ3m、直径10cm程度の密閉された筒に水が入っていて、中に、指輪が吊るされている。水をあまりこぼさないで、この指輪を取り出すことができるか、というテーマであった。これもうまく取り出すことができた。再放送が多いので、また、見るチャンスがあると思われる。過去の実験の多くは、「nhk大科学実験」のHPを見ると実験の動画があり参考になると思う。
 空を飛ぶという「あこがれ」は幾つになってもなくならないものだ・・・。
H24.12.31
H25. 1. 1
寒くなるとやって来る公園のカワセミが今年もやって来た。そして例年通りカメラマンもやって来た。今年はカメラ女子がいるのが目新しい。
 時々行く大きな川には例年のようにユリカモメの一群が舞っている。朝の川岸は寒いのだけれど、我が家のワンちゃんが行くというのでやむを得ない。その川岸の夕方には、名も知らぬ小さな木にスズメがいっぱい止まっていて、夕日を浴びながらこちらを見つめる。丁度、首から上がのぞいていて、多くの目に見つめられる様子は光も良く写真に撮ってやろうと思うが、そういう時はカメラを持っていない。何時その川岸に行くのかワンちゃん次第なのでシャッターチャンスをものにできない、ということが多い。
  そして夏と冬に帰って来てくれる孫が今年も帰ってきてくれた。ワンちゃんは、今年はタイミング悪く吠えたため嫌われてしまい、どう対処していいのか、尻尾を下げたまま、かわいそうに気を使っている状況である。
 いよいよ今年も年末になった。あっという間の1年間だったように思う。いろいろお世話になった方々、また、このHPにお越し頂いた皆様方、どうもありがとうございました。どうか良いお年をお迎えください。
 H25. 1. 1
 あけましておめでとうございます。
 予報通り、今日も寒い日ではあったが、ワンちゃんは大きな川に行くという。さすがに元日だからか、ご来光を迎える人がいて、いつもより人が多い。足元でスズメがせっせと朝食を食べている中、今年のご来光が静かに上がってきた。受験生のグループらしい集団もいたが、特に声を張り上げるようなこともなく、足元のスズメはせっせと朝食を食べることができた。

 その川に向かっていく途中の小さな支流の橋の上で、若い着飾った男女のグループがジュースの缶に花火を仕込み、遊んでいるのに出くわした。噴水のように白い火花が噴き出してきれいではあるが、火の粉が散り、臭い煙も流れているので少し立ち止まって眺めていた。一台、車も来た。「もうやめた方がいい」とか注意していた女の子が、通り過ぎる時に「ごめんなさい」と謝ってくれた。こういう場面でなかなかそういう事を聞かないのが現代だと思っていたので、一瞬驚き、単純だが少しうれしい気分になった・・・。
 また、忙しい一年が始まりますが、今年も宜しくお願い申し上げます。
 時間のたつのが早い。感動が少なく心の時計が緩慢になって行く精らしい。
H24.12.12 先週、NHK総合の「海外ネット」という番組を見ていたら、「竹自転車」の製作について放映していた。「竹自転車」を作っているのは、アフリカ、ザンビアのムウェワ・チカンバさんという人で、自転車メーカーの社長さんである。ザンビアは銅やコバルトなどの地下資源の輸出に頼っていて、産業の育成が進んでいない。これからの時代は自分たちで完成品を作って、世界に輸出すべきだ、と思っていた。
 アメリカで竹製の自転車が商品化され、高値で販売されているのを知ったチカンバさんは、若者を集めて「竹自転車の商品化」の挑戦を始めた。初めは普通の自転車を組み立てるところから出発し、そのうちみんなで知恵を絞ってリヤカー式の救急車を作った。これが便利だということで、本来の救急車が買えない病院に急速に広がり、ヒット商品になった。
 地元の竹は部分的に青くなっていてデザイン的に面白いものもあり、竹の肉厚も厚いが軽く、これで作った「竹自転車」は斬新で面白いものになる、と感じたそうだ。そこで、切った竹を乾燥させ、金具で留めた後、樹脂を浸した麻のひもできつく巻く。乾燥した後、樹脂の部分を手仕上げでつるつるに磨き、仕上げに防水加工するなど、竹を切り出してから約3か月で自転車のフレームが完成する生産工程を完成させた。
 2年前から輸出を始め、アメリカ、ドイツ、オランダと輸出先を拡大した。しかし、なかなか輸出に至らない国がひとつあった。日本である。日本の販売店は高い品質を要求し、わずかなゆがみや汚れでも容赦なく返品してくる。日本から専門家を呼び、仕上げに注意するようアドバイスを受け、チェック項目を増やし、チェックリストも作った。この努力が実り、今では日本各地に12の販売店舗ができた。
 この努力の中から「ものづくり」の厳しさと楽しさを体験し、お金を得て自立していくことも可能になった。雇用も拡大した。会社には、「自転車を作るだけではない。人生をも変えるメイド・イン・ザンビア」という誇りを込めた言葉が掲げてある。社長はこの「竹自転車」をもっと世界に広めていきたい、と意気込んでいる。「ものづくり」の原点を感じさせてくれる内容であった。
これからの時代の在り方を考え、行動する人の信念と努力は素晴らしく、目の付け所も素晴らしいと思う。
H24.11.11 先月中旬ごろ、朝日新聞にプロ棋士による「初手天元」の早碁大会が開催された、という記事が載った。「初手天元」は「第一着を碁盤のど真ん中「天元」に打つもの」で、江戸時代の実在の棋士であり、日本独自の暦「貞享暦」をつくった天文学者でもある安井算哲(渋川春海)が「御城碁」で本因坊道策を相手に試みたことが伝えられており、碁を打つ人にとって興味深い手とされる。
 その安井算哲をモデルにした小説「天地明察」(冲方丁著、角川書店)は面白く、日本人はすごいなあ、と感心することが多い。しかも 驚いたのは、その渋川春海と「からくり」の細川半蔵が暦でつながっていると知ったことである。その話は別の機会に譲るとして、この渋川春海がわくわくしながら数学に取り組んでいる様子が小説から伝わってくるのがうれしい。
 例えば、当時、神社の絵馬に出題された「勝負絵馬」なるものがあったようで、その中に次のような問題がある。  
 「今、高さが九寸、底辺が十二寸の直角三角形がある。その内部に直径が等しい円を二つ入れる (円は2辺と他方の円に接している・・・小生が参考のため追加)。円の直径を問う。」というものである。
これは寛文元年(1661年、今からざっと350年前)に村瀬義益という人により出題されたそうだ。この時代、今でいうピタゴラスの定理が知られていたのが判るし、しかもこの定理だけでは解けないので、数学が発達していたのだなあ、と思う。
 答えは七分の三十寸であるが、当時の状況を思い浮かべながら問題を解くと、そこには嫌だなあとか、面倒臭いなあ、とかいう思いが出てこない。これが本来「学ぶ」というものの「しくみ」なのだろう。しかし、例えば好きな絵を描こうと思っても面倒臭いという思いが出てくる。どういう状態ならば進んで学び、どういう状態ならば嫌だという思いが出てくるのだろう、とそんなことが思われる。
 この問題を渋川春海が一生懸命考えていた時に、さっと解いたとされる人物として、関孝和が出てくる。関孝和は数学者で、後に行列式の概念を考えた人である。すごい人がいたんだなあと思うし、江戸時代という時代のすごさも感じる。
 おりしも大阪市で小中学校の土曜授業を先行実施するという記事が載った。勉強するのが嫌だなあ、と思う児童が多いと思うが、知る楽しみを感じる時間になればいいなあ、と思う。
 ノーベル賞の山中さんが、プロ野球やサッカーのように科学者にもなりたいと子供たちに言ってもらえるようになりたいと受賞の喜びで語っているが、そうなってほしい。
H24.10.15 暑かった夏も終わり、このところやっと涼しくなった、というよりは、はや寒い時もある。多くの企業が厳しく、夏の暑さに茹だっている頃、涼しく過ごしている中小企業があると、14日、日曜日の朝、「がっちり、マンデー」(MBS)がやっていた。
  3つほど紹介していたようだが、その一つに「2重羽の扇風機」を販売しているメーカーがあった。商品の企画販売は会社で行うが、製品の製造は他社で行うファブレス企業である。こうすることで生産に必要な技術、設備の負担が減少する。そのメーカーは、製造を中国の企業に委託しているので、コスト的にも有利と思われる。
 幾つかの点に、感心した。一つは、昔からある扇風機であるが、省エネで見直されて需要がある、と行動を起こしたことである。二つ目は、同じことをしていては勝ち目がない、と製品に特長を持たせた点である。三つ目は、安物という価格競争戦略を取らなかったことである。
  社長は、昔は音楽をやっていて、バンドリーダーだったそうである。ある時、「ものづくり」がしたくなって、バンドをやめ、中小企業でものづくりを始めた。扇風機に着目してから、ある時、足を結んだ横長の30人31脚競争を見て、2重羽の扇風機のヒントを得た。内側と外側にタービンブレードのような羽がある扇風機である。この特徴は、両方の羽から出てくる風が、あるところでクロスし、そこから広がって、自然のような風の流れを醸し出す。従来の扇風機は風が直進するので、そこに違いが出るようだ。
 最後は製品戦略である。売らなければ・・・ということで陥り易い低価格競争にもっていかず、差別化できる特長を生かしたデザイン重視の商品づくり、価格戦略を取ったことである。製品の特長から、高くても買いたいという市場ニーズにうまくマッチしたようである。
 扇風機は成熟製品でありながら、省エネなどで再び脚光を浴びている。このため、価格的に厳しいが、羽のない扇風機なども出てきたように、製品に特長があれば、低価格競争を離れて、また新たな需要を呼び起こすことができる。今回の製品もそのようなもので、ものづくりのメーカーにとってますます必要なことであろう。
ものづくりが難しくなっている中で、これも選択肢の一つであろうと思う。
H24.9.18 NHKのニュースを見ていると、最近、”ゆる”キャラならぬ”ゆる”起業というのが出てきているらしい。
 新しい発想や行動力をベースに企業を立ち上げ、より基盤を確保しようと努力をしている起業家にとって、努力の程度は少しも変わるものではないと思っているが、これが、年によって少し変化があるようだ。

 特に、それなりの自分の人生を務めて第一線を退いた人達や、まだそれなりの人生を送っている途中だが、自分の残りの人生を見つめた時に、こういう事がしたいとか、残りの人生は悔いのない人生を送りたい、とか、何をするかは決めていないが残りの人生で何かやってみたい、と思う人が起業をする場合、若い人達の事業に対する態度に比して、少し”ゆるく”なるということがあると思われる。
 
 起業にあたっては、5Mの1つである資金のウエイトは大きく、最初から大きな投資をするのは避けたい。その一つは事務所の設置である。普通なら1つのオフィスが占めるだろう事務室に、パソコンが1つおける程度の机が多数用意され、1区画、月1万円で賃借でき、企業の登記もできるというのがある。この例は女性が起業されたものであるが、そこを借りれば、一応、本社が設立できる。
電話は携帯で済ませ、同じ部屋のメンバーは会社は違うが仲間みたいなもので、営業も出来てしまう例もあるようだ。

 多くの実績を求めなくても、ある程度のことが出来たら、充実感ある人生が送れる、という要素はあるようだ。うまくいって躍進できれば、さらによし、ということである。
大手の企業のリストラもあり、定年延長も難しい中、こういう動きも一つの選択肢になる、と考えられる。
H24.8.20 多くの感動を与えてくれたロンドンオリンピックが終わった。努力が報われた選手の方々、残念ながら報われなかった選手の方々、どちらの方々にも心から拍手を贈りたい。お疲れ様でした。・・・そして現実的な話だが、これから後、メダルを取った、取らなかったということが、いろいろな場面で影響を及ぼすと思われるが、今後とも頑張って頂きたい・・・。
 世間では、お盆のお休みが終わった。暑い中、孫たちが来てくれてうれしく、また、帰ってほっとする反面、少しさびしい気持ちもする。時々、ネットでお話をするから、大体の様子は判っているようでも、実際に会うと現物は違ってうれしいものである。
 普段、犬との生活だから、孫が来たとき、喰いつかないようにするのに気を使う。犬は11年経ったので、疲れが出易く、自分の幾つかの居場所で横になる。孫は小さく、犬を見つけると「ワンワン」といって近づくので、しっぽや足を踏まないように手で防止するのが大変である。
 面白いこともあった。孫がお菓子を食べていると横でじっとくれるのを待っている。うっかり落とそうものならさっと食べてしまう。小さいなりに孫も取られないようにと思うのか、持っているお菓子を口の中に押し込む。そんなやり取りもあって、無事、お帰り頂いた。
 夏の楽しみは、まだ、残っている。読売TV(YTV)の「鳥人間コンテスト」である。今年は、8月27日(月)19時から放映されるそうだ・・・。
孫が帰ってから週に1回ネットでお話しするが、犬を覚えてくれているようだ・・・。
H24.7.18 少し前になるがNHKのクローズアップ現代でTEDという活動の紹介があった。18分の持ち時間で、自分が世の中に広めたいというアイデアをステージに立って観客に説明するというものである。その話し手には、アメリカ元大統領のビル・クリントンさんやマイクロソフト会長のビル・ゲイツさんなど、普通の人に交じって著名な人も出ている。その様子はインターネットの動画で配信されており、日本人向けにはボランティアによって日本語の字幕がサービスされているものもあり、本数も結構多い。
 TED代表クリス・アンダーソンさんは次のような話をされている。
 TEDの人気の秘密は、18分の時間内に自分のアイデアを観客に伝える真剣勝負にある。つまり、話し手は内容を突き詰め、表現方法に様々な工夫を凝らしている。また、取り上げるテーマの幅広さもある。科学技術、医療、芸術、環境問題、冒険などのジャンルがある。それをインターネットの動画で世界に配信しコミュニケーションを図っている。
 これは、アイデアの共鳴を通じて未来を変えることになる。丁度、たき火を囲んでリーダーが話しをする時の様子を考えて欲しい。リーダーに集中することで、感情やアイデアがそのまま聞く人に伝わり、人々の好奇心が突き動かされ、知れば知るほど興奮し、未来に対する考え方が変わるようになるからである。これこそがTEDの中心にあるものなのです。ほとんどの人は未来に対して暗いイメージを持っていて、変えられないものと思っている。ところがTEDの話を聞くと違う未来が見えてくる。未来は白紙で、これから自分たちの手で作り上げるものだと気づく瞬間があるのです。この経験に人は力を貰うのです。TEDの多くの事例を見ることで、そのつながりを考え、一見、無関係と思える考えが飛び込んできた時にヒラメキが起こる。自分の世界観を乱すような要因が入ることで、組み換えが起こり、ヒラメキが生ずると考えられる。
 アイデアをシェアーするということもできる。「政治家はすぐ変わるがアイデアは永遠に残る」という言葉がある。世界の歴史はアイデアの積み上がってきた道である。世界中の人々が最高のイノベーションを動画で見ることで様々なイノベーションのスピードが速くなっている。それは、まさにインターネットの時代だからこそ起きる現象である。アイデアがインターネットを通じて爆発的に広がり、アイデアに刺激を受けた人々のイノベーションの速度が速まるだろうと考えている。
 ここまで書いて、最後に何か参考になるものはないかと、「NHKクローズアップ現代TED」で検索したら、番組の内容がテキストで紹介され、しかも関連する動画の紹介もされている番組内容の紹介ページに行きついた。下手な要約を読まれるより、そちら(放送まるごとチェック)を読まれる方がずっと内容が正確に伝わるので一度閲覧してもらいたい。小生の要約は削除しようとしたが、これも残すことに決めた。しかし、NHKも素晴らしいサービスをやるもんだと感心した。
中身は勿論だが、ヒアリングとしても面白いのではないか。続くことを願っている・・・。
H24.6.30  マウリッツハイス美術館展が東京都美術館で開催され(9月17日まで)、有名なフェルメールの「真珠の首飾りの少女」が展示されている。柔らかな光と影、こちらを見つめる大きな目、瑞々しい唇が印象的である。素晴らしい絵は、時代を超えてその命を伝え続ける。
 日本に目を転じると、小生は、平山郁夫さんや東山魁夷さんという画家が好きである。その作品を見ると、心が癒され、安らかな感じになる。作品集の記事やTVの特集番組などを見ると、そこに至るには大変な努力があったように思われるが、それらの作品は、これからもフェルメールと同じように時代を超えて、その命を伝え続けることになるだろう。
 翻って自分の絵を考えるなら、非常におこがましいのだが、出来るなら、自分もこういう感じになる絵を自己満足でいいので描きたいものだ、と思う。
 何か参考になる本がないか、と調べたら、そういう絵を描くための15のチェックリストが載っている本があった。高崎尚昭著、水彩画上達のカギ、日貿出版社、と言う本で、気持ちが良くなる絵を描くにはどうしたらいいか等、技法とともに解説してある。自分の絵を客観的にチェックできるようだ。
 小生は、淡彩が好きであるが、友はしっかりとした水彩画を描いている。どちらにすべきかなあ、と思っていたら、ステップアップ水彩画-淡彩から濃彩へのすすめ-、という本を見つけた。小林征治、日貿出版社。淡彩画を描くもよし、たまにはじっくりと濃彩の絵を描いたらどうですか、という本である。この本には、風景画に必要な木が描かれた作品がたくさんあり、その混色のレシピも載っているので参考になる。中古本しかなかったが、いい質の本を安く購入できた。
 ということで、とにかく講釈をたれていても絵はうまくならない。描くことを実行すべきである、と少しずつ描いている・・・。
描くほどに面倒臭いという気持ちがなくなってきた。続けるという雰囲気が少しでてきたのかな・・・。
H24.6.9 絵のうまい友に触発されて、少し絵を描いてみようという気持ちになった。絵を描くということは写生とは違う、と友は言っていたが、では、どう描けばいいのだろうか。
 本箱からNHKの趣味講座「絵画入門」のテキストを引っ張り出した。平山郁夫さんが講師をされ、昭和58年10月から59年3月に放映された約30年前の番組である。その初めに、平山さんは、「自分は技術的な解説ではなく、「絵を描く心」について述べていきたい」、と言われ、「私達が物を描きたいと思うのは、対象に自分の心をとらえる”何か”を感じるからである。物に感動する心があれば、対象と自分の間にある感情や情念が、自分らしい絵を形作ることになる」、と言われている。
 そして、絵を描くにあたっては、”夢中になる・無我の境地になる”ということがプロ、アマを問わず一番楽しい状態であり、頭で考えたり、うまく描いてやろうという意識が働くと小手先の技になって生き生きとした絵は描けない、とも言われる。
 今迄自分が歩んできた全部の経験が投入されながら、しかも煩わしいことや虚栄心を捨て去り、純粋な状態で対象に没入することが、うまい、まずいではなく味のある線や色やタッチになる、と勇気を与えてくれる内容が語られている。
 もう一つ面白い本がある。野尻明美著、日貿出版社、「これからの人生を楽しむための水彩スケッチと10の活用術」という本である。絵の感じが好きなタイプであるが、中のコメントも面白い。定年後、7年間、絵を我流で続けてこられたとのことだが、示唆に富む内容が多い。例えば、生業ではないので、うまい人が周囲にいると落ち込んで、何か理由をつけてやめてしまう、など。スケッチは孤独を楽しみ、自己満足で良い、などのアドバイスがある。また、絵画教室へ行くのはどうか、のコメントもある。個々の性格にもよるが、小生にはあてはまることが多いので、ありがたく拝読させて頂いた。
 結局、自分はどういう絵を描きたいのだろうか、ということに思い至った。これについては、また別途・・・。
今迄絵を描こうという気持ちはあったのだが面倒臭いという思いがあった。それが最近少なくなった。
H24.5.18  このところ金環日食と東京スカイツリーの話題が多い。少し前になるが、タワーに関連した特集だっただろうか、大林組の広報誌、「季刊大林No53」にタワー関連の記事とともに「宇宙エレベーター」の記事が掲載された。
 「宇宙エレベーター」という言葉は何年か前に知った。どうせ夢物語だろうと思ったが、当時インターネットで調べてみた。その時知った「宇宙エレベーター」の施工原理は面白いと思った。
 上空、3万6千キロメートルの静止軌道に人工衛星を打ち上げ、そこから地球めがけてワイヤーを垂らす。ワイヤーの重量分だけ下向きの力が加わるので、同時に上に向けてもワイヤーを伸ばす。こうして重量分と遠心力を釣り合わせ、人工衛星の軌道を狂わさずに地球までワイヤーを垂らすというものである。
 課題はいくつもあるが、その一つはワイヤーである。自分の重量でワイヤーが切れてしまう。取り付け位置に最大の負荷がかかるから、そこの面積を大きくするという円錐形のようなワイヤーにする必要がある。そのようにしても地球まで届くワイヤーの製作は大変難しい。カーボンナノチューブやまだ実験室レベルのワイヤーの話が出ている状態であった。
それはそれとして、ここ2〜3年「宇宙エレベーター技術競技会」が開催され、上昇下降を行うクライマーの技術を競っており、関心は高まっている。 
 こういう中で、建築の大手が「宇宙エレベーター」建設に関する広報誌を出したというので、大枚1000円をはたいてその広報誌を送ってもらった。どういうワイヤーを使って建設するのだろうか、という1点にのみ興味があったのだが、やはりカーボンナノチューブなどが可能性として考えられ、今後実用できるものが開発されるだろう、ということであった。他にもいろいろな課題があるのだから、まあ、当てにせず、楽しみとして今後も関心を持ち続けたいと思う。
東京スカイツリーで風の影響を受けてエレベータが止まったなどというニュースが流れる。風の克服は宇宙エレベータでも大きな課題である。
H24.4.21 関西ではソメイヨシノが終わり、枝垂桜、八重桜の咲く季節になった。造幣局の通り抜けも行われている。
 このところ、昔の仲間にお会いするチャンスを頂いているが、今回もそのチャンスに恵まれた。彼は、広島に住んでいるが、小生の岡山への帰郷に併せ、岡山まで来てくれた。後楽園で会った。25年ぶりである。彼は、8年ほど水彩画をやっているということで、川のほとりで絵を描こうということになった。すぐそばには旭川があるが、これは都会くさい川であり、小生の田舎に近い吉井川に行こうということになった。車を少し走らせると、少し大きな川に出た。百間川である。河原に降りてみた。 
 絵を描く対象としては平凡であるが、田舎の雰囲気はある。相手の人は本格的なうまい人なので少し不満のようだが、小生はマンガ程度なのでここで十分である。いい天気だし、のんびりとした雰囲気が気にいって、ここで描くようお願いした。
 1時間ほど描こうということで、お互い好きな場所を選んだ。彼は小生と描く方向が反対でしかも50mほど離れている。外で描くのは中学を出てから以来で、とりあえず持ってきたスケッチブックに向かって手を動かし始めた。
バシャッという音がした。川の中で大きな魚が跳ねている。鯉らしい。気が付けば、鶯も鳴いている。天気もいいし、のんびりとした何ともいえない至福の時間が流れている。外で絵を描くことは、こういう時間の使い方ができるのだなあ、という新しい発見となった。
 約束の1時間がたって、彼がどうや、と見に来てくれた。小生のスケッチブックはデッサン程度である。彼は、さすがにうまく描いて完成している。これで7〜8割の出来だそうで、後は帰ってから見直すらしい。結局、この絵は小生が貰って帰ってきた・・・。
絵を描きたいという気持ちと面倒臭いという気持ちが今迄入り混じっていたが、これを機会に少し絵を描いてみるか、という気にさせてくれた懐かしい出会いであった・・・。
絵を描こうという気持ちになって、自分はどういう絵が描きたいのだろうと改めて考えることになった。道は遠い・・・。
H24.3.30 寒い冬の名残りを残しつつも、春の息吹も感じられるようになった。電車通りを歩くと、新入社員らしきグループが同僚と談笑しながら通り過ぎていく。
 遠くの孫もこの4月から保育園に預けられ、親子共々しばらく環境変化の試練を受けることになる。現代の経済システムに組み込まれ大変だろう、と思うが、先日、そのような経験のあるお母さんが、大変だけど、働くお母さんにとっても視野を広げ、人間形成の場になる、というようなことを言われていて、孫の大変さを思うばかりでなく、そういう視点もあるのだなあと思った。 
 こちらの方へ出向していた昔の仲間が、この3月末で元の職場に戻ることになった。先日、送別会ならぬ飲み会(こうすることで本人からも会費が取れるという現役幹事の魂胆)を行って、10数人が集まり、楽しくお送りした。昔の仲間の絆を深め、周りの人々にパワーを注入して、彼は清々しく帰って行った。
 4月、年度も変わり新しい生活がスタートする。それぞれの人が、それぞれの立場で、頑張っていかれることだろう。
 桜の便りも聞こえてきた。大阪は4月2日が開花日らしい。
今年は京都で良い桜見物ができた。賀茂川半木の道、京都植物園、平野神社、竜安寺など・・・。
H24.3.10 将棋ソフトの関係から機械学習のことが知りたくなって本箱から古い人工知能の本を引っ張り出してみた。本に書かれているプログラムはBASICである。今の時代BASICを動かすことはできないだろうと調べてみたら、何のことはない、XPやウインドウズ7でもスイスイ動くBASICがある。C言語などを扱っている人からみれば、「なんでBASICなんや!」ということだが、古い人間からするとBASICはやはり「とっつき易い」懐かしい言語である。いくつかのBASICの中から文教大学教育学部白石和夫さん著作の(仮)「十進BASIC」をダウンロードさせて頂いた。このプログラムは教育研究を目的に作られたそうだ。グラフィックのデモを見ると、なつかしい三次元の立体曲線が出てくる。
 M・ジェームス著、原正一郎訳「人工知能BASIC」(啓学出版1988)の中に、「三目並べ」というゲームプログラムが紹介されている。「三目並べ」だから負けないように「相手の駒が2つ並ぶと3つ目にこちらの駒を置きなさい」というプログラムを書けばいいのだけれど、それをコンピュータ自身に習得させようというプログラムである。コンピュータが負けると学習プログラムが働いて、記憶された手順をもう一度繰り返し、負けない手順を見つけ出す。このプログラムでは、学習に要したステップは約2400ステップである。しかし一瞬で学習し、もう次は同じ負け方はしない。こういうことはコンピュータは強いのだろうな、と思いながら、他の複雑な実務ではどうすればいいのだろうか、と思うのである。それを考えるのも結構面白い。
要素を変更し、機械的な作業手順に従って、最終結果の評価の高いものを採用する、ということになるのかなあ・・・。
H24.2.25 前回に続き、将棋棋士の米長邦夫元名人と伊藤英紀さんが開発された将棋ソフト「ボンクラーズ」の対局の様子。
 対局は、後半、米長さんのミスをついてコンピュータが勝利したが、前半の、米長さんのコンピュータの弱点をつく作戦はすごかったようだ。その辺りのことが、ウィキペディアのボンクラーズ(コンピュータ将棋)に紹介されている「日本経済新聞Web刊「米長永世棋聖を下した将棋ソフト「ボンクラーズ」の計算力〜壮絶な読み合い、わずかなミスを突き猛攻〜」という資料に載っている。
  この記事によると、米長さんの戦略は、コンピュータに手を読ませない勝負をする、ことだったようだ。先手番となったボンクラーズの初手は無難な手だったが、米長さんはプロ同士の対局では打たれないような手を繰り出し、会場がドッと沸いたようだし、生放送したニコニコ動画には「えええええ?」「マジかよ」・・・といった類の書き込みが続出したほど・・・といった、将棋を知らないオッサンもわくわくするような内容である。
 対局では、ボンクラーズも対応に困ったのか途中で飛車を左右に動かすという、熟達の棋士にとっては稚拙な礼儀のない動作に対し、米長さんも感情が出たのか少しミスをされたらしい。そのミスをコンピュータは逃さなかった、ということのようだ。
 以前、ボナンザという将棋ソフトと渡辺竜王が対局された時は、渡辺竜王が勝利されたが、その時、米長さんは「コンピュータに感情が生まれ負けたのでは・・・」と言われている(H19.5.5のトピックスデータベース参照)。今回は、「コンピュータに人間の感情をうまく活用された・・・」、と言われるかもしれない。ボンクラーズと米長さんの対局を解説された渡辺竜王は、ボンクラーズの打つ手を的確に予想されていた、とも記事に書いてあり、前から渡辺さんはすごいなあと思っているが、改めてすごいなあと思った次第である。なお、ウィキペディアのボナンザの内容もソフトの考え方など参考になると思う。
コンピュータにどのようにして学習をさせるか、これも興味深い。その方法を理解したいものだ・・・。
H24.2.14 先日、NHKクローズアップ現代で、1月14日、東京で開催された、将棋棋士の米長邦夫元名人と伊藤英紀さんが開発された将棋ソフト「ボンクラーズ」の対局の模様が放送された。対局は、前半は米長さんがコンピュータの弱点をつく作戦で優勢だったが、後半、米長さんのミスをついてコンピュータが勝利した。
  将棋ソフトが強くなった理由の1つは、機械学習にある。膨大な過去の対局データをただ単に記憶するのではなく、その時の指し手を評価し、「指し手の原則」をコンピュータ自らが習得し、高い計算能力を使って、その原則を増やし、未知の分野でも応用する能力を身につけたことである。この機械学習は、5年ほど前、渡辺竜王と対局して敗れた将棋ソフト「ボナンザ」の開発者、保木邦仁さんが開発された技術で、その手法が公開されており、ボンクラーズはこの考え方をベースに開発されていて、命名にもボナンザの名前の一部が組み込まれている。
 もう一つは、取捨選択の技術である。チェスでは10の120乗と言われるが、将棋では10の220乗の局面が存在する。これをいくらコンピュータが早くても総てを読むのは難しい。一流の棋士は、わずか数パターンの道筋を瞬時に見つけだす能力があると言われているが、今回、コンピュータは良さそうな局面を見つけると、それよりも点数の低い局面の探索をやめ、プロ棋士が行うのに近い作業を行うことが出来るようになってきた、ということらしい。ただ、一流の棋士は、局面をその場だけで判断しているのではなく、一つの流れとして記憶していて、感触の良い手、悪い手という直感が出るようなので、そのあたりがコンピュータの今後の課題かもしれない。
コンピュータによる人工知能と人間の知能との知恵比べがどうなっていくのか、楽しみである。
H24.2.3 盆栽が、今、海外で評判のようだ。1月30日のNHKクローズアップ現代「”和の心”を輸出せよ〜世界に広がるBONSAI」は興味深かった。日本では盆栽の売上は6億/年程度らしいが、海外への輸出は60億を超えるそうだ。
 日本の「和の心」、「伝統文化」の盆栽ではあるが、日本ではというと「年寄り向けの趣味・道楽」のような感じで、どうも地味である。盆栽づくりは、並々ならぬ努力と時間がかかるのだろうとは思うが、そこから先に進めないのが実情のようだ。 
 高松の方で盆栽を手掛けておられる社長さん(名前を忘れてしまった。スミマセン)は、日本の現状を打破するために海外へアプローチされている。出来上がったBONSAI(盆栽)を見てもらい、買ってもらうのは勿論だが、そのBONSAIづくりの指導をされる様子が紹介された。枝を大胆に剪定する。木の皮をペンチか何かで引き裂く。盆栽鉢から木を引き抜き、土をバサバサ落とし根っこを掘り出す。この作業を見学者の前でバリバリ迫力一杯に行うので見学者は圧倒され、興奮する。これこそ盆栽が「道楽から芸術」へ昇華する瞬間であろう。
 盆栽技師の目指している盆栽、「風雪に耐えてたくましく生き抜く木、生き抜いた木」への創造を感じる。ちびっこ教室もある。相手の企業と巧みな戦略連携で愛好者を開拓されているのはすばらしい。このように盆栽に限らず日本の伝統文化・しくみを見直してみるのもいいのではないだろうか。海外へ出ていく若者には特技としてアピールする手もある。
盆栽は初めに木の形を見てしまうので、盆栽とはこういうものだと自分勝手に解釈してしまうが、盆栽はどういう考え方で作るものだ、という考え方から入ると、もう少し捉え方が変わるのではないかと思われる。
H24.1.24 年賀状の当選番号が発表された。いつも切手が1〜2枚当たってくれる。今年もそのようだ。
 今年の年賀状に美しい富士山の写真を使用したものがあった。自分が写したものだ、と注釈があったが、プロのものと間違えられそうなものである。といっても昔グループを組んで一緒に写真をやっていた頃から彼はセミプロのようなもので、カメラ雑誌によく写真が載っていたものだ。デジタルになっても機材を取り揃え、頑張っているようだ。
 昔は、写真はラボに頼んでいたわけで、受け取った写真が自分の腕のように思っていた。しかしラボに、濃度を+1濃くしてくれとか、シアン(青色)を+1増やしてくれ、とか頼めるようになると、写真の質はグッと変わってくる。その内ダイレクトプリントをやって、他との差別化を図ろうとする、などフイルムからプリントまでいろいろ工夫をしたことが懐かしく思い出される。
 先日、米イーストマン・コダック社の経営がおかしくなった、という報道があった。写真用フイルムの老舗で、そのフイルムを使うといい写真が撮れそうに思ったものだ。ただ、小生は、富士フイルムが好きで、特にオレンジマスクになった以降富士しか使わなくなったので売上に貢献できなかったところはある。デジタルになってフイルムそのものがなくなるということが起こったわけだが、そのデジタルカメラを作ったのはコダック社の人だった、ということである。コダック社の新たな復活を祈っている。
デジタルになって自分で写真が創造できることだが、やり過ぎると訳が分からなくなる、ということになる。ご注意。
H24.1.1 あけましておめでとうございます
 新しい年が明け、今年一年がいい年でありますようにと願ってやみません。
 昨年の元旦は、雪の金閣寺を訪ねたが、今年は、近場の公園めぐりで済ますことになりそうだ。2年ほど前から寒くなると公園の小さな池にカワセミがやって来るのに気が付いた。昨年は、遂にカメラ愛好者の目に留まり、寒い中で3〜4人がカワセミとにらめっこしている。今年もやってきた。自分たちの位置とカワセミ、背景を考えて、池の中に木の枝を立てている。
 カワセミも慣れたもので、その枝にとまり、時々、水面の虫を取っている。夏には魚も放したようだが、悪がきが網ですくってしまうので、なかなかこの時期のカワセミにまであたらない。寒さを乗り越えてカワセミの写真談義に花を咲かす年寄連は元気である。
 ニュースで、昨年は、円高等で日本企業による海外企業の買収が大きく増加した、と言っている。トヨタも海外生産を加速する。一方、中国の設備投資も着々と進んでいるようだ。国内のものづくりがどうなるか。雇用は?難しい問題が山積する今年がスタートした。
年賀状の当選番号が発表される頃には新年に慣れるようだ。今年のテーマは「適当にやる」。(昨年と同じ)
H23.12.26  クリスマス寒波がやってきて、日本列島が震え上がっている。この寒さはもう少し続くようだが、公園の銀杏がすっかり葉っぱを落とし、木枯らしがそれをもて遊んでカラカラと音をたてている。通りがかったおじいさんが、その中からきれいそうなのを集めている静かな時間があった。
 
今年は、日本全体で大変なことが起こった。口では大変というが、当事者にとっては地獄にも等しいことだった。復旧、復興のスピードは決して速いとはいえないが、その中から多くの明日への希望の芽が出てきて欲しい。高台が少ないという地理的な要因もあるが、山を削り、谷を埋めるということもできない事ではないだろうし、低い土地をかさ上げすることもできる筈である。要は、やるという気持ちの問題ではないだろうか。日本の膨れた予算を思い切って集中させた使い方を考えることはできないのだろうか。

若い人達に希望を感じてもらえ、年取った人には静かな時間を与えられる日本の建設を政治家は考えてほしい。

今年もあと少しになりました。ありがとうございました。良い年をお迎えくださいます様。
日本の政治家には、「世界がびっくりするほどの東北を作って欲しい」という思いを持っているのだが・・・。
H23.10.13  このところ、経営や研究開発において、「折れない心」、「めげない心」が大切である、ということが、テレビのドラマや映画で発信されている。これは、いつの時代にも必要だが、今、まさに、日本人全員に対する要請だろうと思う。
 
 1つめは、10月初め、テレビ朝日で放映されたオリンパスドラマスペッシャル「光る壁画」。これは、世界初と言われる「胃カメラ」の開発にかける開発チームの困難と危機、挫折を乗り越えての偉業達成のドラマである。この中で、困難さに立ち止まる研究者に対し、「開発には折れない心、めげない心が大切だと、昔、あなたが言っていたではないか」と、チームを支える研究者から激励されている。

 2つめは、NHKで10月に放映された「神様の女房」。経営の神様と言われた「松下幸之助さん」と奥さんの「むめのさん」が、苦しい中から頑張って松下電器(現パナソニック)を発展させていくドラマである。このなかで、幸之助さんは「商売のコツがわかった。成功するまでやめないことだ。」と、成功する秘訣は「成功するまであきらめないこと」だ、と言われている。

 3つめは、今、劇場公開されている映画「はやぶさ」。予算が切り詰められ、研究期間にも任期があり、そして成果が要求される厳しい研究環境にあって、女性研究者は、苦しい時間の中で書き上げた学位論文も通らず、「はやぶさ」の運行も危機の連続で、心が折れそうな状況にある。その時、故郷の母は、「その研究は誰のためにやっているのか。自分が選んだ道、好きな道ではないのか。」と言ってくれる。好きだからこそ続けられる、自分が選んだ道だから頑張れる、厳しい社会状況のいろいろな場面で思い起こしてほしいと思う。
先日亡くなったアップルのスティーブ・ジョブズ氏も同じようなことを言っておられたようだ。
H23.9.28  国内で製造業が苦戦している中、先週9月22日に放映された「カンブリア宮殿」(テレビ東京系列)では強い製造会社が取り上げられていた。愛知県新城市にある本多プラスという会社である。ブロー成形でプラスチックス小型容器を作っている。従業員160人、年商34億(H22)、取引先3000社、商品17000種、小さな商品の大きな会社である。
 1995年には文房具の売上が74%と文房具依存が高く、パソコンでのペーパーレス化を危惧して新しい分野の開拓を図った。その結果、2010年には化粧品、医療品、日用品、工具、文房具の5つの柱ができ、文房具が占める売上の比率は9%になった。
 ここの経営理念は、「他人のやらないことをやる」で、それが道を開くことになる。失敗を恐れず、とにかくやってみる。どんな小さなものでもよい、これだけは他人の真似できない、というものを作ろう、自分で考え、自分でつくり、自分で売る、である。
 新しいことに挑戦して他社にないものを作るとか、他社にはない付加価値、サービスを提供しないと、大手企業に相手にしてもらえない。新しい素材にも積極的に挑戦し、他所ではできない新しいボトルを開発、新しい分野を開拓した。
 自分たちで作るから難しさがわかり、いっぱい失敗を繰り返せる。失敗をするとその中にヒントがある。デザインも金型製作も自社でやり、顧客に新商品を提案する。その結果、社長だけでなく社員も新素材が出たらビジネスチャンスと思うようになった。常に新素材を見つける、もしくは作っていこう、という思いを持っている。全員開発、全員営業の精神である。デザイナーも営業を行い、顧客とのレスポンス、スピード化を図る。
 昔、ロックバンドをやっていて、途中で経営に目覚め、MBAを取得した若い専務が面白いことを言っていた。自分は外国の香水の瓶をよく見ていて、店の前を通るたび、親父もこういうものを作ればいいじゃないかと思っていた。企業の中から考えていたら化粧品に思い至ったかどうかわからない。素人だから新市場を開拓できた、・・・と。
とにかくやる。失敗にめげずに、あきらめずにやる。これが大切だ、ということ。
H23.9.08 8月下旬ごろ、NHK総合で、大学生の就活の状況 「こうして8人が選ばれた」 というドキュメント番組が放映された。
 中小企業だが、就職希望者が殺到する大阪のプラントメーカー「ナガオカ」という会社の内定者選考状況である。この会社の社長さんは、強いリーダーシップを発揮し、バリバリ仕事をすることで有名な名物社長さんらしい。その社長さんは、学生の面接は自分で行い、これという学生を選考する。番組の名前からもわかるように、「選考は会社が行う」のが当たり前であるが、この番組を学生の方から見ると、学生もまた会社を選別している「強い学生」である、ということが言える。
 確かに世の中は就職難で、内定を採るのに必死であり、学生が会社を選別できる状況にはないようである。しかし、この会社で最終面接に残る人は、本当に会社にとって欲しい人だと、番組を見ている我々も思う。しかし、そういう学生は、他社からも欲しがられており、自社が求めても来る保証はなく、学生に選択権が委ねられる。
 こういう学生は、会社が求めている「行動力」、「技術力」、「可能性」を持っているようだ。現在、就活学年になったから就活する、という学生は少ないと思われるが、「自分は何を「売り」にするか」は、就活とは別に、入学した早い段階から意識することが大切だ、と教えてくれている。激動の時代にあって、「社会人もまた然り」ではないだろうか。
本当に生きるのに難しい時代になった、と思う。自分の強みを作ることが大切だと思う。
H23.8.22  第145回直木賞受賞 「下町ロケット」 著者:池井戸 潤 出版社:小学館 を読んだ。普段、ナントカ賞という文学は読まないのだが、「下町ロケット」という題名に惹かれて読んでみた。技術力がほしい大手が、あの手、この手で、技術力の優れる中小企業を攻撃する小説で、展開が早く、面白い。
 例えば、パテントの問題。パテントには「特許請求の範囲」という項目がある。広く取ろうとすれば、世の中の技術に抵触して拒絶ということになるし、狭く取れば、パテントを取っても、他社にスイスイ逃げられる。弁理士の腕の見せ所だが、費用もかさみ、「特許請求の範囲をどうするか」は悩ましい問題である。この問題を使って攻撃を仕掛ける。
 また、中小企業は経営資源が弱く、中でも資金の問題は常につきまとう。売上が減少するとどこまで持ちこたえるか、体力勝負となる。先の「特許請求の範囲」の問題に、資金繰りの問題をからめて、攻撃されるが、当然、経理も必死である。銀行から来た経理担当者は融通が利かないとされるが、ここぞというところで、その経理担当者は素晴らしい考え、行動にでる。この小説は、経理担当者の応援歌にもなるのではないかと思われる。
 何故、「下町ロケット」なのか。
 元ロケット研究者の社長は、今は小型エンジンを製造しているものづくり企業の経営者である。ある時、小型エンジンを研究する中、ロケット研究時代の当時、打ち上げ失敗に終わったロケットの原因を解決するヒントを得る。社長の道楽とも言われながら膨大な費用を使って、その研究を続ける。
 一方、我が国ロケット製造の大手が、従来技術を大幅に超えたロケット技術のキーとなるデバイスを苦労の末開発した。そしてパテントを申請するわけだが、タッチの差で、先にパテントを認められた中小企業があり、この大手のパテントは拒絶される。この中小企業こそ、この企業であり、ロケット製造大手が「自社のプライド」と「上から目線」で攻撃を仕掛ける。ロケットのキーデバイスの製造を巡っての攻防の中、中小企業側は、社長、従業員一体となったフィナーレを迎える。久々に面白い小説に出会った。
面白かったので、作者のもう一つの小説「空飛ぶタイヤ」も読もうと考えている。
H23.8.9  先日、教育テレビで「テストの花道」という番組を見た。基本的には大学受験生向けだが、中学生でも十分活用できる内容である。例えば、英単語を100個3日間で覚える、とか、苦手な学科をどのようにして克服するか、などである。毎週月曜日、PM6時55分から。詳しくはNHK「テストの花道」のHPを見てほしい。
 先輩となる大学生の勉強のアドバイスを聞くと感心する事が多い。英単語の記憶では、反復すること、繰り返しが重要である、とか、国語の論説文では、文章の段落を確認しながら、文章の構成を考えろ、とか、とっくの昔に現役を離れたお爺さんにも、なるほどと思わせる説明がなされる。
 へえ、これが今時の高校生か、とびっくりさせられることもあり、自己啓発にも応用できる内容もあり、この番組はお勧めものだ。8月15日(月)PM6.55〜小論文編がある。これは、社会人の自己啓発にも役立つ内容である。
 ご参考:NHKアニメ「もしドラ」の総集編が8月16日(火)PM7.30〜8.43スペシャル版として総合TVで放映される。
小論文編、キーワードの花火をつくって文章を書くと、このトピックスももう少しましになるかな・・・。
H23.7.21  NHKのニュースを見ていたら「エリア・ワンセグ」という技術を紹介していた。携帯のワンセグを使って、狭い範囲、例えば、野球場など狭いエリア内だけで独自の情報がワンセグで見られる技術である。コンピュータを使って必要な情報を送信し、そのエリア内の人達だけがその情報を得られる。例えば、甲子園球場で、ファンが喜びそうな選手の情報を提供したり、勝てば「六甲おろし」の歌詞が個々のワンセグに映し出される、ということにもなるだろう。

 ニュースでは、学校の授業中に、先生の言葉が聞き取りにくい人達に対し、話した内容をすぐさま文章にして送信するという事例を取り上げていたが、地域内、建物内、企業内など、面白い事例が考えられるのではないだろうか。今は、まだ、法整備を待つ実験的な状況のようである。
いろいろな情報機器が開発される。小生は、携帯も持っていないのに・・・。
H23.6.13  NHKのアニメで見た「もしドラ」が映画になったので見に行った。普段の日の午後だったので観客は少ないだろうと思っていたが、思ったより少なかった。街中には人が多いが、やはりそれなりに目的があって、昼間から映画を見る暇人は少ないのだろうと感心した。ただ、本はベストセラーになったのだが、ドラッカーの経営学の実習参考編として読んだ人が多いとすれば、映画を見る人が少なくなっても仕方がないので、その辺りの読みはどうであったのだろうか、と思った。観客にはおっさんもチラホラ存在した。

 配役には、今、人気絶頂のAKB48のメンバーが出ている。日頃、そういうものに疎いおっさんだが、北条文乃役で出ていた峯岸みなみさんには感心した。最後の方で、川島みなみ役で出ている前田敦子さんを追いかける場面があるのだが、その走る馬力のすごいこと。普通の若い女の子では、あれだけの馬力と走行時間の持続が難しいと思う。努力をしているのだなあ、と感心した。おりから報道されたAKBの選挙では15位であった。今後も頑張ってほしい・・・。
もしドラの本を読んだら、文乃はすごい勢いで川島みなみを追いかけたようだ。それを実際の演技で示した峰岸みなみさんはすごい。
H23.4.28  むかし共に働いた若い人と、会う機会があった。こういう時節柄、他部署に応援に行かされて、さぞや「しょぼくれて」いるのではないかと思ったら、とんでもなかった。すごくガッツがあり、素晴らしく成長してくれていたのに驚かされ、うれしくなった。若い人の成長を見るのは本当にうれしいものである。その分、こちらは年をとっていることになるのだが・・・。

 話をしていると、当時グループのリーダー(サブ)であった小生が嫌で、故郷の親父に辞めたいと相談したこともあったそうだ。親父は3年我慢しろと諭してくれたらしく、我慢できたらしい。確かに、小生も未熟なリーダーだったから、よく我慢してくれたなあ、という想いやリーダーという責務に対する畏敬の念を感じた次第である。

 今週からNHKで「もしドラ」のアニメが始まった。(月〜金、今週と来週、夜10時55分から総合TVで) 
 もしドラのアニメを見た。身のまわりの課題をこのように解決したいものだと思った。中学生を持つ知人が、息子が勉強しなくて・・・と嘆いていたが、共に話し合いをして目指す高校へ挑戦する、などに活用できたらと思う。
H23.3.30  3月11日、午後2時46分、東北・関東地方が未曾有の惨事に見舞われた。マグニチュード9.0という巨大地震、そして10mを超す大津波、それに続いて福島原発が制御不能に陥り、関係者の必死の努力にも拘らず、未だ制御の道筋が見えず、目に見えぬ恐怖が広がりを見せている。

 ところで、原発の惨事について、人が苦悩する状況となっているが、ロボットの話がいつまでたっても出てこない。人に代わって状況を調べる、作業をするなどは、ロボットの得意とするところではなかったか。

 26日になって、原発への救援ロボットの記事が載った(朝日新聞、夕刊)。お掃除ロボット「ルンバ」の販売で有名な、米アイロボット社から貸し出される。非常時だから、活用できるロボットを貸していただくのは、大変ありがたいが、日本にはこういう類のロボットは無いのだろうか。日本はロボット技術では世界一だと思っていたが、残念な気がする。別なニュースでは、フランスからロボットを貸すという話があり、これは東電が断ったらしい、というのもある。

 原発神話で今までそういうニーズがなかったと思うが、これからは、そういうことが許されない時代になるだろう。今回のことを踏まえ、ロボットの活用も見直されると思われる。
 やっと国産のロボットを使うという話が出てきた。実績がない、というのが使わない理由のようだ。多額の開発費をかけて開発した機種もありながら、その後予算がつかないなどで倉庫に眠ったりしているようだ。
H23.2.15  1月の下旬、パソコンが壊れた。以前、電源がいかれた時はガチャという音がして、瞬時に停止したので、原因が分かって電源の交換で治ったが、今回は画面が急にフリーズしてしまった。ちょうどH2Aのロケット打ち上げのライブを見ていて、放送終了とともにパソコンも昇天してしまった。コネクターなど少し押さえてみたがダメなので、新しい仕様のパソコンを頼んだ。
 1週間ほどして新しいコアi7CPU(3.4ギガ)やソリッドステートドライブ(SSD)のものがやってきた。しかし小生が好んで使用するプログラムの使い勝手は、以前のXP、ペンティアム4(3.2ギガ?)とあまり変わらない。もう少しサクサク行くかと思ったのだが・・・(メモリーは8ギガ搭載)。マイクロソフトのオフィスを2003から2010に変えたので、その影響もあるのだろうが、新しいからと言って何でもこちらの思うようになってはいない、ということのようだ。まあ、お金も若い人ほどかけられない懐事情もある。それよりも、メカが来たので、OS以外のソフトを早く入れて、楽しく使える環境作りをすることの方が大切である。
 ところが、これが大変である。ダウンロードするもの、CDからいれるもの、ウインドウズ7(64ビット)に嫌われるもの、などいろいろあって、今日、ようやくホームページがさわれるようになった次第。メールなども以前のメールが読めなかったが、何とか古いのも読めるようになったので、大きな問題は片付いた。これで4,5年は使えるだろう。
それよりも大切なのは、内容の更新ができるように頑張ること、のようだ。 

 今年は寒さが厳しく、雪も多く、雪国の人も大変だと思いますが、立春もきたのでもう少しの辛抱だと思います。頑張ってください。 
 3月11日東北・関東地方に大地震や津波が発生した。それに伴い、福島原発が制御不能に陥った。日本国力が問われている。「ガンバロー、日本」である。
H22.11.28 長い間ご無沙汰していたら、更新の方法を忘れてしまった。やはり継続することは大切である、と改めて思う。
 最近は、経済や政治の混乱が続いている。昔、共に働いた友から「お前のためにえらい目に合った」との伝言を戴いたが、日々戦いを続けておられる各員にエールを送りたい。
 ところで、つい先日までTPPへの参加問題で農業が大きく取り上げられていた。農家の「小せがれ」であった小生にとって、また、今は時々、親父の想いを胸に、田舎の山野の草刈を行う者として、農業の革新を考えてもらいたい、と思う。
 農業は、基本的に零細な個人企業である。作業者も資金も管理体制も脆弱なものであり、諸外国の大規模農場と競争をもろに行うことはできない。しかし、だからといって、お金をばら撒くだけでは、革新は無理である。農家から土地を借り、合理的な生産活動が出来る体制を作る。農家には、その見返りとして賃料を払い、必要ならば、作業者として、また、指導者、管理者として登用を考える。新たな農業従事者を募集し、職業教育訓練を行う。生み出す生産物も諸外国や従来品とは差別化できる品質にする。そのために各研究機関や研究者の充実を図り、現場に密着した指導体制を確立する。勿論、産学連携も必要となろう。地産地消の体制も必要となり、海外へ輸出する体制も考える。これらは、国の指導の下、各府県が対抗すればよい。お互いが切磋琢磨して、実績を競争する。これらのことは、既に一部のNPOや企業でその一部が推進されているが、これらを大規模に国の施策として確立し、農業を革新し、高齢化する農家対策や雇用の維持、競争力の強化を図り、農業立国として成り立つよう取り組んで欲しい。
同じような文章を書かなけれればならない。もっと頑張らなくては・・・。
H21.11.6  10月の中旬、富士山を新幹線から見た。まだ、赤茶けた肌色で、夏の富士の様であった。それから1週間、真っ白な富士の写真を見た。台風一過で、雪化粧をした姿である。一晩で冬への対応をしたようだ。

 このトピックスを休んでいるうちに、いろいろなものが変わってきた。政権交代もあったが、驚いたのは、製造現場の姿である。先日のNHK、クローズアップ現代で、内燃機関の自動車が電気駆動の自動車に変わるということで、関連する工場の様子を写しだしていた。従来使われていた機械部品の機構が、基板やモーターなどの電気部品に取って代わるため、機械で加工するという作業も部品も大きく削減されてしまった。勿論、関連する工作機械も同じである。これにはショックを受けた。

 ハイブリッド車などもあるが、からくりの「シンプルさ」からすると、やはり電気自動車に向かうだろう、と思う。しかも、足回りなど、海外からの輸入品を使うことになれば、国内の生産は、大きく様変わりするだろう。

 基幹産業である自動車の冬への転換にどう対応するか、が問われている。
 長い間ご無沙汰していたら、更新の方法を忘れかけていた。ボケ防止のためにも更新が役立つようだ。
H21.1.18  早いもので、もう2週間が過ぎた。  
 年末に、NHKで「高専のロボコン大会」の放送があって、その中に、体を左右にゆらしながら歩を進めるものがあり、以前、ロボコンの世界大会でアメリカの大学生だったかが製作した原理らしい、ということに興味を持って、少し調べてみた。

 このような、重力や慣性力をうまく使って、少ない動力で歩行することを「受動歩行」というらしい。一方、ホンダのアシモなど、関節にモーターを組み込んで、どんどん歩行を進めるのを「能動歩行」というようだ。

 4〜5年前からいろいろな論文が出ているようだが、小生が見つけたのは、八戸工業大学 機械情報技術学科 小野陽先生の「世界で一番単純な二足歩行ロボット」というHPである。2007年3月にアップデートされたものである。その中には、国内外の研究資料も載っている。

 そのHPの中に、知る人ぞ知る「酒井高男」先生(東北大学工学部教授で「おもちゃの科学」(講談社ブルーバックス)の著者)の話も出てくる。こうなると、この本を紹介され、色々研究されている加藤孜さん著作の「ほんとに動くおもちゃの工作」(コロナ社)の紹介もしておかなくてはならないだろう。

このような歩行方法が、今後、どのような展開を見せるのかは、わからないが省エネが要求される時代にあって、興味深い。
 今年もあと2ヶ月で終わろうとしている。長い間、お休みを戴いた。いろいろな変化があった。
H21.1.1  あけましておめでとうございます。
  
 年末に、NHKで「高専のロボコン大会」の放送があった。ユニークな発想のものが多く、感心し、楽しく見ることができた。その中で、北九州高専の二足歩行ロボットに興味を持った。

 その歩行方法は、体を左右にゆらしながら歩を進めるものである。以前、ロボコンの世界大会でアメリカの大学生だったかが、製作した原理らしい。体を左右にゆらすことで、重心の移動がスムースになり、足の運びも軽い力で行えるようになる。

 「歩行おもちゃ」研究塾でも製作した4足歩行は、左右に揺れながら、斜面を降りるのだが、何か、兄貴分(?)みたいな感じがして、うれしかった。

 今年は、どのような「ロボコン大会」になるのだろうか。 楽しみである。
 このような歩行システムを「受動歩行」というらしい。次回に記載する。
H20.12.20  金融危機から円高、実体経済への影響が深刻になってきたが、今年もあと10日ばかりとなった。
  
 この時期になると、年賀状が気になる。気にはしていても、何時も、ろくなものが出来ないのだが、今年は、郵便事業から無料で使えるソフトが出た、ということで、早速試してみた。

 日本郵便のホームページから、郵便年賀.jpでソフトのダウンロードができる。干支の牛の図柄も結構ある。葉書に貼り付けて絵柄を縮小する時に「選択」を選んで、操作することさえ覚えれば、細かいことは別にして、結構、簡単に使える。

 頭を使うのが、年々、面倒になってきた。年である。今年は、これにお世話になろうと考えている。
 やはり「選択」を選ぶところで迷った人が多かったようで、そのようなガイドが表示された。利用させて戴き、助かった。
H20.12.8  フランク永井さんの歌のように、やはり、銀杏は手品師である。4日ほど前、公園の銀杏が、きれいな色で輝いていたが、昨日見ると、すっかりカードを撒き終わり、冬の到来を告げている。
  
 今年の9月17日付で、NHK総合テレビで放映された「ドキュメント 日本の現場」「熱戦・涙腺・大接戦 写真甲子園」について報告した。高校生のひたむきさ、舞台となった北海道の東川町の人々の暮らしや自然の美しさ、そして改めて写真の良さを感じさせてくれる番組であった。

 当時、再放送の予定を、NHK「ドキュメント 日本の現場」事務局に問い合わせたが、その時は予定が無く、この度、再放送をすることになったと改めて通知を戴いた。うれしいことである。

 その放送の時間だが、12月12日(金)午前3時40分から4時10分までの予定(木曜深夜)である。
 予定通り放送された。やはり良い番組であった。何故、もっと早い時間にやらないのかなあ、と思う。
 この写真甲子園という番組は良かったが、総合タイトル「日本の現場」という点からはイメージがわきにくい感じである。
H20.10.27  京都の時代祭りが終わった。今年は、海外の美人の参加があったそうだ。これも時代の流れか。
  
 26日の日曜日、夜、6時半からのTBS「夢の扉 〜NEXT DOOR〜」の、「東大発!驚き未来メガネ」という発明には感動を覚えた。目が見えない方が、このメガネを掛けると、目が見えなくても、目の前のものがわかる、という優れたメガネである。

 サングラスに取り付けたカメラの映像を、白黒の2値化及び輪郭を抽出する処理を行い、それをドットの電気信号に変え、額に取り付けた512(16×32)ドットの電極板から額の触覚神経に刺激を与え、その刺激で映像を感じようとするものである。

 発明者のアイプラスプラス社、菅野米蔵さんは、大手コンピュータメーカーのエンジニアだったが、会社をやめ、10年前から、このメガネを研究されている。バス停で見かけた盲目の少年の手助けが出来ないかということと肩こりなどに使う低周波治療器のピリピリするのを信号として使えるのではないか、と感じられたことが開発のきっかけのようだ。

 触覚神経の権威である東大大学院、情報理工学系研究科の舘教授の協力を得て研究を進め、現在東京大学アントレプレナープラザに会社があるそうだ。今回は前編で、11月2日に続きが放映された
 ヘアーバンドのようなタイプのものが開発されたようで、うまく活用されるのを期待しています。
H20.9.27  彼岸花があちこちに咲いている。雨の後を散歩すると、花についた水滴がきれいに輝き、小さな空間を演出している。
  
 先週の日曜日、夜、6時半からのTBS「夢の扉 〜NEXT DOOR〜」の、新たな発想で電力供給を作り出したい、という番組は、エコというものが身近な存在である、ことを実感させてくれた。

 大きく2つのテーマがあった。羽ばたき飛行機の発想を水力発電に応用された日本大学の中里先生のメカニズムは、身近な小川や疎水の流れから発電するものである。発電機の前後に翼を取り付け、水の流れで翼が上下して発電機を回すものである。「からくり」の割には、翼の上下によるトルクが大きそうで、水流というエネルギーを結構うまく発電に活用できるようだ。羽ばたき飛行機の方は見逃してしまい、内容がわからず残念であった。

 2つめのテーマは、発明家の藤村さんという方が、電気を使わない冷蔵庫を考えられた。これは、冬によく耳にする放射冷却という現象を活用するものである。モンゴルで実用化できているようだ。昼と夜の温度差が大きいので、夜間冷やした水で、日中の温度を抑える「からくり」である。また、馬に発電装置を引かせて発電し、蛍光灯やTVを使えるようにしたものもあった。遊牧民の生活も電化され、日本の相撲を見たいという風に変化している。

 昔から使われてきた小川で自家発電ができるなど、趣味と実用による研究も、少し高学年の子供たちのテーマとしても、面白いのではないだろうか。そのような話が聞けると楽しい。
 小川での発電装置は、それほど大きな発電機でなかったが、結構、発電できるのだなあ、という感じを持った。
H20.9.17  ツクツクボウシが鳴きだした。朝夕は涼しく、湿気も無く過ごせて、ありがたい。
  
 先日、夜遅くなって(?)TVをつけたら、NHKで「にっぽんの現場」という番組があった。現場という言葉につられて見ていると、高校生が北海道で写真のコンテストを行う「写真甲子園」というものであった。北海道の東川町というところで全国250校の中から14校が選ばれて行うもので、本年が第15回目である。3人で写したデジカメで8枚の組写真を作る。審査員は、立木義浩さんなど、日本の大御所である。

 テーマを決め被写体を求めるもの、とにかく写して後でテーマを考えるもの、その手法はいろいろだが、体力や感性に賭ける姿は感動的である。北海道といえば、その素晴らしい自然の風景であるが、やはりそこに暮らす人々の情というものも素晴らしい。各校ともすばらしい、かけがえの無い写真ができたようだ。サブタイトルの「熱戦、涙腺、大接戦」という内容が伝わってくる。

 最近は、バカチョンに賭けている写真だが、こういう素晴らしい内容を見ると、改めて写真の良さを感じる。秋の便りがちらほら聞かれるようになった。忙しい毎日であるが、何とか時間を作り出して、サムエル・ウルマンの「青春」にかけたいものだ。
 (再放送は、9月18日深夜午前3時15分から45分まで、NHK総合の予定←台風関連ニュースのため中止、次回未定
 NHKからメールが来たが、結局、再放送の目処が現在ではたっていないらしい。
H20.8.29  長いこと更新が出来なかったら、参っていた暑さから涼しい時期になってしまった。まだ残暑はあるらしいが、朝晩しのぎやすくなると助かる。病気でもしているのではないかと心配して頂いたりしたが、結構バタバタして毎日を送っている。
  
 今年の夏は、北京オリンピックがあった。野球は残念だったけど、ソフトボールは頑張った。元監督の宇津木さんの絶叫に感ずるものがあった。フェンシングの太田さんの軽やかなリズムも印象に残った。北島さんの水泳も見事だった。顔が以前と変わって、よくなったなあ、という印象を受けた。体操も柔道もレスリングもバトミントンも400mリレーなども素晴らしかった。メダルはともかく、素晴らしい経験は、それぞれ頑張った人に与えられる神様からのご褒美なのだろう。

 お盆の頃に放送がある恒例の人力飛行機の放送がなかった。何時になるのか、読売TVの番組を調べてみると、9月15日(月)、夜7時からのようだ。楽しみである。子供たちの長い夏休みもまもなく終わる。
 東北大学の人力機が36kmという記録を樹立した。パイロットの迷いと根性の操縦に拍手を送る。
H20.7.25  暑中お見舞い申し上げます。毎日、暑い日が続いてぐったりですね。公園の一部に蝉の抜け出た穴がたくさんあいている。毎年、その付近は、穴だらけである。条件的に、何か、整っているのかな、と何時も思う。
  
 先日、朝日新聞の科学欄に、「見えない機械 光で作るナノマシン」という記事が載った。名古屋大学大学院教授、生田幸士さんが研究されている光硬化樹脂を使った、マイクロ光造形法による微小な機械である。髪の毛の直径の10分の1くらいの寸法のタービンの写真も載っている。うまく成型されている。欄外に、その程度の大きさのロボットもあり、朝日新聞大阪本社アサコムホールでビデオ上映などがある、という案内も載っている。(無料、7月26日まで)
 
 早速、暑い中出かけた。10時からということで少し早い目についてしまった。ビデオを見る。ロボットのハンドのようなものが、遠隔で操作されている。レーザー光をある箇所に当てると動く力が得られるようだ。回転したり、ハンドの開閉が行えている。その成型方法も面白い。液中でまず支点となるピンを成型する。次にピンを軸として回転するブラケットを作る。この時ピンの周りにレーザー光を当てていくと、組み立てられた状態で成型が進んでいく。サポートは不要で、液中にそのまま浮かんだままで、ブラケットが作られていく。これは面白い現象である。

 この他、微小な成型品の展示や写真パネルがある。10から20ミクロン程度の大きさのものが顕微鏡で見ることができる。2cmほどの大きさの化学ICチップというものもあった。部屋やパイプ、バルブなどを組み込んで物質の合成や分析を行おうとするものらしい。何時の日か、こういうものが活躍する時代がくるのだろう。期待したい。
 マイクロマシンなど出来るのだろうかと思っていたが、やはり方法はあるものだ・・・。
H20.6.26  写真屋の店先に素晴らしいアジサイの写真が飾ってある。バタバタしている内に、すっかりそのシーズンを迎えたようだ。
  
 先日、MRI(磁気共鳴画像装置)による脳の検査を受けた。ガンガン、ガンガン頭の周囲で鳴り響く音。うるさいと話には聞いていたが、これはたまらん。おまけに頭を動かすな、と言われている。唾が溜まってきて、ゴックンと飲んだら、頭が動くのではないか、と心配していたら、音が変わった拍子に飲んでしまった。いろいろな音を堪能するうちに検査は無事終わった。30分程かかったが、頭も動かなかったようだ。検査機関なので、結果はまだわからない。
 
 最近、目が疲れ、重い感じになるので診察を受けると、内科を一度受診されたほうがいいですよ、と忠告を受けた。最近、脳梗塞で倒れられた人もおられる。少し、心臓も弱くなったようだ。心配になり、病院へ行った。特に今すぐ、という症状は無いようだが、いくつかの検査をこれから受けることになった。

 永いこと人間ドックを受けていない。親の介護や家内の病気など、今まで、病気は他人事のように思っていたが、やはり加齢というものは、体の「からくり」を劣化させていくようだ。親を残して先に逝くな、と言われているのに、ましてや親ともども迷惑をかける事になったら申し訳ない。今回の検査が終わったら、人間ドックを定期的にやろう、という気持ちになっている。
 MRIの検査結果はOKだった。自分の結果よりも、病院と検査機関の分業システムがうまく作動しているのに感心した。
H20.5.19  先日、近くのお寺のお上人さんと「からくり談義」をさせて頂いた。母がなくなった時に、遠い田舎のご住職をお呼びするわけにはいかないと、あわてたことがあったので、檀家ではないが、以後、時々お邪魔しては、示唆に富むお話を聞かせて頂いている。
  
 今回は、「機巧図彙(復刻版)」と「茶運び人形」を持って行って、こちらから講釈をさせていただいた。自分でも、驚くほど、うまい喋りが出来たと思った。やはり、聞き手がうまいから、うまく話ができたのだろう。質問や感心しどころが、こちらの琴線にうまく触れるのである。「機巧図彙」では、「序文」をいたく感心された。また、茶運び人形では、旋回時、左右の車輪の回転数の差をつけるからくりに、また、「連理返り」や「五段返り」の「匠の技」や設計方法などに興味を持って頂いた。仏の道を歩まれたが、科学的な興味をものすごく持たれている。その話の中から曼荼羅の話へとつながっていく。
 
 一方で、NHKの熱中倶楽部の話が出てきた。鳥型グライダーの熱中人についてで、先日放映されたそうだ。小生は、連休以降、家内が倒れ、入院するなどして、TVを見る余裕もなかったが、話を聞いたら見たくなった。調べると、再放送は、NHK総合、22日(木)、午前11.05分〜20分だそうだ。

 ここしばらく頭の中が混乱していたが、話をさせて頂いたら、かなりすっきりとした。変わり者の小生に気が合うご住職もかなり変わっているのでは、と家内に言われていたが、心の落ち着きを戴いたようだ。
 今度は、小生にドクター勧告が出た。病気は他人事と思っていたが、注意が必要だ。意識しなかったので少しショック。
H20.5.1  先月、4月29日にNHKで放送された、プロフェッショナル「茂木健一郎の脳活用法スペシャル」は面白かった。
 
 大きく3つの解説があった。1.暗記、2.集中力、3.子育て・しつけ、についてである。
 暗記では、声を出し、書き、ふれるなど、五感をフル活用して、側頭連合野を活性化させ、海馬からの情報を定着しやすくする。この時、テキストなどを伏せ、思い出しながら覚えようとすると、脳から「覚え」という信号が出て効果的らしい。
 
 集中力では、細切れの時間を、とにかく利用して、無理やり始める。コーヒーを飲んでから、とか、片付けて、という段取りなしに、いきなり、具体的に、行動する (例えば本を読むなど)。考える場合は、普段歩きなれた道を歩きながら、物思いにふけるのが良く、わざわざ、京都の「哲学の道」に行く必要はない、そうだ。 (哲学の道は、桜の頃が美しい。)
 
 子育て・しつけには、ほめ上手になること。いいことをした瞬間にほめる。ほめられると、脳にドーパミンがでて、直前にした行動を繰り返したくなる。小生も、この方法で、子供のしつけはうまくやれなかったが、犬のしつけはまあまあできた、と思っている。 (時々、噛まれる事はあるが。)

 この他、脳とリーダーシップについて、会社などで、「新しい仕事」をやるリーダーになった場合、内面的にはともかく、部下の前では、確固たる信念とビジョンを語る姿が必要である。脳は確固たる情報を受け取ると、不確定なものを受け取る余裕ができるようだ。また、脳は変わることが出来る。自分は、こういう人間だ、と、悟りをひらかずに、常に、成長を目指す、ことが大切らしい。

 この番組の再放送予定は、NHK総合では5日深夜(6日)午前1時15分〜、BS2では、7日午後5時15分〜、それぞれ44分です。地域によって違う場合があるかもしれない。
 細切れの時間を利用する、というのは、なかなかよさそうだ。本をじっくり読む読む時間がとれそうにもない現状では。
H20.4.24  eー中小企業庁&ネットワーク推進協議会で編集&発行されている、「eー中小企業ネットマガジン」という、週1回送られてくるメールがある。このマガジンには、巻頭コラムというのがあり、毎回、興味深く読ませてもらっている。
4月23日号の巻頭コラムは、「コスト削減にも知恵が必要」というものである。
 
 昔、トヨタ自動車のトップが、コスト削減に対する心構えとして、「乾いた雑巾でも、絞ればまた水が出る」と言ったことがある。この精神は未だにトヨタ自動車の全社員に生き続けているそうだ。

 静岡県富士市に「FJコンポジット」という会社があり、そこでは燃料電池用セパレータを低コストで生産する技術開発に取り組んでいる。経産省の「中小ものづくり高度化法」の認定を受けているそうだが、注目を集めている燃料電池のセパレータは、コスト削減が急務のようだ。このため、生産ラインの改善で、10分はかかる加工時間を、6秒で完成する知恵と技術を生み出したらしい。
 
 産業界には、コストカッターという言葉があるそうだ。コスト削減に熱心な人達をいうらしいが、そこの会社では全員がコストカッターらしい。単に人員削減やパート・アルバイトの活用などで労働コストを抑えても真のコストカッターとは言えない。知恵を出し、知恵の中から新しい技術を生み出すからコストカッターであり、それこそが、乾いた雑巾もまだ絞れることになる、と結んでいる。
 人件費削減は大切なコストダウンの手法であるが、会社にとってボデーブローのようにならないことが大切だ。
H20.4.10  バタバタしているうちに、桜は満開になり、それも散り始めた。頑張っていた桜も、この雨で散ってしまうだろう。
 
 先日、朝日新聞に「ユーチューブで京大生気分」という記事が載った。京都大が、世界最大級の動画投稿サイト「ユーチューブ」で授業映像などの公開を始めた、というものである。3月下旬から始まっており、既に、約200の映像が見られるということである。
 
 早速、京大のオープン・コースウェアのHPに行ってみた。丁度、「湯川秀樹先生のノーベル賞論文の手書き原稿と印刷版」などの特別資料公開がされている。HPを見ていくと、大学、大学院の各科の講義に利用されている教材が、いろいろ公開されている。
 ビデオの方は、「ユーチューブ」の方らしいので、そちらを見る。丁度、京大経済学研究科の「ITビジネスマネジメント」の講義が目についたので、試聴してみる。1つの講義が5分程度と、緊張が持続する時間になっているので、分かりやすい。勿論、それらを「続いて」見ることができる。講義では、バーチャル・ポータルとかセグメンテーションの説明、ニューヨークで、今、ベンガルキャットがはやっている、など、少し聞いただけだが、いろいろな話が聞かせてもらえる。
 
 京都大、尾池和夫総長は、HPの中で、いろいろな知的資産を公開しているので、この世界を十分に楽しんで欲しい。そして内外の多くの人に知ってもらいたい、と言われている。インターネットは、本当に凄い時代になってきた。
 ご参考:京大オープンコースウェア(http://ocw.kyoto-u.ac.jp/)
      ユーチューブ(http://jp.youtube.com/KyoDaiOcw)
 ヘッドフォンをつけて聞いていると、本当の授業を聞いている様な気分になる。好きな時に聞けるのがうれしい。
H20.3.27  24日夜、急にパソコンが壊れた。なにか部品が脱落するような音がして、瞬時に停止した。2年ほど前に買ったもので、小生にしては、まだ新しい、という印象である。もっとも、自作品(といっても組立を専門メーカーに頼んだもの)だから、部品の信頼性はあまりない代物である。
 
 メーカーに送っても時間がかかるし、HDの内容は保障しないとのことだから、とりあえず、自分で直す事にした。電源が全く入らないので、多分、故障はここだろうと、取り外してみた。後でわかるように、コネクターには番号や位置、方向を記載した。取り外してみると、何か、カチャンと音がした。破ると効かなくなる保証ラベルを破り、カバーを外した。すると、中に、コンデンサーが落ちている。
 よく見ると割れている。海外の部品は、信頼性が悪く、中でも、コンデンサーが破裂する事故が多い、という記事を見たことがあるが、どうもそれらしかった。

 とにかく、梅田のパーツ屋にいって、電源を買うことにした。5千円ちょっとと安い。そして、交換してみると、運よく作動した。コネクタが合うのだろうか、とか、電圧はうまくわかるか、などと心配したが、こういう自作PCの部品はうまく出来ている。マザーボードの説明書(これは英文)と購入した電源の取説を見れば、簡単に交換できる。但し、コネクターが分割式になっているのがわからず、聞きに行く手間が発生したが・・・。

 これならば、もう一台、今度は、自分で組んでもいいかな、と思ったが、今回はラッキーな故障であった。
 
 桜の開花が大阪でも始まった。
 ラッキーな故障と書いたが、故障はラッキーではないので、そんなものあるのかな、とひとりブツブツ言っています。
H20.3.15  いつもなら、奈良のお水取りが終わるのが待ち遠しいのに、今年は急に暖かくなってしまったものだから、お水取りもすっかり忘れてしまっていた。春のような温かい日が続いている。やはり暖かいのは、ありがたいことだ。今年は、軽油が高いので、エアコンの使用が多かったが、これは我が家だけの現象ではなく、世の中の統計でもそのような傾向だそうだ。
 
 アメリカで原油の高騰が続いているが、その中にあって、海洋冒険家、堀江謙一さんの波浪推進船「SUNTORYマーメイドU号」による航海が、自然エネルギーの活用ということで、アメリカでも注目を集めている。先日、アメリカの科学雑誌「POPULAR SCIENCE」3月12日号にも記事がのった。
 
 この雑誌には、懐かしい思い出がある。今から50年程も前、当時、英語が弱い高校生がいて、それを心配した親が、少しでも、英語に親しむようにと、この「POPULAR SCIENCE」 と「SCIENTIFIC AMERICAN」という本を買ってくれた。後者は、全く難しく、親しみがわかなかった。「POPULAR SCIENCE」は、子供向けの科学雑誌で、特に、興味を引いたのは、その広告であった。ジャイロコプターなど、小型飛行機の設計図の販売など興味を持たせる広告が多くあった。勿論、それを購入する資金はなく、記事も眺めるだけであった。そのため、親が期待した肝心の英語力は、不作のまま終わったようだ。

 話を堀江さんのヨットに戻すと、今朝の朝日新聞に、このヨットの解説がされている。波の力で上下動する翼があり、この翼に生じる揚力の水平方向の分力で、推進力を得るというものである。平均時速5.6kmというから、毎秒1.6mで進む感じである。人が歩く速度、時速4kmよりはかなり早く、人のように疲れもないが、それでも、ハワイから日本までは、遠い。

 堀江さんは、子供たちに伝えるメッセージとして、目標に向かって進んでいくことほど楽しいことはない。計画、準備、航海、すべてが楽しい。・・・と言われている。この言葉は素晴らしい。堀江さんが、無事、ゴールされることを祈念している。
 何時だったか、堀江さんの航海の様子をHPで見せてもらった。ハワイからあまり遠くない距離を航海中だった。海は広い。
H20.3.5  早いもので、3月の声を聞いた。梅が、今、満開であるが、まさか、桜と一緒に見られるということにはならないのだろう。
 
 先日、朝日新聞に面白い記事が載っていた。海藻から「バイオエタノール」を生産する構想がある、というものである。現在の「バイオエタノール」は、主としてサトウキビから作るので、あおりを受けて穀物の生産が減少し、様々な問題を引き起こすから、もうひとつだなあ、と思っていたが、海藻から作れるとは、驚きであり、人間の知恵に感心する。(「バイオエタノール」は、これとは別に、木材から作る、という構想もある。)

 海藻からの研究を進めているのは、三菱総合研究所や京都府立海洋センター、東京海洋大等のグループである。研究は、01年から、日本海で、ホンダワラの養殖実験を開始した、というから、すごいものだ。三菱総研等の実験では、海藻の乾燥重量100グラム当たり、約30ミリリットルの「エタノール」が生産できる。

 構想では、日本海沖合で水深約400mを中心とし、ホンダワラの養殖ユニット(100m四方)を四国の半分強の広さにあたる、約1万平方キロに並べる。これにより、約2000万キロリットルの「バイオエタノール」が生産でき、日本のガソリン販売量のほぼ3分の1に相当する量になるそうだ。四国の半分の広さというのもすごいことだが・・・。

 ガソリンが、投機の対象になり、どんどん価格が上がっている。すぐの事にはならないが、こういう研究が、日本で進んでいるというのは、周りを海で囲われている日本を、資源の国にしてくれるものとして素晴らしい、と単純な人間にはうれしいことだ。
 アメリカでは、ガソリンの価格が高くなって、自動車の販売も減少しているとのニュースもある。日本はどうなるだろうか。
H20.2.25  今回も、TBS「夢の扉」を紹介したい。2週にわたり、東京大学大学院准教授の横井浩史さんが研究されている「ハイテク義手」について放送された。
 
 日本国内で、怪我や病気で腕を失った人は、約160万人おられ、その内、義手を着けておられる人は、1万人弱、0.6%でしかないそうである。放送で取り上げられたのは、生まれつき右腕の肘から先がない小学1年の女の子である。ご両親が明るく希望を持って育てておられるので、本人も頑張り屋で、明るい子供さんである。

 この子供さん用に「ハイテク義手」を作ろうとされた。いかに軽く作るか、が、ポイントで、研究室のメンバーも頭をひねられた。何とか使用できる軽さのものが出来、本人が希望するお茶碗を持つ訓練に入った。何時の日か、ピアノを弾くことに挑戦するらしい。うまく使いこなしてほしい、と思う。

 横井先生の研究テーマのひとつは、人間・機械相互適用というものらしい。生体信号は、非線形的な波形信号で、かつ、個人差や時間的変動による影響が大きいが、それを情報処理的な適応学習の方法論を導入し、筋電位から数多くの動作パターンの識別が出来たそうだ。それを多自由度義手の制御に適用し、さらに人間と機械の相互適応の様相を明らかにし、動作意図推定精度の向上を図るというものだそうである。

 番組では、利き腕を失くされたお母さんが、義手で料理をされている内容もあった。冷たい印象の機械が、本当に暖かく感じられた。今後も、素晴らしい研究や製品開発が行われることを期待したい。
 この義手には、接触センサーもつけられ、物を掴んだ感触が感じられるそうだ。すばらしい。
H20.2.9  日曜日に、注意しているTV番組がある。関西では、毎日放送で放送されている18時半からの、「夢の扉 〜NEXT DOOR〜」、という番組である。先週、2月3日には、「振動力発電」というものであった。
 
 これは、慶応大学大学院の速水浩平さんという方が研究されている、振動を電気に変えるシステムである。圧電素子を使って行っている。今でも100円ほどで買える、金属板に圧電素子を貼り付け、電気を流してブザー音を得る圧電ブザーという電子部品があるが、逆に、これに振動を与えると電気が出てくるという原理、「からくり」である。昔から、振動センサーなどに使われている原理であるが、1つの容量は小さいが、数を集めたら、凄いことになる、という発想である。

 「発電床」というものもある。人が床の上を歩くと生じる振動を拾って発電をしようとするものである。高速道路の振動で道路の街灯を点灯させようという実験も行われる。家庭の電化製品のリモコンも電池を使わずに電気を発生させることもできるようだ。

 振動は、環境や日常生活の中では、あまり好まれるものではない、が、このエネルギーを使って電気を発生させ、活用しようという「発想力」に感心する。心から拍手し、見事、実用化に成功されることを祈りたい。
 振動を電気に変えるという発想は、やっぱりすごい、と思う。期待したい。
H20.2.4  昨日は、雪になるという予報どおり、朝方の雨が雪に変わった。遠くに見える山も白くなった。
 
 尊敬する技術者が亡くなられた、という訃報が届いた。学校を卒業して、はじめて仕えた上司であった。生意気な新人を、大きなぬくもりで包んで、今思えば、大きな手のひらの上で、遊ばせて頂いたのかもしれない。永いことお目にかかれなかったが、昨年、ふとしたことから、お会いできた。約二十年という月日が経っていたが、お会いした瞬間、生意気にも、友達のような話し方をしてしまった。それでも、ニコニコと話をされ、懐かしんでくださった。

 ある日、簡単な「からくり」を1つ作り、お孫さんのためにと持っていった。そのからくりは、残念なことに少し調子が悪く、原因を考えようと思っていた。お会いして、その状況を話して、動かしていると、遠慮がちに、君が研究しているのに余計なことだが、原因はこういうことではないだろうか、と言われた。ピンときて、そうかもしれない、と、帰ってテストすると、それが正解のようだった。この方は、やはりすごい技術者だ、と思った。

 今年になって、一度、お会いしようと電話をした。留守だった。連絡がついたのは、旅立たれた後だった。
 昨日の雪は、昼ごろにはあがった。遠くの山の雪も少し消えたようだ。小生の心の中では、まだ静かに雪がふっている・・・。
 まだ若すぎる死であった。静かにお眠りください、とお祈りするばかりである。もう一度お会いしたかった、と思う。
H20.1.26  何時だったか、愛用のノートパソコンが壊れてしまい、バックアップも取っていなかったので、残しておきたいデータが取り出せなくなった。修理を依頼すると、中のデータの保障はできません、と言われるものだから、放置したままになっていた。
 
 久し振りに帰阪した息子に言うと、バラしてハードディスクを取り出したらどうだ、そのためのケースも販売している、と、パソコンをバラし始めた。
 
 ダメでもともとと、やってみたら、ありがたいことに、HDDは生きており、データも他のパソコンで取り出すことができた。費用は、たった1500円で済んだ。パソコンの故障が、電源スイッチあたりであったので、運がよかったようだ。そのHDDも永年の使用で、駆動音が怪しいようだ。とりあえず、データを取り込んで、休んでもらうことにした。

 最近は、パソコン売り場も覗かないが、たまには、売り場探検も必要である、と感じた次第である。
 データの中には、からくりの設計図が入っていたり、エクセルの計算式が入っていたので救出できて助かった。
H20.1.19  たまたまチャンネルを動かしたら、工場見学をやっている番組があった。毎日放送の「ランキン楽園」という番組で、「一度は見たいビックリ工場見学ランキン 東大生編」というものである。魔法瓶を作っている工場(タイガー魔法瓶)をやっていた。ガラスを切ったり、溶接したりと、自動機でやられていて、素晴らしい。
 
 次は、パチンコの玉(佐藤鉄工)である。線材をカットして、プレスで、高速で球状に成型し、研磨や熱処理を加え、めっきをして完成させる。面白いのは、最終検査が、ベテランの「おじさん」による目である。流れてくる玉の品質を瞬時に見分ける。人の感性はすごいものだ、と改めて感心する。そういえば、ビール工場の最終検査も人の目で行われていたようだ。
 
 最後は、消防用のホース(芦森工業)である。ポリエステル繊維の糸600本を高速で、直径6.5cmのホースに織り、外側をコーティングして、それを裏返しにする。水圧で長さ40mのホースが見る見るうちに裏返し(これが正規)になる。以前、作業用手袋の製造工程で、後でひっくり返し、内側の金型の模様(シボ加工)を、外側に持ってきているのを見て、逆転の発想に驚いたが、今回のものも驚いた。人間は素晴らしいことを思いつくものだと思う。

 どんどんボケていくこの頃であるが、新たな発見をして、脳に刺激を与えなければならない。
 他の番組の予告にも工場見学なる文字を見つけた。案外、はやっているのかもしれない。いいことだと思う。
H20.1.9  朝日新聞に「立体地図上を空中散歩」という内容で、ソフトの紹介があった。地図を専門とする昭文社の子会社の日本コンピュータグラフィック社が実験的に作ったソフトである。無料なのと面白そうなので、HPからダウンロードさせて頂いた。
名称は「ちず丸ぐぃーんα版」というものである。
 
 今から20年ほど前、当時、住んでいた栃木で、近くの山からハンググライダーで飛んでいる人たちがいて、小生も飛びたいなあ、と思ったが、勇気がなくてやれなかった。その時、パソコン上で仮想的に知っている景色の上を飛べたらなあ、と思ったものだが、このソフトは、まさにその時思ったソフトである。建物の名称などリアルに出てくるのが楽しい(建物の形状、高さは正確とはいえず、そういうものがある、という程度、山も標高差がついている)。
 
 地図を自動で動かし、矢印キーで左右に回転させると、自分が飛んでいるような感覚になる。知っている場所だと建物の名称なども参考になるので、結構楽しい。一足先に「千の風になった気分」である。

 会社に続いて、学校も始まった。今年の年賀状で面白いことを書いてくれた人がいる。人生は、ゴルフに似ている。ゴルフはミスを競うスポーツ。失敗した時のリカバリーが大切だ・・・と。お互い、頑張りましょう。
 なかなか旅行へも行けないので、このソフトで各地を巡らせて貰っている。九州の南端に開聞岳がある。そこへも行ってきた。
H20.1. 1  あけまして、おめでとうございます。今年も、ご訪問いただきまして、ありがとうございます。

 年末に、NHKで、「落合監督・日本一への道」という番組を見た。落合監督が話される内容に、いろいろ勉強させられるところがあった。今まであまり知らなかったが、なかなかの人物のように思えた。「コーチング」という本も出されているので、一度、読んでみようと思う。
 
 昨シーズン、中村選手をテスト生として採った。その中村選手は、実戦で活躍し、最後はMVPになって、インタビューで泣いた。その陰には、監督の、決して甘やかさない、鋭い目があったようだ。

 監督の極意は、選手を見ているだけでよい、SOSの最後のSになって、助けを求めてきた時に、助言してあげればいい、という言葉が印象に残った。部下を、甘やかし、結局ダメにするするのではなく、部下に考えさせ、自律的な部下の育成を図る、という信念があった。今年は、星野監督、落合監督、岡田監督(野球とサッカー)と、忙しくなりそうだ。
 
 年末から厳しい気象が続いている。この一年が、素晴らしい年になりますように、と祈る想いである。
 話を聞いていると、大切なことは、監督の考えていることを、選手が理解しているか、のようである。
H19.12.26  お正月がすぐそこまで、という状況になったが、そういえば、今年は、いつもほどクリスマスを感じなかった。世間がそうなのか、そういう年齢になってしまったのか、はわからないが。

 からくりを作ろう研究会は、遅々として進んでいないようであるが、茶運び人形では、機構の安定化が図れたと思っている。形を作ることを追いかけていた状態から、安定して、動作する状態に近づけられた。機械工学からすれば、当たり前の状態に近づけただけだが、安定して動くというのは、作者の心に安定感をもたらすのは事実である。
 
 でも、まだ上半身が出来ていない。手と「かしら」が未完成である。従来は、適当に、木を張り合わせたり、紙粘土を使ったりしていたが、今回は、もう少し、うまい細工が出来ないかと、こちらの頭を悩ませている。

 後半になって、いろいろな事があって、俄然、忙しくなってきた。その中で、茶運び人形は、考えたり、作ったりの至福の時を与えてくれている。完成は、まだ、かなり先になりそうだ・・・。
 
 少し早いですが、皆様、いい年をお迎え下さい。今年も、ご訪問いただき、ありがとうございました。
 31日の午後になって、いつものように静かな時を過ごしている。今年は色々あったが、いい年になった。感謝、感謝。
H19.12.12 先日、TVのニュースだったか、京大霊長類研究所のチンパンジーがすごい才能を見せているのを見た。画面に一瞬に映る9個の数字を瞬時に覚え、消された後も、それを順番にたどることができるというものである。

 早速、京大霊長類研究所のHPからビデオ図書館というのを見た。その中に、実験風景があり、目当ての「チンパンジーの子どもの記憶は人間のおとなよりも優れている」というタイトルで見ることができた。何回見ても、素晴らしいの一語に尽きる。
 
 他に、大人が実際にやっている風景があるので、それも眺める。驚いたことに、それも数字画面の表示が短く、小生は1回もわからない。実験を行っている人は、優れものだ。というか、小生が全くのダメ人間かもしれない。

 昔、速読術の本を読んだとき、目に一瞬で映っているものを記憶するとか、何とか、書いていたように思う。確かに、一瞬でフイルムのように映っているのだから、わかるはずなのだが、わからない。チンパンジーはすごいと改めて思う。
 このチンパンジーはこれからどこまで知恵が進化していくのだろうか。楽しみである。時々HPを覗いてみよう。
H19.12. 7  最近、再生医療に関する話題が多い。何時だったか、京大で万能細胞が作れる手法を開発したと報じられたが、今回は、乳歯の幹細胞で家族の骨や皮膚を治療できるかもしれない研究が名大で行われるというものや、アメリカ、マサチューセッツ工科大学で、体細胞から作った万能細胞と遺伝子組み換え技術を使って、マウスで重い貧血症状を改善することに成功した、と報じられている。

 素人には、そういう研究があるのか、という程度であるが、万能細胞でマウスの貧血治療が、このような手順で行われたというイラスト(朝日新聞)を見ると、なるほど、という思いである。
 
 10月の下旬だったかに、日本機械学会の創立110周年記念事業として、JSME技術ロードマップが発表された。インターネットで見ることができるので覗いてみた。その中に、マイクロ・ナノバイオメカニクスロードマップ(再生医療への応用を中心に)というページがある。ここに面白いことが書いてある。荷重支持組織(骨、腱、靭帯、軟骨、動脈など)あるいは力発生組織(筋肉、心筋、消化管など)の形態や機能の維持には適切な力学刺激が必須であることが明らかになってきており、組織再生には、力学刺激の考慮が不可欠である、というものである。確かにそうだなあ、という思いと、どうやって与えるのだろう、という興味が出てくる。

 いろいろな医療で「拒絶反応」という言葉を聞いたことがあるが、こういうことを含め、医療と科学の進展は、人類に貢献する道を、様々な方法で、挑戦してくれている。一層の進展を期待したい。
 日本の研究がアメリカに追いかけられている。アメリカは物量作戦だから、頑張るには国の支援が欠かせないようだ。
H19.11.28  少しバタバタする状態が続いているが、その合間を縫って、先日、京都、嵐山に出かけた。急に寒くなり、紅葉が見頃だということで思いたった。最近は、何事をするにも土日休日を避けるのだが、当日は23日の休日で、嵐山であのような人ごみを見たことがないという混みようであった。

 あまり無理をせず、混んでいたら何時でも引き返そうと思っていたが、大河内山荘、二尊院が比較的すいていた。今年の紅葉は当初、駄目だろうと予想されていたのに、逆に、素晴らしい紅葉に出会うことができた。昼食は、とても嵐山では取れそうにもないので大阪梅田まで帰ってとることになった。
 
 多くの人出の中には、外国の方も多く、比較的、中国、韓国の方が多いようだった。本当は、静かな日本文化に触れたいだろうが、それどころでない人出に自分も泡を喰っているのだからどうしようもない。それでも、今年の紅葉は美しかったので、もう一回京都へ出かけるか、という気持ちでいる。
 今度は東福寺に行ってみた。通天橋からも、うまく見ることができた。今年の紅葉は、かなりラッキーだったように思う。
H19.11.14  宇宙航空研究開発機構(JAXA)とNHKが月探査機「かぐや」からハイビジョン撮影した、月から見た「地球の入りと地球の出」を発表した。月から38万キロ離れた地球が美しく写っていて感動した。前回7日にも、月の表面のハイビジョン撮影が公開され、その鮮明な画像にびっくりしたばかりである。

 しかも、その映像が、自宅のパソコンで見ることができるのがうれしい。前回のはすぐ見ることができたが、今回のものは、なかなか映像の取り込みができず、昨日から何回も試みたが駄目だった。アドビのフラッシュプレイヤーも最新のものを用意したが駄目なので、やはり光にしなければだめかな、と思い始めていた。本日、15時ごろ再びトライしてみると、あっという間に映るではないか。よく見ると、今朝までは1つだったファイルの取り込みが地球の入りと出と2つに分割されている。これにより軽くなって取り込みやすくなったと思われる。
 
 前回は8倍速で放映されていたが今回は1倍速である。ゆっくりとした動きの中で、地球が出たり、入ったりする景色を見るのは、心が大変落ち着く。月にいるかのような錯覚すら覚える。これを経験できる技術の進展と企画に感謝したい・・・。
 動画は、前回のもの、今回のものとも、JAXAのホームページ(JAXAで検索)から見ることができる。
 今後、色々な映像が公開されたらと期待している。
H19.11.11  相変わらずの貧乏癖が抜けず、毎日、バタバタしているのに、茶運び人形を改造したくなった。作るのが面倒になってきた歯車等はそのままで、もう少し安定した動きをさせたいと思うようになった。正直なところ、小生の茶運び人形は、人見知りする癖があり、何時でも機嫌よく歩くとは限らなかったのである。

 シャフト等は市販の棒を切って使うようにしているので、加工程度はましだが、穴加工の方は、トルクが小さい、いい加減な安物のボール盤を使っているので、程度はよくない。作った時は、早く形に仕上げようと思うものだから、適当にしたが、今回は、こういう所に注力し、動作を安定するようにした。お陰で、安心して見られるようになってきた。
 
 こうなると、顔も木で作りたくなってきたし、服もいいものに変えたくなってきた。今まで、周期的に動かしていた顔も、お茶を渡す時に、こっくりとしてほしいと思うし、結構、課題が増え、仕事量も多くなってきた。しかし、カタカタと音をたてて、軽快に動く茶運び人形(?)を見ると、頑張って残りの作業を進めなければ、と思っている今日この頃である・・・。
 この頃からくり人形のことを書かないので気がかりになっていた。創作の機構をいれるのは賛否があるだろうが、気になっているところを改良するのも楽しみの一つである、と言い訳をさせて戴こう・・・。
H19.11. 1   少し前だが、NHKのプロフェッショナルという番組に京都市立堀川高校の荒瀬さんというヒゲの校長先生が出ておられた。堀川高校は、6,7年前までは国公立大学への進学率が悪かったそうだが、学校改革が行われてから進学率が大幅に向上するなど、評判になっているそうだ。(進学率は結果だと思うのだが、それが目的になっているところが現代である。実際は、学校でどう学ぶか、どう人間形成が支援されるか、だろうと思われるのだが・・・。しかし、堀川高校にはその想いがあるようだ。)

  勉強は、やれといったらする子もいるのだけれど、一般には、なかなかやらない。しかし、自分は将来こういうことをしたい、そのためには、この大学に入りたいという希望が出てくると頑張る子がいる。知りたいことがあると、それを知るための勉強が苦にならずにどんどん勉強してしまう子もいる。また、大きなことを任されたが、なかなかうまくいかなくて泣きながらも、達成していく子が出てくる。裏方の先生方は大変だろうが、主体が生徒にあることが、大きな花を咲かせる原動力になっているようだ。
 
 荒瀬校長は心理学者的で、しかも行動的だ。学校の制度改革が問題になっているが、頑張っておられる多くの先生方に共通する資質のように思われる・・・。
 会社でも、部下を動かそうと思えば難しい。部下が自律的に動くような環境を作り出すことが必要であろう・・・。
H19.10.25  24,25日と大阪「なんば」の府立体育会館で大阪勧業展2007が開かれている。知人から案内を戴いたので覗いてみた。約500の企業や団体が出品されている。小生は、商売の当てにはならないから、できる限り迷惑をかけないように見せていただくことに留意したが、その中で、桐箪笥を製造されている大阪泉州桐箪笥製造協同組合さんのブースが目についた

 泉州で桐の箪笥が作られているのを知らなかったが、経済産業大臣指定、伝統的工芸品として300年の伝統が息づいている名品らしい。忙しい中、初音の家具、(株)田中家具製作所の粟田さんという方が桐箪笥製作過程の話をしてくださった。話の端々から桐箪笥への「こだわり」が感じ取れる。例えば、大切な枯らす作業でも、ただ単に屋外や屋内に置いておく、のではなく、その材料で作る製品をイメージして枯らしをされるそうだ。帰って、HPを見せて頂くと優れた伝統技術を持たれている方のようだ。月とスッポンほど違う木の細工をする者が厚かましくも話をさせて頂いたものだと汗顔のいたりである。
 
 この他、江戸の紙衣が蘇える、と、洗濯できる「柿渋で染めた和紙の服」等を展示されていた(株)ヤマサもみ企画、V−Y−A事業部の斉藤さんのお話も温かく、江戸の人はすごいなあ、と称賛しあったのも楽しかった。

 元気な中小企業が頑張って頂きたいと思う。久々に元気が出た、楽しい見学会であった・・・。
 感心したことがある。通路が狭く、見学者一人ひとりがしっかりと出品者に捕まえられる仕組みになっている。さすが大阪。
H19.10.10  8日のNHK教育の「この人この世界 夢の総合開発 琵琶湖疏水」という番組で「琵琶湖疏水」が取り上げられていた。春には、桜を愛でながら、蹴上の発電所からインクラインを通り、琵琶湖疏水端に出て、南禅寺、哲学の道へと散策するのがお気に入りコースの1つである。しかし、「琵琶湖疏水」の歴史を「ひもとく」ことなく歩く、という非礼な散策であった。

 講師の国立博物館主幹、清水慶一さんのやわらかい語り口で、いつしか話に引き込まれた。
 琵琶湖疏水は、明治に首都が東京に移り、凋落する京都の経済、産業の起爆剤として、当時の北垣国道知事や若干21歳の土木技師田邊朔朗さん等の活躍で推進されたプロジェクトである。難工事と言われた長いトンネルの竪穴式掘削法、水力発電所の設置、インクラインという物流システム等、新しい技術が導入された。しかも周りの景観にマッチした近代的な建築様式は今も気品が漂い、そのスケールの大きさと推進力には、いい年をした小生でも、わくわくさせられる感動を覚える。
 
 現在でも、この疏水は立派な役目を果たしており、行政の大切さを改めて思い起こさせてくれる。(この番組の再放送は、10月15日AM5.05〜5.30に、また、京都市上下水道局のHP「琵琶湖疏水」に詳しい歴史や写真が掲載されています。) 
 高校の時に歴史を選択した割には歴史に対する認識が乏しかったが、今回、歴史をひもとく大切さと面白さを教えて戴いたように思う
H19.10.4  9月ごろNHKの番組でカワハギ釣りの番組をやっていた。カワハギという魚は、なかなか曲者で釣るのが難しいらしい。
 
 宮澤さんというカワハギ釣りの名人とカワハギのやりとりを、水中カメラを使いながら紹介していくもので、なかなか面白い。カワハギは、その場で餌をついばむので、「浮き」に信号が送られ難く、水中の行動を考えながら竿の操作をしなければならない。また、針を横向けにして、口に引っかかり難い状態にして口に含み、吐き出し、餌を針から外すという芸当もするので、針を引っ掛ける工夫も必要になる。カワハギ以外の魚(外道)が釣れるのでその対策も必要になる。

 宮澤さんは、海底の映像を見て、竿さばきや「仕掛け」を工夫する。2時間の挑戦で、当初、4匹だった釣果は17匹まで向上した。大切なことは、目的を絞り、いろいろな考察をして対策をして、結果をみて、また、考察をして・・・の繰返しである。宮澤さんは、現状に満足されることなく、勿論、次の対策を検討される。おちょぼ口をしたカワハギを改めて見直した。
 昔、投げ釣りをしていると、テンコチに混じってカワハギが釣れる事があったが、偶然の賜物であったようだ・・・。
H19. 9.25  今回も、NHKの「美の壺」の話題。先週は「独楽」を取り上げられていた。
 「独楽の曲芸」に使われる「独楽の動き」はかねてより素晴らしいものだと思っていたが、名人が作っても一発で、素晴らしい回転の独楽は出来ないらしい。独楽の重量バランスをみて、鉛の玉で調節し、あの素晴らしい「動き」になるそうだ。

 面白いのは「からくり独楽」である。独楽の回転を使って、団子を食べたり、蛇が動いたり、といろいろな演技をする独楽である。作者の方が、昔(江戸時代)の技術や伝統をベースに現代の技術や感覚を吹き込んで、新しい「からくり独楽」を作っている、というようなことを言われていたのに感銘と興味を覚えた。

 「独楽」も研究できたら面白いぞ、と何か楽しくなってきた・・・。
 独楽が回っているのを見ると、何か心を静めるようなものがある。一度創ってみたいものだ・・・。
H19. 9.13  先週、NHKの「美の壺」という番組でからくり人形が取り上げられていた。こういう番組を見ると、からくり人形の素晴らしさが改めて感じられる。小生の知人も一人、からくり人形にはまりかけているが、さらに磨きをかけてほしい、と思っている。

 西洋にもオートマタのいろいろな人形があるが、日本人には、やはり、日本的な人形の方が落ち着くように思う。顔の造りも、能面と同じように、左右の造形を変えて表情を演出する。以前、犬山のからくり展示場で見せて戴いたが、9代目玉屋庄兵衛さんが、どこかの番組で話をされていたのを聞いていたので、何時か、真似をしてみたい、と思っている。

 われわれが作るからくり人形は、先代の人達の資料や実物が存在している中で、真似をして作っているのだが、それとても、難しく、新たな発見もある。、そういうものが無い状態で、発想して、創り上げた昔の人は、本当に素晴らしいと思う。 また、現代にあって、からくり人形の伝統・技術を継承し、守っておられる多くの方々のご努力にも敬意を表したい、と思う。
 番組を見て、もう一度、からくり人形を作ってみるかと設計図をながめている・・・。
H19. 9.7  人力飛行機のコンテストは、常に課題が見つかって、本当に面白い大きなゲームである。上手くいったチームも、そうでなかったチームも、来年の活躍を期待している。

 最近、鉄道模型が人気のようだ。新聞等にも特集が組まれたりする。そのような本も出版される。先日、百貨店で、鉄道模型大会が開催されたので、最近の様子を見てみようと出かけた。夏休みということもあって、入場するのに45分待ちで、残念ながら見送った。

 昔、ホワイトノイズで蒸気音やいろいろな音を出すICキットがあったと思って、アキバや日本橋のメーカーのHPを当たってみたが、なかなか無く、ようやく1つ見つけた。早速購入して、組んでみたが、汽笛が気に食わぬ。RやCを変更すればいいのだろうが、面倒に思う年頃になってきた。

 模型ではないが、鉄道の旅を楽しませてくれるNHKの番組がある。関口さんの中国大陸鉄道の旅、秋編である。この番組は9月末でアナログからデジタルに変更になる。我が家の受信機はアナログなので束の間の旅行である。
 蒸気機関車の模型を日本で最初に製作したのは、当時、佐賀藩にいた田中久重(からくり儀右衛門)さん達である・・・。
H19. 9.3  昨日実施されたロケット実験は、残念ながら小生の目では、確認できなかった。見えたところでは、赤い丸のような形状になったようだ。 (JAXA,ISASのHPより)

 もう一つ、夏の空のイベントが残っている。恒例の琵琶湖での人力飛行機のコンテストである。7月終わりに実施された様子が、この6日、19時すぎからYTVで放映される。何時もの事だが楽しみである。

 子供たちの長いようで短い夏休みが終わり、今日から2学期である。
 飛行機はやはり風で飛ぶんだなあ、ということがよくわかるフライトであった。改良した来年が楽しみである。
H19. 8. 27  明日、28日は皆既月食が見えるらしい。地球の影に月全体がすっぽり入って、赤黒い月が見えるようだ。始まりは、午後5時51分で、月が昇ってくる時は、既にかけている。午後8時23分まで続くが、天気がどうであろうか。

 もう一つ、天体の話題がある。30日(9月2日に変更)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、宇宙科学研究本部(ISAS)などが行う、観測ロケットS−520−23号機による宇宙観測である。これは、300kmの高度で、中性リチウムを放出し、その発光雲の形状の変化を、地上から観測するものである。放出予定時刻は、午後7時29分(26分に変更)ごろである。これは観測状態がよくないと、延期されるので、実施されると見える確率は高い。ロケットが四国沖の太平洋上に落下する予定なので、地域により、南西、南東などの方向になるようだ。(参考:宇宙に輝く特大花火を見てみよう!WINDロケット実験 http://www.ele.kochi-tech.ac.jp/rocket/ )
       (    宇宙科学研究本部 http://www.isas.jaxa.jp/j/index.shtml  )

 日頃の喧騒を忘れ、夜空を眺めるひと時を持つのはどうだろうか。
 予定の時間に空を眺めたが、残念ながら見ることは出来なかった。薄い雲がかかっていたようだ・・・。
H19. 8.15  故郷へ帰られた人のUターンラッシュがピークになっているとTVが報じている。今年は暑さがこたえるので、親父を連れての田舎への帰省は、もう少し涼しくなってから、と考えている。

 1週間ほど前、朝日新聞に「地球の凹凸全部見せます」という記事が載った。経済産業省とNASAが人工衛星から撮影した全地球の3次元地形データを無償で公開する、というものである。それに先立ち、日本列島の試用版がインターネットで公開された。この手のものは、Google Earth で既に見ることが出来るが、データの欠落している部分もある。今回は欠落は無く、9倍細かい、ということであり、早速データをダウンロードした。ソフトは「カシミール3D」というフリーソフトを使うことが出来る。

 早速、帰省できない故郷を眺めてみた。確かに小生の田舎については、Google Earth より良くは見える。しかし、設定が悪いのか、こういうものなのか、データが揃っている部分では、Google Earth の方が実用的で美しい。でも、近くの山並みや遠くの島影が3Dで表現されるので、景色を思い出しながらカメラを移動させるのは楽しい。

 小生のお盆は、PCによる帰省で代行したので、暑さも渋滞も避けられたが、帰省された多くの方に「お疲れさん」と労をねぎらいたい。
 試用版の公開URLは http://www.ersdac.or.jp/GDEM/J/ である(ASTER全球3次元地形データ)。
 「カシミール3D」の入手方法や使い方は、上記URLに記載されています。
 ソフトの習熟と技量の向上を計って本番までにはもう少しうまく写るようにしたいものだ。Google Earth を併用するのも効果的である。
 この地図の目的は、地形の高低を3Dで見るためのようである。
H19. 8. 8  飛行機や汽車が好きになったのは何時の頃かわからないが、最近でもそういう番組があればチャンネルを回している。NHKの熱中時間という番組に、先日は、室内をゆっくり飛ぶ模型飛行機の達人がでられた。既に何回か放映されたと思うが、小生には初めてであり、達人の技に感心した。

 登場した飛行機は総重量が2g程度、1円硬貨2枚の重さである。ゴム動力で、プロペラは可変ピッチである。約40分のフライトの世界記録を持っておられたらしいが、破られ、その記録に再度挑戦された。結果は、2秒、滞空時間が不足し、リベンジはならなかったが、製作時や飛行時の機体の取り扱いを見ていると、神経が研ぎ澄まされていて、見ているこちらも息をつめるような雰囲気であった。

 室内を飛ぶ飛行機は、ゆっくりと飛ぶところが「みそ」で、これが見ていて気持ちを穏やかにしてくれる。小生も、興味を持って模型屋を覗くことがあるが、なかなか気に入ったものが見当たらない。これほどまでの軽量化はできなくとも、狭い室内をゆっくり飛ぶ飛行機を作ってみたいと、いい年をした今でも思っている・・・。
 飛行機・汽車・星空・音楽など興味が尽きないものがあるのは幸せなことかもしれない・・・。
H19.7.28  少し前、7月15日の朝日新聞に”「脳力」の未来を探る”という記事が載った。7月1日に同志社大で開かれたシンポジュームの紙上版である。その中に、出席者の一人、将棋棋士の羽生さんの基調講演に興味あることが書いてある。

 最近、強い将棋のコンピュータソフトが出てきている。優れた計算処理能力を使って、いろいろな手を先読みして次の手を決めてくる。処理能力の向上につれて、どんどん処理を足していくやり方(足し算)である。一方、人間の場合、実力が上がると、局面を一つの絵として見た時にどう感じるか、手順のリズムは、といった感覚的なこだわりが深くなる。引き算というか、思考をどんどん削っていくことで強くなるというのがある、そうだ。

 つまり、コンピュータソフトと人間のアプローチは、正反対の方向に走っている、という感じである。それが将来どこで出会うのか。一つの場面で思考方法は違っても同じ手を選ぶようになるのか。全く違うもの同士のままにはならない、という気もする、とも言われている。

 順々に指し手を重ねて、最後は詰むのだから、現状のまま進んでいくのでは、と思うが、皆さんはどう考えられるだろうか。羽生さんも5年、10年経った時にどうなるのか興味を持って、見続けていきたい、と言われている。
 局面を1つの絵として見た時にどう感じるか・・・、というところがすごいと思う。特に将棋で感じるところが・・・。
H19.7.22  先週、月曜日にパソコンが壊れてしまった。HPやメールを担当させていたパソコンだったので、HPが修正できなくなった。別のパソコンで対応しようとしたが、ソフトの準備や、忘れたパスワードを調べるなど、結構、大変だった。

 最近は、バックアップを取っていなかったので、ソフトやデータなど、努力の結集が「おさらば」になってしまった。しまったな、と思ったが、所詮、自分だけの財産で、小生がいなくなれば、無用の長物だ、と思ったら、気が軽くなった。

 というわけで、いろいろご心配をおかけした方々にお詫びとお礼を申し上げます。    敬具
 今週は多くの方に覗いていただいた。頑張って書いた時より多いような気がして複雑な心境です・・・。
H19.7.10  近場でギターの演奏会があるとの事で聴きに行った。市のサークル活動で練習されている方々で、アマチュアである。長い人は11年も続けられているそうで、改めて「継続は力なり」ということを思い知らされる。その中でも、男性はやっぱりダメなようだ(?)。20人ほどメンバーが居られたが、男性は、先生以外に2人ほどで、なかなか「続かない」ようだ。やはり、女性は、「しぶとい」と言うか、我慢強く、こういう場面でも、それが発揮されるようだ。。何時だったか、練習に来た人と出くわした事がある。夫婦連れで来られていて、旦那さんが、奥さんに偉そうに何か言っていたが、今回、見ると、奥さんだけで、旦那さんは、とっくに「ケツ」を割ったらしい。

 かくいう私も、若い頃は、ギターを弾きたいと思った事がある。中古のギターを手に入れ、初めての教育TV「ギター教室」をかなり熱心に見た。当時は、今のようにテキストが立派なものではなく、A4かB5の用紙を2つ折にした、表紙の無い、楽譜だけを印刷したようなものを、NHKに頼んで送って貰う、という状況だった。先生は阿部保夫さんという方で、トレモロが非常に上手い方だった。今でも、「アルハンブラの想い出」や「モーツァルトの主題による変奏曲(これはトレモロは無いが・・・)」などは、レコードからパソコンに落としていて、(個人的に)良く聴いている。

 当時は、ソノラマなるものがあり、後に、「NHKギター教室ソノテキスト」というものが発刊された。それを見ると発行が、昭和41年で、番組は1966−67年に対応している、と書いてある。今から、40年も前の事だが、その当時から、我慢強く「進歩の無いまま」を「継続」している。昔は、「アルハンブラの想い出」を譜面で追いかけることができた(トレモロはひどいものだった)が、今は、それすらも出来ない状態で、何時か・・・、と思ってギターを2〜3分触っては終り、という状態を「継続」している。市のサークル活動に参加して、行動を縛られるより、今のまま下手でいる方が良さそうだ、と後ろ向きを尊重している・・・。
 そうは言うものの、やはり上手くなりたい、という願いもあり、人生はなかなか難しい・・・?。
H19.7.1   先日、飛び出す絵本に関する内容があるとのことだったので、久し振りにABCTVの「世界ウルルン滞在記」を見た。今迄の仕掛けのイメージとは異なって、大変複雑な仕掛けになっている。子供向けと言うより、大人向けの飛び出す絵本(POP−UP BOOK)として昇華されているのにびっくりした。その作者や本は、何年か前から注目されていて、小生が知らなかっただけのようだが、素晴らしい、という一語に尽きる。

 飛び出す絵本は、以前から興味があったが、これほど複雑に構成されるようになったのは面白い。手短に、紙とはさみとのりで製作できるのもいいし、本を開くという単純な動作をよりどころに、他の複雑な動きにリンクさせるのは、考えてみると面白い作業だ。早速、調べてみると、しかけ絵本の基礎知識「POP−UP」という本(発行所 大日本絵画)に出くわした。いろいろな仕掛けが解説してある本で、勉強ができる。これで、少し勉強をして、次にTVで取り上げられていた、ロバート・サブダさんの美しい本を購入するのもよさそうだ。

 蒸し暑い毎日が続いているが、久し振りに少し燃える状態になっている。といっても、現在は、焼玉エンジン(懐かしい語彙だ!)のグローが少し熱くなったような程度であるが・・・。
 飛び出す絵本を調べてみると、結構、日本は頑張っている。多くの書籍があり、今度じっくり調べてみようと思う。
H19.6.25  美空ひばりさんの生誕70年ということで、23日〜24日にかけ、BSでひばりさん特集が組まれていた。時々覗かせてもらったが、改めて凄い方だと思う。天賦の才能は勿論だが、努力も凄かったのだろうと思う。お宝映像という、NHKにもない、視聴者が家庭用VTRで録画されたというテープが流れていたのにはびっくりした。

 ひばりさんは、自分の持ち歌のうまいのは勿論だが、他の歌手の歌も大変上手く歌われる。ひばりさんによれば、歌はすべて親類だから、心で歌えば、聞く人に通じる、ということらしい。確かに、声の質・調子、表情など、歌の情景が伝わるように歌われる。そういう歌の中に谷村新司さんの「昴」があった。この曲が好きな時期もあって、聞きながらその情景が浮かんできて、懐かしかった。

 先日、そのひばりさんの「りんご追分」が得意だった知人から電話があった。聞けば、江戸時代の「からくり」に関心が出てきたようで、今後勉強されるようだ。優れた技術者だったので、ロボットにも造詣が深い。小生は、今、「からくり」も、ロボットも、アップ、アップの状況なのだが、久し振りに話を聞いて楽しいひと時を与えてもらった。
 HPをアップしてから3年が経った。少し閉塞感があるのでドメイン(?)の見直し・再構築が必要と思われる。
H19.6.16   アジサイやユリなど草花が花を咲かせる「美しい日本」の季節になった。煙る雨の中のアジサイは、天気の時に見るのとは違う、美しい景観である。その雨も、梅雨入り宣言がされたと思ったら、梅雨明けを思わせるような天気になった.、が、梅雨の中休みで、まもなく雨が降るようになるようだ。

 技術と情報化の進展で気象情報が正確になり、内容の説明も詳しくなった。TVで気象予報士の方が色々説明してくれるものだから、知識も少し増え、素人なりに、天気図を眺めて、自分も気象予報士になったような気分になることもある。

 色々な情報の取得にインターネットは便利になった。「健作、健作、健作・・・?」とCMの言うように、項目をいれて「検索」すると情報が入手できる。しかし困った問題も起こる。何時だったか、このHPにも海外からスパムメールが多くなり、メール欄を削除した。メールを戴くのも楽しみの一つであり、何時か再開したいと思っている。

 本日で、このHPを開いて丸3年が経過した。すっかり横道にそれて、「からくり」の内容が補充できないでいるが、また、何かお伝えできればいいな、と思っています。何時もご訪問戴き有難うございます。
 大体1年に延べ10000人の方の訪問を受けるが、今年度は少し異常な数値となっている。6000人位多かったようだ。
H19.6.4  NHKBSで、2ヶ月位前から、日曜日に、「関口知宏の中国鉄道大紀行」という番組をやっている。時々見ているが、面白いと思うようになってきた。大躍進を続ける中国の、最近では、その光と影が話題に上ることが多くなってきたように思うが、古き良き文化と新しい息吹が感じられて、なかなか素晴らしい番組だと思う。何より、関口さんの人柄、スケッチ・音楽の才能が活かされている。

 以前、日本で行った、鉄道の一筆書きで路線を巡り、その土地、土地の風景と共に、文化や生活を紹介しようとする番組の「中国大陸版」である。最近は、新聞等で中国の様子を知る機会が多くなったが、やはり、「百聞は一見にしかず」である。

 最近の映像からは、鉄画というものがあった。鉄棒をあぶって、叩く、いわゆる鍛造で絵を作ってしまおうというものである。かなり繊細な細工がされているようだった。こういう発想にびっくりするが、南画と鉄の色が同じようなものだから出来たのかもしれない。その一方で、写真で見たことのある上海の風景が出てくると、素晴らしいなあ、とTVで旅行している気分になる。この番組は、鉄道がベースなので余計そういう気分になり易い(安上がりである)。

 来週ぐらいで春編が終わるようだが、次が問題である。BShiは9月でアナログ放送が終了する。我が家のTVは写りが非常に良くて、まだ、買い換える稟議がおりていない。デジタルチューナーを買うのも面白くない。続きが見られるかどうか、微妙な状況である・・・。
 9月2日からの放送ということで1ヶ月は見ることが出来る。あとはどうなるか?、番組の内容と相談になるかな・・・。
H19.5.23  大阪と京都の間、高槻というところに、「ハイポニカ」という登録商標で有名な水耕栽培を研究、販売されている「協和株式会社」さんの研究実験農場がある。ハイポニカ装置は、1株から13,000個のトマトの実をならした実績等を持ち、筑波万博で話題になった装置であり、会社である。ハイポニカは、正式には、水気耕栽培と呼ばれ、「気」も重要な要素になっていて、こだわりを持っておられる。

 昨年、水耕栽培をやってみたいと考えたが、時期が遅く、今年の挑戦となった。小生の悪い癖で、ただ単に、家庭で水耕栽培をするというのではなく、ど素人だが、内容は、プロの内容に近づけたい、という欲ボケの願望がある。自分なりに装置をつくり、ハイポニカさんの液肥を購入し、栽培を始めた。今回、小生の話を聞いた同期生が、ハイポニカさんに頼んでくれて、いろいろと勉強させて頂く事ができた。

 適当にやっていたので、いろいろ考え違いがあり、次回は、よりうまくできるだろう、という確信ができた(?)。若いが、信頼の置ける技術屋さんがおられ、女性社員も今まで薬液を購入した経験から、なかなか気配りができる素晴らしい社員、という印象である。基本的には、農家向けが主体だが、一般家庭向けも着実に実績が上がっているそうだ。小生の近所でも、ハイポニカの装置を買って、トマトを作られている家庭があり、楽しそうに見ておられる光景は、こちらも心がほのぼのとしてくる。

 面白い実験を見せて頂いた。今、話題のヒートアイランド対策の一つとして、屋上で、「さつまいも」を作ろうというものである。つるが四方八方に伸びる事で、屋上の緑化とヒートアイランド対策ができ、しかも「さつまいも」もできる、というものである。工場等の切板屋根にも応用することが出来るらしく、「さつまいも」つき「夏の冷房システム」としても、面白いかもしれない。
 初めて行った水耕栽培だが、木(?)が結構大きくなり、実もそこそこなっている。段々赤くなってきた・・・。
H19.5.16  写真家、白川義員さんの「世界百名瀑」写真展が、大阪、阪神百貨店で行われているので、見に行った。NHKTVで何回か、撮影状況が放映されていたが、やはり作品として見ると素晴らしく、改めて、その創造力と努力に感心する。

 白川さんはよく「原初の風景」ということを言われる。人類が誕生し、原始の地球の風景、、自然の現象を見たとき、人々は、自然に対し、驚きと共に、畏敬の念、おごそかな尊敬の念を持ったに違いない。そのような風景を、今、現代の人々が見ることができれば、自然に対し畏敬の念や自然を大切にしようという気持が生じ、それが、また、人間性の回復にもつながるのではないか、という思いのようだ。

 作品には「原初の風景」への祈り、魂が込められている。見る人に、その気持を伝えたい、という思いが感じられる。今回の写真展で、我バカチョン写真と何が違うのか、を究明しようと思ったのだが、写真以前の問題を痛切に感じることになった。昔から、白川さんの写真を技術的な思考で見ていたが、そんなものじゃない。自然も心も病んでいるように思える現代社会に対し、これらの写真が、今、まさに要求されているのではないだろうか。
 いい写真を撮る第1歩は、レンズキャップを取ることだ、と有名な写真家が言ったそうだが、どういう写真を撮りたいか、を考えて見ることもたまには必要かもしれない。理屈抜きで「ハイ、チーズ」もいいものだが・・・。
H19.5.5  5月のGWも終りに近づいたが、前半の28日、BS2で、3月に行われたプロ棋士とコンピューターの公開対局の再放送があった。「運命の一手 渡辺竜王VS人工知能・ボナンザ」という番組である。実際の試合は3月21日に行われ、渡辺竜王が勝利されたが、相手をしたボナンザは、第16回世界コンピューター将棋選手権の優勝プログラムであり、保木邦仁さんという方が開発されたものである。

 今まで、日本将棋連盟ではプロ棋士とコンピューターソフトとの公開対局を禁止してきた。今回は、時代の流れ、コンピューターソフト実力の向上などと共に関係者の明日への読みなどから実現されたものだろう。将棋は全くのド素人だが、素晴らしい試合で、大変面白く見ることができた。

 今回のソフトは、基本方針として「全幅探索」という方式を採用されている。これは有名なコンピューターチェスのソフトと同形式である。多くの将棋ソフトが「選択的探索」を採っているそうだが、ソフト制作者の将棋の実力があまり気にならない方式らしい。実際、保木さんは、あまり強くないようだ。

 コンピューターソフトは後半になると読みが完結に近づくので間違いを起こさないのだが、今回は、大事な所で読みを誤った。これは、ボナンザの弱点でもあるようだが・・・。日本将棋連盟の米長会長によれば、強くなって、人間の感情が芽生えたのではないか。行ってしまえ、癪に障る、等の感情が入ったような将棋に見えた、と言われたが、これはなかなか面白い見方だ。

 渡辺竜王を初めて知ったが、凄い人だ。コンピューターソフトの弱点を研究して、わなを仕掛ける。ソフトの一部追加で事なきを得たが、若いが凄い知力を持った方だ、ということが素人にもわかる。開発者の保木さんも、渡辺さんの知力の素晴らしさを称えておられたが、この勝負を見た人は、両者に心からの拍手を贈ったに違いない。
 今年の5月3〜5日に第17回世界コンピューター将棋選手権があったそうだ。別の機会に紹介したい。
H19.4.24  先日、兵庫県にある大型放射光施設「SPring-8」を見学する事が出来た。以前、和歌山の毒入りカレー事件で砒素を分析したとかの話は聞いた事があるが、とにかく何もわからないまま、21世紀を担う最先端と言われる研究設備を見学させてもらった。

 「SPring-8」といえば、特徴的なリング状の建屋がある。中には、塗装工場のブースに似た部屋が、幾つもリング状に並んでいて、その中心部を電子が流れている。この電子は、線型加速器とシンクロトロンで発生・加速されたもので、この電子を磁場で曲げて強力な電磁波(光)を発生させる。これが放射光で、赤外線、可視光線、紫外線、X線が含まれている。

 「SPring-8」の特長は、0.01ナノメートルまでの短い波長領域のX線の発生ができる、高輝度X線の発生ができる、発生するX線は、指向性や干渉性が非常に高く、いろいろな偏光特性を利用する事ができる、などで、生命科学、物質科学、環境科学、産業利用といった分野の研究に利用されている。

 例えば、カーボンを高温で高圧の状態にすれば、ダイヤモンドができるが、その生成の状況を見たり、水を加圧していくと常温でも氷ができるが、その状態をそのまま見ることができるなど、今、まさに発生している状況を、リアルタイムで観察したりすることができる。また、別な例では、短い波長と回折角度から物質構造を解析できる。中では、こういった様々なアイデアを使って研究が進められている。

 見学を終わった後、かなり疲れを覚えた。普段使わぬ頭を使ったためのようで、お陰で、夜はぐっすり眠ることができた。
 リアルタイムで観察できるということ、短い波長により様々な分析が進められる、ということが分かった程度だったが、素人なりに満足した見学であった。
H19.4.16  先日、高校の時の球技クラブの同期生の集いがあった。東京など遠くからも参加されて10人位が、当時から人徳のあるキャプテン宅にお邪魔した。もともと立派なお屋敷だったが、広い敷地に自分が1級建築士だから元の家の思い出のある材料を上手く使って新築してあり、家には洒落た名前もつけてある。

 男のみの球技だったので、集った連中は男子ばかりだと思っていたが女性も参加されていた。小生は高校を出てから初めての参加だから懐かしい面々の顔を思い出し、名前の確認をしている。しかし、男女共学だったが、当時から女性にはもてなかったので女性は全然わからない。当然、相手も「知らん、誰?」と言う状態である。それはともかく、全日本の大会に出たこともあり、当時の色々なエピソードが現実のように思い出され、語られるのには、びっくりである。人間の記憶力は素晴らしいと思うが、反面、歳のせいかもしれない、と恐ろしい思いもする。最近物忘れがひどく、思い出すのも難しい場面が増えているからである。

 まあ、それはともかく洒落た名前の意味を尋ねた。風の名前らしく、台風が吹きすぎた次の日にそよそよと吹く風、ということらしい。今迄の人生を台風に例えるなら、これからは無理をせず、しかし、そよそよといきましょうぜ、というメッセージだそうだ。

 途中から次の選挙にも出馬予定の現職の市会議員がやってきた。勿論、クラブのメンバーだった人である。選挙の前の忙しい時間をさいて覗いてくれた。4月22日の選挙に向けて準備が大変だそうだ。若手の台頭もあり激戦が予想される。
 会談後、幾つかのテーマについて話し合う事が出来たし、市会議員候補も当選した。次回の会合が楽しみである。
H19.4.9  昨年は京都の桜見物に行ったので、今年は大阪の桜見物にした。何時だったか大阪城近くのコンサートで東京から来られたチェロの奏者が、大阪の桜は遅いですね、と言われていたが、その桜も満開になり、今日ぐらいから散り始めた。

 恒例の大阪造幣局の通り抜けが始まったので覗いてみたが、報道どおり早かった。八重の桜が主だから、今の時期、当たり前と言えば当たり前なのだが・・・。しかし、大川沿いや大阪城西の丸の桜は満開で、天気も良かったので満足した。

 天気と言えば、思いっきり寒い日に山崎の合戦で知られる大山崎に近い淀川の中州に出かけた。250mにわたり、桜のトンネルができる。なかなかチャンスが無かったのだが、近くに住む友達に連れてもらった。素晴らしい桜であった。小生ならばそれで終わるのだが、その友達は別な場所へと案内してくれた。

 その地域は八幡市といって、エジソンが電球のフィラメントに八幡の竹を使ったとかが有名な所であるが、その近くの木津川に「流れ橋」なるものがある。橋桁を越える川の流れがあると橋の上部が浮いて流れて、橋の損傷を回避する「からくり」になっている。長さが355mもあるので持ち上げるのは大変だが、浮力は造作もなくやってしまう。後が大変だろうと思うが、損傷するよりはるかに得である。発想も善いが、それを実現されたのが素晴らしい。橋は完全に流れてしまわないよう端部はつながれているそうだ。丁度、水が無かったので川床で車座になり談笑したが、のんびりとした時間が過ごせた・・・。

 今日から新学期。学生達は新たな気持で登校したことだろう。
 今年は桜が長く見ることが出来るようだ。4月16日現在でもまだ結構残っている。八重桜が咲き出した。楽しみである。
H19.4.2  日曜日にNHKの新日曜美術館を見た。「レオナルド・ダ・ヴィンチの原点”受胎告知”」という内容で、ルネサンスを代表する画家として、また、様々な分野で大きな業績を上げたレオナルド・ダ・ヴィンチについて東京国立博物館での展覧会の様子を伝えていた。

 「受胎告知」という絵のみずみずしさに驚く。20歳位の時の作品らしいが、新しい技法やアイデアが詰め込まれているそうだ。例えば「空気遠近法」という、遠くのものは薄く、水色っぽくなる、という技法や、聖母マリアの右腕の長さ、捩じれ具合などは、右斜め前から見られることを計算しているのではないかという技法、等である。

 床面の精密な描写や、天使の羽根の大きさはこの程度無ければ空を飛べない、という「こだわり」が、後の様々な機械の発想へと通じるのかもしれない。人間が空を飛ぶために色々な工夫を重ねた所や大きな彫刻を鋳造で作るため様々な装置を考案した所も面白く、また、すごいと思う。

 輪郭線を使わず、濃淡で絵を作り上げている、というのも新たな発見である。そのために、柔らかな感じが全体に出るようだ。あの「モナリザ」にもその技法が使われているとのことであった。ルーブルで見た「モナリザ」をもう一度思い返してみた・・・。(東京国立博物館の展覧会は6月17日まで)
 気候が良くなると外出したい気分になり、また、何かをしたい気分になる。スケッチをしたい気分も起こる・・・。
H19.3.28  株式関係の書籍やデータの出版を取り扱っているパンローリングという会社から時々メールが来る。今回、その中に面白い記事があったので紹介する。(株式に興味がある人向けである。)

 「1問目は、AかB、どちらを選択するか、という問題である。
  A:100%確実に80万円貰える。
  B:85%の確率で100万円が貰える。但し、残り15%の確率でゼロになる。
 そして、2問目は、CかD、どちらを選択するか、という問題である。
  C:100%確実に80万円損する。
  D:85%は100万円損する。但し、15%の確率で損失はゼロになる。

 最初の問題では、大多数の人が A を選択する。数学的な期待利益で考えれば、A は 80万円、B は 85万円 (100万円×85%) であり、B の方が価値は高いにも関わらずである。
 後者の問題では、大多数の人が D を選択する。これも、数学上の期待価値(損失)で考えれば、C は 80万の損失、D は 85万円 (100万円×85%) の損失であるにも関わらずである。

 もし、株のシステム売買を構築しようとするときに、A と D を選択するようだと相場に勝つシステムをつくれないのはすぐに判る。しかし、これを市場に当てはめてみると、多くの大衆投資家の行動パターンはA と D を選択する人達で構成されているという話になる。この実験の例で言えば、相場に勝つタイプの人間は B と C を選択する。ちなみに、 B と D を選択したものはギャンブラータイプ、AとCを選択したものは銀行員タイプというようなところである。これは、投資セミナーなどで投資家心理を説明するのによく使われる問題で、多くの大衆は客観的・数学的な期待値 (合理的思考) よりも主観的で不確実な大きい期待値の方を好むということを説くのに用いるネタである。」、とのことである。
 株式とコンピュータの相性がよく、エクセルなどを使ってシステム・トレードを構築するのは結構面白い作業である、と思う。
H19.3.20  輝いている人とはこういう人を言うのだろう。先日、NHKで放映された「プロフェッショナル、仕事の流儀、トークスペッシャル・パート2」に出演された大野和士さんという方である。ヨーロッパを拠点に音楽指揮者として活動され、3年先まで仕事の予定が詰まっているそうだ。

 目を輝かせて、熱っぽく話をされる様子に引き込まれる。指揮者は100人もからなる演奏者の能力を最大限に引き出し、しかもそれを1つにまとめ、昇華させる。このためには、演奏者との真剣勝負であり、体から発散させる「気」のようなものを感じてもらう必要がある。もし、歯車が狂った場合、1対100の孤独になり、打ちのめされる、という言葉に厳しさを感じる。

 戦時下の極限状況での演奏活動も経験されている。灯火管制が敷かれた暗い中での演奏会は何時にも増して会場が一杯になるそうだ。人はその生存が脅かされた時こそ、人間である事の証明を欲するそうだ。暗い中そっと来て、演奏に心からの拍手をして、そしてそっと帰って行く。ひしひしと情感が伝わってくる。

 大野さんは、4ケ国語をしゃべられる。1月に放映された番組でドイツ人の歌手にドイツ語で歌詞を伝える様子が少し出たが、その情熱が素晴らしい。オペラの指揮者をされるので言葉にはこだわりがあるようだ。大野さんは演歌が好きで、森進一さんが歌う「おふくろさん」が好きだそうだ。ほっぺをぷっとふくらませて歌いだすその様子に「おふくろ」さんのあたたかく包み込む様子やごはんの湯気を感じるそうだ。それを実演される様子がうまい。この気持をイタリア語やドイツ語を習得して歌詞や歌に感じたい、と言われる。日本人は外国語習得に不利と思われているが、各国の言葉が持つ伝統や文化をバイアスなしで感じられる特典を持っている。そういう点からは、日本人であることは、チャンスである、とも言われる。

 目標の設定も、何を選択し、それをどこまで深められるか、という考え方で設定するので、活動は無限大になる、と留まる所を知らない。ますます活躍が期待される人であり、チャンスがあれば演奏を聞きたいものだ。
(プロフェッショナルは3月27日からは火曜日午後10時になるそうだ。次回は宮崎駿さんが出演される予定。)
 宮崎駿さんの番組を見たが、大物すぎて消化不良になっている感じだった。でも発想を大切にしていることはよくわかった。
H19.3.13  先日、ゼミで指導を受けた今は亡き教授へのお墓参りが京都で開催され、参加した。ゼミ以外にクラブ活動をしていたので、先輩,後輩の中に懐かしい顔を見つけ、楽しい時間が過ごせた。後輩の中に、いきなり小生をつかまえて、「えらい歳がいきましたな!」と言うのがいて、出鼻から少しカウンターパンチを喰ってしまった。そうなんだろうな、とショックはなかったが、墓参後の会合では、かなりショックを受ける事態があった。

 会合で小生の横に顔を知らない先輩が3,4人座られた。潤滑油も入って、若い時のいろいろな話も出てきた。話の様子から、まだ、現役で頑張っている方もおられるようだ。1次会の終わりごろ、卒業年度を聞かれて答えたら、何や、というような顔をされた。聞くと小生より6年も先輩である。とても、そのように見えない若さで、話も上手く、今も相当活動的であるようだ。

 アメリカの詩人、サムエル・ウルマンという方の詩に「Youth」(青春の詩)という有名な詩がある。その中に、青春とは人生のある期間をいうものではなく、心のありようをいうのだ。歳を重ねただけで人は老うのではなく、理想を失った時に老うのだ、というようなことをいっている。小生も、色々と夢や目標を持って、毎日を過ごしているが、これ程活動的では無く、この先輩達は、今だ青春まっさかり、という感じである。

 桜の開花が早まるほど暖かい冬だな、と思っていたら一転、いつもの寒さになった。京都の底冷えを覚悟して行ったのだが、当日は晴天で、暖かい一日であった。よき先輩、後輩に出会って、心の充電が出来た一日でもあった。
 当日の写真をメール以外にWEBのアルバムで見ることが出来た。便利な世の中になったなあ、と感心した。
H19.3.5  先日、NHKの「クローズアップ現代」という番組で、2007年問題や海外との競争にさらされている「モノ作り現場」で、今、何が起きているか、また、何が必要か、等を解説していた。

 「モノ作り現場」では、以前からロボット化やコンピュータ化により、効率的な生産を目指してきた。しかし、それらの作業は、比較的単純作業がベースで、高度な技能を必要とするものは人に依存する、というのが一般的であった。しかし、2007年問題では、その人への依存が難しくなるので、技術の伝承が途切れてしまう、という問題をはらんでいる。

 さらなるロボット化、コンピュータ化でこの局面をカバーしようという動きは当然ある。ロボット化に際しては、ロボットにカメラとかセンサーを装備し、より高度な作業をさせようという試みがある。一方、より高度な技術をロボットメーカーに依存してしまうと技術が外部に漏洩し、海外の競合メーカーに流れる場合も考えられる。そのため、社内の技術力を使って開発を社内に留めよう、という動きもある。

 基本に戻り、必要な技術を人に伝えようとする、技術伝承のための技術教育を、計画的に進めている企業もある。しかし、製造現場、メーカーはいまいち、学生に人気が無いようにも思える。

 他社に誇るオンリーワン技術、高い参入障壁を持つ競争力、厳しいコスト競争に打ち勝つ製造業企業となるため、改めて「人材の大切さ」が問われているのが、実感の湧かぬ景気回復基調の現在ではないだろうか。
 ロボットの活用は限られた企業になり、結局、人手に頼らねばならない状況が続くのだが・・・。
H19.2.27  早いもので、もう2月も終りになった。今年の冬は暖かで、最近はスキーもやらなくなったので、この方が良い、と思うようになった。スキーシーズンももう少しで終わるが、各地のスキー場は雪の確保に困ったことだろう。

 ところで、先日、関西TVのニュース番組「アンカー」で面白いものを見せていた。過冷庫というものである。過冷庫で冷やした凍っていない水やお茶、酒などをコップに注いでいくと凍るというものである。過冷却という原理だそうで、ー6度〜ー13度でゆっくりと冷やすと凍らないが、これに振動を与えると一瞬に凍るらしい。

 もともとは、医療現場で、臓器を保存する装置として開発したらしいが、研究中に、中にいれていたペットボトルを落とした時に、液体が一瞬に凍ったことから、応用を思いついたそうだ。酒席等、雰囲気を盛り上げるのに使われているらしい。

 何事でもそうであるが、柔軟な発想が必要なようだ。酒にも縁が無く、頭が固い小生にはちょっと無理な話だが・・・。
 TVで科学を応用した催しがいろいろあるが、これなども上手く見せれば驚かす事ができるのではないだろうか。
H19.2.20  昨年、ミニトマトの水耕栽培をやろうと「からくり」を作ったが、時期的に遅かったので実現できなかった。植物に養液を供給する不織布のサンプルを提供して頂いたメーカーや時期が遅いからとさし芽をするように枝の提供を受けた水耕栽培研究のメーカーの方々のご好意を無駄にしないよう、今年は頑張らねばと考えている。

 一般に、水耕栽培の目的の一つには、農業の工場化にある。工場あるいは室内で自由に野菜を作れないか、ということである。小生の試みでも、田舎に放置の土地の活用や我が室内で野菜が出来ないか、ということを考えている。その中での問題の一つに太陽光がある。これが電気照明で可能だったら展開は変わる。

 先日、毎日放送(MBS)TVのニュースを見ていたら、そういったことを研究しているメーカーがあるのを紹介していた。滋賀県にあるツジコー株式会社という会社である。液晶テレビのバックライトとして使われている蛍光灯が、細くて、発熱が少なく、野菜作りに適した光を出し、コストも安くなっているそうだ。会社では、その照明をはじめ、水耕栽培システムを研究している、というものであった。

 今年は、まず、自然光で、水耕栽培を成功させ、来年は、そういった光を応用したシステムを検討したいものだと思っている。
 先日、メーカーのWEBを見ると退職した方が水耕栽培をやろうとする人が増えており、研修もあるようだ・・・。
H19.2.12  昨年末にNHKが、躍進を続けるトヨタ自動車が「世界一になるための課題」といった内容の番組を放送したことがあるが、その中に、トヨタの素晴らしい工夫があったのを思い出した。今までモノ作りを経験した事が無い海外の人達に、モノ作りの面白さや改善の面白さを実感させる研修プログラムである。

 研修場には、生産ラインを真似たような、小さなベルトコンベアが設置されている。そのコンベアを動かしておもちゃのフレームを流し、順次、部品を取り付けて、一定時間に何台のおもちゃの自動車が作れるか、が課題である。2つのチームに分かれ、競争心も煽っている。

 初めのうちは、ごく普通の取付け方をするから、コンベアのスピードについて行けず、組立が進まない。どうすればいいのか、は教えてもらえない。自分達で考えるのである。そのうち、若者がタイヤを一動作で4つ取れる方法を思いつく。両手を同時に使う事も考えつく。そうすれば、部品の供給方法も工夫され、ラインの作業者とは別に、部品供給を専門にする者も出てくる。チームワークが取れ、生産台数はどんどん上がってくる。人々の達成感も上がり、面白くなって、改善力もついてくる。

 このプログラムは本当に良く出来ていると思った。コンベアで時間の厳しさを教え、皆に創意工夫をさせ、生産台数でその時の実力や達成状況をリアルタイムで作業者に伝え、2つのチームを競わせる事で世間のレベルを教える。人をうまく指導する「からくり」は、こういうことかもしれない。
 改善指導者も外国人を養成しているようで、グローバル化は総合的に行う必要性があるようだ。
H19.2.4  少し前になるがNHKのスペッシャル番組「グーグル革命の衝撃ーあなたの人生を検索が変える」という番組があった。グーグル社が徹底して検索データの収集に注力している内容だった。検索という作業は個人のニーズを知るマーケティングであり、それを企業が生かそうと考えるのは当然の行為であるが、その計画は壮大なものであった。

 検索された時、上位に表示されるようなHPを請負う企業もあり、その内容が紹介されていたが、商品の販売のみならず、病院なども影響を受けると言う。小生などもHPを作るとき、一応、上位に表示されるよう本などを調べて表示巡回ロボットのチェック項目(?)に合うよう考えたものだが、今は更新もままならないので、そのあたりはあきらめた。

 ところが、先週、1〜2日で半年分以上、約7000人の訪問者があった(普通は30人/日程度)。始めは、興味のある内容だったのかな、と思っていたが、あまりの数の多さに尋常では無いと思い至った。結果的には、HPの中に、海外向けに少しプログラムをいじったところがあるのだが、それが一部のプログラマに興味を持たれた様だった。今は終わったようだが、ブレークすれば爆発的に訪問者が増えるというインターネットの恐ろしさ(?)を知る事ができた。
 小生の知人はインターネットを利用して自分の行動範囲をバーチャル的に広げている。インターネットは凄いと思う。
H19.1.23  日曜日の夜、朝日TV系で放送された「宇宙船地球号 台所から地球が見える タイ・フグ・ヒラメは山の幸? 不思議な水がつくる未来」という番組には感銘を受けた。カリウムやナトリウムなど幾つかの薬品で作った「不思議な水」で山村でもタイやヒラメの養殖ができるという話である。

 岡山理科大学専門学校の山本先生という方が作った「不思議な水」には、タイやクマノミ、それに金魚が一緒に住んでいる。しかも、この水を使うと魚が病気になりにくく、魚の成長も早く、コストが安い、というおいしい話である。例えば、3トンの人工海水を作る費用は約6万円であるが、この不思議な水を作る薬品代は1000円程度だと言う。

 天然海水による養殖場は海底にヘドロがたまり、機能低下が危惧されているそうだ。マグロが食卓から消えるという話も出ている昨今、陸上で場所を選ばずに養殖ができるというシステムは、新しい未来を開いてくれるかもしれない。
 今週は訪問客が多かった。いろいろ興味があるテーマであったと思われる。学校の方も大変なようだ・・・。
H19.1.16  最近、ロボットの情報収集が少なくなった。そんな中、久し振りにNHK「サイエンスZERO」という放送を見た。大学の生協でもヒューマノイド型のロボットが売られている、ということだったが、確かに、身近な、高いおもちゃとして増えてきた。小生は、あまり面白くないのでは?と思っていたが、ハードの組立よりも、ロボットをパソコンで色々操縦できる点が面白いようだ。

 何故ヒューマノイドなのか?という話もあった。作業を行うロボットならばヒューマノイド型である必要は必ずしもないが、人とのコミュニケーションにはヒューマノイド型の方が受け入れられ易い。取説を読んで理解するのは段々難しくなるが、ロボットが操作方法を教えてくれるならば、その方がいい。高齢者対象の設備には適しているようだ。

 コンピュータを動かすにはプログラムが必要というのは常識だが、操作プログラムをコンピュータ自身に作らせようという研究も進んでいる。赤ちゃんが学ぶ方法を応用しようという研究が紹介されていたが、昔、どこかで、「カニの横ばいプログラム」を自動生成する研究をされていたのを見たことがある。コンピュータを使うのだから、このような研究の進展を期待したい。サッカーロボットの研究もその応用のひとつのようだ。
 ロボットが自ら発達していくためには「認識と学習」が重要な能力であるようだ。認知科学の発展に期待しよう。
H19.1.9 Google社のGoogleEarthという地図ソフトがある。知人から「すごいよ」という話を聞いていたが、実際に使ってみると本当にすごい。(ソフトはGoogle社のHPから無料でダウンロードできる。)

 地球の地図全体が写真で構成されていて、世界のあちこちを見ることができる。家に引きこもり、どこへも行かぬ、ましてや世界に飛び出していかない「貧乏父さん」にとっては、旅行しているような気分である。

 例えばマレーシアにペナンという島がある。以前行った事があるので、そこを探索してみたら、宿泊したホテルを見つけた。上空300mでかなり鮮明な画像が得られ、それを動かして見ているとパラグライダーから見ているような気分になる。シンガポールから船で1時間程度の所にインドネシア領のバタムという島がある。そこで訪ねた会社らしき建屋も上空300mから鮮明に見ることが出来た。勿論、高度は自由に変える事ができる。

 日本の地図ソフトで写真を使っているものを見たように思うが、迫力がかなり違う。楽しみなソフトがダウンロード出来た。
 画像処理の関係からCPUの処理速度が少し速いものが要求されるようだ・・・。
H19.1.3  昨年末にNHKの「全国高等専門学校ロボットコンテスト2006」(主催 高等専門学校連合会、NHK,NHKエンタープライズ)の放送を見た。今年の機能は、ロボットに縄跳びを3回させるというもので、それぞれが上手く考えて実現しているのには感心した。

 それに今回は、相手を邪魔するルールが無かったのが良かった。自分達のロボットの性能で勝負できるという方が、何と言ってもすっきりする。相手を邪魔する、という考えを推奨していた「今迄の企画」には疑問を持っていた。

 話は変わるが、ロスト・ゼネレーションという言葉がある。この状況を新聞等で読むと、人間がロボットのような働きを、低賃金でさせられている。小生も生産技術者として自動化に少し従事してきたが、常に考えていたのは、単調な仕事や3Kの仕事はロボットに、人には少しでも創造的な仕事をしてもらいたい、という思いであった。

 現代が、人間を、安い多機能ロボットとして活用しつづける時代であって欲しくない、と思う年始であった。
 年初だからもう少し明るい文章にした方が良かったかな、と思っています・・・。
H19.1.1  HPを訪問して戴いた皆様  あけましておめでとうございます。

 除夜の鐘が鳴り、各地で年始の行事が始まった。このHPも、訪問していただいた方が、延べ2万9千人となり、昨年1年に約1万人の方に訪問戴いた事になる。今年がいい年でありますようにとお祈り申し上げ、また、あわせて感謝申し上げたい。

 HPの更新状況からすると、昨年は、本来の「からくり」研究に進展が無かったので、今年は、もう一度初心にかえって研究してみたい。そして、何らかのお役に立つ情報が発信出来たらいいな、と思っています。どうか今年もよろしくお願い申し上げます。
 今年も始動した。幾つかの課題があるが、少しずつ進歩させていきたい、と思う。
H18.12.29  暖かくて年末の気分にならない、と思っていたら、今日は一転して寒くなった。各地のスキー場にも雪が積り、滑走が可能になったようだ。朝方から、京都も雪が降っているよ、という情報がきたが、京都へ出かける気合が出なかった。案の定、お昼のニュースに金閣寺の雪景色が出ていた。ありふれた写真だが一度写してみたい、と思っている・・・。

 雪を喜ぶ人が居れば、一方、苦労する人もいる。帰省で帰る人,特に車で帰る人は大変である。小生も栃木で9年ほど過ごしたなかで、雪には苦労したものだ。当時は、スパイクタイヤが履けたので楽だったが、それでも下り坂は注意が必要だった。運転は苦手の方で、時々路肩に突っ込んで困った事があった。安全運転には注意していただきたい。

 いずれにしても年末である。それぞれが旅先であったり、故郷であったり、小生のように何時もと変わらない場所で、新年を迎えられる事と思われる。楽しい時を過ごされん事を!。この1年、HPを訪問いただきまして有難うございました。来年が良い年でありますようお祈りして、本年の更新(?)を終わります。有難うございました。良いお年を!。

 (お断り 最近、海外からスパムと思われるメールが多数来ますので、HPからのメールは閉鎖しております。)
 今年ももうすぐ除夜の鐘が聞こえる時刻になった。来年がいい年でありますように、と祈りたい・・・。
H18.12.20  暖かいので年末の気分にならないが、今年も残すところ10日ほどになった。色々な事があったが、今年は、教育が例年になく注目された。そういう中、いろいろ忙しい中で、頑張っている先生方がおられる。時々見る、NHK「わくわく授業」に出てこられる先生方で、画面から授業の素晴らしさが伝わってくる。

 熱心に教える事と子供達が理解する事とは違うなあ、と思い知らされる。先日、放送された「子供達のために工夫をこらした教材の舞台裏」というものを見ると、「教える事は心理学の実践道場である」と思う。基本的には、「子供達が興味を持ち、考え、調べ、きまりを発見する」ということだが、問題は、それをどのようにして実践するか?、である。

 そのやり方は、まず、びっくりさせる「仕掛け」を考える。ええっ〜?、と「子供達の常識を驚かせる」ことから入っていき、興味を惹(ひ)きつける。そこから疑問を持たせ、五感を使って「体験」させ、知らず知らずに夢中にさせていく。「意欲」が原動力、と言われるとおり、子供達が「興味」を示す「仕掛け」がうまい。こういう先生方は、「子供の心をつかむ達人」である。

 忙しい中から、「私」の時間も使ってオリジナルな教材を開発されている状況からすると、教育制度改革の中で、こういうものを開発していく組織があってもいいのではないか、という気がする・・・。
 数学の授業も勿論あったが、2次方程式の解法をカードを使ってやっているのには感心した・・・。
H18.12.10  先日、NHKの「プロフェッショナル」仕事の流儀、という番組を見た。青森県弘前市のりんご農家、木村秋則さんという方の「りんご栽培の方法、考え方」について取り上げられていた。普通、市場で1個100円位で売っている「りんご」であるが、「木村さんのりんご」は1個300円以上する。それでもネット販売で10分で売り切れるそうだ。

 木村さんの栽培法は、無農薬、無化学肥料、自然の環境で「りんご」を作るメカニズムである。今でこそ「常識を打ち破った男」と言われるが、8年という苦しい年月の研究の末の成果である。自分の命と引き換えに栽培法の答えを貰った、と言われるが、信念の人である。

 その分、「りんご」に対する愛情は強く、「りんごの木」は家族の一員、である。「りんごの木」は主人公であり、その木の為には手を抜かない。例え効率的でない方法でも、である。独学で学んだ益虫、害虫の知識は豊富で、自然のバランスを大切にする。技術だけではりんご作りはうまくいかず、心が無ければ続けられない。技術は心が先に伴ってから後からついてくる。木が自分で育っていくように手助けし、壁を一つ越えまた一つ越え・・・、愛がりんごを育てた、とも言われる。

 木村さんの顔はにこやかで、穏やかだが、永年の研究で得た言葉には重みがある。その木村さんの言われるプロフェッショナルは、技術も心も一緒に伴った人、だそうだ。
 強い意志はどこからくるのだろうか。自分の意志と比べて木村さんは本当に「すごい」と思う。
H18.12.2  久し振りにNHKの「課外授業 ようこそ先輩」を見た。今回は、筑波大学の山海嘉之教授による授業である。山海先生は、ロボットテクノロジーと人間を融合させた「ロボットスーツ」を開発され、ロボット博士として世界的に有名である。

 小学生相手にどのような話をされるのか、興味を持って見つめた。一通りの話の後、ロボット兵器が人を攻撃するビデオを紹介された。それを見た小学生は凍りついた。ロボットと言えば、人型のものや面白そうなおもちゃの類を想像していただろう小学生にとって衝撃だったと思われる。そして、そのビデオを見て感想を述べた小学生の言葉に、思わず涙された山海先生の思いを、子供達は重く、強く感じたに違いない。「ロボットの平和利用」、「人に役立つテクノロジー」という固い言葉よりも、その涙は、「人に役立つ技術」、「人を思いやる心」という言葉の意味を、子供達に強く訴えたようだ。

 続いて行われた、ロボットの企画・立案、ロボットの問題点抽出、問題解決の改良案検討、等の授業を通じて子供達に、考える楽しさ、人の意見を聞くことの大切さ等、これからの人生に大切な事をうまく指導され、さすがだなあ、と感心させられた。こういう授業を一度受ければ、理科が楽しくなり、その方面に進もうと考える人や、人の命の大切さ、人を思いやる心など、社会の基本ルールも心にすっと入り、「いじめ」もなくなるだろうなあ、と思われた・・・。
 先週だったか2006国際次世代ロボットフェアを見に行った。裾野はだいぶ広がったようだが・・・。
H18.11.29  何時もユニークな「ものづくりベンチャー支援セミナー」をやられる「京都府中小企業技術センター」さんへお邪魔した。今回は、世界初の「自転車用タイヤ自動空気補充装置エアーハブ」を発明された、大阪、堺の株式会社「中野鉄工所」、中野隆次社長の講演を聞かせて戴くためである。

 自転車メーカーでは、「パンクをしない自転車」の開発が課題の一つだそうだ。パンクは、タイヤに異物が刺さって起こるのかと思っていたが、実際は、タイヤの空気圧の低下に起因するのが多いらしい。空気圧の低下は、自転車に乗る、乗らないではなく自然に発生する。風船が萎むのと同じ現象だ。ゴム製品の特質らしい。

 その話に、中野社長は、それなら「漏れた分、供給したらええやん・・・」と思ったそうだ。自転車の需要は変わらないのに完成輸入車が増え、国内の生産はピークの1/4迄落ちていた。そこから社長の「プロジェクト エックス」が始まった。コスト競争、製品開発の試練を、智恵と努力、不屈の精神で乗り切った社長の話は、話し振りは穏やかだが、実例が出てくるので迫力がある。

 会社は、2005年「第1回ものづくり日本大賞」の特別賞を受賞し、2006年「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社」に選定された。そして、100年を超えた商品でも、まだ新しい商品が作れる。数を作ることを目指すのではなく、付加価値をつける工夫をしなければいけない。頭の中に常に問題意識を持ち、経営者は決して「あきらめ」てはいけない、と言われる言葉は、決して新しいものではないが、受講者に多くの感銘を与えたようだ。
 自転車以外の応用で横展開が始まっているようで、今後が期待される・・・。
H18.11.23  秋といえば紅葉である。気温が高い中でも、このところの冷え込みを期待して京都に出かけた。市内は平日でも人が多いので、郊外の高雄に行ってみた。ルートもあまり使われないだろうというのを選んだら、うまくいった。色づきを少し心配していたが、結構いい紅葉を見ることが出来た。

 しかも、今回は紅葉をゆったりとした気分で見ることが出来た。昔ならば、いい写真を撮ろうと欲張って、あちこち走り回ったものだが、今はその気力も無く、腹八分目で止めるようになったことが、そんな気分にさせているのだろう。費用対効果を考えて、写真機もバカチョンにしたのも影響あるようだ。

 帰りに覗いた嵐山は、平日にも拘わらず、もう、人,人、人であった。時間も早く切り上げたので、落ち着いて帰ることが出来た。やはり、高齢化は自分の中でも確実に進んでいるようだ。そうは言うものの、今週もう一回紅葉狩りに京都に行く予定になっており、いい写真も撮りたいものだ・・・!。
 急に用事が入り紅葉狩りは少し先に延ばしたが、遅すぎた事になるかもしれない。それもまた一興・・・。
H18.11.19  14日、朝日放送の番組で、「ごきげん ブランニュ」、「大人の工場見学」というのに「おいしい冷凍うどんの秘密」というのが目についた。内容に惹かれて見たら冷凍食品メーカー「加ト吉」社の工場を紹介していた。自動化が見事にされているのに感心したが、おいしい理由は添加されている「でんぷん」にある、という話であった。

 小生は、「うどん」には少しうるさい。というのは、栃木から帰ってくるとき、お世話になった人から「うどん」の作り方を「みやげ代わり」に教えてやろう、と伝授されたからである。それに近くの群馬・館林には「うどん研究所」なるものもあって興味を持っていたし、帰ってきてから後、HP、「手づくりうどん、そば講座」(小田聞多の麺講座へようこそ)、で修業を積んだからである(?)。

 透明感があり、つや,コシとも申し分なく、その辺の「うどん屋」よりはおいしい「うどん」が作れるようになったと自負し、気が向けば、家族にも振舞っていたが、ある時からそれを止める事になった。「冷凍さぬきうどん」が出現し、それもうまかったし、簡単に手に入る、からである。なんや、お前のうどんもその程度か、という評が出るかもしれない。その時買ったデジタル計量機は、その後「からくり人形」を作る時の重量測定に威力を発揮したのは救いである。何年振りかで覗いた小田さんのHPは、小生が勝手に弟子入りした「お師匠さん」の顔写真が載るなど、内容が大幅に充実していた・・・。
 麺の不揃いについては書かなかった。麺を延ばす所から大切なので、練習しかないようである。小生はマダマダである・・・。
H18.11.15  12日だったか、NHKで「大リーグ、城島が闘ったアメリカ」という番組を見た。城島選手が、捕手というポジションにおける日米の野球の戦い方の違い、に挑戦している様子を伝えていた。

 日本の捕手は、リードが重要な業務になっているのに比べ、米では強肩、打撃の方にウエイトがある。役割分担で言えば米の方がすっきりしており、打たれて投手が責任を問われても納得しやすい。その点、日本は、勝てば捕手のリードがよかった、負ければ投手の責任、というあいまいなところがあり、投手も腹の中では納得しにくい場面もあるのではないだろうか。

 城島選手は、考え方がしっかりしており、努力もしているので米球界でうまくやるだろう。ところで、阪神の井川投手が大リーグに挑戦する事がほぼ決まっている。丁度、城島選手と逆の立場になるのだが、彼もしっかりしているからうまくやるだろう。ここ一番で気の抜けたような投球をして失望させることもあった彼だが、阪神ファンの一人として、そう期待している。
 西武の松坂選手には高額の移籍金が支払われるようだが、井川選手はどうなるだろうか・・・。
H18.11.12  先日、20年ぶりに入社当時の上司にお会いすることができた。学校出たての生意気な新入社員をうまく指導して下さった、小生にとって忘れられない人の一人である。当時のやさしい口調は変わらず、ほんわかとした暖かい感じに包まれた。会社を退く時に挨拶が出来なかったので、ずうっと気になっていたが、永年の念願がかない、今年一番の出来事になった。

 このきっかけを作ってくれたのが、同期入社の者である。たまたまこちらの方に来るから会いたいな、という電話で会ったことから実現できた。会合には、小生よりももっと早くやめた者,1年後輩で最後まで頑張った者、等もかけつけたが、学校の同窓会のようになごやかな雰囲気だった。みんな当時はペエペエだったからかもしれない。

 現在、どこの会社も厳しい経営を迫られている。当時も一緒だったと思うが、我々にとっては、開発に没頭できた、よき時代であった。素晴らしい先輩がいて、大学の先生の指導もあった。「ゆとり」を持って過ごせたあの時代を、ありがたいと感謝したい。
 その後の人生は人それぞれであるが、現状を満足し、お呼びが来るまで何かを行っていけたらいいとしたい・・・。
H18.11.7  1ヶ月ほど前になるか、朝日新聞、科学欄に新科論、「アニメが生んだ夢を形に」という記事が載った。あの有名なアニメ作家、宮崎駿さんの「風の谷のナウシカ」に出てくるメーヴェの姿に感動した八谷和彦さんという方が、飛行機をオーダーメードで作る会社「オリンポス」(四戸哲社長)に設計製作を依頼してメーヴェに似た機体を創り、自分が操縦して飛んだ、という内容である。

 飛行機も素晴らしいが、小生がもっと関心を持ったのは、飛行機をオーダーメードで作る会社がある、ということであった。早速調べてみようと思いながら、今日になって「オリンポス」という会社のHPを覗いてみた。派手さは無いが「すばらしい」会社である。社長さんが書かれた飛行機作りの手順や考え方など、素人ながら、共感を覚える所が多い。

 木製の翼の設計方法の本も製作され、販売されている。また、組立式のグライダーキットを開発中とのことであり、東京都の公的支援(創造活動促進法)も決定したらしいが、ぜひ頑張って欲しい。昔、栃木県に住んでいた時、近くの渡良瀬遊水地で、ウルトラ・ライトプレーンが飛んでいるのを見ていたが、インフラも整備され、そういうものが身近になる時代がやがてくるのかもしれない。
 グライダーキットと書いたが模型ではなく、人が乗れるようなものである。多分・・・。
H18.11.6  天気が続き、連休と言う事で交通渋滞が心配されたが、車で3時間位の田舎に出かけた。前回、半年振りに墓参りに行ったら、あまりにも草がぼうぼうになっていたのでびっくりした。その田舎は、近所の人が、お宅の屋敷跡にはタヌキの親子が住んでいるようですよ、というのだが、まんざら嘘でもないだろうと思うほど、山が近い。今は誰も住んでいないのだから、まさか我々のことを言っているのでもないだろう・・・。

 何時もは日帰りするのだが、体力の低下もあるので、草刈り作業をする今回は、海辺のペンションに泊まることにした。泊まったのが連休の「なかび」ということで、お客さんが割と少なく、おいしい料理を戴き、静かな時間を過ごす事が出来た。朝、少し早く起きて太陽が出てくるのを待った。島の横のくすんだような空気の中を、太陽が昇りだした。というより、水平線より少し上に見えた太陽が赤みを段々に増してくる。その輝きが海面に写り、波が赤い小さな模様を作り出していく。やがて光の橋が太陽と手前の岸にかかった。写真を撮り、ころあいを見て、海の展望が出来る風呂に入る。自分以外に誰もいない。お湯につかって、今度は湯面を見る。その太陽が写り、湯面の動きで太陽がユラユラとゆれている。心が落ち着いて、静かな時が過ぎていく。こんな気分を味わったのは何時の頃だろう・・・。思わぬ所で心の洗濯をさせてもらった。
 田舎は田舎でいいものがあるがもう少し近い所にあればなあ、と思う。少しぜいたくか・・・。
H18.10.30  通天閣が再建されて50年が経過したというニュースが流れたせいでもないが、久し振りに、その近くの電気街、日本橋に出かけてみた。この頃はどこで買っても値段に差がなく、ポイント制もあって「顧客の囲い込み」に身を任せているので、昔のように電気製品を買うのにわざわざ日本橋まで出かけなくなった。

 日本橋へ行ってみると、変な事だが、普通の電気店があると違和感が出てしまう。何か変わったものがないか、と探してしまう「せい」なのかもしれない。確かに街の内容は変化しているようだ。

 その一つは、ホビーに力をいれだしている。以前は、最上階で細々と続けていたものだが、鉄道模型、ラジコン飛行機、自動車など、それぞれが、一つの階を占めるほどの市民権を得ている。フィギュアやコスプレなど「お宅っぽい」ものの店も多く、若者が出入りしている。

 パソコンは、自作派のための売り場が充実したが、従来のパソコン販売店は少なくなった。ロボットのおもちゃは、見た限り、あまりパッとしていなかった。それでも昔からあるジャンク屋やパーツ屋で、少年が回路図のコピーを持って部品を買っている姿や、いい年をした「おじさん」がパーツを買っているのを見ると自分の像と重なり、何かうれしくなった・・・。
 総ての商売に共通する事だが、自社の売りは何か?ということ、つまりドメインの構築が出来ているかということのようだ・・・。
H18.10.23  いい天気が続いたので久し振りに六甲山へ出かけた。少し温度が高めだったのが幸いして、山上は丁度いい陽気で,風もなく、店では場にそぐわない(?)ウエスタンの曲が流れていた。にぎやかな大学生のグループが去った後は静かになり、ソフトクリームを食べながら、昔見たような景色を眺めていると、のんびりとした気分になった。

 少し散策(?)しようと近場の売店巡りをした。その中に「木のおもちゃ」を売っている店があった。中をのぞくと、ビー玉が滑り台をくるくると廻って降りるのやら、カムをまわして人形が上下するものなどがあった。遊んでみると面白い。

 ほとんどが加工機で量産されるためか、思ったほど値段は高くない。折角の木目を活用せずにペンキを塗っているものがあったのは残念である。しばらくぶらぶらして山を下り、いつものパン屋で昼食を取って、小生のささやかな「旅」を終えた・・・。
 何時も「パソコンお宅」になっているので,たまには出かける必要がある・・・。
H18.10.16  毎日の日課として朝夕の犬の散歩を仰せつかっている。普通は1回40分位だが犬の都合によっては1時間を越えることがある。つまり犬の散歩をしているのではなく、犬に散歩に連れて行ってもらっているのである。

 初めのうちは自分がコースを決めていたが、犬も自分の意志で歩きたかろうと犬の思い通りにさせている。だから途中で美人とすれ違い、明日も通りたいな、と思ってもそれは無理なようになっている。最近ではメスの匂いに惑わされて迷走気味になるので困っている。

 困っていると言えば、最近、教師の「友達化」が進んで学級崩壊が起こっている、というニュースに出くわす。犬の場合は、いざとなればリードが切れるぐらいに引っ張って「ご主人様」を意識させる事が出来るが、今の学校は難しいから。小生が中学生の頃には怖い先生がいて、先生がビンタを喰らわすのも問題にならなかった。おかげ(?)で頬が2〜3日腫れるほど、ビンタを喰らったこともあったが・・・。その先生は今は他界されたが、いい先生だった、と思っている。
 先生も忙しくて子供と一緒に遊んでやれる時間もなく、先生をサポートしてくれる仕組みもないのだろう・・・。
H18.10.10  10月になってさすがに暑さも峠を越え、一気に秋へと突入したようだ。彼岸花が終わった途端、金木犀の花が急に咲き、香りを発しだした。山は荒れたようだが、平地では快晴となり、雲は高く、月もこうこうと照っている。

 BSで、若田光一さんの宇宙ステーションへの挑戦という番組をやっていた。宇宙関係の映像が多く出るのかと思ったら、水深20mの海底の映像だった。宇宙ステーションの訓練の一つに海底が適しているらしい。新しい宇宙服やら探検用ロボット車などのテストも行われている。

 宇宙ステーションの建設や運営にはアメリカだけでなくロシアの技術も重要で、英語だけでなくロシア語も堪能になる必要がある。若田さんは、宇宙と海底には意外に共通性があり、宇宙探検に似た状況が未知の海底の探検で得られる。また、アメリカ人だ、ロシア人だというのではなく、地球人としての感覚と行動が要求されている、と言われる。感銘深い。
 若田さんは技術訓練だけでなく、プロジェクトリーダーとしての訓練も受けているようだ。活躍を祈りたい。
H18.10. 2  昨日、毎日TVの世界ウルルン滞在記を見た。丁度、泉谷しげるさんが、外国の木のおもちゃ職人のご夫婦を、外国ではなく日本の中を案内をしている所だった。途中、以前にNHKTVの番組、「大人が作って遊ぶ木のおもちゃ」に出られていた相沢康夫さんがおられる店などにも立ち寄られた様子だったので、静岡の方面だったのかもしれない。

 その職人の方は、木のおもちゃは、手作りでするためにコストが高くなり、少量生産だから商売としてもあまりいいものではないが、木のおもちゃのよさ、「ぬくもり」を楽しんで欲しい、というようなことを言われていて、その通りだと思った。

 経営基盤を強くするために、日本での営業活動で、大手のおもちゃメーカーと商売の話が出来て本当によかった、と思ったが、木のおもちゃの「ぬくもり」と関係者の「ぬくもり」が感じられ、ひさびさに「木のおもちゃの本質」を見たように思った・・・。
 学校の工作などで木を使って工作をさせると情操教育などでいいと思うが、そんな時間も余裕もないのだろうなあ・・・。
H18.9.25  7月に琵琶湖で行われた人力飛行機のコンテストの模様が、今月22日、よみうりTVで放映された。やはり、人力飛行機ということから人間が主役ということがよくわかる。

 一つは、機体の設計や材料の調達、軽くバランスよく機体を作る生産技術、30年を経過した今では、プロフェッショナルが多く育ったが、技術習得中の機体もまだまだ多い。そしてもう一つは、機体の設計や製作も大切だが、プロペラを回転させる力を出し、有限の持久力をどう配分するかという感性も要求される操縦者、そこに風という自然のタイミングもあって、機体の性能が上がった状況でもドラマが生まれ、面白さは尽きない。

 栄冠は多くの失敗の上にあり、若い時の経験は色々な場面で役に立つ。研鑚を積んで来年もいいフライトを見せてもらいたい。
 滑空機のことを書かなかったが、基本的には滑空機の方に興味を持っている・・・。
H18.9.19  プロ野球も大詰めになってきた。阪神もここ一番という所で中日に負け越してしまい、優勝はかなり難しくなった。やはり、プロといえども緊張するのだろう。緊張といえば、横綱が期待されている相撲の白鵬も緊張が続いているようだ。

 その白鵬だが、先日、立会いの時、片手しか地面につけなかったようだったので、次の日、注意して見ていたら、今度は両手をついていないように見えた。実際は速い動作なのでわからないが、低速度老眼にはそう見えた。立会いを早くしたいと言う気持がそうさせているのだろうが、このあたりがきっちりとできるようになって横綱が見えてくるのだろう。

 白鵬は時間がたてば昇進するのだろうが、阪神は今後どうなるだろう・・・か。
 白鵬は心の修業がもう少し必要なようだ。阪神は頑張っているが中日に勝たねば・・・。
H18.9.11  最近、「若い人の行動力の素晴らしさ」に感心したことがある。小生は、大体の土曜日、家の近くで、知り合いの社長さんがいる会社にお邪魔する。面倒臭い雇用関係もないから名の通りお邪魔をしにいっている。勿論、小生にも規律があり、相手が嫌な様子を見せたら行かない、仕事を受けない、知識の出し惜しみをしない、というものである。とにかく、気を使ったり、責任の発生が無い状態で、適当に、見たり、聞いたり、しゃべったり、そしてお茶を戴いたり、しているのである。

 その会社では、従来とは全く畑の違う「新事業」を創出しようと必死である。小生の得意とする部門では無いので、黙って見ている事が多いが、先日も本当の「先端技術」を「いいと思うから・・・」と導入を決め、実行にうつしていくのを見て、考え込んでしまった・・・。恐らく、小生ならば、ああじゃ、こうじゃと調べたり、考え込んだりして、結局は無駄な時間を経過させてしまうだろう。

 本人の資質が大切だが、どれだけ必死になれるか、ということである。自分のため、家族のために、である。
 仕事は自分のためにある,と考えた方が楽しくやれるように思う・・・。
H18.9.4  毎日コンピュータのお世話になっているが、先日、ふとコンピュータの使用について考えてみた。昔、チャップリンのモダンタイムスという映画が好評を博したようだ(少し前、BSでもやっていた)が、結局の所、我々はコンピュータに使われているようだ。

 会社では、「報・連・相」が大切だと教育され、不十分ながらやってきた。しかし、コンピュータではどうだ。自分から情報を探し、計算結果やグラフなどを調べている。丁度、担当者のところへ出向いて聞いているようなものだ。コンピュータの方にもっと出張サービスをさせた方がいい。

 歳をとると目も弱くなってくる。頭の方は始めからなのに、歳をとったせいのように思って「脳の訓練」などをしようとするのだから、恐れ入る。それはともかく、現実の問題として、目が疲れる。そこで考えたのが、音声による出力である。日頃お世話になる幾つかの資料については非常に便利になった。それに、コンピュータは文句を言わないのがうれしい・・・。
 プログラムの解説書をひっくり返しながらやってみると始めは少しモタモタするが段々わかってくる・・・。
H18.8.28  駅の近くにプロの人も買出しに来る市場がある。スーパーの整備で人が減ったとは言え、朝の混雑は結構なものである。田舎育ちの親父はスーパーが嫌いで、今も、この野菜はどこどこの店、あの魚はどこどこの店、と、結構、こだわりがある。このため、その買出しは今では小生の役目になっている。

 この市場に通じる道の一つで、狭いが人通りの多い道がある。その道すがら、午前中、軒先を借りた出店で、野菜や果物を売っている人がいる。その中に、写真コンテストに出したら間違いなく上位入賞するだろうと思うおばさんがいる。こういったら失礼だが、歳、格好、表情、顔のしわ、顔色など、どこをとっても、本当に生活感あふれた少し小柄の田舎のおばさんで、自宅で作った野菜や漬物、季節によってはお餅なども販売している、という状況である(おばさんがそのように言って売っている)。

 ある時、青臭い、田舎で食べたトマト、が食べたい、と、そのおばさんからトマトを買った。スーパーのものとは違うよ、もう最後だから一つおまけ、などと、言ってもらって、うれしい(?)気分になって帰った。しかし、帰って食べたトマトは、小生が思い描いたトマトの味はしなかった。

 それからも通るたびに気にかけていたら、ある時、買い物客との会話が聞こえてきた。それによると、そのおばさんは、12時までパートで雇われている人だったのである。まんまと、営業戦略にのせられてしまった・・・。(後に、2トントラックを運転しているのを見たから、結構やり手のおばさんらしい。)
 植木鉢に植えたトマトの木のさし芽は上手くいったようだが、残念ながらまだ実がならぬ。やっぱり今年はだめらしい・・・。
H18.8.21  夏の代表的行事のひとつ、第88回全国高校野球選手権大会(主催 朝日新聞社・日本高野連)は、早稲田実業高校の優勝で幕を閉じた。駒大苫小牧高校もよく頑張り、その熱戦は今後も語り継がれるだろう。両投手と両チームに拍手を送りたい。

 お盆の帰省ラッシュが一段落した京都で、先日、数人と会った。その中の一人は、仕事をしながら大学院で環境関係の勉強をしている。どうや、と問うと、BODやCODの話から琵琶湖の話になった。琵琶湖は北湖と南湖に分かれていて、琵琶湖大橋がその分岐点にあたる。地図をみると確かにそのような感じだ。今まできれいとされてきた北湖も最近汚れが目立ってきている。原因の一つは、湖の温度上昇で、湖の表面と底の対流がうまくいかなくて、酸欠になり、汚染される。自然は浄化作用を持っているが、そのバランスを保つ「からくり」は微妙なようだ。排水のBODやCODはそういう意味でも大切らしい。なるほど・・・。

 小生が楽しみにしている夏の行事は、その琵琶湖で毎年開かれる人力飛行機によるコンテストである。今年は放映が何時になるか「よみうりTV」の番組をチェックしていたが、来月、9月22日(金)19時から日本テレビ系、らしい・・・。
 BOD、CODとは、BOD(生物化学的酸素要求量)、COD(化学的酸素要求量)のことです・・・。ネットで調べてみて下さい。
H18.8.14  証券の電子化に伴ってタンス株に関する電話が時々かかってくる。小生も15年ほども前に購入した株が所有権の紛糾から棚上げとなってタンス株化していた。最近の諸般の事情から賢妻(?)がこちらに所有権を渡してくれたものだから「紙では腹の足しにならぬ」と適当(?)な価格で端株ともどもきれいさっぱり処分してしまった。

 先日、ピンポーンがなって若い女性がやってきた。聞けば、タンス株に関する書類を親切に処理してくれた会社の人である。新人研修生のようで、先輩から引き継いだ口座に運悪く小生の口座も含まれていたらしい。話を聞くとなかなかしっかりとした応答で、優秀な人のように見受けられたが、このオッサン、顧客にはならんわ、と見透かしてくれただろうか・・・。

 お盆の帰省ラッシュが続き、東北道、那須では100kmを超える渋滞も出たそうだ。小生は、そのような事態は夢のまた夢になった。暑いようでも昨日ツクツクボウシが飛んできて鳴いていた。秋の気配は忍び寄っているらしい・・・。
 お盆も終り通常の生活リズムに戻りつつある。夏休の宿題に追われる子供達にも夏休み最後のラジオ体操が始まった・・・。
H18.8.8  面白い「ものづくり」のセミナーをいろいろと企画される「京都中小企業技術センター」さんにお邪魔した。今日のテーマは、「形状記憶合金の精密鋳造法」である。講師は、名古屋にある株式会社吉見製作所の吉見幸春社長である。

 形状記憶合金の記憶メカニズムは、オーステナイトとマルテンサイトの金属組織が交互に変化することで発生するとか、ニッケルとチタンの50%、50%が 組織的に結びついている化合物・・・、とかの話も参考になったが、金属工学をはるか昔に習った小生には少し難しすぎた。

 それよりもこの技術を、まず、釣り具に応用した、というのが素晴らしいと思った。釣り具は、趣味の世界であり、他の人と差がつけられるなら少々高くなっ ても購入してくれるし、大手も手を出しにくい。また、「釣り」を離れたら色々な本職の方がおられる。その人達が自分の本職にこの材料を使えないかと考え、 その中から素晴らしい医療用具等も開発出来ているそうだ。

 親父さんの跡を継いで行った事業は、業績的にも苦しかったらしいが、吉見社長が持っておられた技術の活用と公的支援がオンリーワン技術への道をつけたらしい。燃焼合成法、超音波ショットピーニング技術などを活用した製品が今後も開発されるようだ。

 
 最近こういう講習会の参加が少なくなってきている。やはり外へ出るということも必要である。
H18.7.31  今日で、HPを新しいサーバー(勿論レンタルサーバー)にして丸2年が経過した。最近は新しい「からくり」の資料を載せないのでどうなったの?という話も戴く。学生さんに「ものづくり」の事を少しでも伝えたい、という思いがあった時は、一生懸命頑張れたが、その作業をやめてからは、まあ、時間が出来たらやるか、ということにした。ところが「貧乏暇無し」とはよくいったもので、全然暇が出来ない。

 「からくり」のキットでも出したらという意見もあるが、他人様から少しでもお金を戴くと上手く動くようにする義務が生じる。木の加工は重量変化や壊れる事がつきまとう。それらの面倒を見るのも大変だ。そういうことは、専門の会社にお任せするのが一番、という考えである。工作の指導を・・・、という意見もあるが、小生は、基本的に指導できるほど器用ではないので、その方面も避けている。基本的には、からくりに興味を見つけられた方が自分で楽しむのにこのHPが少しでもお役にたてたらいいな、というスタンスになっている。

 そういうことで、内容の更新が無く、先日ヤフーの検索をしてみたら、このHPは「人里はなれた田舎に引っ越した」ようになっていた。よっぽど持続力がなければこのHPを見つける事はできないだろう。それも致し方ない。今後の方向としては、「心に潤いを与えるからくり」をドメインとしながら、今迄の資料も残しながら、からくり人形にとらわれず、気が向いたものが少しでも増やせたらと思っている。「貧乏暇有り」のシステムが完成したらそれを報告する、ということができたらいいのだが・・・。
 「貧乏暇有り」のシステムをどのようにして作るか・・・、これは結構面白い命題である。
H18.7.24  6月の始め、トマトの水耕栽培をやってみようと思いたった。調べてみると結構一般の方がやられている。市販品もあるが小生の癖で本を読むことから始めた。

 市販のものは、水溶液(肥料)に酸素を供給し、その中に根っ子を繁らせるという方法が標準的である。しかし、植物の成長力を利用し、甘いトマトを作るには、水溶液の供給が少ないパッシブ栽培というのがいいらしい。方法の一つである、毛管栽培というのを採用しようと考えた。メーカーにも相談し、材料を揃えた。身近にある木材も使いながら製作し、特に、液面制御を簡単な「からくり」でやるのに注力した。

 途中、愚妻から来年を目指してやっているの?、と聞かれたが、勿論、今年や!、と言って進めた。完成した7月はじめ、水耕栽培を研究している会社を訪問し、肥料やトマトの種を求めた。話を聞いた担当者は、「今年はもうダメです。来年、4月頃から始めてください」と言ったが、納得できぬ。しばらく話をしていると「遅いと思うが苗をお分けしましょう」と言ってくれた。装置が自作なので「ユーザーではない」という「厚かましさ」もあったが、同情してくれたようだ。農家向けの本式の装置も見せてもらえた。

 早速、「さし芽」というのをやってみた。1週間ほどで根っ子が出てきた。やったあ、と何回も見るうち、根っ子が取れてしまった・・・。急速にしおれていく苗を見て、何とかしなければと愚妻に頼み、植木鉢に植えてもらった。それから1週間、雨の多い天気が幸いしたようだが、うまくついたかどうかは微妙な感じである。

 ここ1週間、天候が優れず、各地で被害が出ている。被災地の方々にはお見舞いを申しあげる。
 あれから1週間、幹や枝振りがしっかりして根付いたようだ。さし芽の時、根を傷めないようマットを敷いたのが失敗したようだ。
H18.7.16  本日、NHKのニュースで、東工大(と松下電器)が「人間の乗った飛行機を乾電池の動力で飛ばした」というのをやっていた。160個の市販の乾電池で高度5m、距離391.4mを飛んだようだ。模型飛行機の世界を人力飛行機の世界にまで広げた発想とその実現が興味深い。

 昔、学生の頃、研究室にあった模型飛行機用のパルスジェットを持ち出し、重しで抑えて飛ばないようにして、前方からブロワーで風を送り起動させた。パルスジェットがどのように作動するのか見たくてやったのだが、バ、バ、バ、という音と共に瞬間に真っ赤になり、テールが飴のように曲がって停止した。時間にして3秒程度だったと思う。エンジンをつぶしたことは怒られなかったが、事故が起きたらどうするんだ、と助手の先生からお目玉を喰らったことを思い出した。

 蒸し暑い日が続いているが、もうすぐ梅雨も明けるだろう。恒例の読売テレビ主催、琵琶湖の人力飛行機のコンテストが来週22〜23日に開催される。どのような機体と記録が出るか、楽しみである。
 天候が危ぶまれたが、1日目はいい天気に恵まれたようだ。放映が楽しみである・・・。
H18.7.9  2,3回紹介させてもらったターシャ・テューダーさん。4月に図書館で予約していた「ターシャのスケッチブック」(株式会社メディアファクトリー)の本の順番がやっときた。評判がよく多くの人が予約していたが、これ程かかるとは思わなかった・・・。

 途中で予約をやめようかな、と思った時もあったが、やめなくてよかった。完成された絵本には無い、活き活きとした、これぞスケッチという線があふれている。

 1にも2にも、3にも4にも描き続けること、素早く描くこと、というターシャさんの方針が、このようなスケッチを生んだのだろう。

 多くの方がこの本の存在を知り、自分もやってみようと思われたら・・・、と思う。
 小生も自分流で我が家の柴犬をスケッチしているが、表情が上手く表せた時は本当にうれしい。その機会はすくないが・・・。
H18.7.2  小売店の大型化が進められて、少し離れた所に大きな電気店がオープンした。新聞2枚大の大きな広告が入ったので見ていると、集客の一つとして子供をターゲットにしたおもちゃ売り場などもある。その中に、昔、お世話になった「ルービック・キューブ」の広告も出ている。

 ボケ防止に買ったら・・・、という愚妻の薦めもあって買ってみた。昔は、一旦崩すと始めの状態に戻せなくて、当時、「I/O」という雑誌に載った解法プログラムの世話になったものである。東大の学生であった杉山さんという方が、BASICで書かれたこの資料は今も残っていて、眺めてみると懐かしい気がする。しかし、アルゴリズムを理解するのは面倒だ。

 普通にすると相変わらず1段目しか並べられない。今更アップルを引っ張り出して、プログラムを打ち込む気もしないので、インターネットのお世話になる。しっかりと情報が集められ、機械的にやれば元に戻すのも簡単にできる。

 当初の目的であったボケ防止のためには手順を理解する必要がある。そして「からくりを作ろう」研究会としては、ぐるぐるまわせるルービック・キューブの「からくり」にも興味を持つものである。
 同じように動かしているのにうまくいかない場合が起こる。回転方向が違ったのだろうが納得できない時がある・・・。
H18.6.25  サッカーW杯は残念であった。素人的に見て、勝とうという意気込みは、始めのうちは見られたが、途中から段々あやしくなったように思えた。マラソンでいえば、30キロ付近から遅れだした状態である。最後の方は、体が動かなかったように見えた。

 日本人は持久力に劣る、と一般に思われているが、食生活の改善、欧米化により、スポーツ選手などは体力で負けない、と思っていた。しかし、今回は、素人目にも明らかであった。

 世界の一流プレーヤーと試合をして、体力は勿論のこと、技術力、組織力もまだまだと思われた。個々人の資質とともに、チーム力も問われる。欧米の国のサッカーの歴史の重みを感じ、また明日に向けて頑張ってもらいたい。
 ジーコ監督をはじめ、選手の皆様ご苦労様でした。 ところでサッカーロボットの方は優勝したようだ。
 次期監督にオシム氏が就任することがほぼ決まった、というニュースが流れている。一方、W杯でブラジルが敗れた、というニュースも流れている。年々歳々花相似たり、年々歳々人同じからず・・・か。。
H18.6.18  本日は、サッカーW杯のクロアチア戦がもう少ししたら始まる。世界中で多くの人がこの戦いを観戦する。日本も負けられない試合だから頑張ってほしい。同じドイツでは、ロボットによるサッカー競技も行われている。ハード,ソフトの戦いでどういう結果が出るか楽しみである。

 ロボットといえば、独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)が何時だったか、教育・研究用として小型のロボットを開発したと新聞に載っていた。産総研のHPを見ると、概要だが開発の経緯なども掲載されており、ロボットが動く動画も公開されている。音声もはいっているので臨場感もあり、興味が持てるのではないだろうか。

 この他HPには、色々な研究内容が報告されており、素人ながら見るだけでも結構楽しい。
 サッカーW杯の日本代表は、意気込みは感じられたが、決勝トーナメントにでられなかった。残念・・・。
H18.6.11 H18.6.11
 このHPを立ち上げて2年が経過しようとしている。多くの方に覗いて戴きありがたく思っています。

 細川半蔵さんの著書、「機功図彙」を知って、冬の寒い空っ風の中を夢中になって図書館に通ったこと、決してうまくない加工力で試作品を作って、「ほお、動くやないか」と感動を覚えたこと、また、今では小生のわがままでやめさせて戴いたが、工業高校の生徒さんに説明させて戴いたことも懐かしく思い出します。

 ところで、株価が大きく下げている。アメリカ経済や先物取引の影響、これまで躍進してきたBRICs等にも躍進のエネルギーが少し鈍ったのか、世界同時株安の状況を呈しているらしい。日本経済のファンダメンタルはいい、ということだが、この状況は11月頃までという話も出ている。

 小生は、時間がある、という生活に慣れて、どうもこの頃スピードが鈍っているが、その頃までには、何か情報を発信したいと思っています。
 梅雨になった、ということで蒸し暑い状況が続く。体が弱ってきたのか、温度調節が弱くなって、すぐ鼻がやられてしまう・・・。
H18.6.4  5月の連休の後、久し振りに六甲山に行った。朝からいい天気に恵まれ、人も少なく、新緑も深みを増し、気分も爽快であった。その時「タヌキ」が出てきた。正真正銘の「タヌキ」でコロコロしていて、頭、胴、尻尾の丸いのが3つ、くっついていた。

 5m程を駆けて、また、森の中に入っていったが、なかなか可愛いものであった。今まで何回となく通った道だが、「タヌキ」に出合ったのは、初めてである。 「タヌキ」も驚いただろうが、こちらも驚いた。同じ穴の「むじな」と思ったかもしれない。

 6月になった。巷を賑わしていた「阪急・阪神」の統合問題も「かた」がつきそうである。あの六甲の「タヌキ」はどう考えているだろうか。
まもなく梅雨に入り、「アジサイ」が見頃を迎える・・・。
 村上ファンドの影響もあるのだろうか。株価が大きく下げているようだ・・・。。
H18.5.28  ハーモニカは小さく、身近な楽器で、誰でも小さい頃、一度は吹いたことがあるのではないだろうか。その楽器の凄さを感じさせてくれる番組があった。NHKBSの土曜日に放送される「あなたが主役・音楽のある街で」という番組である。アコーディオン奏者のcobaさん、森田アナの司会、小林研一郎さんの指揮、日本フィルの演奏などで、オーケストラと一緒にアマチュアの人が楽器を演奏する番組である。

 先日、鎌倉からの放送で、この番組に中学3年の稲川良徳さんという方が出られた。彼は、ドイツで開催されたハーモニカのコンクールで優勝したらしいが、その演奏は素晴らしく、受け答えも堂々としていた。cobaさんに本当に中学生?、と言われるぐらい立派なものであった。

 ともすれば先入観にとらわれ、ハーモニカ?→たいしたことない、という印象になるが、とんでもない。本人も、ハーモニカの印象を変えたい、世界の人々にアピールしたいと言われていたが、本当に素晴らしい演奏で、単純な小生は、すぐ印象が変わった。

 大学の同窓生にハーモニカをやっている人がいるが、この素晴らしい番組を見ていてくれただろうか・・・。
 市から配られる市政だよりなどを見ているとハーモニカ演奏のグループなどが載っており、結構ファンが多いようだ・・・。
H18.5.22  先日、中小企業庁のメールを見ていたら、面白い記事が載っていた。おと年くらいから脚光を浴びてきた技術らしいが、「耳で話す」という技術である。株式会社マイクロエムズ(東京)という会社が開発した。

 昔から「目」が口ほどに「もの」をいうのは知っていたが、「耳で話す」というのは聞いたことがない。同社のHPを覗くと通信機にイヤホーンがついているので、これで送受信できるのだろう。

 人間が話をする時、鼓膜も少しだが振動しているらしく、それを増幅して送るらしい。骨の振動をとるよりも明瞭だそうだ。人間は上手く作られていると感心すると共に、それを見つけて製品化をひらめいた技術者の方に感心する。
 「ひらめき」は執念の賜物かもしれない。小生などは面倒臭くなって執念が失われつつある・・・。
H18.5.14  NHKで朝、(株)島精機製作所の社長さんが出ている番組(経済 羅針盤)があった。(株)島精機製作所という会社は、手袋やニット製品を自動で一気に編んでしまうコンピュータ編機を生産し、世界的に有名な会社である。小生は、商売柄、どういう構造、からくりになっているのかな?、というところに興味を持つのだけれど、今回の社長さんの話には、少し違う所で感銘を覚えた。

 まず、社長さんの語り口がソフトである。メモ用紙にうまいマンガを描きながら話をしていく。話の中に目標値を仕込んでいく。それを日常の工場巡回でチェックしていく。ともすれば、捕まったが最後、延々と話し込まれ、結局、何をいわれたのかなあ、と思わせる管理者も多いのだけれど、担当者への業務委託とコミュニケーションがうまくできているようだ。

 社員全員に対し、「常に前進」、ということで「創造力」を発揮させる。業務の改善、顧客のニーズをどう実現するか、分業による弊害をどう改革していくか、それを「ものづくり」の「しくみ」として実現する。話を聞いていて、ただ人件費を安くすることだけに目がいって、もっと大きな本質的なものを見失っている企業も多いのではないだろうか・・・と、ふと思った。
 話の内容を「しくみ」として実現する所が味噌である。その内容は製品を変えることにもなるし、工程を変えることにもなる。
H18.5.8  大型連休が終った。それぞれリフレッシュされたことと思う。小生は何時も連休だが、まとまったことをしようとスケッチに挑戦した。スケッチ教室もあるが、所詮、自分が描かなければ話にならないのだから、独習することにした。スケッチを描く場合、大きく3つの問題がある。1つめは、うまくデッサンできるかという問題。2つめは、必要な色が作れるかという問題。3つめは、テクニックの問題、である。

 目的は、自分がとりあえず気にいる絵が書けることであるから少し手法を考える。デッサンは、鉛筆でまず好きなように画用紙にデッサンする。上手くレイアウトが出来ないので真っ黒になるが、かまわず書き足す。大体満足したら、次に水性ペンを使って鉛筆で描いた絵を活用し、彩色を考えながら少ない線でもう一度描いていく。そして鉛筆で書いた絵を消してしまう。残ったのは、ペンで描かれたデッサンである。これで1つ目はクリアーできる。後は、技能の進化に合わせ変更すればよい。

 次に色を作る。色は、赤、青、黄色、の3原色を混ぜれば出来る。2色、3色、混合比を変えながら、水の量を変えながら作っていくとおおまかなところは出来る。大体の所がわかったら、既にある色を活用して効率化すればよい。これで2つ目もクリアーできる。

 3つ目のテクニックは、色々あるのだろうが、「ぼかし」や「にじみ」など、必要に応じて、本を見ながら研究すればよい。実習を行う必要があるが、さすが屋外でギャラリーを意識しながら描く度胸はないから、屋外では構想を練りながら、デジカメで写真を写してくる。それを部屋の中でCRTに大きく表示する。丁度、風景に出張してもらうようなものである。体の調子と気分に合わせてやっていくと独りよがりだが結構楽しいものである・・・。
 この方法でわからないところがいろいろ出てきたらスケッチ教室などを覗くのも一方法である・・・と思う。
H18.4.30  昨日から大型連休が始まり、海外や遠隔地の旅行が始まったようだ。こういう時期にはじっとしているに限る。そうこう考えていると、ここ何日か前から謎の彗星が接近しており、連休中が観察するチャンスという報道があった。日頃夜空を眺めることもなく、夜空もあまり見えない状況だが、遠来の客を迎えてみたい気持もある。

 昨年の夏だったか、天体観測を趣味とするグループが公園に幾つか大きな望遠鏡を設置して土星や月を見せてくれるイベントがあった。子供が主体であったが、小生も天体には興味を持っているので参加させてもらった。

 期待した土星は空気のゆらぎの為か高校の時に見たのとはかなり違い、がっかりしたが、月のクレーターは息を呑むほど素晴らしく、美しかった。一人で長時間見ることができない状況だったが、いつか望遠鏡を買って見てやろうと思ったものである。その後望遠鏡の自作について色々調べたがまだ実現していない。夢を忘れないよう彗星が飛来してくれたのかもしれない・・・。
 連休中、天気が良かったので眺めて見たが空が明るすぎて星が少ししか見えなかった。謎の彗星も勿論ダメ・・・。
H18.4.23  昨日、車で2時間ばかりの田舎に出かけた。山桜がまだ残り、新緑の芽吹きが進んで、山つつじが綺麗に咲いていた。こういう時期には絵心も生じるから不思議である。

 最近、大人の塗り絵が人気があるようだ。絵心ついでにスケッチでもやってみるかと本屋で探していたら、塗り絵の棚には入れ替わり人がやってきて、結構、買っていく。

 絵を描く場合、右脳で描くことが必要らしい。例えば、人物画を模写する場合、上下をひっくり返し、少しずつ絵をずらしながら描くと右脳が働き、ひっくり返さない場合より上手く描けるらしい。これは顔とか眼鏡とか左脳による認識が薄められるからのようだ。

 右脳を使ったらボケ防止になるのかどうかわからないが、機能が充実し綺麗な写真がアンチョコに出来るデジカメ写真システムから離れて、下手なスケッチをすることも、少し創造性を発揮でき、頭の体操になっていいかもしれない・・・。
 本やインターネットが発達したおかげで知識は色々集められる。結局は実践することが課題である。
H18.4.16  ソメイヨシノは満開を過ぎたが、今度は八重が咲き出した。もうすぐ5月。つつじやボタンが咲いて気持のよい季節になる。

 アメリカにターシャ・テューダーという素晴らしいガーデニングを行っている方がおられる。もう90才を幾つか超えておられるが元気に今も庭仕事をこなしておられるようだ。この方はガーデニングで有名だが、絵本作家としても有名である。

 自分の子供の為に描いた絵本が世の中のお母さん方に受け入れられたものである。代表的な「コーギビルの村まつり」などを見ると、画面のどこからでも子供とお母さんの会話が弾むような本の作りになっている。

 母子の会話が大切という番組があったが、自分の子供のために絵本を作るというのは、絵を描くこと、子供と話をすること、同じような子供を持つ親との会話など、色々な楽しみを与えてくれるかもしれない・・・。
 23日の朝刊を見ていたらNHKで放映されたターシャ・テューダーさんの番組のDVDが発売されるという広告が載っていた。年齢は90歳のようだ。訂正してお詫びいたします・・・。
H18.4.9  桜の開花が進んで京都へ桜見物に出かけた。四条河原町から高瀬川,円山公園、琵琶湖疎水、平安神宮、南禅寺、哲学の道、京都御所、を約10kmテクテク歩いた。天気もよく、桜も見頃という状況であったが、平日であったので思ったより人は少なかった。

 円山公園の桜は何年か前に行った時とは比べられないくらい高齢化が進み、形も変わっていたが、それでも精一杯の花を咲かせていた。この時期開放されていた京都御所では、中に見事な花をつけた桜があった。この木もかなり高齢である。

 写真の出来は、平凡なものだったが、ファインダーから見る桜は、精一杯の花をつけ、時代の移ろいを訴えているようだった。
 久々に10km歩いたが思ったほどには疲れなかった。これならウォークラリーに参加できるかもしれない・・・。
H18.4.2  桜の開花は九州から始まって中国、関西、関東・・・と進んでいくものと思っていたが、今年の開花状況は違うようだ。既に関東では満開だというのに、関西ではまだちらほらである。京都祇園の桜を写しに行こうと思っているが、もう少し先の方がよさそうだ。

 この時期、学校は春休みである。先日、春休みになったら、と約束していた小さなお客さんに「からくり人形」を見てもらった。今はまだ小学校6年の男児と小学校3年の女児である。

 小学生は初めてである。今から考えると、小学生に対し、あれ、これと多く説明しすぎたようだ。それでも兄は最後まで頑張ってついてきてくれたし、妹は最後は少し疲れたようだったが、我慢してくれた。

 4月に入り、入学式や入社式が執り行われる。お互いの期待が桜のようにうまく膨らみ、花咲いて欲しい、と思う・・・。
 ようやく桜も満開に近くなって、春らしい様子である。学校も会社も今週から本格的に始動するのだろう・・・。
H18.3.26  先日行われたWBC世界野球大会は、日本中を感動の渦に包み、その余韻がまだ残っているようだ・・・。始めはもう一つという感じで、アメリカに敗れ、韓国に敗れ、もうおしまい、という所から上昇できたことには皆が驚いた。そして素晴らしい集中力と結束力で優勝してしまった。

 監督の王さんやイチローさんをはじめ、選手の皆さんが頑張った結果である。普段気にしていなかった大塚さんの頑張りもあり、日本の中でも普段気にしていなかった多くの選手の活躍が心に残った。少年ファンにも大いなる影響を与えたことだろうと思う。

 この大会は、ルールが少し変わっていて、勝率の高い韓国が優勝を逃がしたのは割り切れない所もあるようだ。しかし、韓国は強いということがわかったし、アメリカ、キューバなど、どこが優勝してもおかしくない状況だった。キューバ戦では、これは逆転負けでは?と思った人も多かったに違いない。しかし日本が勝った。相撲で言う「心,技、体」が少し上回っていたのだろうと思う。

 多くの人に感動を与えた本大会は、野球に限らず総ての事業に「心、技,体」の重要さを教えたものとして評価される。
 春の選抜高校野球大会が開催されている。多くのドラマが生まれているが「心」の要素が大きいようだ・・・。
H18.3.19  お彼岸も近くなって、昨年母の法事の時にお世話になった住職と話をする機会を得た。そして、今、話題の本「国家の品格」(新潮社)の著者、数学者でお茶の水女子大学理学部教授、藤原正彦さんの話になった。

 週刊朝日に載っていた対談記事らしいが、1から10までを足すといくらか、という問題が出された時に藤原さんがどのような解き方をしたか、の話である。1と2を足し、次に3を足し・・・というオーソドックスな方法は面白くない、ということで、藤原さんは、1から9までの平均は中心の5であるから5×9=45、それに最後の10を足し「55」という答えを導いた(と聞いたように思う)。

 これは藤原さんが小学校3年の時に考えた解法らしいが、小生などはいい年をした今でもこのような解法は考えつかぬ。ちなみに、外国では、1から10までの数字の下に10から1までの数字を書いて、上下の数字を足すと11が10個できる。即ち110になり、2セットだから2で割ると「55」である、という解法も考えられたらしい。

 頭が良い,悪いはあるにしても、このような解法があることを考えさせていくことが出来れば、算数に限らずいろいろな学科に興味を持つ子が出てくるのではないだろうか・・・。
 藤原さんは、著名な作家、新田次郎氏の息子さんだそうだ。新田さんはお役人の時に富士山レーダーに尽力された方で、NHKのプロジェクトXにも取り上げられた方である・・・。お母さんは、詩人の藤原ていさんである。
H18.3.12  何時だったか小泉首相が乗って話題になった電動立ち乗り2輪車(商品名「セグウェイHT」米セグウェイ社、輸入販売代理店、株式会社ジャイロウォーク社)に試乗できるロボット関連のイベントがあって、先日、のこのこ大阪市中央公会堂へ出かけた。

 乗って、始めの10秒ほどは少し重心を意識し、車全体がブルブルとしたような感じだったが、すぐ慣れて上手く動き出した。体の前後の傾きにより前進、後進及びスピードをコントロールする。ハンドル左手のノブを内側、外側に廻すことで左右に曲がる。スピードを出したままノブをぐっと廻すと急カーブになるので回転時は少しスピードを緩める動作が必要だ。

 若い女性が結構上手だ。老若男女を問わず、楽しんで試乗ができた。日本では公道を走れないので工場の中などで使われているそうで1回の充電で9〜16Kmほど走れる。1台55万円、74.7万円の2種類があり、既に100台ほど売れているという。

 原理は、手のひらに棒を立てて倒さないように操作するのと同じようなものである。角速度センサーにより体の位置の変更に対応するよう動力装置を動かすもので毎秒100回程重心位置をチェックしている。発想を実現するところがユニークで面白い・・・。
 この2輪車については興味を持っている人が多いようだ。メインのイベントについてはあらためてご報告したい・・・。
H18.3.5  先週、MBSのニュース番組で、江戸時代に作られた地震予知器の復元が話題として取り上げられていた。地震になると「天然磁石」の磁力が低下する(?)性質を利用して重りを落下させ、これに連動して糸車が回転して鐘を鳴らす、和時計の目覚まし機構と天然磁石を利用した「からくり」である。

 本当に磁石の磁力が低下するのか?という疑問も湧くが、「安政見聞誌」にそのことが載っており、今回復元されたという地震予知器の図も載っているそうだ。

 もう少し詳しく調べようとHPの検索をしたら、TDKテクノマガジン「じしゃく忍法帳」第78回「地震と磁石」に、今回復元されたという地震予知器のことや復元の様子が記載されている。そして、復元されたのは2001年のことである、とも書いてある。今年は何年や?と一瞬戸惑いを覚えた。でも、知らなかった小生にとっては、新しいニュースであったが・・・。
 ある現象を見て、それを原理として応用する力、時代を超越して敬意を表したい・・・。
H18.2.27  冬季オリンピック、荒川静香さんが金メダルを取ってよかった。何時までも経済大国気取りで、実力の伴わない、数による勝負はそこそこにしてもらいたいものだ。

 出だしにジャンプの原田さんが大きなポカを演じた。大ベテランの原田さんだから責任は大きいが、コーチの責任も大きい。そのあたりは選手に任しているとのことだが、そういうことを含めてのコーチではないか。

 同じようなことが政治の世界でも起こっている。ライブドアのメール事件。強い権力を持つものが、不確実な資料で人を攻撃する。大変なことだが、これも管理職のチェックが甘い。

 もう一度、足元を見つめ直すことだ。「脚下照顧」という教えもある。
 オリンピックへの参加は、若い人に対する教育の場と考えれば貴重なものと考えられる・・・か。
H18.2.19  「サトウキビ畑」が、今、注目されている。テレビ東京系で先週放映された「ガイアの夜明け」安いガソリンを作れ〜サトウキビ畑が油田に変わる〜は興味深かった。

 ガソリンが高騰を続け経済に大きな影響を与えているが、ブラジル政府は1973年第1次オイルショックをきっかけに代替燃料としてサトウキビから作るバイオエタノールに目をつけ補助金などの優遇施策を実施した。今ではガソリン1リッター131円に対し、エタノールは68円で、しかもガソリンでもエタノールでもどちらでもOKの車も販売されている、という状況である。

 経済発展の著しいBRICs諸国でもブラジル、インド、中国はエタノールの生産をしており、米でも6年後を目途に実用化を目指すそうだ。日本では、アサヒビール中央研究所が九州沖縄農業研究センターと共同で伊江島(沖縄)で実用化実験を行っている。こちらは、1株から2倍の茎が育ち、エタノールが従来の3倍取れるという新開発のサトウキビを使い、砂糖とエタノールを同時に生産し、事業採算が取れる1リッター30円をクリアーする、という目論見である。

 石油枯渇問題、CO2による地球温暖化問題などへの対応も視野に入れ、日本政府も自動車メーカーも注目しているらしい。「サトウキビ畑は油田になれる」という研究者の熱い情熱と日本の技術開発力と「さとうきび畑」の活性化で、森山良子さんや新垣勉さんの歌のようにヒットさせて欲しい・・・。
 BRICs諸国とは、ブラジル、ロシア、インド、中国である。経済発展が著しいので注目されている・・・。
H18.2.12  イタリア、トリノでの冬季オリンピックが始まった。工事が遅れているというニュースもあったが、何とか間に合っているようだ。

 開会式で聖火台への点火をどのようにするかが注目されていた。今回は花火方式で、うまくいって良かったが、からくり的には、五輪の輪を上下させたり、回転させたり、その輪に人々がぶら下がって演技していることの方に関心を持った。

 期待のフリースタイル女子モーグルを途中から見た。上村選手は3Dのエアをうまく決めたら優勝だ、と言われていたが優勝はならなかった。エアは上位の選手より良かったと思うが、コブ斜面を降りるスピードや滑り方は上位の選手の方が優れていたように思う。

 これからいろいろな競技が続く。世界は甘くないが、日本選手の活躍を期待したい。
 思ったように世界は甘くなかった。若い選手がいい経験として次に頑張って欲しい・・・。
H18.2.5  写真界の大きな話題であるデジタルカメラ(写真)と銀塩写真について朝のTVが取り上げていた。著名な写真家が両者の違いについて話をされていたが、もう一つ良く分からなかった・・・。

 小生も昔は少し写真をやっていたが、2,3日前、その頃の写真の師である一人の先生から写真展の案内の葉書を戴いた。今も写真の指導や審査を勤められ、作品も創られる先生から、以前、デジタル写真と銀塩写真の取扱について、いろいろ審査員の見解があって大変なんですよ、と聞いたことがある。その先生は、別にどちらでもいいのではないの?という人だったが、今回は特に「デジタル・フォト」と銘打ってある・・・。

 葉書には、昔の仲間の名前が書いてあり、一緒にどうかということである。早速、住所録をひっくり返し電話をしてみた。20年以上も会っていない友人の懐かしい声が受話器の向うから流れてきた。メールに押され米では電報が一部廃止になるような記事も出る時代だが、やはり、電話はメールに負けないものを持っている。銀塩写真にもそのようなものがあればよかったのに・・・。

 今日は、はや立春である。しかし、日本列島寒い一日だった・・・。
 最近は起業される方が多く、色々な商品開発をされているが、やはり「何を売りとするか」という商品コンセプトがキーポイントになるようだ・・・。
H18.1.30  1月27日がモーツァルト生誕250年の日とかで、モーツァルトのことが色々な場面で話題になっている。BSでも27日にモーツァルト特集をやっていたが面白かった。アイネ・クライネ・ナハトムジークなどモーツァルトの曲は癒しを与えると言われるが、明星大学理工学部長鷹野致和教授によると、音楽による癒し効果は「1/f ゆらぎ」に関係している、とのことである。

 「1/f ゆらぎ」の研究は、東工大武者利光名誉教授などが草分け的存在らしいが、規則的なものと不規則的なものの中間的な「ゆらぎ」のことらしく、ろうそくの炎、そよ風、小川のせせらぎ等自然現象の中に発見されるそうだ。木の年輪や木目の線の間隔にもあり、手作りのものには自然に「1/f ゆらぎ」が入っているらしい。

 人の心拍に見られるように、人の体のリズムが「1/f ゆらぎ」になっており、このことから「1/f ゆらぎ」が人に快適な感じを与える。お母さんが子供をあやす時、子供にゆるやかな動きを与えるが、あれは、この「1/f ゆらぎ」を物理的に与えているそうだ。

 こういうことを知る筈もないモーツァルトがそのような効果のある曲を作っていたということに驚きと興味と音楽の凄さ、を感じる・・・。
 気をつけてみると「1/f ゆらぎ」は我々の身近に多く存在し、心を癒してくれているようだ・・・。
H18.1.23  先日、コニカミノルタホールディングス且ミがフィルム・カメラ事業から撤退するというニュースがあった。

 「さくら」ブランドを持つコニカは、天然色フィルムを初めて作り、「100年プリント」とか、「みどり負けそう」のCMなどの話題もあったが、フィルム感光層多層技術競争あたりから他社との差が出たのでは?、と素人ながら小生は思っている・・・。また、ミノルタカメラは、特にαシステムを第3世代一眼レフカメラとして位置付け、技術を誇っていたのに、このような結果は残念である。1986年ミノルタ社発行のαシステム技術解説書の巻頭言に、ある大学教授のコメントとして、今後どのようにエレクトロニクス素子が進歩しても銀塩写真は画質の優位性を保ちつづけるだろう、というのがある。確かに画質は優れていると思うが、画質だけでは勝負できないものが写真にはあった、ということになるのだろう。

 先日、ある老舗のカメラメーカーが130万円のデジタルカメラを発売するという情報があった。他社との差別化をしなければ生き残っていけない時代である。大衆に向けて量産技術で勝負するのか、マニア向けとして特化していくのか、厳しい選択はまだ続く・・・。
 先日、写真屋でダイレクトプリントの話をしたら、店ですぐ出来ますよ、という話であった。プリンタで処理をするのだと思うが、銀塩写真と思っていたのは自分だけで、メーカーは早くからやっていたのだろうか・・・。
H18.1.15  先日、「からくり噴水」の構造を知りませんか、というメールが来た。電気を使わないで噴水ができるらしく、庭に作りたい、ということであった。

 「からくり噴水」なるものを全然知らないのでHPで探してみた。東北の方に「からくり噴水」というのがあるらしいが、中身がわからない。いくつかHPを探していたら、昔、NHKでやっていた「みんなの科学」「楽しい実験室」の私設ファンクラブというHPに行き当たった。放送は昭和41年ごろから始まり昭和54年位まで続いた番組で、その番組が年度ごとに掲載されている。小生の本棚には、昭和47年、日本放送協会編「NHKたのしい実験室1」という本があり、懐かしい気分になった。中でもバケツに巻いたコイルでスピーカーを鳴らす電池もいらない1石ラジオというのは今でも興味がある・・・。

 それはさておき、「からくり噴水」のことはわからず、電気を使わないで噴水を作る方法として、水の重力を使う方法などを提案しておいたが、継続時間や噴水の高さ等に問題がある。本当に動力を使わない虫のいい噴水機構があるのだろうか・・・。
 電気を使わない動力を考え出す方法もある。風の力がある。風車によって噴水を作る方法は考えられそうだ・・・。
H18.1.9  今日は、成人の日である。近年、いろいろな話題を提供してくれるが、新しい門出として心を新たに頑張って戴きたい。

 ところで、今年の年賀状の中に、以前HPの紹介をさせて戴いた岸下順一さん(HP:岸下順一の仕事場)から戴いた賀状がある。仏像や欄間などの木彫りを本業に、木や竹で玩具や知恵の輪を作って子供達の指導をしてこられた岸下さん。それらに10年の歳月を掛けられ、60種、100品目を作られ、ドキュメントも整備した、とある。

 「継続は力なり」と改めて思う。と同時に、1年半ほどで他が少し忙しくなったからといって更新が間延びする自分にも活をいれる必要がある。そういう意味でも今日は何歳になってもリフレッシュする日である・・・。
 年初よりいろいろなテーマが入ってきて、今年も忙しくなりそうだ・・・。
H18.1.1  あけましておめでとうございます。昨年後半、景気回復の兆しが出ていることは喜ばしく、いい年になってほしい、と願っている。どうか今年もよろしくお願い致します。

 年末近くにNHKの番組「プロジェクトX」の最終回が放送された。6年続いたらしいが、初めの何年かはかなり熱心に見て、色々な技術者が挑戦する様子に感銘を受けたものである。多くの人がそうであったように自分の歩みとダブらせたこともあり、ゲストが落涙される場面にこみ上げることもあった。この素晴らしい番組に拍手を送りたい。

 番組では、人の英知により会社を、人を、社会を救う場面が多く放送された。基本となるのは人間である。人間重視の経営、社会となることが求められている。今年も会社で、社会でその進展があることを望みたい・・・。
 今年のお正月は天気が悪い、と聞いていたが、元日、2日ともいい天気となった。今年はどんな年になるだろうか・・・。
H17.12.23 H17.12.23
 寒中お見舞い申し上げます。
 今年は寒いと思っていたが、例年の2月頃の寒さになっている。降雪が多く、雪国の方のご苦労がTVから伝わってくる。事故のないよう頑張っていただきたい。

 小生も北関東(南東北?)で何年か暮らしたことがある。2月頃に台湾坊主が通過する時に雪を降らすことが何回かあった。雪かきは、雪が降った後すぐにやらないとカチカチに凍って、後が大変である。凍ったら取れないし、溶けないし、滑りまくる。

 ある時、工場の日陰のところで雪が十分除雪されないで残ってしまった。その時、本社の幹部がやってきた。工場の幹部が、雪が残っていますので足元にご注意ください、と言った。

 本社に帰った幹部は、あそこの工場は、おれに、足元に注意しろと言った、と言いふらしていると工場幹部から聞かされた。
 
 本社の幹部は、おれに注意しろと言う前に、すべて対策をしておけ、と言いたかったようだ。「注意しろ」ということは、まだ詰めが甘い、ということらしい。経営者の厳しさを感じたものだった。

 最近、学校帰りの子供に対する事件が発生し、多くの人が努力をしているが、関係者が打つ手が難しいと言うのを聞くとまだまだ本気ではないな、と、いう気がする。

 来年は、いい年になりますように。
 皆様、いい年をお迎えになりますように・・・。(今年の更新(?)はこれで終了します。)
 今年もあと数時間で過ぎ去ろうとしている。何時もと同じように何かしら来年に期待している・・・。
H17.12.15  2〜3日前、自動車メーカーのホンダが開発している2足歩行ロボット、アシモの進化した様子がTVや新聞で紹介された。

 TVを見ていると速く走ったり、右回り、左回りも上手にできる。ICタグをつけた人を見分け、誘導したりもできる。2年後ぐらいには受付員として配置してみたい、というようなことらしい。

 裏側にどの程度のコンピュータがいるのか知らないが、コンピュータの性能があがり、処理速度を速くしたそうだ。しかも制御は、自分自身で行動する自律制御になっている。

 難しいと言われた2足歩行が進捗し、産学官でかなり開発が進められている。連携も進んできているようだ。このようなニュースが流れるとロボットが活躍する姿が何となく実感できて楽しい。

 話は変わるが、久し振りにコンピュータや周辺機器を触ってみた。昔、活躍してくれた98を捨てられずに残していたが、他に2〜3台あり、新設の条件として処分するはめになり、ハードディスクの分解がてら、ばらしてみた。

 電源回路、FD駆動装置、側面にはHD装置が配置されている。最後にマザーボードを外す。他に外付けのHDやスキャナーがあるので、それらも一緒にばらした。
 
 ここはどうやってばらすのかな?、などと考えながら作業していくといろいろなことが分かって楽しい。部品の構造、精度などに驚きもある。メーカーのコストダウンへの工夫も感じられる。

 リサイクルも大切だが、子供達に古いコンピュータを解体させ、解説してやれば、明日のエンジニアが出てくるきっかけに・・・とも思う。冬休みに如何?。
 最近のパソコンは性能の向上と共にパーツごとの役割分担が明確であり、組織化されている会社みたいである・・・。
H17.12.7  日曜日、普段見たこともない番組が目についた。毎日TVの夢の扉「東大生手作りの人工衛星」という番組である。人工衛星を飛ばしたのは、東京大学、航空宇宙工学専攻、中須賀研究室である。

 以前、新聞でも人工衛星を打ち上げた、という記事があったと思うが、その時は、さして気にしていなかった。昔、アマ無線をやっていたころ、本来の人工衛星打ち上げのバランス用重りとして積み込んでもらって宇宙に放出する、手作りの人工衛星を打ち上げるというのがあったからである。

 放送を見ると、今回のものは、自前でロケットを調達して打ち上げた、れっきとした宇宙開発である。インターネットで打ち上げの様子が中継され、自分たちの計画通りのことが実現していく時の感動が伝わってくる。小さな政府ならぬ、小さなNASAのようである。

 番組では出てこなっかたが多くのご苦労があったことと思う。既に2003年に1号機(型式はXI−W)を打ち上げられ、今回は2回目である。中須賀先生が、2回連続で成功した事は大きな進歩だ。1回目は「まぐれ」ということもある、という意味のことを言われたが、本当に凄いことだと思う。

 改めて中須賀研究室のHPを覗いてみた。開発にいろいろな試練があったこと、打ち上げロケットが何回か延期されたこと、打上げサポート体制(会員募集)など、色々な内容が記載されている。

 先生は言われる。「画像精度は普通の人工衛星に比べれば劣っている。しかし、価格が安く、いくつも打ち上げて連携を持たせることで、色々な使い方が出来る可能性がある」・・・と。
 
 小中学の若い生徒さんにも出前で人工衛星の話をされている。この中から夢を持って、躍進する若者が出てくるだろうと期待したい。
 東大の方が取り上げられたが1号機の時は東工大も衛星打上げに成功している。衛星開発にまつわる内容は、キューブサット物語(川島レイ著、潟Gクスナレッジ発行)として本が出ている。
H17.11.28  久し振りにBSの「居酒屋の星野仙一」を見た。ゲストは、クラシック音楽界の重鎮、現役でご活躍の指揮者、小澤征爾さんである。

 この番組では、最後にゲストが色紙を書かれる。小澤さんは、「個」と書かれた。

 オーケストラでも野球でもそうであるが、チーム全体が調和して初めて素晴らしい演奏になり、素晴らしい試合が展開される。フォア・ザ・チームという言葉もある。なのに、「個」とは・・・?。

 小澤さんの練習風景が流される。指揮を勉強している生徒(この生徒は中国からの研修生だったが)に、始めは英語で話をしていたが、指揮の高まりと共に日本語になり、ジェスチャーが大きくなる。それは指揮を習うものだけにでなく、歌を歌う人、演奏する人、舞台を見ている人、TVを見ている人、みんなの心に染み入るものがある。迫力がある。

 小沢さんの指導は、相手にどうこうせよ、というのではなく、自分が全力で表現する、それが相手に伝わり、相手も自分(個)の持てる力一杯の表現をしてくる。それを受けとめ、さらに上手くいくよう支えるやり方、小澤さんは、インバイトという言葉を使われたが(「招く、引きつける」という意味)、あのカラヤンさんが非常にうまかったらしいが、そのやり方が基本にある。

 お互いに信頼しあって更に高い所を求めていく、この基本は「個」の尊重であり、相手を伸ばす意思が強くないとなかなか困難である。

 小澤征爾さんは、若い頃、N饗ボイコット事件などがあり、海外に出て、頑張った。事件がなければ、海外に出ることはなかっただろうし、「世界の小澤」になれなかったかもしれない。人生、何が幸いするかわからない。しかし、指揮者の仕事はきついらしい。今でも5時に起きて、勉強する。勉強しないといい演奏ができないとのことだ。

 結局、演奏も野球も個の集まりであり、個が強くなければチームも強くならない。これは、会社でも一緒のことだ。個もリーダーも「真剣さ」が問われる。
 それにしても星野さんの指揮者ぶりもよかった・・・。
 12月4日、NHK教育でNHK音楽祭スペシャル2005ハイライトで小澤征爾さんが指揮された演奏が放送された。特にN饗とマーカス・ロバーツ・トリオの競演は、迫力があった・・・。
H17.11.19  今回は、ひとつホームページを紹介させていただきたい。

 ホームページの名前は「岸下順一の仕事場」で、岸下順一(きししたじゅんいち)で検索できます。岸下さんは、仏像や欄間などの木彫や書道の落款等の篆刻、この他、置物、手作り伝承玩具など美術伝統工芸の粋から手近なものまで製作されている、その道では良く知られたプロの方のようだ。

 先日、偶然、私のHPに目を停めて戴いて、メールを戴いたのが、岸下さんのHPやお仕事振りを知るきっかけになった。メールを何回かやりとりさせて戴いて、すごい研究熱心な、素晴らしい技能をお持ちの方であることがわかってきた。

 といっても、始めは、歩行おもちゃの話に終始していたので、HPをちゃんと見ていなかった。いろいろなおもちゃを研究されているので、色々な方に知っていただいたらきっと役に立つ、と思い、HPを紹介させて下さい、とお願いした。

 いいですよ、と了解をもらって、HPの紹介をする段になって、もう一度ちゃんと見ようと思って、覗いてみると、すごい方だった、というのが本音である!!!。
(HPで情報発信するから、見ず知らずの方からメールが入り、ディスカッションができる。これもHPのひとつの楽しみ・・・である。)

 岸下さんのHPは、これまで作られた品物の展示だけでなく、仏像の修理手順等資料のほか、おもちゃについては、木だけでなく、竹を使ったおもちゃもあり、作り方の説明本もある。ぜひ、一度覗かれたら・・・と思ってご紹介します。

 ここで一つ、研究会からのお願い!
 岸下さんのメールは、返事が、うまく着きましたが、実は、迷い子になるメールが結構多いのです。出して頂いた方にも申し訳ないし、返事を出した小生もがっかりします。メールを戴く際は、メールアドレスを間違われないよう、よろしくお願い申し上げます。
 岸下さんのHPは如何でしたか。生業をベースに色々なことに挑戦される岸下さんの益々のご活躍を祈ります・・・。
H17.11.9  先日、知り合いの会社を覗いたら、作業場の片隅に海水魚の水槽が置いてあった。中を見ると、大きな岩にイソギンチャクが引っ付いてユサユサとしており、クマノミがその中に潜ったり、出たり、と、遊んでいる。

クマノミは、見られていることも、小さな水槽にいることも関係なく、勝って気ままに遊んでいる。それを見ているせかせかした現代人は癒されている・・・。

 先日のBS熱中時間でも司会者や出席の人が全員、「癒される」と発した内容のものがあった。1.75gのインドア・プレーン(室内飛行機)がスタジオで実際に飛ばされた時のことである。

 もともとインドア・プレーンは、ゆったりと、時を忘れるかのようなスピードで、長時間の飛行を競うようなものであった。このゆったりと飛ぶ「さま」に、見る人は、癒されるのであった。

 番組に出られた藤沢市の田中さんという方は、インドア・プレーンを作っておられるが、モーターや電池のついた電動式で、しかも赤外線のリモコンがついた無線操縦式である。

 田中さんは、これをインド・プレーンの特徴であるゆったりと飛ばそうと妥協を許さない。ゆったりと飛ばすため、重量を軽くするための極限までの挑戦が続けられる。

 バルサ材はアメリカから取寄せた均質のものを細く裁断して使用し、赤外線の受光素子は、余分な部分は削り取られる。携帯電話用のモーターも、プロペラを廻すギヤーなども必要最小限に軽くする。垂直尾翼を動かすコイルは、今にも切れそうな細い線を使って製作される。6時間も要した。こうして出来あがった飛行機は、1円玉2枚より軽い1.75gとなった。

 スタジオでの飛行が始まった。気流の乱れを嫌うため、出席者は動かない、照明は落とす、など、皆が息を潜める中を、無線操縦された飛行機は、ゆったりと飛んだ。見る方も息を止めるような感じで、終わった瞬間、皆が「癒される」と叫んだ・・・。

 当の田中さん、まだ研究の余地がある。これからも挑戦します、と言われたが素晴らしい研究人であった。
 世の中には様々な研究人がおられるが、この方も本当に素晴らしい方であった・・・。
H17.11.2  本日放送のNHKのクローズアップ現代、「分析バレンタイン魔術ロッテ」という番組は面白かった。

 阪神がまさか4タテを喰らうとは思っていなかったが、交流試合を見た時からロッテと当たったら勝てないな、と思っていた。それが、番組を見て納得できた。

 1つは、バレンタイン監督のデータ分析にある。勿論、岡田阪神にもあり、打者への攻めもあったようだが、ロッテの方が有効だったようだ。取り上げられた今岡選手や藤川投手などの攻略は、試合中の両選手の様子がダブって、良く分かった。付け加えるなら、2番の鳥谷選手。試合中に解説者も言っていたが、1塁に出たら、せめて盗塁をするぞというジェスチャーでもせえ、ということ。分析されているからピッチャーは牽制球も投げない。打者に専念できる状態を作らせ、1塁ではサボっている状態。

 2つめは、経営でもよく言われることだが、業界の常識を鵜呑みにするな、つまり、「非」常識、「脱」常識、ということ。1番は、赤星みたいに足の速い男を置き、3〜5番で走者を返す、という打線の組み方の常識。バレンタイン監督は、これは、1回しか有効でない筈、毎回の攻撃で同じような攻撃の出来る打線、即ち、9人の選手のどこからでも同じような攻撃が出来るという打線の組み方を考え、常識に従わなかった・・・。

 3つめは、選手の起用法、意識改革である。データを示すことで選手に気づきを与え、先入観なく、相手を良く知り、常にバックアップの視点を忘れない。それが、選手の力とやる気を引き出した。

 「勝てば官軍」と言われるように、勝っていれば岡田阪神も褒められることが多々あった筈だ。でも、ここまで完璧にやられたのだから、あっさりと認め、バレンタイン監督に拍手を送ろうではないか。
 データ野球というものの効果の程を教えられた試合であった。選手も役者になる必要がある・・・?
H17.10.26  昨日、BSの経済関係の番組を見ていたら「柿しぶ」の話が出ていた。

 大阪の「十三(じゅうそう)」という所、阪急電車が京都線、宝塚線、神戸線に分かれる所に、昔から「柿しぶ」というカンバンがかかった家があり、「柿しぶ」というものを知り、商売が成立つことを知った。

 今までは、染料などに使われていたらしいが、最近では用途開発され、いろいろな製品に使われている。

 一つは、消臭液の材料として使われる。柿に含まれるタンニンが機能するらしい。自然食品ということから、体や環境にやさしい、ということで人気がでているそうだ。

 びっくりしたのは、金物の防錆処理液として使われていることだ。松脂を入れるそうだが、今、注目を浴びているのは住宅建設用の金物らしく、体にやさしい、ということで評判らしい。自動車など密室状態で人と関わりあう部品などにも使用されるかもしれない。

 「柿しぶ」を作るには、柿を1年半ほど熟成させて作るようだが、メーカーも受注が伸びているようで、今までのように「のんびり」と作らせて貰えないかも知れない。遠心分離機などを使って短期間に「柿しぶ」が作れる技術も開発されているようだ。

 今まで捨てられていた資源の有効活用と共に、伝統技術にも革新が訪れそうだ。久し振りに通ってみたら、あの「十三」の「柿しぶ」のカンバンも新しくなっていた・・・。
 環境や体にやさしい、という意識が高くなった。それをキーワードに商品をもう一度見直す必要がある・・・。
H17.10.16  今週もBSの「熱中時間」の続きを書かせて戴く。「蒸気船」を作る、のと同じ時に放送された中から、2人の方の趣味について、である。

 1人の方は、東京在住の阿部さんという方である。彼は、無線操縦ヘリを200機以上製作されている他、実物のヘリコプターも持っておられるというヘリコプターの熱中人である。

 小学校の頃にヘリコプターに目覚め、特に、川崎・ベル47が大変好きだそうで、20歳の時にアルバイトで100万円貯めて、廃棄される実物のヘリを購入したのがその第1歩だそうだ。

 今では、実物のヘリを10機ほど持っておられ、ボランティアの方と「ヘリコプター歴史保存協会」を設立され、次の世代の若い方にヘリの素晴らしさを伝えていきたい、と頑張っておられる。ヘリの博物館を作るのが夢だそうだ。

 もう一人の方は、和歌山在住の平山さんという方で、自宅にジェット旅客機のコックピットを作り、コンピュータと連動させてフライトのシミュレーターにしてしまった方である。

 仕事の合間のホビーということで、7年前から、改良を加えながら製作を続けておられる。目の前に大きな画面があり、操縦桿以外にもレバーや様々なSW、計器類が取付けられており、操縦感覚を味わえる。
 
 お二人のお話を聞きながら、個人がシミュレーターを導入する時代になってきたのではないか、と思えた。大きな画面や高機能のコンピュータやソフトが比較的安価で入手できる。振動や音、それに加速度Gを感じさせるテクニック等を使って、飛行機・自動車・オートバイだけでなく、宇宙空間や月世界などのソフトを活用すれば、様々なシミュレーターが出来るのではないだろうか。
 飛行機は大人になっても興味が尽きない、楽しみを与えてくれる乗り物である。グライダーも大好きだ・・・。
H17.10.10  久し振りにBSの「熱中時間」を見た。「蒸気船」を作る、という興味あるタイトルだったからである。

 登場された方は、グループサウンズの一つ、「想いでの渚」でヒットを飛ばされた、ザ・ワイルドワンズのメンバー、ベースギターの島 英二さん、57歳である。

 彼は、ミュージシャンだが、趣味として「蒸気機関」に造詣が深い。そして、イギリス等欧米では多いらしいが、日本では珍しい「蒸気船」、それも人が乗れるものを仲間2人の方と作ろうと決意される。

 ボイラー製作と船の調達は仲間に頼まれたが、「蒸気機関」は島さん自身が製作された。イギリス(?)から取寄せたキット(とは名ばかりで、鍛造(?)や鋳物、丸棒の材料に設計図がついているもの)を購入し、島さん自身が卓上旋盤で削るのである。

 なかなかの腕前である。そして粘り強く加工を進めていく。例えば、ピストンとクランクシャフトをつなぐコネクティング・ロッド(通称コンロッド)の加工も、編心したシリンダ本体の加工も、出来るのかなあ、という心配をよそに、見事にクリアーしていく。

 キットには、メーカーの、機能面は勿論のこと、デザイン面での「こだわり」がある。ただ動けばいいという考えではなく、エンジン作りの楽しみを与えてくれる「こだわり」を尊重したい、と島さん。(耳の痛いことをおっしゃる・・・。)
 
 エンジン組立途中、クランクシャフトとコンロッドを結合し、手でコンロッドを押して回転させた時の少年のように輝く顔。蒸気船が完成して、試運転をしている時、島さんが「夢が実現しちゃった。夢がかなうことは、こんなにうれしいことなんだねえ・・・。」と感慨深そうに話される様子に、惜しみない拍手を送った。
 蒸気機関を動かしている時や蒸気船を試運転している時に汽笛を鳴らしていたが、本当に楽しそうだった・・・。
H17.10.2  今年のプロ野球は、セ・リーグでは阪神タイガースが優勝したが、前回と比べて何となく静かな感じがする。一方、西武や巨人で活躍した清原選手が巨人を退団するニュースも伝わってきた。

 朝日TV、サンデープロジェクトに出演した元阪神監督の野村克也監督は、チームのカギは、キャッチャーが握っている。古田、矢野、城島選手など強いチームには、優れたキャッチャーがいる。また、ピッチャーは、球種を1つでも増やし、投球の幅を広げ、打者との勝負の中で、何のために、ここで内角を投げる必要があるのか、などを考えなければならない。

 一方、人間としての面でも厳しい。清原選手がピアスをしているが、その精神構造は理解しづらい。(そういう点では、阪神の井川選手も理解しづらい部類だ・・・。)管理野球といわれた川上監督は、人間教育に熱心だったそうだ。結局、球団再生は、プロ意識を持つ、という意識改革ができるか、ということらしい。

 今年、阪神では片岡選手、巨人では江藤選手などかってのホームランバッターが代打で登場することが、度々あった。しかし、パッとしなかった。

 「代打の神様」といわれた元阪神の八木選手、八木さんが、野球の解説者として出られた時のことである。ピッチャーがどういう気持で投球をしてくる、次はこういう球が来る・・・、ということを、本当に良く分析して話されたのにびっくりしたことがある。この分析があってこそ、あの代打成績なんだ、と感心した。
 
 かっての大打者は、今までは腕力勝負であった。何時も出ておれば、ピッチャーも打てるボールを投げてくるチャンスは多くなる。しかし、代打ではそうはいかない。たった3球で勝負が決まるのである。頭脳勝負に変わっていることを意識し、チャンスに活躍して欲しい、と願っている・・・。
 八木さんの解説を聞かれたら、彼の分析力に驚かれるに違いない。ただ、あまり解説の機会がないのが残念・・・。
H17.9.26  2,3日前、NHK・BSで、「ドイツ鉄道の旅」という番組が放映された。関口知宏さんという方が旅人である。彼は、NHKの鉄道番組に何回も出ている人で、今や、鉄道番組には欠かせない旅人である。俳優さんとしての実績は知らないが、ごく普通の雰囲気を持っていて、しかもスケッチが得意である。

 今回の旅は、フランクフルトからツークシュビッツェという所までの旅で、「絵と音楽」で旅を表現する、という命題らしい。旅を始めてから「虹」という詩を書き出した。それが出来たら英語に直し(彼は英語が出来る)、それを旅の途中で知り合ったデンマークの青年と少し年配の地元ドイツの人の協力を得てドイツ語に翻訳する。読み方も聞いてはルビをふって、発音を習得している。

 作曲も演奏も自分でするつもりらしい。ヴィースバーデンという所で30万円程するリュートという楽器を買い、折々に作曲やリュートの演奏をしてメロディーや音色のチェックもしている。彼は相当の努力家らしい。

 ドイツは広大な場所のようで、中世の面影が結構残り、聞いたことのある名前が多く出てくる。レンガ色の街並み、ケルン大聖堂のバロック建築様式、グリム童話のブレーメン、ブロッケン現象のブロッケン、緑の多いベルリン、ポツダム広場、ベルリンの壁の跡、戦時ナチスのメモリアル・モニュメント、ブランデンブルグ門も出てくる。2600万個のレンガで作ったゲルチュタール橋、これは世界最大のレンガアーチだそうだ。高さが78m、長さが574mある。

 旅をすると人との触れ合いがある。作詞の翻訳を手伝った人達、街角の音楽師、列車で知り合った大学生、木彫り工芸師の老夫妻、鉄道の車掌さん、などなどである。小さな触れ合いだがお互いの心に残る触れ合いになるだろう。

 「虹」という歌が完成した。関口さんの作詞、作曲で、演奏も自分でしたらしい。リュート以外の音色も入っていた(?)ようなので多重録音をしたのだろう。曲は、アルプスのヨーデル調で軽快で、途中、変調もあり、詞も良く、なかなかの仕上がり、と思った。
 
 25日の夕方、野口みずき選手(グローバリー)がベルリンマラソンで、日本新記録を出したというニュースを聞いた。ゴールがブランデンブルグ門ということで、先に見ていたので、あそこを通り抜けたのだな、と少し知ったかぶりの気持になった。野口さん、おめでとう。そして関口さん、ますます頑張って下さい。
 写真を撮りに行かなくなって久しいが、こういう旅の番組やスケッチを見ると行きたい気持にしてくれる・・・。
H17.9.20  昨日、よみうりTVで、人力飛行機大会の番組が放映された。
 昔、NHKTVで高橋圭三アナが司会をされた番組で、「事実は小説より奇なり」ということを言われていたが、人力飛行機大会でもそのようなことがあった。

 プロペラ機部門で、最後の日大機がトップになって、距離をどこまで伸ばせるか、が、焦点となった。そこのところで、駆動系に故障が発生した。故障自体が珍しいスプロケットが破損したというのである・・・。

 初期のプロペラ機では駆動系の故障は珍しくなかった。その大部分は、チェンの外れで、操縦者が、チェンの外れたペダルを一生懸命漕いでいる姿は、面白くもあり、哀れであった。特に、飛行機の場合、翼が折れる、操縦者が疲れる、等からすれば、駆動系の故障は、何としても、もったいない故障である。

 今回の故障は、残念だったが、それでも救われている。もっと早い故障で、ターンが出来なかったら、1位になれていなかったら・・・、としたら、もっと悔やむことになっただろう。後輩に後を託すことも出来た。何はともあれ、日大の方々をはじめ、参加挑戦された方々に「お疲れ様」と労をねぎらいたい。

 材料と技術の進展で、人力飛行機も素晴らしい飛行ができるようになった。一方で、お金の勝負になってきたのも事実である。今回実施されたフォーミュラ部門、滑空機の原点を追求する競技は、そういう影響を少しでも排除できる点でも興味がある。

 来年は、人力飛行機大会が始まって30年目の記念大会だそうだ。いろいろとイベントが考えられるようだが、素晴らしい大会になるのを楽しみにしている。
 滑空機の原点を追及するにしても智恵の勝負とハイテク材の活用がポイントになるのだろうなあ・・・。
H17.9.11  土曜日、NHKTVで、ヨーロッパ企業とアメリカ企業で大型ジェット機開発の大競争が繰り広げられており、その中で、日本のメーカーの技術が大きく関わっている、という番組があった。

 お互いの戦略が違うのが面白い。アメリカ企業に水をあけられていたヨーロッパ企業は、アメリカ企業を凌ぐ大型機を開発してリードしようとしているし、アメリカ企業は、航続距離のある中型機で直行便に特化しようとしている。

 大きな機体を軽く、強く、安く作るために、主要部品や、炭素繊維加工、工作機械等に先端技術が必要になっている。その部分に日本のメーカーが関わっている。面白いのは、多くのメーカーが、これまでアメリカ企業の協力会社である点で、その技術をヨーロッパ企業が活用しているところである。

 航空機メーカーに出入りする外国人に、流暢な日本語を話す人が多いのに以前びっくりしたことがあるが、今回も流暢な日本語で話をしていた。また、アメリカ企業の航空機組立工場では、日本の自動車メーカーにならって、あの大きな機体を移動式で組立ている。女性の工場長が、「カイゼン」がすべて、と「カイゼン」をそのまま発音するのと併せてびっくりした。(「カイゼン」は世界共通語になっているとは聞いていたが・・・)

 ヨーロッパ企業の加工担当者が、優れた機械を単なる機械と見るのではなく、日本の文化と技術が優れている、と評価しているのも素晴らしいと思った。

 その日本では、これまた、毎年、琵琶湖で開かれ、多くの人が夢と技術をかけている、2005年人力飛行機大会の模様が放映される。楽しみである。
(放映は、読売TV・日本TV系 9月19日(月)PM9.00〜の予定)
 今から20年程前、翼の加工で、「翼」を作っているのか、「切り粉」を作っているのか、わからない程のヘビーな切削加工をやっているのを見て、これは設備の競争だ、と思ったが、メーカーの技術とコストの競争は厳しいようだ・・・。
H17.9.5  日曜日、BSで、尾瀬「夏の思い出」音楽祭をやっていた。途中から見たので詳しいことは分からなかったが、「夏の思い出」の作詞者、江間章子さんが今年の3月に亡くなられたのを偲んで開催されたようだった。

 オカリナ奏者の宗次郎さんも出演されていた。話の中で、今までオカリナを1万本程作られたらしいが、演奏に使っているのは、12本だけだそうだ。

 オカリナは、土を焼成して作り上げるものだから、焼成前と後では、容積が減少し、そのため、音程が半音ほど上がる。それを見込んで作らねば成らないので難しいらしい。

 実は、同じような話を聞いたことがある。今年の7月、「ほんとに動くおもちゃの工作、コロナ社」の著者である加藤 孜先生にお会いした時に、先生からオカリナを作ってみませんか、というお話があった。勿論、木で作るのである。その時、工作状況で容積が変わると音程が狂う、土製のオカリナは案外難しいのですよ、というお話であった。

 番組の中で、水芭蕉以外の花々の映像があったが、今まで見たこともない花々の美しい映像があり、改めて、「尾瀬」の美しさ、「夏の思い出」を感じさせてもらった・・・。(木製のオカリナ作りは、「加藤 孜著、ほんとに動くおもちゃの工作、コロナ社」 1200円、に載っています。)
 夏が過ぎて秋の気配が漂ってきた。野山散策にいい季節がまもなくやってくる・・・。
H17.8.30 H17.8.30
 日曜日の夜、円山弁護士が100kmを走破し、北村弁護士に肩車をされるのを見てから、NHKスペシャル「日本の群像、極小コンピューター・技術者達の攻防、世界標準獲得への戦略」を見たが、大変面白かった。
 マイクロソフト社(MS)が莫大な利益をあげ続けているが、これはMSの製品が世界中で使われている、つまり世界標準(グローバル・スタンダード)になっているからである。企業にとって、世界標準を確立することは、大変なことだが、莫大な利益が待っているのも事実である。

 世界標準を自前で作っていくのも一つの方法だが、ISO(国際標準化機構)をうまく活用するのも手である。JR東日本のスイカなどでも使われているICタグでも、今、アメリカ企業の戦略が着々と進んでいる。
 アメリカ企業の狙いは、ISOで自社のICタグと表示コードを認定してもらい、世界中の企業からICタグと表示コードの利用料を「ふんだくろう」というものである。国防省や欧米の企業550社を巻き込み、150近い特許もからめて推進している。

 これに対し、日本は、経済産業省、松下や日立など大手もいるが20社程度のこじんまりとした企業連合で、頭と技術を使い、アメリカ企業の戦略に則ったISOの規格を、少しでも日本の企業に有利なように変更していく努力を続けている、というものである。
 日本の提案が2つなされた。1つは、コードに関するもの、もう1つは、ICタグに関するものである。
 コードは、各企業がこれまで努力を重ねてきたものだから、世界規格だからといって、アメリカ企業の規格を直ちに採用することは出来ない。それをどのように提案したか。アメリカ企業のコードを否定せずに、包含した体系を提案した。丁度、電話で国別の識別コードがあるようにである。アメリカ企業が提案するコード、各国で使っている企業コードがそれぞれ使える体系である。これは、各国から賞賛され、OKとなった。勿論、アメリカ企業には、どうせグローバルなものは自分たちのコードを使わねばならなくだろう、という読みがあるのだろう。

 ICタグは、アメリカ企業のものは35円する。日立が開発したものは、5円である。ただし、機能は70%しかクリアできない。これは見事に反対された。何故か。日本の企業のみが有利になるからである。当然、アメリカ企業もそれを目論んでいるのだが、日本以外の企業に不利になるという言い方をされれば、各国はその通りと頷くのである。また、提案が遅れたのも不利になったことは否めない。

 交渉には、自分のところだけが有利な状況が表に出てしまうと、事実はそうでなくても、つぶされてしまう。先のコードのように、相手を包含してさらにこうした方が、みんなのためになる、という言い方がうまい交渉術であろう。これはISOに限らない。
 ISOに出席する日本の委員で、活躍されている松下電器の吉岡さんという技術者の方の、「孤立化をさけ、情報を公開し、受身を排除し、もっと外に向かってグローバルな展開をすべきだ」、という言葉が印象に残る・・・。
 色々な交渉に役に立つ考え方であろう。衆院選たけなわである。どこかの政党も参考にしたらどうだろう・・・。
H17.8.22 H17.8.22
 今朝のニュースで、8月13日から岡山県備前市の山間にある閑谷(しずたに)学校で、日本物理学会などの企画による「高校物理コンテスト2005」が開催された、という特集をやっていた。

 応募者190人から選ばれた100人が3泊4日という合宿形式で課題に挑戦した。中には中学生も参加している。

 コンテストは、物理の理論問題と実験装置を使った課題について成果を競うものである。そして中学生が理論の部で見事トップであった。彼いわく、考えていくと解決していく課題で大変楽しかった・・・。

 実験装置の課題は、光エネルギーについてだそうで、青や緑の発光ダイオードを点灯させていたが、床にペタンと座ってテストする者など実験を楽しんでいるようだった。

 何故、物理に興味を持ったか?という質問もしていたが、大道芸でボールを扱っていて、ボールの動きに興味を持って、物理の世界にのめり込んだという若者もいた。彼の大道芸はうまかったし、点数も良かった。

 頭のいい若者がいるんだなあ、と感心したが、自由闊達に振舞っている様子を見ると、勉強というものは、どのようなことから好きになっていくのだろう、と考えさせられるひと時だった。

 もうすぐ長い夏休みが終わって、また、宿題と塾に追いかけられる学校生活が始まる・・・。
 夏休の宿題は終わっただろうか。昨日も夕暮れの小川で網をすくう親子連れを見た。親父さんからは、宿題のにおいを感じたが・・・。
H17.8.8  先日、本を読んでいたらフーリエ級数が出てきた。昔やったなあ、という位の記憶しかなかったが、時間もあることだし、少し調べてみるかと思いたった。

 結論から言うと、小学生、中学生でも理解できるように平易に書かれた素晴らしい本がある。本の名前は「フーリエの冒険」で、トランスナショナルカレッジオブレックス編、ヒッポファミリークラブが発行している。

 フーリエ級数とは、音とか振動など、周期的に変化する波として捉えることで現象を解析するのに有力な数学である。例えば、「ア」という音の波形を見ると複雑な形状をした波形であるが、単純なsinθやcosθの波を合成して作ることができる、というものである。

 複雑な波を最初に与えて、単純な波に分解していくフーリエ展開などもわかりやすく解説してある。また、これに関連して、早苗雅史さんという方が「新フーリエの冒険}というHPで、フーリエ級数や展開を視覚的に体験できるソフトも発表されている(ダウンロード可)。

 今、夏休み真っ盛りである。子供達の夏休みの研究テーマとして取り上げるのはどうだろう。三角関数も分かるようになるはずだ。では、大人はどうだろう。こんな数学何に使えるか、と思われるかもしれない。身近なところでは、株価推移の曲線なんかが該当する、といえば少しは興味がわくだろうか。
 初版は1988年に発行されて2005年には36版になっている。10万冊が発行されたそうで、これからも買い続けられる本だと思う。
H17.8.3  8月2日、経済産業省のお役人による日本版LLP(有限責任事業組合)の説明会が催され参加した。当初の定員は180人だったが希望者が多く、400人が参加する盛会となり、関心の高さが伺えた。

 日本版LLPのキーワードは、人的資源の活用と共同事業の推進である。有能な人の働く環境を整え、また、各社の能力を補完しあうジョイント・ベンチャー(JV)の推進である。

 これが出てきた背景には、米国や英国でLLPが活発化していることもある。特に、競合しているインテルやIBM、モトローラなどが次世代半導体を製造する技術について、共同開発LLC(法人格あり)を立ち上げ、従来、日本がリードしていた半導体製造技術が逆にリードされたことに対する無念や危機感もあるように思えた。

 LLPは、このような企業間のJVや優れた技術を持つ個人と会社の連携、事業の中枢として頑張る人達が出資構成に拘わらず貢献度合いで利益配分を得ることができるような柔軟な組織と運用を目指している。税制でもLLPには課税がなく、構成者課税(パススルー課税)となって税制面の有利さもある。

 これまでの民法の組合が無限責任制であったのに比べ、有限責任制となったことから開示ルールの明確化や責任組合財産の確保という債権者保護対策が取られている。また、脱税防止の意味から出資者全員が業務に参加することを義務付けられる。

 手続きは、組合員による組合契約の作成、出資金の払込・現物出資の給付、組合契約登記申請、組合契約の登記完了、の4ステージで、設立までに概ね10日間を要し、登録免許税は6万円である。
 この日本版LLPは負の利益配分も可能であり、リスクを持つテーマの各社の連携プロジェクトに使えると思う。
H17.7.25  先日、新聞に8月1日より日本版LLP(有限責任事業組合)制度が施行されるという記事が載った。

 これは、経済産業省が創設した制度で、創業、事業再編、産学連携の推進や、研究開発、高度サービス等の共同事業の振興に適した組織として、@出資者の有限責任の確保、A内部自治の徹底が図られるLLP(リミティッド・ライアビリティ・パートナーシップ、有限責任事業組合)制度の創設を行うとともに、BLLP段階では課税せず、出資者に直接課税する仕組み(構成員課税)を適用される組織形態である。

 この中で、Aの内部自治の徹底では、「内部規律の柔軟性」と「柔軟な損益分配」がある。前者は、株主総会や取締役会などを設ける必要がなく、組合員間の合意でスムーズな事業運営が可能である。また、後者は、労務やノウハウの提供による各自の事業への貢献度合いに応じて、出資比率と異なる柔軟な損益分配を行うことが可能である。

 Bの構成員課税の導入は、LLPには法人格がなく、法人税の徴収がない。LLPで損失が出た時に、一定の範囲内で組合員の持つ他の所得と通算が可能である。

 LLP制度の効果は、
 1.大学、ベンチャー、中小企業が、その技術力やノウハウを最大限に活かして、大企業と対等の立場で連携して新しい事業を実施することができる、
 2.大企業が、自社だけでは達成困難な研究開発、設備集約を、複数の企業がそれぞれの製品や技術、資産を持ち寄り、ジョイント・ベンチャー形態で協力し合うことができる、
 3.IT産業やサービス産業など多くの産業で、専門的な知識を有する個人同士が集まって、個人だけでは行うことができない規模の大きな事業を行うことができる、
 など、幅広い分野での共同事業を行うことが可能となり、新しい事業形態による新市場の創出を実現することができる、というものである。(以上経済産業省の資料から)
 8月2日に経済産業省のお役人による説明会があった。180人の予定であったが400人が参加した。
H17.7.13  先日、京都府中小企業技術センター主催で「ものづくりベンチャー支援セミナー」が開催されたので受講させてもらった。

 講演者は、前にNHKのプロジェクトXに出られたカシオ計算機(株)でデジカメを開発され、現在、株式会社 カシオ日立モバイルコミュニケーションズでカメラモデュールの開発をされている末高弘之さんである。

 少しおっかなそうな顔つきだが語り口は柔らかく、ユーモアもある、なかなかの話し上手の技術者であった。

 国内市場ではデジカメがフイルム式のカメラを2000年に生産台数で抜いたようだが、最近では、フイルムを知らない(使ったことがない)子供達が増えているそうだ。

 電子スチルカメラと称された開発黎明期は、デジカメではなくアナログ記録であった。ソニーが「マビカ」と名付けた試作品を発表し、業界は大きな衝撃を受け、マビカショックとなった。業界は、従来技術の陳腐化を知り、電子技術の確立を急ぐことになる。

 エレクトロニクス技術により商品が変わる時、新しい市場に参入してきたカシオ計算機(株)は、プロジェクトを発足させ、商品開発を行い、他社に先駆けて発売にこぎつけた。しかし、事業化は失敗した。

 技術の目新しさはあったが、ビデオカメラに比べての魅力やパソコンが普及していない時代にTVで見る程度のほか画像の使い道がわからなかったのである。
 
 フイルムカメラは120年続いているそうだが、そのカメラが今後も続くのかなあ、と考えた末高さんは、アナログ→デジタルでの画像処理に追いかける意味はあるのではないか、と考えた。

 厳しい研究環境で作った試作機は、「熱子(あつこ)」と「重子(おもこ)」とネーミングされるような物となった。ファンを取り付けるために、ファインダー穴が使用されたカメラは、ファインダー代わりにポケット液晶TVを取り付けた。

 これが、非常に使い勝手がよく、液晶表示を一体化したデジカメとなり、プログラムのデバッグのためにパソコンと接続できるようにしたことがパソコンと相性のよいカメラとなっていく。以前の失敗から社内の信用がない末高さんは、アメリカのパソコン市場に活路を求め、あのビル・ゲイツさんから「パソコンと対等なパートナー」と言われるほどの好評を博す。

 末高さんは、身近にあるものをキャッチする感性や常にそのことを考えていることが必要だ、と言われる。

 さらなる飛躍を求める末高さんだが、2回目の試作の時に許可をくれた幹部は、商品だけでなくデジタル技術の将来を見据えて判断してくれたと思っている。今、自分がその判断する立場にたってみてよく分かる、と言われているが、感謝の念と共に自分への戒めも含んでいるようにも感じられた
 デジカメから携帯電話へと事業発展は続いたが、次は高級1眼レフタイプへの進出になるか・・・?
H17.7.8  中小企業庁の発行する中小企業ネットマガジン7月6日号に興味ある記事が載っている。

 1つは、PL法(製造物責任法)が施行されて10年になるとのことである。メーカーに勤務している人は、この法律の重さを知っていることだろう。
 最近でも自動車等で品質不良隠しが発覚し、それも何回も、で、会社の経営に重大な影響を及ぼす事態となっている、ことを見れば、なおさら重要性がわかる。

 2つめは、マンガでわかる創業・経営革新・新連携ガイドブックの発行である。近くの商工会議所等で入手できる。

 文章ではどうしても読みづらい内容が、事例とともに図表を多く使って、書き込み式になっているので、頭の整理にもってこいである。それに内容も充実している。

 例えば、創業のガイドブックでは、創業者としての資質は何ですか、事業計画書の具体的な内容はどのように書くのですか、採算の取れる売上高はどれくらいですか、経理事務の手続きを教えてください、小切手とはどのようなものですか、資金繰り表について教えてください、事業にかかる税金はどのようなものがありますか、創業の際、資本金があまりないのですが何かよい手立てはありますか・・・等々。

 インターネットでも内容を見ることが出来る。    (http://www.chusho.meti.go.jp/shinpou/manyual.html)
 新連携というキーワードが出てきたが、これは従来の異業種交流みたいなものである。
H17.7.2  先端技術や魅力ある技術の進展が進む現在、そういった技術に触れるチャンスが増加してきた。阪大の中ノ島塾などもその一つで、著名な先生が素人を相手にわかり易く話をして頂ける。

 TVで、ある有名大学が社会人相手にMBA講座をするようなことを聞いたと思うのだが、そういう中で、「日経PC21」で興味ある記事を見つけた。大学の講義教材をインターネットで公開(無料)する「オープンコースウェア」というプロジェクトが5月にスタートした、という記事である(著者:田村規雄)

 参加している大学は、大阪大学、京都大学、慶應義塾大学、東京工業大学、東京大学、早稲田大学の六大学で、覗いてみると、講座のスケジュール、講義ノートなど各講座で用意されている。

 この雛型は、米マサチューセッツ工科大学(MIT)が開始したMITオープンコースウェアだそうで、この成功が、日本の大学にも火をつけたようだ。

 大学により、講座により、公開内容の濃淡があるが、これは大学の開放度や自信の現われのようにも思われ、それもまた興味深い。

 各大学が、世界に向けて知の情報を発信する意義は大きいが、それとともに、もう一度大学で講座を聞いてみたい、という社会のニーズにも応えられることが素晴らしいと思われる。この試みが拡充されることを期待したい。

 大学の講座を見るには、日本オープンコースウェア協議会のホームページ(http://www.jocw.jp/)にアクセスすれば、各大学のリンクがある。
 まだ始まったばかりであるが、特に東南アジアなど海外の人達に受け入れられることになりそうだ・・・。
H17.6.24  今日の朝日新聞朝刊に、先日、朝日新聞主催で行われた「ロボットと暮らす明日」というシンポジュームのダイジェストが掲載された。

 出席されたのは、先の毎日新聞主催のシンポと同じように、基調講演は大阪大学教授の浅田稔先生であり、2足歩行ロボットの起業家である。他には、新聞等で報道された松下電器の社内ベンチャーの方、ユビキタスの家で人間とロボットの共同生活実験をされている研究者の方等である。

 基調講演で面白いなと思ったのは、人間と接するロボットでは、コミュニケーション能力が大きな意味を持つ、というところである。
  赤ちゃんが親とコミュニケーションをとる方法を研究して、ロボットが自ら語る技術を開発できないか、ということである。出来た頃には小生はいないと思うが、何かわくわくするような話ではある。

 トヨタ自動車が万博でロボットのショーをやっているのも、ロボット事業にとってはフォローの風になるようだ。あのトヨタがやるのだから・・・、ということらしい。

 ユビキタスの家については、興味を持っていた。床にセンサーが敷き詰められているのを知った時は驚いた。今までカメラで認識という概念であった。会社の金庫室などに応用できるのでは・・・。

 ロボットの発展の為には、ユーザー及びユーザーニーズとの結びつきがカギになる。現行技術で十分なものもあれば、今後の開発を待たねばならないものもある。ロボットがどういう状態で家庭に入るのだろうか。
 ロボットによるサッカー競技が近づいてきた。7月13日〜17日(一般入場者)インテックス大阪で開催される。
H17.6.19  18日の朝日新聞夕刊、窓・論説委員室から(記事署名:辻篤子)の欄に、元素の周期表のことが載っていた。

 要は、一家に1枚周期表を飾りませんか、という主旨で文部科学省が周期表を作成したら、評判がよくて注文が殺到。6万枚がなくなって増刷中だ、ということだ。

 周期表の中身は、ほとんどが忘却の彼方へと消えてしまったが、水兵リーベ僕の船・・・ぐらいは今でも何とか言えそうだ。それが今、何故?ということだが・・・。
 
 2年前に京都大学教授の玉尾浩平さんという方が、「化学と社会」というシンポジュームで、外国にはカラフルで楽しい周期表がある。日本でもどうかな・・・、ということで、今回のことになったらしい。

 周期表なんか飾って何になる・・・、という考え方もあるが、それにより親子で会話を弾ませて欲しい、というのが玉尾さんの願いである。

 80種類そこそこの元素が、この世界の物質の多様性を生み出している。そのことを認識し、大人がまず驚いてもいいのではないか、とも書かれている。

 ナノテクノロジーなどの技術が脚光をあびる今の時代、改めて周期表を眺めてみるのもいいかも知れない。

 申し込みは、(財)科学技術広報財団へ。A2の大きさで、1枚100円(送料別途)。詳しくはホームページ参照のこと。科学技術週間というホームページでも周期表を見ることができる。ノーベル賞の田中さんも載っている。
 大人になってびっくりすることも大切だが、こういう基礎的なことは、わかりやすく義務教育の中で教えることも必要ではないだろうか・・・。
H17.6.15  愛・地球博で、プロトタイプ(試作)・ロボット展が開かれている(19日まで)。先日、NHKTVの「最新ロボット大研究」という番組で、この展覧会を中継していた。

 初めに人間そっくりのロボット、アンドロイドが出てきた。人に比べやはり愛敬がないかな、と思える。リプリーQ1expoという型式で、このタイプを初めて見たのは1年前だが、その時に比べ、小生の慣れもあり、「不気味の谷」をクリアーしたようだ。(不気味の谷:塾長の独り言DB:NO50)

 小生が興味を持っていたバッティング・ロボットも出ていた。時速160kmの剛速球を打ち返すというロボットであるが、少し、造りが華奢に見えた。少し、期待し過ぎたか。
 
 阪大の新井研究室が開発したアスタリスクというロボットも出ていた。見せ方がうまいなあ、と思った。

 東工大のへび型ロボットは、うまく作ってあるなあ、と感心した。へびを調べて30年間研究、20回のモデルチェンジと言うだけあり、立派なものである。

 興味を持ったのは、九州大学木村研究室のスタディアスというロボットである。6本足のかに型歩行ロボットであるが、足をバタバタさせて2Hもすると決められた方向へ歩いていく。自律制御の本質を見たように思う。

 いろいろ研究されているロボットが多数出ていたが、最後に出てきたCHRIS(クリス)という車椅子の制御方法も面白い。肘につけたセンサーで生体信号をキャッチして各部のコントロールをする。生体信号を活用する機種が今後出てくるように思われる。

 今回出てきたプロトタイプロボットは、2020年ごろに実用化されるようだが、実現するのは、どういうタイプのものだろうか。
 プロトタイプロボット展のもう一つの効果は、よそのロボットとの比較ができることかもしれない・・・。
H17.6.11  日本中をわかしてサッカーW杯の出場が決まった。TVで見るだけの、にわかファンだけれど、うれしい気持には違いない。ジーコ監督のうれしそうな表情が印象的だった。

 過去にも素晴らしい監督が指揮されて今日があると思われるが、やはりトルシエ監督、ジーコ監督の印象が強い。
 報道される内容からは、選手の指導戦略は、トルシエ監督は、徹底管理型、ジーコ監督は、選手自律型のようだ。
 
 サッカーW杯は、来年6月の開催らしいが、ロボットによるサッカー世界大会は、今年の7月、大阪で開催される。サッカーロボットは各大学やベンチャー企業等が熱心に取組んでいる。制御工学面から、ロボットが自律分散型の制御の格好の素材であり、今後の事業の発展性があるからだ。

 自律分散型と聞いて、何となく分かるような感じだが、解釈の1例は、コンピュータの制御の仕方と理解できる。何体ものロボットを1台のコンピュータで制御すれば、全体の動きが把握でき、連携が取り易い。しかし、CPUに負荷がかかって、迅速な応答(クイック・レスポンス)が取り難い。

 一方、何台かのコンピュータで制御すれば、全体の連携・整合を取るのが難しいが、応答は速くなり、柔軟な動きが実現できる。このあたりのさじ加減が難しい。

 丁度、トルシエ監督が前者で、ジーコ監督が後者と言えばわかりやすいか。ロボットも、自律分散型の制御に向かっているように、人間のサッカーも徹底管理型から自律分散型が要求されるようだ。ガチガチの徹底管理型では、瞬時の判断、柔軟な対応に欠けるからだ。

 中田英選手が言っていた。今のレベルでは世界に通用しない、個々人のレベルアップが必要だ、と。自律分散型では、各選手のソフト・ハードのレベルアップが課題になる。一方、ロボットの世界では、新しい型のサッカーロボットが誕生した(9日朝日新聞)。こちらの方は、世界に通用するようだ・・・。
 サッカーロボットの自律分散処理を調べていくと、この制御は面白い。特に強化学習には興味が湧く・・・。
H17.6.8  水芭蕉の話題をTVがやっていた。夏か、尾瀬のシーズンだなあ、と、歌のとおり尾瀬を思い出した。尾瀬は、何と言っても今の季節、水芭蕉が有名であるが、秋の「草紅葉」も「知る人ぞ、知る」である。

 京都の寺院に「草紅葉」ならぬ「床紅葉」で有名な寺院がある。岩倉にある「実相院」である。一度行って見たいと思っていたが、その季節は、人が多いので、「床みどり」という今のシーズンを狙ってみた。

 うまくもない車を運転して出掛けた。今は、ナビゲータという「からくり」があるので便利である。途中、普通では絶対通らない「河原町通り」を、ナビゲータの指示に従って無事通過、宝ヶ池を通り、ほどなく「実相院」に着いた。「床みどり」というのは、室内の黒い床に、庭のもみじが写ってできる「みどりの模様」である。これが秋になると、赤、黄色、緑、と、すそ模様のように床が映える。これが「床紅葉」である。
 
 受付で、写真を写していいですか、と聞いたら、残念、撮影禁止である。総務の広報担当の方と話をしたが、ふすま等の文化財の保護のため、またフラッシュや三脚やと心無い写真家がいるので、禁止しているとのことである。そういうわけで、写真での紹介はできないが、静かなたたずまいの、心落ち着くひと時であった。

 帰りは、平安神宮によって、菖蒲や睡蓮が咲いている庭園を回ってきた。ここは、修学旅行生のメッカであり、多くの中高生が来ていた。帰りは、車の少ない「予想通りの東大路」をナビゲータが指示してくれたので、心安らかに運転することができた・・・。

 明日から雨になり、梅雨に入っていく、と言っていたが、今週は、大丈夫らしい・・・。
 実相院のHPで「床みどり」の大きな写真が掲載されています。ご覧戴きたく・・・。
H17.6.4  阪大中ノ島センター、中ノ島塾の講座の一環として、大阪大学大学院基礎工学研究科、宮崎研究室(宮崎文夫教授)と新井研究室(新井健生教授)を見学させて戴くことができた。今回は、新井研究室をご紹介する。

 新井研究室では、安心・安全空間創出のためのロボットシステム、ナノマイクロハンド、レスキューロボット、ヒューマノイド、超多自由度アーム、その他の研究が行われている。やはり、ここも熱心に研究をされていた。

 講義のときに興味を持ったパラレルメカニズムを使ったナノマイクロハンドを見せて頂いた。アクチュエータには、圧電素子が使われており、ストロークは非常に微小である。その微小な動きが、顕微鏡により拡大され、よく見える。自動ピント機構も備えており、手動操作もジョイスティック等を使って調子よく操作できる。今後は、実機への応用がテーマになると思った。

 横のブースで、超多自由度アームが動いている。高精度、高速、高出力が可能であるので、シミュレータや工作機械への応用がさらに広がりそうである。
 
 ヒューマノイドが専用クレーンに吊り下げられて待っていてくれた(バッテリ含む重量58kg)。デモンストレーションで歩行や片足立ち(命?)を見せてくれた。今までサッカーなどをする小型の2足歩行ロボット等で、よく見た動作であるが、大きなロボット(伸長154cm)が、目の前でやるのを見るのは、初めてである。勿論、事故防止の対策が取られていたが、家庭に入るには、さらなる安全対策が必要になると思われた。産業用ロボットは、結構見たり触ったりしたが、大きなヒューマノイドを触るのは初めてだった。機種は、産総研や例の川田工業などが共同で開発したHRP−2である。このロボットは、プレスによれば、内臓コンピュータにPC/AT互換機を2台使っているだけで、オープンアーキテクチャーである。このため、ユーザー側で自由に応用研究ができるという優れものである。余談だが、このロボットでサッカーを計画しているところはないのだろうか。ともあれ、今後、様々な研究が進むことが期待される。

 レスキューロボットも開発が進んでいるようだ。興味を持ったのは、回転するカメラやセンサーを詰め込んだ透明なカプセルである。地中に投げ込んで生存者を探す。現実にはなって欲しくないが、役に立つだろうなと思う。この他、愛・地球博のロボット展に、この新井研究室からもプロトタイプロボットが参加するとNEDOから発表されている。そのロボットは既に開発が終了しているそうで、その時、お披露目されるとの事である。(このロボットのことが6月7日朝日新聞朝刊1面に掲載されている)

 以上駆け足であるが、新井研究室の紹介を終える。新井教授、井上助教授、研究者の皆様有難うございました。
 今回、大阪大学の研究室を見学できたのは、大変面白かった。特に若い人が参加して戴きたいと思う。
H17.6.1  阪大中ノ島センター、中ノ島塾の講座の一環として、大阪大学基礎工学部宮崎研究室(宮崎文夫教授)と新井研究室(新井健生教授)を見学させて戴くことができた。<前回に続いてご紹介する

 宮崎研究室では、自律分散システム、ヒューマン・スキル、ヒューマンインターフェース、身体運動コーチングシステムなどの研究ジャンルがあり、多くの研究者が、熱心に研究を行っている。

 卓球ロボットと共に研究されている、ボール・リフティング・ロボットというのがあった。台の上で、ピンポン玉を、上に向けてポンポンと打ち続けるロボットである。この研究で面白いのは、画像認識の方法である。普通、カメラは2台使うと思っているが、これは広角レンズ1台で処理がされている。野球でバッターが打ったボールを、外野手が見たとき、物体の認識に使われる人の目の左右の視差には、違いはあまりなく、角度とか、高さで落下点を瞬時に予想している。この考えが原理らしく、なるほど、と頷いた。考えてみれば、瞬間はそうであっても、それから後も、ずっと見ているわけで、そのうち、両眼視差が現れてボールを正確に認識し、捕獲するのではないか。多分、精度に差があるのだろうな、と思うのだが、その時も、ものわかりよく、はいわかりました、と言ってしまったのである。

 自律システムでは、サッカーロボットが研究されている。7月にサッカーロボットの世界大会が開かれるが、このロボットも参加するようだ。サッカー競技は、周りの状況を判断しながら、自分の動きを決めるという、自律分散型のロボットが必要になり、これが、サッカーロボットの研究が盛んな理由らしい。ハードの完成度は高いようで、ソフトの調整中であった。
 
 身体運動コーチングシステムとして、人の代わりにリハビリの練習台になる身体の部分的なロボットも開発されている。力の設定やビジュアル化された力の様子など、リハビリの先生になる人のトレーニング機として使うものらしい。

 いろいろ研究がされていたが、とりあえず以上の研究をご紹介します。研究者の活気が伝わり、有意義であった。改めて、宮崎先生、研究者の皆様にお礼を申し上げたい。      ー次回は新井研究室について・・・ー。
 広角高歪曲レンズによる画像認識は、目の機能を改めて認識するいい機会になった。技術は凄いと思う。
H17.5.29  阪大中ノ島センター、中ノ島塾の講座の一環として、大阪大学基礎工学部宮崎研究室(宮崎文夫教授)と新井研究室(新井健生教授)を見学させて戴くことができた。土曜日だったが、学校には多くの学生が来て、部活に、研究に、頑張っていた。

 宮崎研究室では、自律分散システム、ヒューマン・スキル、ヒューマンインターフェース、身体運動コーチングシステムなどの研究ジャンルがあり、多くの研究者が、熱心に研究を行っていた。女性の機械エンジニア院生がおられるのも時代やなあ、と思った。

 普段、我々にはなじみのない医学界であるが、今、開腹手術が、ダメージの少ない腹腔による手術へと向かっているそうだ。ヒューマンインターフェースとしての医療支援ロボットは、腹腔による手術の支援をするために、腹腔鏡を操作する手術助手をロボットに代行させる。手術助手の操作に気を使うことなく、手術を行う先生の思い通りに腹腔鏡が動かせるので、無用なストレスが発生せず、手術に専念できる。この研究は、関係者に高い評価を受けているようだ。

 また、検査技術の高度化は、早い段階で病気の初期症状を見つけ出すことが出来るようになった。しかし、手術の時に頼るカメラは表面だけしか写らない。このため、検査段階で見つけた、手術時にはカメラに写らない内部の疾患を、手術時にその位置が見える(確認できる)状態にする技術の研究が進んでいる。これも高い評価を受けているようだ。

 学習機能の研究用に開発された卓球ロボットも面白い。これは以前、TVで見たことがあるが、角度が変えられるラケットがXーYテーブルに取り付けてある。2台のカメラでボールを認識し、そのバウンドにあわせ、ラケットを動かしてボールを打つものである。短時間にボールのバウンドを推測し、ラケットでボールを打つことが出来る。そのアルゴリズムはどのようになっているのだろうか。聞き忘れてしまった。

 また、からくり(機構)の異なる、人の腕に似たタイプで、人の動きにリアルタイムに追従し、ボールを打つロボットもあった。ラケットの回転も見事に追従する。どのようなからくりでやられているのか確認するのを忘れてしまった・・・。(この日は天気が良いのに、頭がさえなかった・・・普段通り?)

 ー続きは次回に・・・ー。
 ビデオ画面が普及した説明会が多いが、やはり実物を見て聞く説明は迫力がある。講習会に見学会が付いているのは、関係者にはご面倒をかけるが素晴らしいアイデアであり、今後も機会を得たいと思う。
H17.5.27  数日前、NHKTV、プロジェクトXの放送内容に疑問がある、との問題が提起された、と朝日新聞夕刊に載った。

 内容は、大阪府立淀川工業高校の合唱部が全国で金賞を取るまでの逸話についての放送が、一部事実と異なるとして、学校側が再放送の取り止めを申し入れた、とのことである。

 プロジェクトXは、00年3月に始まってから、リメイクの放送が始まるまでほとんどずっと見ていた番組である。今回のことは、会社等でも機会あるごとにNHKに成り代わって宣伝をし続けた者にとっても大変残念な気持である。

 確かに番組のナレーションに「これはドラマである・・・」という断りがされており、当初からその部分に「引っかかり」があった。これは「ドラマであり、脚色されているからそのつもりで・・・」と言い聞かせながら見ていたのであるが、内容が素晴らしいので番組のファンになったのも事実である。

 記事の中に、NPO法人の方のコメントも載っているが、同感である。ドラマだから、多少事実と違っていても許される、という意識があり、誇張して効果をあげるというパターン化であるとすれば、これは大きな問題であり、視聴者の気持がわかっていない。

 あの番組で、出てこられたゲストの方が落涙されることがある。この涙の重さをもう一度考えて貰いたい。それを見て、自分たちの行動に重ねている視聴者も多い筈だ。また、小、中学校生に見せたい番組のトップである事実も重い。内容と共に、ゲストの涙が彼らに語るものがあることも忘れないで戴きたい。
 頑張った番組だが、協力金などの問題もあったし、もうそろそろ引退の時期なのかな・・・。
H17.5.22  先日、NHKTVの「あすを読む」という番組で、解説委員の小出五郎さんが、科学技術振興機構(JST)がインターネットで無料提供している「失敗知識データベース」を紹介されていた。

 「失敗知識データベース」は、科学技術分野の事故や失敗の事例を分析し、得られる教訓とともにデータベース化したもので、機械、材料、化学物質・プラント、建設分野で合計1135件(2005、5現在)の事例が搭載されている。

 科学技術振興機構(JST)は、この失敗知識データベース整備事業の統括を、工学院大学の畑村洋太郎教授に委嘱し、畑村教授を委員長とした推進委員会(JST畑村委員会)を設け、データベースの仕様や分析方法を検討した。

 このデータベースは、Webで使い方やねらいを畑村教授自身が解説されており、また、詳しい解説書もある。

 ねらいは、最近、日本では、様々な失敗が起こっており、再発防止として失敗事例集などを作っているが、生かされずに、同じ失敗を繰り返している。これは、従来から行われている原因、結果の分析が、責任追及や一件落着にはいいのだけれど、失敗を教訓として生かすための知識の構造化・伝達がうまくいっていないためで、その方法を構築したものである。

 失敗についてのシナリオを、従来の原因、結果の記述から原因、行動、結果のつながりで記述し、原因を幹、行動を枝、結果を小枝とみる「失敗の木」、それらの木が集まった「失敗の森」などで表現する。

 原因、行動、結果はそれぞれ階層構造を持ち、「曼荼羅(まんだら)」に似ているということで「原因まんだら」、「行動まんだら」、「結果まんだら」という名前で分類し、失敗の脈絡は、「失敗まんだら」という名前をつけられている。
 
 「失敗知識データベース」の検索方法は、キーワード検索、カテゴリーから失敗事例を探すなどが用意されている。
 安心・安全な社会の構築が叫ばれている中で、大きな事故や重大な過失が起こっている。こういった資料の活用が期待され  先日、NHKTVの「あすを読む」という番組で、解説委員の小出五郎さんが、科学技術振興機構(JST)がインターネットで無料提供している「失敗知識データベース」を紹介されていた。

 「失敗知識データベース」は、科学技術分野の事故や失敗の事例を分析し、得られる教訓とともにデータベース化したもので、機械、材料、化学物質・プラント、建設分野で合計1135件(2005、5現在)の事例が搭載されている。

 科学技術振興機構(JST)は、この失敗知識データベース整備事業の統括を、工学院大学の畑村洋太郎教授に委嘱し、畑村教授を委員長とした推進委員会(JST畑村委員会)を設け、データベースの仕様や分析方法を検討した。

 このデータベースは、Webで使い方やねらいを畑村教授自身が解説されており、また、詳しい解説書もある。

 ねらいは、最近、日本では、様々な失敗が起こっており、再発防止として失敗事例集などを作っているが、生かされずに、同じ失敗を繰り返している。これは、従来から行われている原因、結果の分析が、責任追及や一件落着にはいいのだけれど、失敗を教訓として生かすための知識の構造化・伝達がうまくいっていないためで、その方法を構築したものである。

 失敗についてのシナリオを、従来の原因、結果の記述から原因、行動、結果のつながりで記述し、原因を幹、行動を枝、結果を小枝とみる「失敗の木」、それらの木が集まった「失敗の森」などで表現する。

 原因、行動、結果はそれぞれ階層構造を持ち、「曼荼羅(まんだら)」に似ているということで「原因まんだら」、「行動まんだら」、「結果まんだら」という名前で分類し、失敗の脈絡は、「失敗まんだら」という名前をつけられている。
 
 「失敗知識データベース」の検索方法は、キーワード検索、カテゴリーから失敗事例を探すなどが用意されている。
 安心・安全な社会の構築が叫ばれている中で、大きな事故や重大な過失が起こっている。こういった資料の活用が期待される。
 JR西日本の大事故から1ヶ月が過ぎた。原因究明や対策が進んでいるが幹部の意識改革はどうだろうか・・・。
H17.5.15  昨日、土曜日、阪大中ノ島センターで、大阪大学大学院基礎工学研究科教授 工学博士 新井 健生先生によるロボットに関する公開講座・中之島塾を受講した。

 話の中で面白いなと思ったのは、パラレルメカニズムという「からくり」である。丁度、皿回しの棒を6本にして皿を支え、棒を押し引きすれば、皿が自由に傾く機構といえばわかるだろうか(但し、皿は回転させない)。

 我々の筋肉のメカニズムがパラレルメカニズムだそうだ。首の動きもそうだし、眼球の動きもそうらしい。眼球の場合、横方向(パン)と上下方向(チルト)の2方向だが、「からくり」は3組あるらしい。「正面を見てチルトする」というのは、3組全部使って実現するそうだ。

 人間が他の動物と違うところは、火と道具を使うところだ、と聞いたことがあるが、特に、日本人は箸を使うので器用だと言われている。その箸の使い方を観察した人はいるだろうか。下の箸は動かさずに、上の箸を動かして品物を器用につまむ。

 この動きを、先生は、パラレルメカニズムで実現された。そして作られたマイクロハンドは、数ミクロンのガラス球をつまんで移動させることが出来た。今後、バイオなどミクロの世界で活躍するハンドになると考えられている。

 人間や動物の体はロボットを設計する時の良いお手本になると言われるが、その実例である。

 
参考書:図解雑学ロボット(新井健生=監修)ナツメ社 P56,62など
 講義は、この他、安心・安全な社会にするためロボットが果たす役割とその開発状況が紹介された。
H17.5.12  2,3日前、手作りのウルトラ・ライトプレーンで空を飛んでいる人の番組がBSであった。小生もウルトラ・ライトプレーンを今から15、6年前、栃木県境の渡良瀬遊水地で飛んでいるのを見たことがある。

 当時、ハンググライダーにエンジンとプロペラを付けて飛んでいた人もいたし、普通の飛行機のような形のものもあった。今回出ていた人は、設計図や材料を米国から調達したもので、本格的な飛行機の形をしたものであったが、費用は150万円程度ということだった。(当時でも140万円位と聞いたと思う)

 高校生の頃、英語に親しもうとポピュラー・サイエンスという雑誌を購入して、その広告に手作り飛行機の広告が出ていて半信半疑だったが、やはり、ちゃんと飛ぶ飛行機の設計図が売られているらしい。(英語は、結局、親しめなかったのだが・・・。)

 出ていた方は、今、56歳で、25、6年も趣味でやっておられ、既に6機を製作されたベテランである。自宅の部屋で機体を製作され、操縦も自分で習得された。ウルトラ・ライトプレーンは、操縦免許は不要であるが、飛ぶには、国土交通省航空局によるウルトラ・ライトプレーンの定義に合致した機体かどうかの審査と飛ぶための規則の遵守・飛行許可が必要になる。

 その定義であるが、単座又は複座で、自重は単座180kg以下、複座225kg以下、翼面積は、10平方メートル以上、最大水平速度185km/h以下、推進力はプロペラで、車輪・そり等の着陸装置を装備すること、燃料タンク容量は30リットル以下、対気速度計及び高度計を装備すること、らしい。また、飛行可能範囲は離発着場の半径3km以内、飛行可能高度は管制区以下(約200m)で、飛行可能範囲でも人家の上は飛行禁止である。

 小生が見た時は、直進しても風に流され斜め前方に進む場面もあったが、自分で空を飛ぶ魅力は素晴らしいものだと思う。夏になれば恒例の人力飛行機の大会がある。今日も頑張って機体を作っている人がいるだろう。今年は、天気に恵まれ素晴らしい飛行結果が出るよう祈っている。
 大空のレジャーも多種になって若者の選択肢は広くなった。安全に楽しんで欲しいと思う・・・。
H17.5. 9 <技術戦略マップの続き>ーロボット分野ー
 基本的な考え方
 少子・高齢化対応、安心・安全な社会の実現、便利でゆとりある生活の実現、のためロボットが期待されているが、非産業用の次世代ロボットの市場は確立されていない。ロボットは、幅広い技術の統合システムであり、垂直連携型産業である。従って、ロボット産業の発展には高度部材産業集積地域が大きな強みとなり中堅・中小企業など裾野産業に大きな波及効果をもたらす。今後20年間程度を見据えると家庭での家事支援や高齢者の自立支援、介護・介助等、家庭内の支援ロボット(ヒューマンサポートロボット)が中心になる、ことが記載されている。
 導入シナリオ
 次世代ロボットの普及は2010年頃。市場創出のため、実用化を目的としたモデルロボットの開発を行う。ユーザーとメーカーによるロボットの役割・機能、周辺の環境やコスト等の議論を行い、ユーザー主導型の取組みが必要。ロボットの開発効率向上のため複数企業の技術によるロボット開発を容易にすることが求められる。次世代ロボットは人に接するので安全面で特に配慮が必要になる、とされる。
 技術マップ
 ロボットの活躍が期待される3分野(医療・公共・オフィス、家庭・福祉、産業用等)で活用するロボットに共通に求められる必要機能を整理し、その機能実現のための技術を分類、さらに要素技術を抽出している。そして要素技術は重点化の評価付けをも行っている。
 例えば、家事支援ロボットや自立支援ロボットは、コミュニケーション機能が必要で、そのための認識処理として、音声認識、対話、ジェスチャ認識、状況推定や学習技術等が必要になる。これらの技術は、ブレークスルー技術(必要度が高く、技術的難易度が高い技術)や市場のインパクト(他分野への波及効果が大きい技術)という評価である。
 ロードマップ
 ヒューマンサポートロボットを中心に、ロボットを取り巻く社会環境、実現するロボットと必要となる技術の実現時期が述べられている。参考図として2025年の生活支援ロボットの利用シーン例(部屋の片付けと自立支援)が載っている。天井を見るとカメラと屋内測位センサが取付けてあり、床には掃除ロボットがいる。空間には、2kg程度のハンドリングができる日常作業支援ロボットや自立支援のための複数作業が出来るロボットがいる。シャワーポータブルトイレは、自走式でサニタリールームへ搬送してくれる、など記載されている。しかし、一番目につくのは、情報のやり取りをするRFIDタグ(無線通信によりデータ交信できる自動認識技術。JR東日本のスイカが知られる)である。今後多用されるのだろう。
 内容が十分伝えきれなく申し訳ない。興味を持たれた方は調査願いたい。
H17.5. 6  5月4日の朝日新聞に経済産業省が発表した技術戦略マップの事が載っている。それによると、2020年には45型の薄型TVが4万円で買える、2025年には介護ロボや掃除ロボが家庭に入る、などと書いてある。技術戦略マップとは一体何だろう。

 技術戦略マップが公表されたのは、今年の3月末で、昨年5月策定した新産業創造戦略の実現には官民の研究開発への取り組みが極めて重要になるので、研究開発投資への戦略的企画・実施のナビゲーターの役目となるのが技術戦略マップである。

 目的は、経済産業省が行っている研究開発投資に関し、その考え方、内容、成果などを国民に説明・理解を得る、重要技術の絞り込み等を行い、研究開発プロジェクトを企画立案するための政策インフラの整備、異分野・異業種の連携、技術の融合、関連施策の一体的実施等を促進、産学官の総合力を結集する、ことにある。

 技術マップは、情報通信分野、ライフサイエンス分野、環境・エネルギー分野、製造産業分野に分かれる。製造産業分野には、ロボット、航空機、宇宙、ナノテク、部材、MEMS(マイクロ エレクトロ メカニカル システム)、グリーンバイオの7つの項目がある。
 
 技術マップは、基本的な考え方、導入シナリオ、技術マップ及びロードマップの項目がある。技術マップとは、導入シナリオを踏まえ、市場ニーズ、社会ニーズ(それに対応した製品イメージ)を実現する上での必要となる技術課題を抽出・俯瞰したもの。ロードマップとは、その解決に至るまでの要素技術やスペックの進展を時間軸に沿って展開したものである。

 具体的な内容は、次回に譲ろう。
 技術戦略マップのまとめには第一線の若手研究者など総勢約300人が参加している。
H17.4.28  もう少し「からくり儀右衛門」こと田中久重さんの万年時計の話を続けよう。万年時計は、48歳の時に構想に着手し、51歳の時に完成した。その生活は、寝食を忘れ、夢を追い続けるものであったらしい。

 しかし、ただ単に夢を追い続けたのではなく、すごい努力家である。時の概念を知るには天体の動きを学ぶ必要がある。仕事を終えた後、8キロの夜道を、1日も休まず、歩いて暦作りの土御門家に通い勉強している。弟子達はその姿を見て言った。夜は誰よりも遅く、朝は誰よりも早い。睡眠は、2〜3時間。その蛮勇は実に恐るべし・・・。

 機構(からくり)にも面白いものがある。季節によって昼夜の長さが変わるため、文字盤上の時刻の駒を上下にスライドする。その動きを実現するにはギヤーを往復回転させたい。一方向の回転しか出来ないゼンマイからどのようにして往復回転させるか。この機構の解明には技術者も相当悩んだらしい。また、内歯、外歯を持つ円盤がある。手仕上げで加工したものだが、700の歯を作る忍耐力と技能も素晴らしい。

 ゼンマイも難しかったようだ。一度ゼンマイを巻くと1年間動く。強いばねを作り、増速機構を用いて、結果的に長時間稼動させることに成功している。バネは時間の関係から復元が出来なかった様子で、最終的には変化球で処理をしたようだ。
 
 番組の中で、復元を行っているプロジェクトメンバーの一人、大手時計メーカーの技師である分解復元リーダーの言葉もまた、感銘を受ける。
 「もの」というものは、設計した人の思想のかたまりである。形を作っただけでは復元に成功した、技術が上になった、とは言えない。その思想を汲み取ることが重要だ。

 からくりを学ぶ者として心したい。
 当時、西洋時計も購入して万年時計に組み込んでいる。そういう西洋の情報持っていたのに驚く・・・。
H17.4.24  昨日NHKTVで「からくり儀右衛門」こと田中久重さんが今から150年程前に製作した万年時計の復元に関する番組があった。(再放送は、25日深夜0時15分から)
 
 普段は国立博物館に展示されている万年時計だが、愛・地球博に展示するために分解して構造を調べ、レプリカを作った技術者達の姿である。
 復元には先端技術者が100名程参加したそうだが、構造を調べれば調べるほど、田中久重のアイデアと加工技術のすばらしさが見えてくる。

 特に、和時計は、日の出、日の入を生活の基準としていた生活習慣に合わせた時計として面白い。日の出を明け六つ、日の入を暮れ六つとして時刻を固定し、季節によって長さが変わる昼と夜を時刻の駒の移動によって修正する。昼が短くなっても長くなっても、日の出は明け六つ、日の入は暮れ六つを指す。それも自動で、である。

 田中久重は、東芝の前身の製造所を作った人であるが、感銘を受ける言葉がある。
 知識は失敗より学ぶ 事を成就するには、志があり 忍耐があり 勇気があり 失敗があり その後に成就があるのである

 高い目標を持ち、挑戦を続けた先人に改めて敬意を表したい。
 和時計の意味がよく分かり、田中久重さんのアイデアが良く分かる番組であった。
H17.4.23  久し振りに京都に出掛けた。車窓から見える木々は黄緑になり、遠くの山々は、薄緑の衣をまとっている率が多くなってきた。薫風香る五月はそこまで来ている。
 
 仁和寺に行ってみた。月曜日に満開と聞いていた御室の桜だが、もう少しあると思っていたが、残念!!、本当に終りであった。

 それでも多くの人が花を愛でに来ていた。境内のあちこちには、つつじが綺麗な花をつけ、新緑がまぶしかった。

 嵐電(らんでん)に乗って嵐山に行く。途中、電車の中で隣に座った修学旅行生らしきお嬢さんから、嵐山と嵯峨野はどう違うんですか、と言われ、一瞬返事に詰まった。前のおばさんの顔を見たが知らんプリされた。

 いや、同じようなものですよ。嵐山を歩いていると嵯峨野になります、と答えになったような、ならんような返事をした。嵐山は、このような高校生や大学生のような若い女性、その他幼稚園の遠足やおばちゃんの集団が一杯で、何しに行ったかわからん状態で、さっさと帰ってきた。
 連休はひどい人出になるだろうなあ・・・。
 新緑の季節になって、京都、奈良の観光地はどこも満員になる。この時期は休憩に限る・・・。
H17.4.20  18日付の朝日新聞、天声人語によれば、米軍はイラクでの治安対策に、地上を走行する無人兵器を投入する計画を進めているらしい。
 
 記事の中で無人兵器をロボットと呼んでおり、ロボットが人を攻撃することになるので、アイザック・アシモフさんのロボット工学三原則にある「ロボットは人間に危害を加えてはならない」のことも記載されている。

 ロボットの定義があるのかどうかわからないが、このロボットの中身は、リモコン式の小型無人戦車のようだ。

 最近は二足歩行の人型ロボットが話題になるので、ロボットといえば、少しは人間らしい容姿、または動きと思ってしまうが、実際のところは人の都合で、自動で動く機械を、ある時はロボット、ある時は自動機と呼んでいる。

 先のロボット工学三原則で、アシモフさんは、また、「ロボットは、何も手を下さずに人間が危害を受けるのを黙視していてはいけない」とも言っている。ロボットと呼ばれた小型無人戦車は、どう動くのだろうか。
 人に対しやさしいロボットになることを願うばかりである・・・。
H17.4.13  先日、NHKTVで自作ロボットを開発している人特集があった。
 その中に、設計に3次元CAD、加工はNCフライス盤を使いCAMでやっている人がいたのでびっくりした。勿論、家庭でやっておられる。
 
 ロボットは、対戦型で、一般に市販キットで10万円から30万円はするロボットである。その方は、基板等は購入し、ボディパーツを自作しておられるようだった。子供はソフト担当で動きのプログラムを作っている。

 奥さんも承認済みで、家庭ぐるみのホビーになっているようだった。ホビーというには少し高いように思うが、それは個人の判断だ。

 ご主人が言っておられたが、初めは自分にはこのようなものは出来ないと思っていた。そういうことをするのは別の世界の人間であると思っていた。やってみるといろいろな事がわかり、今ではかなりのことが出来るようになった・・・と。(やはり足を突っ込んでみることが重要だ・・・。)

 今日(4月13日)の朝日新聞を見ていると家庭用に2足歩行の愛敬ロボット(完成品)が60万円弱で発売になったと出ている。量産型となっているが、どの程度売れるだろうか・・・。
 それにしても家でCAD・CAMをやるのは立派・・・。小生はもっぱらハンドメイクである・・・。
H17.4.8  一気に春めいて桜が満開に近くなった。これで雪柳の満開と桜の満開が同時に見られるようである。

 多くの企業では、4月から入った新入社員が頑張って研修を受けていることだろう。最近の新入社員は、発光ダイオードと言われるそうだ。光るけれども熱くならない、クールである。そう言われればそうだ・・・。
 
 7日は学校の入学式もあった。ピカピカの1年生が誕生し、希望に胸膨らましていることだろう。

 一方、団塊の世代の引退が囁かれる。しかし、考えようによれば、これはビジネスチャンスらしい。昨年6月、経済産業省で策定された新産業創造戦略によれば、現在、50歳以上人口が既に全人口のほぼ4割、20年後にはほぼ5割に達する見込みである。

 我が国の産業がシニア対応の新しいビジネスモデルを開発・確立していくことが出来れば、世界のフロントランナーとして、世界市場で競争力を持つ可能性があるとのことだ。
 NHKTVでも団塊の世代特集をやっているが、確かにビジネスチャンスとしての動きもあるようだ・・・。
H17.4.2   雪柳が8分咲きになって、明日にも桜が咲くような気配になってきた。公園の水生植物栽培場には、秋に悪がきから逃げおおせた小さな鮒が群れを作って泳いでいる・・・。水もぬるんできた。

 4月1日は新年度の始まりで、多くの会社で入社式があった。それぞれ社長さんがいろいろな思いを述べられたようだ。
 
 現代は、厳しい競争の時代だから、あっという間に業績が変化してしまう。果敢なチャレンジ精神で成長のチャンスをつかもう、というのが一般的なところか。

 その為には、個人が強くなり、その集団としての会社が強い会社になるということでもある。サッカーでもそうであったが、個人技とチームプレーが要求されている。

 多くの新入社員が「初心を忘れず」頑張って欲しい、し、新入社員を育てる上司には、親になったつもりで「子どもが育つ魔法の言葉」を使ってもらいたい・・・。
 新入社員も研修で汗を流していることだろう。いい汗になるのか、冷や汗になるのか踏ん張りどころである・・・。
H17.3.28   26日の朝日新聞に筑波大学、山海嘉之教授が研究しておられるロボットスーツの記事が載った。

 何時だったかNHKTVのクローズアップ現代の番組で取り上げられ、その開発を知った。評論家の立花隆さんが、これこそ家庭にはいるロボットと絶賛されたものである。
 
 TVでは開発の最終段階ということであったが、記事では9月から市販され、価格も150万円前後となっている。背中に背負っていたコンピュータもポシェットタイプになり小さくなった。モーターは短くなったのだろうが相変わらず飛び出している。

 さらに上半身をサポートする全身型を開発中で、6月に愛知万博で発表されるらしい。昨年6月にサイバーダイン社という会社を設立され、ホームページもある(HPは少し弱い・・・?)。

 この製品は、恐らく活躍してくれるだろう。期待している。
 筑波大学 山海研究室のHPでも色々情報が発信されているようだ・・・。
H17.3.25   遅くなりましたが「茶運び人形」の簡単な動画、写真、製作編をお届けします。製作編は順次、書き足しますのでお暇な時にどうぞご覧戴きます様。

 作った「からくり」は本当に「機械仕掛け」という感じがする。現在でも、このように感じるのだから、当時としては、非常なインパクトがあっただろうと思う。(「機功図彙」のからくりと少し違うところがあるのだが・・・)
 
 動画を見て戴く時のポイント。
 頭は少しコックリしています。足も少しスイングしています。
 歩いているというよりは、三輪車に乗っている感じ(三輪車の前後の車輪間隔を大きくしたため)。今後の改良点と考えています。

 顔は、「機功図彙」を見て少し伏目がちにしてみたが・・・。髪の毛は付けなかったので、小坊主みたいな感じ。

 また、色々ご意見・ご感想をお願い致します・・・。
 試作結果から改良版を新たに設計してみたい・・・。
H17.3.22  連休の間は久しぶりにいい天気が続いたので各地で交通渋滞が起こったようだ。墓参りに京都へ行った家内も渋滞が続いて大変だったとぼやいていた。

 大変といえば、九州でも大きな地震が起こるし、この頃世界各国で何が起こるかわからない。マレーシアでは海賊も出た。拉致された人が無事に開放されたのは良かった。

 海賊事件のペナンへは小生も行ったことがある。日本企業も多く、リゾート地でもある。パラセールが青い空に浮かんで綺麗だったが泳ぐのは海ではなくプールである。錫とか金の製品も売られている。金製品の製造販売店へ行った時、金の鋳造品を触らせてもらった。22金の少し赤い感じの金色で、ずっしりと重かったのを覚えている。

 インドネシア、バタム島の名前も出てきた。シンガポールから船で1時間の距離である。短い距離なのに時差が1時間ある。9時に港に迎えに来てもらうよう頼んでいるとシンガポールを9時に出たらよい。バタムは工業団地が開発され、飛行場もあるが、小生が行った時はまだインフラの整備が必要という時期だった。今は進んでいるのだろうか。

 本当に地球は小さくなった。しかし、天変地異で何時、どこで、何が起こるかわからない。グローバルに活躍する日本人も多く、地球規模で何が起こるかわからない。それに較べると渋滞に巻き込まれるのはまだ可愛い方か・・・。
 全国の地震発生確率が発表された。最近の大きな地震はこの予報以外だというからわからない・・・。
H17.3.16  詩人の江間章子さんの訃報が新聞に載った。「夏がくれば思い出す・・・」の尾瀬にはかかせない歌「夏の思い出」の作詞をされた人である。石楠花色にたそがれる・・・、ゆれゆれる浮島よ・・・、夢見て匂っている水のほとり・・・など何ともいえない情緒ある語彙が並んでおり、中田喜直さんの曲もいいので心がやすらぐ歌になっている。

 小生はこの歌を会社のワンゲル部で教えてもらった。ワンゲル部といっても会社の裏山というには少し大きい六甲山の沢登りをする程度のクラブであったが、歌う度に何時か尾瀬に行きたいものだと思った。

 その尾瀬に実際に行ったのは栃木県に転勤して、写真クラブに入ってからである。5月の連休に若い人達に連れられて出かけた。大清水から入ったので途中の道がきつかった。もうへばりそうになった時、三平峠に着いた。木々の間から尾瀬沼が見えた。これが尾瀬か・・・という思いがした。しばらく沈黙し、面会を楽しんだ。歩く元気も出てきた。

 尾瀬は雪が降って、寒くはなかったが、手が冷たくて困った。山小屋で買った軍手がこんなに暖かいものかとびっくりした。待ち望んだ水芭蕉を見たがそれほど感激しなかった。若手が強行軍で、ついて行くのに必死で、そのせいではないが、写真は漠然としたものが多く、いいのが撮れなかった。

 もう、それから時間がたって、尾瀬も栃木もはるか遠くになってしまったが、心の中では、今も浮かんでは消える風景である。
 故人のご冥福をお祈りしたい。
 写真を勉強したメンバーともご無沙汰している。今日あたり久しぶりに写真誌を覗きに行ってみるか・・・。
H17.3.10  愛・地球博の開幕が近づいているので、TVでも紹介されることが多くなった。9日のNHKTV、クローズアップ現代でも取り上げられた。内容は、NEDO技術開発機構が行う次世代型ロボットの実証試験についての準備状況である。

 博覧会には多くの人が来るので、その人ごみの中でロボットが安全に機能するかという問題、実験室を飛び出して本当に人と触れ合うことができるかという問題が主たるテーマであった。

 安全性については、人の予測できない事態への対応、臨機応変な動きが出来るかということでソフト、ハードの改良が加えられている。しかし、防御と動作は相反するので動作を伴うものがどうなるか・・・。

 人と触れ合うことについては、人がロボットをもっと知ることがカギのようだ。声が大きすぎて理解できない、近づきすぎて画像認識が出来ない等の問題も大きく、人間がロボットに合わせる必要が指摘されている・・・。

 半年間続く実証試験の結果が楽しみである。
 愛・地球博が近づいてツアーの募集が出るようになった。何時行こうかと思案しているこの頃である・・・。
H17.3.5  先日、音楽大学の演奏会があり、その中でマリンバの演奏を聞くチャンスがあった。舞台にかなり近い座席で、表情までもよくわかった。

 演奏者は大学院の1年生ということであったが、舞台に紹介された時は少し恥ずかしそうで、はにかみに似た表情であった。しかし、演奏が始まるともう自分の世界で、バックの演奏とテンポを合わせながら、4本のマレットを軽妙に扱いながらリズミカルに演奏を行っていく。

 2曲ほどだったが素晴らしい演奏で、聴衆の拍手とバックの演奏者達の床を踏みならす賞賛の音がハーモニーとなって雰囲気を盛り上げた。その時、当の演奏者の表情は、やはり始めの時と同じような、はにかみに似た表情に戻っていた。

 前回、世阿弥の初心忘るべからずをテーマにしたが、この若き青年にも今の気持を持ち続けて欲しいと思った。恐らく何時の日か名声が高まっていくだろう。その時でもそのはにかみに似た気持を持っておればさらに精進していくのではないだろうか。

 まもなく卒業式である。多くの若者が初心を抱えて巣立っていく時である。
 音楽を志す学生には女性が多い。吹奏楽にも女性が多かったのにびっくりした・・・。
H17.3.1  2月は逃げると言われるように早く過ぎ去り、はや3月である。梅が満開になり、桃もまもなく咲き、そのうち桜の便りも聞くことになる。春である。

 春は人生の節目の時期である。入学式や入社式など初心忘るべからずと思うことが多々ある。その初心は遠くに行って今では「何が初心だったか」と思い出せない・・・。

 初心忘るべからず、と言ったのは世阿弥であるが、その初心に対する解釈が少なからず違うらしい。世阿弥の言う初心は、段階ごとに経験する芸の未熟さ、という意味で、我々の思う志や決心的なものではないようだ。それに初心には3つのシチュエーションがある。

 1つは、修行を始めた時の初心であり、2つめは、時々の初心、3つめは、老後の初心である。これは「花鏡」という著書に書いてある。普通、我々は、2つめの時々の初心というシチュエーションで使っている。

 老後の初心、というものがある。老後に及んだ後も初心忘るべからず、ということで、今流で考えれば第1線を退いた時の心構えになるか・・・?

 人生の応援歌の一つに、サムエル・ウルマンの「青春」の詩をあげてきたが、世阿弥の「初心忘るべからず」も追加していいと思う・・・。
 初志貫徹と思っていたが状況の変化により思いが変化してくる。時々の初心として考えれば少し心が安らぐ・・・。ある方の便りから。
H17.2.22  2〜3日前のNHK番組で卵の値段というものをやっていた。普通1個26円程度らしいが100円のもの、500円のものもある。びっくりして家内に聞くと、今頃何を驚いているの?常識よ、と言われてしまった。

 そういえば、サッカーワールドカップ予選の時に聞きに言ったマーケティングの講座で、食べ物の話が出ていた。食事というものは、始めは胃で食べていた。それが口で食べるようになり、目で食べるようになってきた。

 今は頭で食べるようになっている、と聞かされて、そんなものかなあと思っていた。確かに100円の卵は体にいいという話しだし、出ていたタレントさんも体にいいのなら買わなきゃ、と今までの卵が駄目なような言い方をする。500円のものは、ブランド品のようである。

 確かにあくせく苦闘してニューカッスル病や鳥インフルエンザといじめられたら生産者もたまったものではない。卵の値段が下がらない、というぼやきも聞こえるが、生産者も頭を使い消費者の頭に訴えるようになったのだろう。

 そうしたら、今度は、イチゴの話が出てきた。普通、1個20〜30円程度らしいが500円のものもあるそうだ。やはり、食べ物にも頭の時代がきたようだ。小生はすぐ頭に来る方だがこちらの方は得にならない・・・。
 先日の新聞に繊維製品の中国への逆輸入の記事が出ていたが、やはり知恵がキーのようだ・・・。
H17.2.16  先日から2回ほどナノテクの話を書いた。大阪大の中ノ島センター公開講座(川合 知二教授)を受講して書いたものである。

 先週も受講したが、受講生に中学1年の子が母親と一緒に来ていた。事務局の人が、最後だから先生に何か質問したら、と勧めた。「はい」と言って質問した内容は難しい内容だった。先生が大変うまく話をされたので、その子にとって将来を決める出来事になったのではないかと思うほどだった。

 小生の横にいる人は、小生より上と思われるおばあさんである。先生の話に盛んに相槌をうつ。楽しそうだ。勿論、会社人もいるし、大学生もいる。難しい質問をする人が多い。それだけ関心があるということだろう。

 先日、NHKで新しい青色の発光ダイオードを開発した東北大の教授の話があった。10年経っても実績の少ない教授は職位を保証されないらしい。阪大がどうだか知らないが著名な先生が分かりやすく一般人に話をされるのは大きな環境変化である。

 続いてロボットの研究について公開講座が開かれる。今度は研究室も見学させてくれるらしい。早速申し込みを行ったが聞きたい講座のアンケートもあった。門戸がかなり低く、広くなっているようだ。環境変化を個人でも活用できるのがうれしい・・・。
 漠然とわかっているようなナノテクであるが、実際に話を聞いてみると頭が整理されて興味が湧いてくる・・・。
H17.2.11  先日のサッカーワールドカップ予選には日本中が沸いた・・・。しかし、当方は、うかつにも講習会受講を申し込んでおり、キャンセルまでして見るほどでないか・・・と受講の方を選択した。

 今日は受講生は少ないぞ・・・と思って出かけると予想は完全に裏切られた。60人ほどがぎっしりと来ており、その熱心さにびっくりすると同時に小生の受講態度に少し恥ずかしい思いがした。

 講義は晩の6時半から9時までで、受講生の多くはサラリーマンである。日中の仕事を終えて受講しているのでしんどいと思うが熱心に聞いている。やはり、こういう時代であるから実力をつけようと頑張っているようだ。

 小生は、まあ何かの足しに・・・位の気持で受講しているのだが、頭の錆び落としには好都合だし、みんなの気迫を感じていると気合が入ってくる効果もある。

 その中にこんな話があった。儲けよう、儲けようと考える前に会社や製品に対する信者を作りなさい。儲けるという字はそのようになっていますよ・・・。

 10時を過ぎて家に帰りサッカーの結果を聞く。日本が勝った。あまり興味もなかったサッカーだが、これからはつられて見るかな・・・。
 地方自治体の企業や個人に対する啓蒙活動が活発である。3月も申し込んでしまった・・・。
H17.2.5  偶然、プラネタリウム館のそばを通ったので、何十年ぶりかで覗いてみた。見るのは小学生の頃以来である。

 大きな水色の丸い球の投影装置があり、周囲にはプロジェクターが配置されている。昔のは、両側に丸い球状のものとそれをつなぐ筒があり、黒くていかにも精密そうな機械であった。真中あたりに細い梯子のようなリングがあったのを覚えている。

 日が沈んで暗くなっていくと、昔は子供達がワアーと大きな声をあげたが、予想に反して静かであった。解説員の声は聞きやすく矢印の投影もあった。小さい頃その矢印の投影装置が作りたくて、懐中電灯に細工をしたが、うまくいかなかった。

 冬の星座は、東南の方向に特徴ある3つ星のオリオン座が見えている。その左側、東の方向に光っているのは土星らしい。今月は、オーロラ特集だということで北極の方へも連れて行ってくれる。CGで薄い膜のような感じのものが動いている。

 1時間ほどだったが、弱い頭の疲れが癒された。1月中旬より「衝」といって土星などが太陽に照らされて見える位置関係にあり、見易いらしい。寒くてなかなか夜空を見上げる機会は少ないが眺めるのもどうかな。空気の汚れた大阪でも冬の夜空は綺麗である・・・。
 これを書いた週は天気が悪く、きらめく星座とはならなかったが、そのうちよくなるだろう・・・。
H17.1.30  何時頃だったか・・・、美人が多くなったなあ」と感じた時があった。遺伝子的には、そうそう「とんびが鷹を生む」わけでもなく、とんびはとんび、鷹は鷹」を生んでいるので、美人の数は変わらない、と考えるのが自然だ。

 先日、謎が解けた。女性が使っている化粧品にヒントがある。昔、おばあさんが外出に際して白粉(おしろい)と称して白墨の粉のようなミクロンオーダーの粒子を塗っていたが、現在では、ナノ粒子になっているのだそうだ。化粧品はナノテクの活躍の場である。

 ナノメートルの大きさは、例えば遺伝子のDNAは2nmである。1m位の子供を地球くらいの大きさにした時、ビー球程度の大きさになる。化粧品のナノ粒子は勿論これよりも大きいが、光が透過して透明感を与え、蝶のように燐粉で綺麗に見せる効果も狙うらしい。また、粒子にビタミンEやCの栄養を閉じ込めてお肌に直接浸透させる等もやっている。

 だから、あなたのお隣の美人は案外ナノテク美人かも・・・。ナノテクを利用した製品は身の回りにも多く、ロボットにも活躍の場が期待されている。
 (大阪大・中ノ島センター公開講座 「未来を拓くナノテクノロジー」 産業科学研究所所長 川合知二教授より)
 ナノテクノロジーの様々な応用分野を聞くとびっくりしたり感心したりする・・・。
H17.1.26  昨日の京都新聞に”幻のからくり人形「文字書き」を再現”という記事が載った。からくりの世界で「からくり儀右衛門」と言われ、東芝の前身である会社を創立した田中久重という人の作った「からくり人形」についてである。

 このからくりは、江戸時代末期に外国へ持ち出され、以来、約百五十年間行方が分からなかった「幻のからくり」とされていたものである。昨年11月、大阪のからくり研究家の東野さんという方が発見・持ち帰られたもので、これから修復されるらしい。

 その人形は、ぜんまいにより右手に持った筆に硯の墨をつけ、正面の板に張られた紙に文字を書くという。これが、名古屋で開催される「愛・地球博」で公開、実演される。(9月18,19日)

 「愛・地球博」は塾長の独り言でも書いたように、次世代ロボットの展示、実証試験会場でもある。これに「幻のからくり人形」が登場するとなると、名古屋へは行かずばなるまい、という気にさせられる・・・。
 少し変わった方法として、名古屋へ行くのに「青春18切符」を使う手はどうかな・・・?よおく考えよう・・・。
H17.1.21  前回、取り上げた2007年問題は、1昨年には既に話題として出ていたようだ。

 もともとの引金は、企業の情報システムを支えてきたベテランSEが引退し、中身を熟知したベテランの不在によりトラブルが出てきている」ということにある。

 情報化を担ってきた人材は、1947年生まれとその前後に集中している。2007年には1947年生まれが60歳になり、定年を迎える」のでこれに拍車がかかるのではないか」ということである。

 だからといって、情報化だけか?というとそうではない。団塊の世代と言われた多くの人達は、各企業の中枢で頑張ってきたのである。そういう人達が抜けた時に、同じ問題が起きないか」というものである。

 いろいろな場面で日本の躍進を支えてきた、馬車馬のように働いたハードの引退だけでなく、ソフトも引退していく時代になったのだろう。
 団塊の世代の引退がこれから色々な場面で話題になるだろう・・・。対策は早めに・・・である。
H17.1.17  1昨日、1月15日に毎日新聞大阪本社主催のロボット産業に関するシンポジュームがあり、聴講させてもらった。内容については、毎日新聞21、28日の夕刊に掲載される予定)

 基調講演は、薬学博士の作家、瀬名秀明さんが行ったが、中で興味をひいたのは、2007年問題というものである。団塊の世代の人が定年になるので労働力人口が不足し、ロボットの需要が伸びるのではないかというものである。

 幾つかのメーカーのロボットが紹介されたが、まだ「冬の夜明け」状態である。技術者の柔軟な発想とフィールドを飛び出す行動力が必要と思われる。

 阪大、浅田教授のコーディネートによるメーカー、ジャーナリストなど5人の方々のパネル討議があった。時間が不足し、討議というところまでいかなかったが、浅田教授の熱意とヴイストン社大和社長の真摯な態度が特に印象に残った。
 2007年問題を調べていくと1昨年には既に話題として出ていたものらしい・・・。
H17.1.8 H17.1.8
 1月6日だったか、NHKTV「クローズアップ現代」という番組で、「夢の技術ロボットスーツ開発」というものを放映していた。夜の時間帯だったので見られた方も多いと思う。

 そのロボットは、筑波大学大学院、山海嘉之教授が10年をかけて研究されているパワーアシストロボットで、完成が近い。人間を助けてくれるパワーアシスト装置で身近なものは、最近では、電動自転車がある。女性でも楽に坂を越えられると人気商品となっている。

 筑波大学大学院のロボットは、人が歩くのを助ける装置である。何年か前に、アメリカをまわるクイズ番組の罰ゲームで、エンジンで無理やり足を動かす装置があったが、それとは大きく違う。

 人が歩こうとする意思を感じて動作をする仕組で、メカトロだけでなく医学的な研究も含める複合技術となっている。また、プログラムにもAIが組み込まれて自己学習もするようだ。

 同席された評論家の立花隆さんは、これこそ家庭に入る実用性のあるロボットだと賞賛された。今後の発展・活躍が見込まれる。
 各非産業ロボットのメーカーはロボットの発展を模索しているが確かに有効な分野である・・・。
H17.1.4  今日から御用始めの所も多い。朝の電車は何時ものラッシュではなかったが少し多めであった。

 今日は、近鉄阿倍野店でのロボット博を見に行く。色々なロボットを一同に見ることができ、阪大浅田教授の話もある。子供向けだろうから、少し遠慮もせないかんと思うが、こういうイベントは意外とわかりやすい。

 昨日の朝日新聞に「”プロ”出前授業」という記事が載っていた。文部科学省が来年度からの開催を計画しているらしい。子供達の「理科・算数離れ」を食い止めるためだ。

 いろいろなイベントや授業の工夫によって、理科・算数に興味を持つ子供達が増えることを願っている。小生の場合は、小学校5・6年に担当して戴いた先生の、ラジオやテレビを作る話、写真を撮って現像などを自分でする話、等に接しているうちに、それらが好きな子供になっていたのだが・・・。
 文部科学省の施策を見ると初等中等教育からポストドクター等まで連続性の取組を推進している・・・。
H17.1.1  HP訪問ありがとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年、「からくり」の世界に少しばかり足を踏み入れ、先輩方の足跡をたどった。「機功図彙」の著者である細川さん、「歩行おもちゃ」を紹介された先生方には共通する想いがある。この想いを、少しでも伝えることが出来たらと思う。

 今年は、まず「からくり」の原点とも言うべき「茶運び人形」を研究したい。多くの研究された先輩がおられるので、その足跡をたどりながら、自分なりの情報が発信できたら、と考えている。

 お正月からロボット展やらロボットに関するシンポジウムがある。現代の「からくり」であるロボットが市場で認知される時を待っている。いろいろな情報を取り込んでいこうと考えている。
 昨日3日から茶運び人形の寸法を当たり、図面化してみた。足の取付け位置や茶碗の保持する位置などを検討している。これが開発の時の一番の楽しい時である・・・。
H16.12.28  今日は多くの会社で御用納めである。今年も終わったか・・・、来年は頑張らないかんな・・・、と思う時でもある。

 少しブルーな表現になったが、そういう人ばかりでもあるまい。今年はよく頑張った。来年はさらに飛躍をするぞ・・・、という人もいる。

 経営力というものは、規模にもよるのだろうが、規模の大小だけでなく、何かしら嗅覚に似たものもある。猟師が獲物を近くに感ずるように・・・。

 小生の身近にもそういう嗅覚を持った人がいる。初めは無茶じゃないか、と思ったが、結果的には、先端技術を導入したことで業績が尻上がりに向上し、毎日忙しい日が続いている。彼とは、30日に御用納めをすることになっている・・・。
 我が家にもいくつか大きな出来事があったが、その今年も暮れてゆく・・・。この1週間は早い・・・。
H16.12.23  「茶運び人形」研究塾では、「機功図彙」の研究を一通り終えました。
 掲載にあたり参考にさせて戴いた、研究者の方々(こちら)に改めて感謝申し上げます。

 「機功図彙」の研究を行いながら思ったことは、本当にお茶碗を運べるようにしたいという事である。そのために、高さや幅をどうするか、三輪車の構造を見直さなければいけないのかな・・・?という想いである。

 駆動系をどうするか、電池によるモーターは使わないようにしよう・・・、等とも考えている。昔、同僚がフライホイールによるエネルギーの蓄積を話していたことも思い出した・・・。

 HPにお越しの皆様の構想は如何でしょうか・・・。
 「茶運び人形」の寸法を調べていくと高さ(約280mm)の割に横幅(約130mm)が短いような気がする・・・。
H16.12.21  今日は冬至である。TVで、「柚子風呂に入って元気になろう・・・」と言っていた・・・。

 もうすぐお正月というのに暖かい日が続いている。公園の「こぶし」や「もくれん」のつぼみがふくらんで、雪柳にも白い花が見られた。

 暖かい日はありがたいが、それでは困る人もいるだろう。小生も若い時は、各地の雪便りが気になったものだ・・・。

 高校生に「からくり」の話をするチャンスがきた。flash(macromediaの商標)やExcel・Powerpoint(Microsoftの商標)を使った講義をしてびっくりさせてやろうと、今日も資料作りに忙しい・・・。
 暖かいと言っていたら少し寒くなってきた。これが本来の姿だが・・・。花はどうなるのかな・・・?。
H16.12.18  来年1月2日〜5日、大阪、近鉄百貨店阿倍野本店で開かれる「ABENO ロボット博」が、16日付朝日新聞夕刊で報道された。

 展示されるロボットは約15体で、その中には、先日、「走り」を見せたASIMO(アシモ 今回走るかどうかはわからない・・・。)やサッカーロボットとして有名なVisiON(ヴィジオン)などがいる。

 大阪大学浅田稔教授による最新のロボット技術に関するゼミ(4日午後2.30〜約1時間)やロボット工作教室(有料、要予約)などもあるようなので、大阪近郊で、正月で暇な人、子供孝行されたい方はどうぞ・・・。

 なお、本イベントは、2005年7月大阪で開催予定のサッカーロボット世界大会の記念行事である。
 本件の掲示は、著作権等の問題で数箇所の折衝になった。最後は事務局にHPを見てもらってOKとなった。若い方への話には具体例が有効なので、こういうのを使って著作権の話をしたい・・・。
H16.12.15  13日の夜は、流れ星の天体ショウが見られるとのことで、頑張って10時と12時に夜空を眺めて見たが、残念ながら見ることが出来なかった。前々回だったか、頭上をふあーと流れるのを見たので、もう一度と思ったのだが・・・。

 ロボット関係の情報がないかと思っていたら、来年1月2日〜5日、大阪、近鉄百貨店阿倍野店でロボットのイベントがある。大学の先生の講演会やサッカーロボットのデモンストレーションなどがあるようだ・・・。

 大阪近郊で、正月で暇な人、子供孝行されたい方はどうぞ・・・。
 大阪近郊でない方には申し訳ないが、ロボットのイベントについて、もう少し詳しくお知らせします・・・。
H16.12.10  「茶運び人形」研究塾を開設した。多くの方が研究されているが、やはり、一度は作ってみたい「からくり人形」である。

 「機功図彙」をはじめて見た時の感動が思い出されてきた。ページをめくっていくとそこに「茶運人形」が載っていた。ええっ!と驚きやら、うれしさやら、が押し寄せてきた・・・。

 この「からくり」は、速度調整機構(テンプ)と「ぜんまい」の設計・選定あたりがカギと思われる。

 まだ製作されていない方は、どうぞ、一緒に研究をしませんか・・・。
 ある工業高校の先生とお話していたら「茶運び人形」の話になった。この「からくり」については、調速機構と「ぜんまい」がカギになるだろう。「ぜんまい」については、錘を使うのはどうかなあ・・・という意見で、小生も、選択肢の1つとしているので納得・・・。
H16.12.5  今年最後の月になった。ここ2〜3年、クリスマス用のイルミネーションをする家庭が増え、夜の犬の散歩時の楽しみになっている。

 クリスマスの声が聞こえてきたら、同時に卵の価格が高騰しているというニュースも聞こえてきた。鳥インフルエンザなどの影響で、にわとりの供給体制が控えられ、BSE牛などの影響から卵への需要が高まったうえに、年末の需要増加が加わって、需要に対応できないものであるらしい。

 すぐに体制が整えられないので、経済学で言う「くもの巣の調整過程」になるかと思ったが、年が明ければ年末需要がおさらばするので、この調整過程もその頃には解消になるのだろう。

 来年は、「機功図彙」の最高傑作「茶運人形」を研究したいと思う。
 多くの方が研究されている「茶運び人形」だが、やはり一度は作ってみたい・・・。
H16.11.30  私的なことになるが、今年は母が亡くなったので、何人かの方に喪中葉書を出さして戴いた。電話やメールを戴いた方も居られるが、その中に、「からくり」を作りたいが「難しいの?」、「費用はどのくらいかかる?」という質問があった。他にも参考になると思うのでここに載せたい。

 1.「難しいの?」について  「連理返り」や「五段返り」は形を作っただけではうまく動かないので、少し「忍耐」が必要である。「からくり人形」を製作されている日本の第1人者(私的判断)の人が、「からくりを作るには辛抱できるかどうかがカギ」のようなことを言われているインタビュー記事を読んだことがある。自分もそう思う。学研から「五段返り」が発売され、小生も参考のため購入したが、思ったとおり、うまく動かない時の対策に気を使っているようだ。「歩行おもちゃ」は動画にしているものは、簡単に出来る。寸法は加藤 孜さんの本(こちら)に載っていますのでご参照ください。

 2.「費用は?」について  材料費(加工工数は除く)は、ホームセンターで入手できるものを使えば、「連理返り」、「五段返り」とも500円程度、「歩行おもちゃ」(動画にしているもの)は、200円程度である。木の材料や衣装を凝ると値段はどんどんあがっていく・・・。余談ながら、黄楊(つげ)の木を使ってみたいと探している。おもちゃ作り程度だから多くはいらないのだが、なかなか入手先が見つからない。知っていれば、どなたか教えて欲しいんだが・・・。
 黄楊の木を入手することが出来た。酒井さんの本も入手できた。お世話になった方々にお礼申しあげます・・・。
H16.11.25  年の瀬が近づいてくるといろいろな話題が出てくる。
 先日、来春の「話題びな」の製作状況をTVが放映していた。

 イチローなども当然その対象である。しかし、人物の顔が、似ているようで、似ていないようで、「いまいち・・・」?・・・と思っていたら、店のご主人が話していた。

 著作権(肖像権?)の関係があり、あまり似てると具合悪いんですわ・・・。職人の腕が悪いのとは違いまっせ・・・。

 なるほど。そういうことがあるのか・・・。小生もHP記載にあたって著作権に気をつけているので気持はわかる・・・。

 最近は、知的財産のセミナーなども積極的に行われている。
 インターネットによる通信教育が奈良先端科学技術大学院大学で開催されるようだ・・・。
 パテントについて、身近なところで感じる出来事があった。やはり、意識をしておく必要がある・・・。
H16.11. 18  もう少し歩行おもちゃを研究しよう。加藤 孜さんの本(こちら)には、4足で歩行するおもちゃも紹介されている。

 「4足自然歩行」という名前がついており、何かしら興味がそそられる。しかも、考案者の酒井 高男さんが最高の傑作と言われたというような記述もある。

 参考文献に載っている酒井 高男さんの本を調べに図書館に行く。この4足歩行おもちゃに関しては、鳥瞰図があるだけで、製作するには加藤さんの本の方が詳しい。

 しかしながら、酒井さんの本(こちら)は、その他のおもちゃについての理論解析が豊富で、おもちゃに対する考察もあり、蔵書すべき本の一つである。残念ながら入手が出来ない。(本屋さんはもとより、出版社にも問い合わせたが駄目だった・・・。)
 加藤さんの本のお陰で、酒井さんという方の本を知ることができた。「機功図彙」の細川さんではないが、技術に対する興味を持たせようと頑張っておられる先輩を知り何かしらうれしくなってきた・・・。
H16.11. 11  前回記載したように、加藤 孜さんの本(こちら)には、2足で歩行するおもちゃも紹介されている。

 動かす原理は、ブラブラの足を、体を左右に傾けることで、片側の足への負荷をなくし、その間に、足を前にやる作戦である。

 マイドーム大阪でサッカーロボットのデモンストレーションがあるとのことで「のこのこ」行ってきた。

 こちらは2足歩行のロボットだが、片足を動かすには、体重をもう一方の足にかけて片足の負荷をなくし足を前に出す方式で、「歩行おもちゃ」と考えは似ている。

 バランスを取るのがかなり難しいようで、起き上がりが出来る能力を盛んに見せていたが、ボールをしっかりと投げたのには驚いた・・・。
 自律型2足歩行ロボットの研究では歩行方式をどうするかが大変だ。聞くところによれば、ホンダのアシモがかなりパテントを抑えているようで、ソニーも別方式でパテントを抑えている。技術屋の発想の見せ所かな・・・?
H16.11. 6  今回、「歩行おもちゃ」研究塾を開設した。

 坂道をカチカチとリズミカルな音をたてて降りる様子は、心を和ませる何かがあるようで、前から作りたいと思っていた。

 加藤 孜さんの本(こちら)には、1足とび歩行から2足、4足歩行等のおもちゃが紹介されている。

 まだ、1足とび歩行しか作っていないが、バランスの取り方で、動く様子も変わるので面白い。
 構造が簡単なので、作って、秋の夜長を楽しんでみては・・・。
 歩行おもちゃの著者である加藤 孜さんにHP掲載の許可をお願いしたら快く了解をして戴いた。多くの方に、このおもちゃで楽しんでいただきたいと思う。
H16.10.28  5月にサッカーロボット展があったインテックス大阪で、ロボットを展示するよ、という案内が来た。

 ロボット産業で活性化するんだ!、とロボットに関するイベントが多くなった。若い人達にはいい環境だ。

 先日は、高校でサッカーロボットの制御について、公開講座が開催された。先生を対象としたので参加できなかったが・・・。

 11月には、大阪駅前に「ロボットラボラトリー」が開設するというし、京都では、アイボの開発者の講演会もあるぞ・・・。
 京都でのアイボ開発者の講演会は、出席許可を得たので、内容については、また、報告いたします。
H16.10.16  五段返り」の「10段返り」を作ったら、「連理返り」もやらな不公平という声が聞こえてきた。

 そこで今回は、「連理返り」の階段10段を作って動かしてみた。階段には、滑り止めのメッシュゴムを使った。効果は抜群である。

 起動には、「連理返り」用の半自動起動装置を取付けた。

 長い階段を降りる「からくり」は、「五段返り」の方がやり易い」と言ってきたが、今回、訂正する。「連理返り」もやり易い
 動画で完全に見てもらおうと思ったが、何かしらメディアプレーヤーがおかしくなる。短縮版で我慢してもらうしかない。(余裕あるサーバーを使ってみたが、やはりおかしくなる。今後も研究したい。)
H16.10.10  文化祭や学園祭で「五段返り」や「連理返り」を、それも10段くらいのをやったらと言った。

 言っただけでは「いかん」ので、自分でも作ってみた。

 今まで起動は棒で押していたが、今回、半自動起動装置を取付けた。

 成功率は70%である(10回中7回成功)。
 「五段返り」には、方向を自分で修正する自動修正機能があるといっていたが、長い階段を降ろすとその機能が良くわかる。
H16.10.4  この頃TVでマジックの番組が多い。それも、目の前で行いながらどうしてそのようなことになるのかわからない、びっくりするようなマジックがある。

 水中観光船の窓の向こうにトランプを貼ったり、取り出したり、ほんと、びっくりする。でも、マギー司郎さんの手品を見て、あのひょうひょうとした表情で、セリフを聞き、笑顔を見るとほっとするのも事実である・・・。

 マジックには仕掛け(トリック)があると頭でわかっているが、考えついたり、見破ったりが出来ない。
 その点、からくり人形は仕掛け(からくり)を教えてくれているのだから、誰にでも挑戦できる。あなたも進んでいるかな・・・?
  マギー司郎さんを、始めは、弟子のマギー審司さんと間違えた。審司さんの字がわからないので、ネットで調べてみたら、意外とみんなわからないようだった。「しんじ」にしたら・・・、という提言もあった・・・。。
H16.9.26  秋が深まってくると文化祭や学園祭が催される。今年は、からくりをやっているので「からくり」を展示する生徒や学生さんがいないか気にかかる。

 「連理返り」や「五段返り」は何段でもかまわないと「機功図彙」にも載っているのだから、とりあえず10段ぐらいのものを作ってはどうだろう。

 多くの階段を降ろす場合、連理返りと「五段返り」ではどちらが難しいだろうか。(答えは塾長の独り言欄にあります。)
 5月に大阪で開催されたサッカーロボットの展示会の参加校を見ていると大学や工業高校は当然として中学校や小学校の生徒さんも参加されている。

 勿論、指導員の先生がおられるわけだが、小さい頃からこういうものに親しむのは頼もしい限りだ・・・。
H16.9.18  ヤフーへ登録してもらったお陰で、このHPにアクセスしていただく方が多くなった。
 HPを見られて、何やこれ?と力学解析に面食らわれた方も多いと思います。でも、使っている式は、中学で習った程度のもので、要は、シーソーの原理です。

 手足(人形)と胴体(引合棒)と重りをバランスさせればよく、匠の技(連理返り知識編を参照してください)を使えば、意外と簡単に作れると思います。衣装を凝らない限りですが・・・。
  塾長の独り言でも触れましたが、「連理返り」や「五段返り」は「シーソーからくり」である。
 形を作っただけでは、うまく動かすのに苦労するので、初歩の力学解析をご紹介しました。

 これにより、経験がなくても有利になります。但し、少し努力は必要ですが・・・。
H16.9.16   Yahoo Japan からメールが来た。このホームページを登録してもらおうと先月から挑戦していたが、2回目の推薦で登録がOKになった。ヤッホーである。

 昔から合格癖が良くないので、通ったら何かうれしい気分である。ヤフーさん、ありがとう。
  登録された威力はすごいものである。8月1日から9月16日朝までアクセス数は280であったが、9月16日〜17日の2日間で190のアクセスがあった。

気にいるかどうかはわからないが、役に立ちそうな情報を発信したいと思う。
H16.8.31  台風16号が去って、暑い夏が戻ってきた。しかし、木陰に入ると今までとは違う暑さである。
 二つほど向こうの駅になるが庭いっぱいに萩の花が咲く寺がある。花が咲く頃になると一度は訪れて、秋になったんだなあと季節を感じることにしている。

 長い夏休みが終わって明日から学校が始まる。朝の散歩で出会う数も多くなるだろう。学校に対するからくりの行動も考えなきゃ・・・と思う時でもある。
 台風16号に続いて18号が来襲し、日本各地に大きな被害をもたらした。
特に北海道では勢力が増大したようだ。海上を高速で移動するとエネルギーの供給を受けると共に風の回転力(風速)もアップするらしい。

 折りしも関西では比較的大きな地震があった。震源地の遠さから考えると何故大阪でこんなに揺れるの?と思った。色々なメカニズムがあるのであろうが、怖い気持になる。
H16.8.24  沖縄で米軍のヘリコプターの落下事故が問題になっているが、ヘリコプターは大変なからくり機械だ。琵琶湖での今年の人力飛行機のコンテストがどうなったのかわかっていないが、あそこでも人力ヘリコプター部門があったはずだ。

 関東の方でも人力ヘリコプターをずっと研究されている人がおられるのをTVで見たことがある。ジェット機にも、その場で上げ下げできるのもある。自分一人を持ち上げる動力を持ち合わせていない人間だが、努力と知恵はすごいものだ。
 今年も琵琶湖での人力飛行機コンテストが開かれて、そのTV放映が8月28日にあった。
 人力ヘリコプター部門は今年はなかったようだ。心配していたとおり台風の影響がもろに出て、主催者、関係者、出場者が大変な状況になっていたことが良くわかった。

 自然相手だけに計画どおりにいかないが来年は素晴らしい飛行を見せて欲しい。小生も来年は必ず応援に行くから・・・。
H16.8.15  オリンピックが始まって、開会式の趣向に興味がそそられる。卓球の愛ちゃんも言っていたが、ロボットか?と思ったものが実は人間だったとか、空中をワイヤーで吊られて動き回る人、腰の辺りを固定されて手足を浮かせて動く人、聖火台の大きな仕掛けもスムーズに動いていたのには感心した。
 日本選手のメダルラッシュが続いている。出だしの柔道の成績が良かったからだろう。

 レスリングの浜口京子選手が金を取れなかったのは、残念だった。子供を思う親父の姿はパフォーマンスの程度に差があれ、あのようなものだ。機械には真似の出来ない、人間臭さそのものである。彼女のコメントとスマイルは爽やかだった。次に向けて頑張って欲しい。
H16.7.30  学校が夏休みになって朝の公園にラジオ体操をする子供を見かけることが多くなった。
 子供に「からくり」を見せないかと誘いを受けたが、日程的に苦しく、今回は勘弁してもらうことにする。
 盆が終わって会社員の夏休みは終わる。子供たちの夏休みはまだしばらく続く。今年の夏休みの宿題には間に合わなかったが、冬休みに少しは役に立てたらいいのだが・・・。
H16. 7.13  暑い夏がやってきて今年も琵琶湖で人力飛行機のコンテストが行われる。
第1回目から一度会場に行ってみたいと思っているが、日時がわからなかったり、遠く栃木に住んでいたり、それどころではない状態になったりして、結局、1回も行ってない。

 今年は行くぞと7月31日、8月1日をマークしている。プロペラ機のプラットフォームを飛び出した時の翼の曲がり具合が素晴らしい。滑空機部門の飛行距離がどこまで伸びるのか機体のデザインにも興味がある。
 残念ながら今年も行くことが出来なかった。
台風が来たのでやきもきしていたが、結局、行けなかった。次回は行きたいものだ。
H16.6.30  六甲ホール・オブ・ホールズへ行ってきました。六甲山上は、今、あちこちのアジサイの花が見頃で、きれいです。

 目的とする「オートマタ」は演奏時間の都合で動作が見られなかったが、「からくり」のヒントは得られました。西田明夫氏の作品も展示されていました。
 「オートマタ」とは、からくり人形の西洋語ともいえるが、小生は、西洋の自動人形をいうものと認識している。西洋の自動人形は一般に写実的というか少し気味が悪いほどの雰囲気を持っている。勿論、技術は素晴らしい。

 西田明夫氏は現代玩具博物館の館長さんで、著書の中で、「木は暖かい、木はやさしい」と言われるが、使われているカーブやその処理が「木の暖かさ、やさしさ」を引き出しているのだ」というようなことを言われている。興味ある言葉である。
H16.6.16  「機功図彙」の復刻版が手に入りそうだ。今まではコピーしか持っていなかったが、恒和出版から1976年に発行された復刻版である。

 本屋さんの検索を使っても、書店により検索に違いがあり各社確かめるのが良いようだ。
 7月初旬に入手した。読み方ものっており、当初からこの本を入手していれば、もう少し苦労は少なかったが・・・。でも、色々勉強できて良かった・・・。ジュンク堂さんありがとう。
2、トップへ戻る
3.Q&Aのコーナーへ
4.「連理返り」研究塾 知識編へ
5.「連理返り」研究塾 製品編へ
                           Copyright(c) 2004 okazakit, all rights reserved